ライチュウ(アローラのすがた) - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ライチュウ(アローラのすがた) [編集]

No.0026 タイプ:でんき/エスパー
特性:サーフテール(場がエレキフィールドであれば、素早さが倍になる)
体重:21.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
ライチュウHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ライチュウ(アローラ)6085509585110485サーフテール
ライチュウ6090559080110485せいでんき/ひらいしん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/じめん/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)でんき/かくとう/ひこう/エスパー/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

ライチュウリージョンフォーム。初にして唯一のでんき×エスパー複合。
速攻電気アタッカーという特徴は変わらないが、エスパーが一致になり、種族値が僅かながら特殊寄りになったことで特殊アタッカーとしての適性が上昇。
しかしそれでも特攻種族値は100に届かず、ひらいしんを喪失したことででんき技に受け出しして特攻を補強することもできなくなった。
代わりに手に入れたサーフテールはエレキフィールドで素早さが倍になる。でんき技の威力も上昇し、戦闘能力が大幅に向上する。

豊富なサブウェポンやわるだくみも健在であり、上手く積めれば桁違いの突破力を発揮してくれる。
一方、第九世代でもゴーストあくが幅を利かせており、エスパーの追加はマイナスにもなる。
紙耐久アタッカーの宿命としてミミッキュを始めとする先制技、行動保障を持つポケモンは苦手。今作ではしんそくカイリューの台頭も逆風。
一応自身も先制技を持つが、ノーマルの物理技ばかりなので基本的にタスキ潰しとして使う程度。

エレキフィールド構築ではクォークチャージを持つ未来パラドックスポケモンも同時採用されやすい。
役割が被るポケモンはいないが、弱点が一貫するポケモンは多いので注意が必要。

第九世代ではうそなき・くさわけ・かいでんぱ・スキルスワップ・サイコフィールドを新規習得。
DLCではみわくのボイス・サイコノイズを新規習得、はたきおとす・エレキネット・ワイドフォースを再習得した。
一方でエレキフィールドと相性の良いライジングボルトを没収されたのは痛い。
ほかにはスピードスワップ、サイドチェンジも失っている。
技以外でも最大の相方カプ・コケコの消滅など全体的に弱体化傾向にある。

+  第九世代での入手方法とボルテッカーの習得方法について


特性考察 [編集]

サーフテール
第二特性や隠れ特性はなく、これのみ。隠れ特性のピカチュウから進化させてもこれになる。
エレキフィールド下であれば素早さが2倍になる。
奇襲性は無いが、スカーフ持ち等を上から殴ることができる。準速でも最速スカーフドラパルトを抜けるようになる。
ふうせんやひこうテラスタルで浮いていても発動するものの、電気技威力上昇の効果は得られないので相性は悪い。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
かみなり110(165)70麻痺30%高威力だが命中不安。
エレキボール40~150
(60~225)
100S比で威力変化タイプ一致技。相手依存で威力が不安定。
EFなら最速110族以下の相手に安定した威力で撃て、無振り69族以下に威力150。
エレキネット55(82)95素早↓100%エレキボールとのコンボ用、ダブル向け。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退。無効化されると交代できない点に注意。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特殊受け対策。
アシストパワー20(30)~100-条件付き最大火力。バトン先として使う場合などに。
ワイドフォース80/120
(120/180)
100-タイプ一致技。自身がサイコフィールドの影響を受けているとき威力が1.5倍になり、
さらに相手全体攻撃になる。
きあいだま12070特防↓10%対悪・鋼。高威力・命中難。
くさむすび20~120100相手の体重依存対地面。威力不安定。カバルドンサダイジャ等に。
なみのり90100-対地面。ダブルでは周囲全体攻撃。
みわくのボイス80100そのターンに
相手の能力が
上がると混乱
対悪竜。ドレインキッスより高威力。
ドレインキッス50100HP吸収3/4対悪竜。めいそうと併せて特殊版ビルドレインが可能。
物理技タイプ威力命中効果解説
ボルテッカー120(180)100麻痺10%
反動1/3
タイプ一致技。準専用技。反動が痛い。
ほっぺすりすり20(30)100麻痺100%タイプ一致技。タスキ潰しと麻痺撒きを兼ねる妨害技。
ちょうはつに強いが、ふいうちやゴツゴツメットに弱い。
じゃれつく9090攻撃↓10%対悪竜。サザンドラアップリューなどに。
かわらわり75100壁破壊対悪・鋼。壁構築に強くなる。
アイアンテール10075防御↓30%対妖岩氷。ハルクジラユキノオーなどに。
はたきおとす65/97100道具排除対超。追加効果が優秀。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
フェイント30100優先度+2タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。
くさわけ50100素早さ↑100%特性に頼らない場合の素早さ補強に。
がむしゃら-100-タスキやみがわりとあわせて。元々は配信限定技だったがDLCにて再習得。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
変化技タイプ命中解説
アンコール100起点作りに。素早いので使いやすい。
ねがいごと-回復技。主にサポート用。
みがわり-変化技対策や、アンコールとのコンボに。
でんじは90妨害技。電気や地面、ひらいしん等には無効。
エレキフィールド-素早さ強化・電気技の威力を補強。積み技感覚で。
わるだくみ-特攻を大幅強化。特殊技の火力底上げ。
めいそう-特攻・特防を強化。特殊との撃ち合いに。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
スキルスワップ-エレキフィールドを生かさない場合、特性頼みの相手に特性を押し付けて無力化させる。
またダブルでは味方に特性を渡して素早さを上げる。
パラドックスポケモンなどに対しては失敗する点に注意。
うそなき100サポート用。相手の特殊耐久を弱体化。
かいでんぱ100サポート用。相手の特殊火力を低下させる。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
のしかかり
テラバースト
ゴースト無効。
テラバースト火傷無効。地面が一貫する。
なみのり
テラバースト
対地面。エレキフィールドで強化された電気技が弱点になる。
かみなり
10まんボルト
エレキボール
ボルテッカー
ほっぺすりすり
タイプ一致技の強化。弱点が地面のみになる。
くさむすび
テラバースト
対地面。粉技無効。虫が一貫する。
テラバースト対地面。耐性は劣悪だが、格闘と鋼は呼びにくい。
きあいだま
かわらわり
テラバースト
対悪。
テラバースト地面が一貫する。
テラバースト解説
テラバースト地面無効。エレキフィールドで強化された電気技が弱点になる。
特性は問題なく発動するが、それ以外のフィールドの恩恵を得られなくなる。
サイコキネシス
サイコショック
テラバースト
タイプ一致技の強化。地面が等倍になる。物理エスパー技は覚えない。
テラバースト対悪。
テラバースト地面が一貫する。
テラバーストゴーストと悪が一貫する。
テラバースト解説
はたきおとす
テラバースト
対ゴースト。いたずらごころ耐性の獲得。虫が一貫する。
アイアンテール
テラバースト
地面が一貫する。
じゃれつく
みわくのボイス
対悪。

