スワンナ - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

• ページ
• ノート

スワンナ [編集]

No.581 タイプ：みず/ひこう
通常特性：するどいめ（命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる）
　　　　　はとむね（防御を下げられない）
隠れ特性：うるおいボディ（雨の時に、ターン終了時に状態異常が治る）
体重　　：24.2kg（けたぐり・くさむすびの威力40）

第五世代出身の「みず×ひこう」複合タイプ。
種族値配分は両刀寄りで一見器用そうだが、攻撃・特攻・素早さいずれも100に届かず全体的に中途半端。
特性も取り柄となるものはなく、実用的な型はかなり限られる。

第九世代ではねっとう、めざめるパワー、ゴッドバード、さきどり、オウムがえし等を喪失したが、役割的には他の技で概ね代替可能。
新規習得技にはハイドロポンプ、アクロバット、はたきおとす、くさわけなどが恵まれる事になった。
特にクイックターンはペリッパーの覚えるとんぼがえりと火力差が大きく、今後の差別化に役立つと思われる。
くさわけは自分のステータスを上げる唯一の技であり、火力と耐久のランク補正を上げる技は一切覚えない。
また元々教え技だったが、今作よりタマゴ技に追加されたことで引き続き習得可能になったがむしゃらも同複合では唯一の習得者。
アクアジェットと好相性で、手っ取り早い差別化手段になる。
藍の円盤では新たにみわくのボイスを新規習得した。

競合となる同複合は第七世代から続投のギャラドス・ペリッパーに加え、マンタインと入れ替わる形でウッウが追加。
これらの中では型を絞られづらいが、実際の運用においてはその3体との差別化に強烈に悩まされることになる。
同複合最速・多彩な飛行技・同複合唯一の先制技アクアジェットなどが差別化のカギになるか。
連撃ウーラオスに対して一致技を半減しつつ弱点を突けるタイプと1だけ抜ける素早さを持つが、有利に立ち回るには種族値が不安。

特性考察 [編集]

するどいめ

命中率が低下せず相手の回避率ランクも無視できる。
対ちいさくなる戦法など効果はピンポイント気味だが、採用率の高いだくりゅうの追加効果を引いての技外しから、
アクアジェットによるタスキ潰しの失敗などで負けに繋がるのを回避することも含め、消去法でこの特性を優先すべきか。

はとむね

防御ダウンを無効にできるが、もともと低耐久なのでわざわざ狙って防御を下げられることはほぼないと言ってよい。
仮にほのおのムチ・アクアブレイクといった追加効果を引いたとすれば、次のターンでの行動自由度・生存率は低い。
トレース対策にしても、上記の通り技外しの防止にするどいめでいいため基本的に候補外。

うるおいボディ

隠れ特性。雨のときにターン終了毎に状態異常を回復。不意の麻痺や火傷が恐くなくなるが、それらの技の使用率は減少傾向。
更に雨パに組み込むとなるとペリッパーを差し置いて採用する意義を見つけにくい。
発動を狙うなら相手の雨を利用するべきか。

技考察 [編集]

