シロデスナ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

シロデスナ [編集]

No.0770 タイプ:ゴースト/じめん
通常特性:みずがため(みずタイプの技を受けると防御が2段階上昇する)
隠れ特性:すながくれ(すなあらしのとき回避率が1.25倍・すなあらしによるダメージを受けない)
体重  :250.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
霊地HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
シロデスナ85751101007535480みずがため/すながくれ
ゴルーグ8912480558055483ノーガード/ぶきよう/てつのこぶし

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)むし/いわ
いまひとつ(1/4)どく
こうかなしノーマル/かくとう/でんき

第七世代出身のゴースト×じめん複合。高物理耐久とそれなりの特攻が特徴。
藍の円盤でゴルーグが復帰したが、配分の傾向も習得技も異なるため、差別化は基本的に不要。

第九世代ではすなあつめのPPが減少し、素の耐久型はやや弱体化。
その一方で、テラスタルによりみずを弱点以外で受けることが可能になり、みずがためを活用しやすくなった。
砂嵐のダメージを食らうタイプになる場合はすながくれの効果も有益になり、特性と仕様の相性が良好。
ただし鈍足中火力というのは変わりないため、テラスタルを切るだけのリターンを得られるかどうかは考慮して採用したい。

技方面では物理耐久を強化するひやみず、初のはがねタイプのサブウェポン・ラスターカノン、状態異常と相性の良いたたりめを新規習得。
藍の円盤でねっさのだいちも再習得し、物理受けの安定感が高まり、物理積みアタッカーに対する遂行速度もちょっと速くなった。
一方でおにびを覚えられないのは相変わらず。確実にやけど状態にすることは出来ないので、ある程度の運は絡む。



特性考察 [編集]

みずがため
専用特性。みず技を受けると防御2段階上昇。ダメージを無効にするわけではないので注意。
また、みずびたしやいのちのしずくといった、変化技では発動しない。
今作では新技・ウェーブタックルの登場により、物理みずアタッカーが増加。
前作までよりは防御の上昇をその後に活用しやすくなったが、そのままだと弱点というのは変わりない。
1度発動しても続く攻撃で落とされれば意味が無いので、活用するならみずを半減するタイプにテラスタルしたい。
一方、ダブルでは相方の技で能動的に発動可能。
ウミトリオのトリプルダイブや、ゲッコウガのみずしゅりけんで一気に上昇させることが可能になった。
この場合もテラスタルを利用し、ダメージを極力減らしながら利用したい。ただし、その場合はじゃくてんほけんは併用できない点を忘れずに。
すながくれ
隠れ特性。砂嵐状態だと回避率が上昇。ダイマックスの廃止で、回避率上昇の恩恵を得やすくなった。
また、砂嵐ダメージをタイプ問わず無効にするため、テラスタルとの相性も良好。
ダイロックが無くなったため、自分ですなあらしを使用するか、すなおこしすなはきと合わせて。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
だいちのちから90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ねっさのだいち70(105)100火傷30%タイプ一致技。追加効果が優秀。耐久型に。
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。性能安定。
たたりめ65/130
(97/195)
100新規習得タイプ一致技。状態異常の相手に最大火力。
サイコキネシス90100特防↓10%対格闘・毒。
ギガドレイン75100HP吸収物理水との撃ち合いに強くなる。
エナジーボール90100特防↓10%威力・遂行速度を重視するなら。
ヘドロばくだん90100毒30%対草・フェアリー。
げんしのちから60100全能力↑10%対虫・飛行。ほぼ4倍ピンポイント。
ひやみず50100攻撃↓100%物理アタッカーの火力ダウンに。
ラスターカノン80100特防↓10%対フェアリー。
物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
すなじごく35(52)85バインド拘束で定数ダメージを狙う。弱い相手を積みの起点にする場合にも。
ポルターガイスト110(165)90-タイプ一致技。シャドーボールより高火力。
相手が道具を所持していなければ失敗する。
ストーンエッジ10080急所ランク+1ゴースト半減以下のひこう複合やウルガモスなどへの4倍狙い。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジと選択。怯みは狙いにくい。
変化技タイプ命中解説
すなあつめ-専用回復技。通常時は1/2、砂下では2/3回復。今世代でPPが5になり弱体化した。
すなあらし-ダメージ源。すなあつめ強化やすながくれ発動にも。
ステルスロック-流し際などに。
じゅうりょく-5ターンの間全員の回避率を下げ、地面に下ろす。
地面技の一貫性を高め、さいみんじゅつの命中補佐にもなる。
さいみんじゅつ60起点作りに。たたりめと相性が良い。命中難。
のろい-ダメージ源。まもる・みがわり貫通かつ必中。
ゴースト以外にテラスタルするとAB↑S↓の効果に変わるので、採用時は注意。
みちづれ-遅いので使いにくい。すながくれと相性が悪い。
連続使用で必ず失敗。
てっぺき-防御を強化。
ドわすれ-特防を強化。
たくわえる-防御・特防を補強。3回まで使用可能。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
はかいこうせん
テラバースト
のしかかり
ゴースト弱点を無効化。
テラバースト草半減。
テラバースト
ひやみず
水、氷半減。弱点は少ないが草はテラスタル前と一貫する。
すながためを活かしたいなら候補。
テラバースト解説
テラバースト
ギガドレイン
エナジーボール
水、草半減。ギガドレインを強化できるが、弱点が多い。
すながためを活かしたいなら候補。
テラバースト氷半減。
テラバースト悪半減。
テラバースト
ヘドロばくだん
解説
だいちのちから
どろかけ
じならし
じしん
一致技の強化。どろかけは威力60に上昇。すながくれと合わせた回避戦術に。
テラバースト草半減。
テラバースト
サイコキネシス
解説
テラバースト草半減。
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
げんしのちから
解説
シャドーボール
たたりめ
一致技の強化。
テラバースト水、草半減。テラス前とは氷が一貫する。
テラバーストいたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト
ラスターカノン
解説
テラバースト悪半減。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

