エビワラー - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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エビワラー [編集]

No.107 タイプ：かくとう
通常特性：するどいめ（命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる）　※バルキーのとき「こんじょう」
　　　　　てつのこぶし（パンチ技の威力が1.2倍になる）　※バルキーのとき「ふくつのこころ」
隠れ特性：せいしんりょく（怯まない・いかくを無効化する）　※バルキーのとき「やるき」
体重　　：50.2kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

初代出身の単かくとうタイプ。
一致高威力のとびひざげりを習得し、サブウェポンをてつのこぶしで強化できる。
ただ、単純なアタッカーとしてはローブシンが同特性、かつ火力・耐久ともに高い。
素早さではエビワラーが勝るとはいえ、それでも中速止まりで特防の高さもHPの低さから活かしづらい。
さらに、第九世代ではでんき複合のパーモットも登場。特殊耐久以外負けている。

一方、ダブルで有用なせいしんりょくを活かそうにも、
今度は技範囲が思い切り被っているコジョンドの存在が立ちはだかる。
他のポケモンの劣化にならないよう、技構成や努力値配分は慎重に調整しておきたい。

第九世代では、どくづき、くさわけ、はたきおとす、がむしゃら、ちょうはつ、つるぎのまい、こわいかお、アンコール、バトンタッチ、はやてがえし等攻撃技から変化技まで多種多様な技を新規習得。
代償に失ったものはグロウパンチ程度。これまで変化技はほとんど覚えなかったエビワラーにとって、新たな局面が開けたといえる。
ここぞという場面では殴れるサポーターとして、ダブルでの活躍が期待される。

特性考察 [編集]

するどいめ

命中率を下げられない+相手の回避率上昇無視。
一応ダブルでは、なみのりよりも仲間を巻き込まないだくりゅうを受けることはある。
ピンポイントな対策にはなるが、他の命中低下技は採用率が低く、せいしんりょくの方が汎用性が高い。
ラッキーがちいさくなるを覚えられなくなり数少ない採用理由を失う。そもそも回避戦術自体が下火傾向。
基本的に候補外で、トレース対策にもてつのこぶしの方が自身への有益共に高い。

てつのこぶし

パンチ系の技の威力が上昇。適用技が多く、能動的に発動できるので使いやすさでは一番。
一致適用技はマッハパンチ、ドレインパンチ、きあいパンチの三種。
きあいパンチは発動に癖があり、他の一致技は威力こそ低いが追加効果が便利で悩ましい。
また火力と物理耐久で上回るローブシンと、でんき複合だが、火力も素早さも上回るパーモットがいるので、差別化は必須。

せいしんりょく

隠れ特性。ひるまなくなる。第八世代から新たにいかくを受けなくなった。
ダブルではいかくの採用率がシングルより高く、ねこだまし、いわなだれを受けることも多いので有用。

技考察 [編集]

攻撃技(メイン)	タイプ	威力	鉄拳	命中	効果	解説
とびひざげり	闘	130(195)	-	90	外すと反動	高威力だが外したときのダメージが痛い。
インファイト	闘	120(180)	-	100	防御・特防↓	安定して高火力が出せるが、耐久が下がるのがややもったいない。
きあいパンチ	闘	150(225)	270	100	優先度-3	かなりの威力だが読みが必要。
ドレインパンチ	闘	75(112)	135	100	HP吸収	威力は低めだが追加効果が優秀。
ローキック	闘	65(97)	-	100	素早さ↓100%	当てればそこそこの相手を抜ける。
攻撃技(サブ)	タイプ	威力	鉄拳	命中	効果	解説
ストーンエッジ	岩	100	-	80	急所ランク+1	格闘技との相性補完に優れる。
いわなだれ	岩	75	-	90	怯み30%	威力は低いが命中を重視するなら。
じしん	地	100	-	100	-	高威力・広範囲だが格闘技と範囲が被る。毒やサーフゴーを意識するなら。
れいとうパンチ	氷	75	90	100	凍り10%	飛行タイプや4倍ドラゴンに有効。他の格闘ポケモンとの差別化にも。
かみなりパンチ	電	75	90	100	麻痺10%	ギャラドス、ペリッパー等に。サーフゴーには等倍。
ほのおのパンチ	炎	75	90	100	火傷10%	ハッサムに有効だが、技範囲の都合で他のパンチ技と比べると一番優先度が低い。
じごくづき	悪	80	-	100	音わざ封じ	不利なエスパー・ゴーストに引かずに少しでも抗いたいなら。
こうそくスピン	無	50	-	100	拘束解除 設置技排除 素早さ↑	サポート用。設置技対策。素早さも上げられる。
カウンター	闘	-	-	100	優先度-5	きあいのタスキと合わせて。
攻撃技(先制技)	タイプ	威力	鉄拳	命中	効果	解説
マッハパンチ	闘	40(60)	72	100	優先度+1	タイプ一致。てつのこぶし込みでそこそこの威力に。
バレットパンチ	鋼	40	48	100	優先度+1	威力は落ちるがゴーストに無効化されず、フェアリーへの有効打にも。
フェイント	無	30	-	100	優先度+2	威力は低いが先制技の撃ち合いに強い。
ねこだまし	無	40	-	100	優先度+3 怯み100%	きあいのタスキ・がんじょう・マルチスケイル潰しやダメージの上乗せに。
はやてがえし	闘	65(97)	-	100	優先度+3 怯み100%	先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。 優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。 怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。 この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
変化技	タイプ	命中	備考
ビルドアップ	闘	-	攻撃と防御を強化。ドレインパンチと相性がいい。
こうそくいどう	超	-	半端な素早さを補う。
みがわり	無	-	きのみの発動やきあいパンチとのコンボで。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	こうそくスピン フェイント ねこだまし	解説
炎	テラバースト ほのおのパンチ	解説
水	テラバースト	解説
電	テラバースト かみなりパンチ	解説
草	テラバースト	解説
氷	テラバースト れいとうパンチ	解説
闘	とびひざげり インファイト きあいパンチ ドレインパンチ ローキック マッハパンチ はやてがえし	タイプ一致。
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト じしん	解説
飛	テラバースト	解説
超	テラバースト	解説
虫	テラバースト	解説
岩	テラバースト ストーンエッジ いわなだれ	解説
霊	テラバースト	解説
竜	テラバースト	解説
悪	テラバースト じごくづき	解説
鋼	テラバースト バレットパンチ	対フェアリー。
妖	テラバースト	解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性：てつのこぶし
性格：いじっぱりorようき
努力値：攻撃252　残りHPor素早さ252
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/パンチグローブ
確定技：インファイトorとびひざげり
優先技：バレットパンチ(スカーフ除)/れいとうパンチ/かみなりパンチ
選択技：マッハパンチ/ねこだまし/ほのおのパンチ/ストーンエッジorがんせきふうじ/じしん/カウンター/フェイント/はたきおとす/どくづき/がむしゃら

