グランブル - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

グランブル [編集]

No.210 タイプ:フェアリー
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
     はやあし(状態異常のときに素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが下がらない)※ブルーのとき「にげあし」
隠れ特性:びびり(ゴースト・むし・あくタイプの技を受けると素早さが1段階上がる)
体重  :47.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
物理妖HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
グランブル9012075606045450いかく/はやあし/びびり
122497いかく発動時相当(無振り)
マリルリ1005080608050420あついしぼう/ちからもち/そうしょく
152522ちからもち極振り

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)どく/はがね
いまひとつ(1/2)かくとう/むし/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

第二世代出身の単フェアリー。高めの攻撃を持ち、単ノーマルだったこともあって技範囲も広め。
他の数値はHPが少し高めで他は低いが、いかくにより物理相手であれば相当な耐久力も確保できる。

第九世代ではサイコファング、きしかいせい、やけっぱち、うっぷんばらしを新規習得。
相性は微妙ながら、カウンター、アンコール、がむしゃら、ローキック辺りも場合によっては候補に入ってくるか。
失った技はばかぢから、リフレクター、アイアンテール辺りが採用圏内か。インファイトを覚えるのでかくとう技の代替はきく。

物理アタッカーのライバルが少ないタイプではあるが、マリルリミミッキュが続投、テツノブジンが新登場。
種族値とタイプだけで見ると少々分が悪いものの、前世代までに引き続き、フェアリーで唯一じしんを覚える特徴が光る。
じめんは相性補完が非常に良好で、フェアリーを半減されるタイプ全てに抜群で通る。
ひこう複合には流石に通らないが、いわほのおの技も覚えるのでカバーもきき、全て採用している場合は全ポケモンに等倍以上が取れる。

耐性による受けを許さない一方、火力そのものはあくまで高め程度で、一致技の威力が低いこともあって火力そのものは中の上。
積み技がビルドアップ(のろい)止まりで自前の回復手段もねむるのみと乏しく、数値以上の突破力を得るのは難しい。
差別化は容易とはいえ、高火力物理アタッカーとして見るとマリルリに汎用性で一歩劣る印象。



特性考察 [編集]

いかく
耐久補強及びサポートにもなる、無難だが優秀な特性。
クリアボディせいしんりょくなどには無効化されるだけで済むがまけんきかちきあまのじゃくには逆効果。
トレースされるとこちらの攻撃も下げられる。自身が物理アタッカー気質なため注意。
はやあし
発動すれば上から叩ける範囲が広がるが、S45と鈍足なため最速でも92族までしか抜けない。
能動的に発動させるなら、かえんだまかどくどくだまが必要。
こんじょうと違いやけどによる攻撃低下が残るため、持たせるならどくどくだま一択。
びびり
隠れ特性。あく・むしタイプは半減のため、狙って受け出せれば負担を小さく発動可能。
とはいえ相手に依存、かつ抜ける範囲についても1度の発動でははやあしと変わらないので少々使いづらい。
ダブルでは味方のふくろだたきを受けることで、2段階以上の上昇を狙える。
同じくダブルに多いいかくでも発動するが、攻撃の低下は防げず物理アタッカー気質のため結局は機能停止しがち。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。格闘・悪・ドラゴンへの遂行技。
じしん100100-じゃれつくを半減する毒・鋼・炎に。範囲も広く安定したサブウェポン。
ストーンエッジ10080急所ランク+1じしんを無効にする炎に。命中不安なので気にするならいわなだれでも。
インファイト120100防御・特防↓悪→サーフゴー以外の鋼に一貫。じしんと範囲が被り耐久が落ちるのもやや痛い。
きあいパンチ150100-流しやすいためこちらも候補。威力は一致技を超える。
ワイルドボルト90100反動1/4ギャラドスアーマーガアなどに。反動を気にする場合かみなりパンチもアリか。
やけっぱち75/150100技失敗時2倍新規習得。ハッサムなどの鋼に。
じしんやストーンエッジを外した場合の保険として最適。
れいとうパンチ75100凍り10%4倍弱点ピンポイント。
サイコファング85100壁破壊新規習得。対毒。壁対策としても有用。
かみくだく80100防御↓20%等倍範囲が広い攻撃技。受けにくるヤドランパンプジンに刺さり、ヤドランは超高乱数2。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート13090特攻↓↓てっぺきアーマーガアに。元々鈍足なので性格もゆうかんで丁度いい。
積まれていなければ鉢巻ワイルドボルトの方が入るが反動やゴツゴツメットのダメージも入る。
だいもんじ11085火傷10%H振りエアームドに対し下降補正C無振り@珠で確2。安定をとるなら。
変化技タイプ命中解説
でんじは90低い素早さを補える。無効も多いので注意。
どくどく90鋼・毒には無効。
ちょうはつ100耐久型の補助技封じに。
ほえる-積み技やみがわりを使ってくる相手を流せる。
あまえる100相手の攻撃を2段階下げる。威嚇とあわせて。
ビルドアップ-攻撃と防御を上げられるが、積んでいる暇はあまりない。
みがわり-きあいパンチを使いたいなら。
いやしのすず-状態異常を回復。味方のサポートにも。