性格:ずぶとい
特性:みずがためorすながくれ
努力値:HB252 or H244 B252 残りCD
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/さらさらいわ
確定技:すなあつめ/ねっさのだいち
攻撃技:シャドーボールorたたりめ(さいみんじゅつ採用時)/ギガドレイン/ヘドロばくだん/げんしのちから/すなじごく/ひやみず
変化技:すなあらし/ステルスロック/さいみんじゅつ/てっぺき/たくわえる

種族値的にも耐性的にも物理受けに向いている。ただし現状は火傷にできる技を覚えない。
またトップメタであるミミッキュパオジアンには一致で抜群を突かれるので要警戒。

バンギラスとの相性補完に優れる。回復技すなあつめや特性すながくれとの相性も良い。

特殊型 [編集]

性格:ひかえめorれいせい(物理岩技採用時)
特性:みずがためorすながくれ
努力値:H244 C252 残りBD or HCベース残りBD調整
持ち物:たつじんのおび/オボンのみ/混乱実/イトケのみ/こだわりメガネ/ゴツゴツメット/さらさらいわ
確定技:だいちのちから/シャドーボール
攻撃技:ギガドレイン/ラスターカノン/サイコキネシス/ヘドロばくだん/ストーンエッジorげんしのちから
変化技:すなあつめ/すなあらし/トリック/みちづれ/ステルスロック

相手への負担に重点を置いた型。
特攻や技威力は控えめなので、フルアタよりは変化技を1~2つ加えた方が柔軟に動きやすいか。

【ダブル】要塞型 [編集]

性格:おだやかorしんちょう(物理技採用時)orなまいき(トリックルーム採用構築時)
特性:みずがため
努力値:HD252
持ち物:じゃくてんほけん/オボンのみ/たべのこし/タラプのみ/ひかりごけ/メンタルハーブ
確定技:すなあつめ
優先技:ドわすれ
選択技:だいちのちからorじしん/シャドーボール/まもる

味方の攻撃でみずがためを発動させて戦う型。特攻を下げた味方のなみのりで巻き込みたい。
足りない特殊耐久もドわすれを積んで要塞化する。

組ませるポケモンの例としては以下。二刀流や物理アタッカー向けのポケモンが多い。
シロデスナより遅いポケモンなら、ドわすれで特殊耐久を上げてからなみのりをぶつけられるメリットがある。
なお、単に低威力のなみのりで巻き込むだけでなく、補助技や特性などの有用性も考慮して紹介した。