型考察 [編集]

汎用アタッカー型 [編集]

性格:おくびょう
特性:サーフテール
努力値:CS252/HS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/シュカのみ
確定技:10まんボルトorかみなり/サイコキネシスorサイコショック
攻撃技:ボルトチェンジ/きあいだま/くさむすび/ほっぺすりすり/なみのり/みわくのボイス/ねこだまし
変化技:アンコール/みがわり/でんじは/エレキフィールド/リフレクター/ひかりのかべ/わるだくみ/スキルスワップ

サーフテールの発動にこだわらない特殊アタッカー型。
一致技のみで全18タイプに等倍以上が取れる。
でんき無効特性持ちにはエスパー技が等倍以上、じめんやあくに通るサブウェポンも豊富で、大抵のポケモンには何かしら有効打がある。
しかし等倍程度ではH振りFCロトムすら確3、珠でも乱2なので、一致弱点を突けない相手にはただ撃ち合っても負けてしまう。
味方であらかじめ削っておく、わるだくみを積む起点を作る等の工夫が欲しい。

サーフテールアタッカー型 [編集]

性格:ひかえめ(推奨)/おくびょう
特性:サーフテール
努力値:C252 HS調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シュカのみ
確定技:10まんボルト
優先技:わるだくみ
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/ボルトチェンジ/きあいだま/くさむすび/なみのり/ねこだまし
変化技:アンコール/みがわり

バチンウニと組ませることを前提としたエース。
サーフテールを発動させ、範囲の広い一致技とサブウェポン、積み技のわるだくみを組み合わせて全抜きを狙う。
低耐久ではあるが耐性は悪くなく、特殊ベースの耐久型相手なら十分に起点にできる。
努力値は通常時とサーフテール発動時の双方を考慮して慎重に調整したい。

【ダブル】サーフテール基本型 [編集]

性格:おくびょう(推奨)/ひかえめ
特性:サーフテール
努力値:CS252/HC252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シュカのみ
確定技:ねこだまし/10まんボルトorかみなり
優先技:まもる/アンコール
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/ボルトチェンジ/きあいだま/くさむすび/なみのり
変化技:みがわり/わるだくみ/スキルスワップ/かいでんぱ/うそなき

ねこだましの習得、エレキフィールド下の高速を活かしたダブルの基本型。
素のSも110と高めなので、ダブルに多い天候パやおいかぜ構築のエースにも先制しやすい。
アタッカーとしては勿論、高速アンコールで相手の技を縛ることもできる。


相性考察 [編集]

エレキフィールドの始動役
自前でエレキフィールドを使うこともできるが、エレキメイカーで即時展開が可能なバチンウニと組ませるほうが手っ取り早い。
バチンウニの後攻おきみやげで相手を弱体化させ、ライチュウの無償降臨を狙う。
苦手な相手への対策
フィールド始動役も含めて地面に弱いため、地面対策として水や飛行、草を入れたい。
ただし水と飛行は電気弱点であり、エレキフィールド下では落とされやすい。飛行はフィールドの恩恵を得られないのも難点。
自身のなみのりやくさむすびである程度対応できるようにしておいた方が良い。
別のポケモンを使うならタスキやミミッキュもまとめて処理できるパルシェンあたりが好相性。その場合は壁を入れて死に際に張ると積みの起点にできる。
ほかにトリックルームや特殊受け、かげうちゴーストなども苦手なので、ちょうはつ持ちやノーマルで対策・牽制したい。

対ライチュウ(アローラのすがた) [編集]

注意すべき点
エレキフィールド下では大半のスカーフ持ちや天候アタッカーより速く、一致でんき技の威力も上がる。
エスパー技も一致で撃てる他サブウェポンも豊富で、わるだくみを積まれると全抜きされかねない。
原種同様にねこだましやアンコール等の小技も使える。
対策方法
原種よりさらに物理耐久が低下し弱点も増加。アタッカー型が主なため、ふいうちが決まりやすく無償突破も狙える。
Aも85あるため、イカサマでも大ダメージを与えやすい。
一致技はじめんやあくで無効化できるが、なみのりやきあいだまには注意。
素早さが売りのポケモンであるためトリックルームに非常に弱い。

外部リンク [編集]