ドードリオ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ドードリオ [編集]

No.085 タイプ:ノーマル/ひこう
通常特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
     はやおき(眠りの継続ターンが通常の半分になる)
隠れ特性:ちどりあし(混乱状態のときに回避率が上がる)
体重  :85.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
物理N飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドードリオ60110706060110470にげあし/はやおき/ちどりあし
ムクホーク85120705060100485いかく/すてみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ
いまひとつ(1/2)くさ/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしじめん/ゴースト

初代出身のノーマル×ひこう複合。攻撃と素早さが高めだが残りは低め。
数値だけみると微妙なラインだが、一致じたばたの使い手としては火力・素早さともに高水準。
耐久も低いのでタスキと組み合わせて最大火力を出しやすく、嵌まった際の爆発力が強み。

第九世代ではけたぐり、ドリルライナーを新規習得、じだんだを再習得。いわはがねへの打点を取り戻した。
変化技についてもおいかぜ、バトンタッチ、フェザーダンス、ふきとばしと、実戦クラスのものが多数追加されている。

第八世代でおんがえしが廃止され、安定した一致技がひとつ失われたのは痛いところ。
一方ですてみタックルを再習得しており、タスキ+じたばた以外のノーマル高威力技を獲得している。
総合的にはやや安定感は損なわれたものの、高速物理アタッカーとしては順当な強化傾向になると言えよう。
廃止された技以外ではどくどく、はねやすめ、くろいきりを喪失。いずれも本人の耐久の低さを考えると然程問題では無い。

同複合のライバルと比較した場合、特性の貧弱さが最大の短所といえる。
対戦では効果の無いにげあしは言わずもがな、他の特性も低耐久と相性が悪い。
一致じたばたのお陰で差別化手段は問題ないにせよ、汎用性の面では少々分が悪いので、しっかり採用理由は熟慮しておきたい。



特性考察 [編集]

にげあし
戦闘では役に立たない特性。
トレース対策としての採用も考えられなくもないが、他の特性も渡して困るほどではないため候補外。
はやおき
眠り状態から通常よりも早くめざめる。
耐久の低いドードリオをわざわざ眠らせてくることは少なく、ねむるで耐久を狙うのも基本的に無謀。
対面からだと有効に働きづらいものの、交代時に催眠技を食らっても即座に起きる可能性が出る。
他の特性が微妙すぎるため、基本的にはこの特性を選択。
ちどりあし
隠れ特性。混乱中に相手から受ける技の命中を0.5倍にする。ランク変化が行われるわけではないため、てんねんやするどいめ、しんがんといった特性を持っている相手であっても発動する。
混乱そのものは防げず、自傷も普通に発生するので混乱メタとして役立ちづらい。
混乱の自傷率低下以来、混乱の搭載率も落ちているため相手からの発動は非現実的。
元の耐久が低いので効果を実感できるほど試行回数を稼ぐのも難しく、はやおきの方が優先される。
あばれるを採用している場合は最後まで生き延びた場合に能動的に発動することが可能。
第九世代ですてみタックルを覚えたので採用価値は落ちているが、あばれるを搭載する場合は一応候補に。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
じたばた1~200(300)100-きあいのタスキが発動すればかなりの火力。
つるぎのまいと合わせればB特化クレセリアすら乱1となる。
あばれる120(180)100自動攻撃+混乱高威力で特性ちどりあしとも相性がよいが相手に隙を与える危険性もある。
すてみタックル120(180)100反動1/3反動はあるが扱いやすいノーマル技。きあいのタスキとは相性が悪い。
ブレイブバード120(180)100反動1/3高威力の飛行技。きあいのタスキとは相性が悪い。
ドリルくちばし80(120)100-デメリットもないが威力も控えめ。反動を嫌うなら。
けたぐり20~120100-威力不安定だがノーマル技との相性補完に優れ、岩・鋼を突破可能。ほぼ必須。
はたきおとす65→97100道具排除対ゴースト。
じだんだ75→150100-抜群範囲は格闘と被りがち。サーフゴーや電気相手に。
でんこうせっか40(60)100優先度+1あると便利な先制技。一致なので多少威力もある。
がむしゃら-100-きあいのタスキと相性がよい。鋼や岩タイプも強引に削れる。
変化技タイプ命中備考
つるぎのまい-タスじたと併せ凄まじい全抜き力。
ちょうはつ100耐久ポケモンや積み技を封じる。
こうそくいどう-スカーフを含めほとんどの相手を抜けるが、火力は伸び悩む。
つぼをつく-ランダムで何かの能力二段階上昇。ダブルだと味方にも使えるが、運任せは否めない。
みがわり-じたばた・がむしゃら用の調整、きのみの発動を狙う。
くろいきり-お互いの能力をリセット。積み技と相性が悪い。

型考察 [編集]

タスじた型 [編集]

特性:はやおき(推奨)orちどりあし
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:じたばた
優先技:つるぎのまい/ドリルくちばし/じだんだorドリルライナー/けたぐり
選択攻撃技:がむしゃら/はたきおとす/でんこうせっか

きあいのタスキで耐えてじたばたで無双する型。
つるぎのまいはタスキと相性がよく、速さと攻撃を兼ね揃えているので火力は凄まじいが、先制技に弱い。
飛行タイプなのでサイコフィールドで先制技を防げないのが痛い。

一致技との補完にも優れるため、けたぐり・地面技は採用したい。
飛行技は、ブレイブバードが威力面では優秀だが、反動でタスキが潰れることを嫌うならドリルくちばしが優先される。


対ドードリオ [編集]

注意すべき点
ASともに110という一致じたばた使いの中でも高水準の攻撃・素早さを誇る。
並みのポケモンではこだわりスカーフがなければ追い越せない。
対策方法
耐久力の低い典型的な速攻アタッカーのため、先手を取ることができれば容易に倒せる。
きあいのタスキの所持率が高いため、先制技や連続技を持っていればより確実に処理できる。
とびげりとつるぎのまいを覚え、積まれてしまうと鋼タイプでも完全には受けきれない。
やはり上から殴ることが最も確実な処理法といえる。

外部リンク [編集]