基本的な物理型。一致格闘技と、てつのこぶし対象のパンチ技で殴る。
かみなりパンチやれいとうパンチは飛行、バレットパンチはフェアリーに刺さる。
特にバレットパンチは第九世代で、てつのこぶしで覚えるのはエビワラーだけ。
エスパーやゴーストにはじごくづきやはたきおとすが有効だが、最速スカーフでも最速ドラパルトは抜けない。

ドレイン型 [編集]

特性：てつのこぶし
性格：いじっぱり
努力値：攻撃252　HPor素早さ252
持ち物：とつげきチョッキ
確定技：ドレインパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/バレットパンチorマッハパンチ
選択技：ほのおのパンチ/じしん/はたきおとす/どくづき

とつげきチョッキ＋ドレインパンチを主軸に殴り勝つ。
ほとんどローブシンの劣化だが、HPが低いので回復効率は優れている。
50～70族をまとめて抜ける素早さ、ゴーストにも効く先制技のバレットパンチなどで差別化できるとなお良い。

汎用性能を求めるなら確定技の4つで決まりだが、役割によっては選択技が採用されることもある。

高速移動型 [編集]

特性：てつのこぶし
性格：いじっぱり
努力値：攻撃252　素早さ調整　残りHP
持ち物：いのちのたま/きあいのタスキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技：こうそくいどう/インファイトorとびひざげりorドレインパンチ
優先技：かみなりパンチ/れいとうパンチ/ストーンエッジorいわなだれ
選択技：ほのおのパンチ/じしん/はたきおとす/どくづき/バトンタッチ

こうそくいどうと格闘技は確定として、残りの技スペースは相性補完兼4倍弱点狙いの優先技から選択するといい。

ほのおのパンチの優先順位は低め。
狙いめの氷草に対してはインファイトと威力差が無く鋼虫ピンポイント気味。
相性補完の面でもストーンエッジがあれば事足りる。

シャンデラを呼ぶのでストーンエッジが欲しいが、耐久無振りならかみなりパンチ（いのちのたま）で確2、HP振りでも高乱数2。
相手からのだいもんじはいのちのたまのダメージ込みで耐える。

型サンプル

性格　：いじっぱり
持ち物：ラムのみorいのちのたま
技構成：ドレインパンチ/れいとうパンチ/ストーンエッジ/こうそくいどう

火傷と麻痺で機能停止し、一度退くと再び積むことが難しいため、ラムのみはほぼ必須か。
対ゴーストで積める機会は多い。
素早さ種族値でこちらが劣る相手に死に出しすればスカーフを警戒され、手負い相手に出せば先制技を警戒される。

【ダブル】せいしんりょく基本型 [編集]

特性：せいしんりょく
性格：いじっぱり/ようき
努力値：HA/ASベースで調整
持ち物：たつじんのおび/とつげきチョッキ/半減実/きあいのタスキ
確定技：インファイト/ねこだまし
選択肢：ほのおのパンチ/かみなりパンチ/れいとうパンチ/いわなだれorストーンエッジ/フェイント/はたきおとす/ファストガード/ちょうはつ/アンコール/はやてがえし

せいしんりょくをいかし、いかく・ひるみを無効化して相手を攻め立てる。
アタッカーとして攻めるだけでなく、ねこだましやファストガードなどの搦め手も覚えるが、やはりおにびには弱い。

同じような役割を持つコジョンドには火力、素早さともに劣っているがこちらは三色パンチを覚えるため、差別化には特に困らないだろう。
しかし、九世代でコジョンドはこおり技を習得してるのでれいとうパンチを採用するだけだと差別化にならないだろう。

対エビワラー [編集]

注意すべき点

かくとうタイプを中心に、ひとがた?のかくとうタイプらしくサブウェポンが豊富で攻撃範囲はかなり広い。
とくせいの影響で種族値以上に火力がある。
先制わざも豊富にあるため、単に素早さが勝っているだけでもノーダメージで倒せるとは限らない。

対策方法

耐久も速さも平凡なので、エスパーやゴーストで上から殴るのが手っ取り早い。ヤドラン、サマヨールなどの耐久型ははたきおとすに注意。
フェアリーもどくづきやバレットパンチを警戒すること。
おにびや一般的な格闘受けも有効だが、いかくはせいしんりょくのせいで通用しにくい。

外部リンク [編集]

• エビワラー - ポケモン百科事典