ポケモン特徴(全員なみのりを習得する)備考
ハリテヤマねこだまし、ワイドガードを習得。鈍足。
高い攻撃力を持ち、悪・氷に強い。
特性あついしぼう
マニューラねこだまし、なげつけるなどを習得。
高い攻撃力を持ち、草・霊に強い。
ライチュウねこだまし、両壁などを習得。
高い攻撃力を持ち、水に強い。
バンギラスでんじは、ちょうはつを習得。
砂嵐ですなあつめを強化可能。
高い攻撃力を持ち、氷・霊に強い。
特性すなおこし
アメモースみずびたし、しびれごななどを習得。
とんぼがえりで後続と交代可能。
特性いかく
ギャラドスでんじは、ちょうはつを習得。
高い攻撃力を持つ。
特性いかく
フローゼルみずびたし、ちょうはつなどを習得。
バトンタッチで後続と交代可能。
ウェーブタックルで自主退場も可能。
高い攻撃力も持つ。
ママンボウみずびたし、ワイドガードなどを習得。
バトンタッチで後続と交代可能。
ネオラントみずびたし、アンコールなどを習得。
特性よびみずで、水技による集中攻撃を防ぐ。
とんぼがえりで後続と交代可能。
特性よびみず
ドヒドイデどくどく、ワイドガードを習得。鈍足。
ウミトリオトリプルダイブ、すなあらしなどを習得。
おきみやげ、いのちがけで自主退場可能。
特性すながくれ
ガラルヤドラントリックルームを習得。鈍足。
高い攻撃力を持ち、草に強い。
ハリーマンどくどく、ちょうはつを習得。
じばくで自主退場可能。
高い攻撃力を持ち、草、霊に強い。
特性いかく
ゲッコウガみずしゅりけん、なげつけるなどを習得。
とんぼがえりで後続と交代可能。
高い攻撃力も持つ。
特性へんげんじざい

特に強力なのはゲッコウガ。みずしゅりけんを撃たせることにより、先手で防御を4or6段階上昇させられるのが魅力。
弱体化した特性へんげんじざいも、初手なげつけるなどでみずタイプ以外に変更すれば、更に水技の威力を下げられる。
ウミトリオも優秀。トリプルダイブによって防御6段階上昇可能。物理技のため抜群でもダメージを軽減しやすい。
おきみやげやすなあらしでシロデスナを更にサポート出来る。不足する攻撃性能はイカサマやいのちがけで対抗。
同じ事は連撃ウーラオスにも出来るものの、攻撃が高すぎる上に、すいりゅうれんだはシロデスナの防御をも貫通してしまう。

テラスタルを温存する場合は弱点技を受けることになるので、じゃくてんほけんと相性が良い。
じゃくてんほけんなら火力サポートが望める為、物理技の使用も可能。イカサマに弱くなる点は注意。

他にも回復アイテムやタラプのみで耐久力を高めるのもオススメ。
これらを持たせる場合はみずびたしやテラスタイプと相性が良い。
↑ひかりごけ追加。現状タラプのみが未解禁であり、トリプルダイブではタラプのみが発動しない。

みずがため発動用のポケモンと組ませるのは勿論だが、相方として相性の良いポケモンは意外に多い。
晴れで水技を等倍にするコータスや、マジックミラー+じこあんじ+アシストパワーで無双できるエーフィ
全体攻撃かつ、シロデスナに無効のほうでんを放ちながら壁張りも行えるサンダースなどがオススメである。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対シロデスナ [編集]

注意すべき点
無効タイプ3つを含め物理方面に耐性を持ち、それと噛み合うように防御も高い。
豊富な積み技に加え、再生回復技も習得。
ダブルではみずがためが味方の技でも発動できるのでより厄介。
だいばくはつやほうでんなど、ダブルバトルでは癖のある全体技に巻き込まれにくいのもメリット。
対策方法
特殊技で弱点を突く。変化技を封じるちょうはつも有効。鈍足なので先制しやすい。
みずがためと相性の良いボディプレスは覚えないので、悪タイプでも安心して攻められる。
一致技半減以下でちょうはつも撃てるサザンドラテツノコウベ等なら楽に対処できる。
ダブルバトルではみずがためと組んで徹底的に強化してくるので、大火力技で一気に倒したい。
連撃ウーラオスなら専用技でみずがためを無視したダメージを与えられる。
ターン数が掛かるのでちょうはつ、ほろびのうたも有効。

外部リンク [編集]