調整目安 [編集]

※表中の数値は努力値を表す。特に断りがない場合は補正あり252振り。

攻撃技対象持ち物補正なしたつじんのおびこだわりハチマキ
じゃれつくB4ガブリアス乱1(43.8%)補正156で確1-
H252ローブシン確2乱1(68%)補正44で確1
インファイトH252バンギラス無補正60で確1--
ワイルドボルトH252ギャラドス+いかく乱1(12%)補正188で確1補正0で確1
H252マリルリ確2確2乱1(56%)

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
のしかかり
からげんき
解説
やけっぱち
オーバーヒート
だいもんじ
鋼に切り返しつつかまどオーガポンをやんわり見たいなら。勿論火傷も無効。
テラバースト解説
ワイルドボルト
かみなりパンチ
解説
くさわけ
テラバースト
解説
れいとうパンチ解説
インファイト
きあいパンチ
かわらわり
解説
テラバースト解説
じしん
じならし
じだんだ
解説
テラバースト解説
サイコファング解説
テラバースト解説
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
解説
テラバースト解説
げきりん
テラバースト
解説
かみくだく
うっぷんばらし
解説
テラバースト解説
じゃれつく一致技及び最大火力の強化。元々フェアリー単なのでそれだけ。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:いかく
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:AB252orHA252ベースで調整
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/たつじんのおび/ゴツゴツメット/とつげきチョッキ/オボンのみ
確定技:じゃれつく/じしん/ストーンエッジorいわなだれ
選択技:インファイトorきあいパンチ/ワイルドボルトorかみなりパンチ/やけっぱち/れいとうパンチ/かみくだく/サイコファング/だいもんじorオーバーヒート/でんじは/ほえる/ちょうはつ/アンコール

いかくと耐性を生かして有利な物理アタッカーへ後出しし、広範囲の技で交代先へ負担をかけていく。
カイリューガブリアスローブシンヘラクロスバシャーモバンギラスなどが主な役割対象だが、
テラスタルの蔓延で役割対象からも不意の一撃で落とされやすくなっている点に注意。

でんじははサポートのほか自身で抜ける範囲の増加につながるが7世代以降は弱体化が痛い。
とはいえマリルリは覚えない技であるため、差別化を意識するなら有力な技候補の1つと言える。

特殊相手を想定しないならAB振りの方が耐久が高くなるがサザンドラを意識するならHAもあり。
H252振りで補正ありC252サザンドラのこだわりメガネあくのはどうをちょうど二発耐える。

調整例 [編集]

191-176-109-80-85-59@たつじんのおび(ゆうかん204-156-108-0-36-4)
H:16n-1調整
A:H183B116ガブリアスへの じゃれつく 102.1%~121.8% 確定1発
B:A182ガブリアスからの じしん(いのちのたま・いかく込) 42.9%~50.7% 乱数2発(3.5%)
D:C182ラティオスからの サイコキネシス(こだわりメガネ) 85.3%~101% 乱数1発(6.25%)

対グランブル [編集]

注意すべき点
フェアリーの耐性と特性「いかく」により物理のドラゴン、格闘、悪、虫に有利に出せる。
攻撃力も高く、元ノーマルタイプの名残から多彩なサブウェポンを習得可能なため攻撃範囲が広い。
特攻は低いがオーバーヒートorだいもんじやかみなりも一応使えるので役割破壊には注意。
ほえるやでんじは、リフレクターでのサポートも可能。
対策方法
特殊耐久は低いので特殊アタッカーで対処できる。両刀型なら特殊技で攻めたほうがいい。
しかし素の物理耐久はそれほど高くはなく、いかく前提の耐久調整が多いので、
「クリアボディ」を持つメタグロスや、「まけんき」を持つドドゲザンのような物理アタッカーならタイプ的にも倒しやすい。
「かちき」持ちのポケモンならさらに戦いやすいか。

外部リンク [編集]