特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
ハイドロポンプ	水	110(165)	80	-	タイプ一致技。命中不安。
なみのり	水	90(135)	100	-	タイプ一致技。性能安定だが、ダブルでは使用注意。
ひやみず	水	50(75)	100	攻撃↓100％	タイプ一致技。追加効果が優秀。
ぼうふう	飛	110(165)	70	混乱30%	タイプ一致技。雨とあわせて。
エアスラッシュ	飛	75(112)	95	怯み30%	タイプ一致技。S振りやこだわりスカーフなら怯みを狙える。
れいとうビーム	氷	90	100	凍り10%	対ドラゴン。交代読みで。ふぶきは覚えない。
こごえるかぜ	氷	55	95	素早↓100%	サポート用。追加効果が優秀。
テラバースト	無	80<120>	100	-	テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
ブレイブバード	飛	120(180)	100	反動1/3	タイプ一致技。反動が痛いが、自主退場から後続の無償降臨を狙える。
アクロバット	飛	55/110 (82/165)	100	-	タイプ一致技。ゴッドバードを無くしたので、コンボには工夫が要る。 ダブルウィングは覚えない。
アクアブレイク	水	85(127)	100	防御↓20%	タイプ一致技。性能安定で追加効果も優秀。
アクアジェット	水	40(60)	100	優先度+1	タイプ一致技。同複合唯一の先制技。
クイックターン	水	60(90)	100	交代	タイプ一致技。スワンナの個性の一つ。
はたきおとす	悪	65/97	100	道具排除	新規習得。今作では通りやすい。
くさわけ	草	50	100	素早さ↑100%	タスキで耐えた相手に使えばより効果的。
がむしゃら	無	-	100	-	削り技。きあいのタスキやおいかぜとあわせて。アクアジェットとの併用も。
変化技	タイプ		命中	解説
フェザーダンス	飛		100	相手の攻撃を半減。ねっとうやはねやすめとあわせて。
おいかぜ	飛		-	サポート用。味方の素早さ強化。ブレイブバードで退場可能。
はねやすめ	飛		-	回復技。先手で使うと耐性が一変。
ねむる	超		-	状態異常も含め全回復。カゴのみやうるおいボディとあわせて。
あまごい	水		-	水技・ぼうふうの補強、うるおいボディの発動に。
みがわり	無		-	補助技対策や、がむしゃら・オウムがえしとあわせて。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	テラバースト	解説
炎	テラバースト	解説
水	ハイドロポンプ なみのり アクアブレイク アクアジェット クイックターン	タイプ一致技。
電	テラバースト	解説
草	テラバースト	解説
氷	テラバースト れいとうビーム	解説
闘	テラバースト	解説
毒	テラバースト	解説
地	テラバースト	解説
飛	ぼうふう エアスラッシュ アクロバット ブレイブバード	タイプ一致技。
超	テラバースト	解説
虫	テラバースト	解説
岩	テラバースト	解説
霊	テラバースト	解説
竜	テラバースト	解説
悪	テラバースト はたきおとす	解説
鋼	テラバースト	解説
妖	テラバースト	解説
ステラ	テラバースト	タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性：するどいめ
性格：いじっぱり/ようき/むじゃき/せっかち
努力値：AS252
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ
確定技：ブレイブバード/アクアジェット
優先技：アクアブレイク
攻撃技：はたきおとす/クイックターン/がむしゃら

第九世代で習得技を多数獲得して躍進した型。
ギャラドスとの差別化のため、連発できるブレイブバード、先制技のアクアジェットは確定。
上を取られる相手にはきあいのタスキを使ってがむジェットを仕掛けられる。

特殊アタッカー型 [編集]

特性：するどいめ
性格：おくびょうorひかえめ/むじゃき/せっかち
努力値：CS252
持ち物：こだわりスカーフ/きあいのタスキ/こだわりメガネ
確定技：ハイドロポンプorなみのり/ぼうふうorエアスラッシュ
攻撃技：れいとうビーム/ブレイブバード/がむしゃら/クイックターン/アクアジェット
補助技：フェザーダンス/はねやすめ

特殊型。水・飛行という組み合わせは優秀。
攻撃面は相性補完もさる事ながら、どちらも半減されにくく、相手パーティに一貫性を持って撃てる機会が非常に多い。
防御面も耐性を利用しての交換出しがしやすく、タイプ上出て行った相手を一致弱点で倒しやすくもなっている。

難点はぼうふうの命中率。ぼうふうの威力のお陰で動けているものの、70%はそれなりに外れる。
かといってエアスラッシュだと特攻極振りしても低火力。怯ませないと格闘を落とせない。

ブレイブバード

命中安定、高威力で無振りでもゴウカザルやコジョンドは確1。特殊型でも採用の余地はあるか。
その場合、耐久はもともと低いので割り切って攻撃ではなく耐久面下降補正の性格を選びたい。
弱点を突くならば無補正無振りでも充分な火力だが、相性補完として等倍以上で撃つ目的なら、無振りでは若干火力不足。
耐久を下げたくない場合、H4振りゴウカザル・ウルガモスは下降補正A36振りの実数値100で確1。

おいかぜ両刀型 [編集]

特性：するどいめ
性格：やんちゃ/うっかりや/さみしがり/おっとり/むじゃき/せっかち
努力値：ACS調整
持ち物：きあいのタスキ
確定技：おいかぜ
選択技：ハイドロポンプorアクアブレイク/れいとうビーム/ブレイブバードorぼうふう/がむしゃら/クイックターン

きあいのタスキで耐えておいかぜを発動し、自身より速い相手を上から叩いたり、ブレイブバードで特攻して次につなげる型。
クイックターンを習得したので、使い捨てにする必要が減った。
スカーフガブリアスやボーマンダを狩れる可能性はある。

微々たる差だが、むじゃきorせっかちでAC252振りするより、
やんちゃorうっかりやorさみしがりorおっとりでACS調整した方が努力値効率がよい。

例（個体値ALL31で計算）
①むじゃきAC252・S4振り→実数値：A139・C139・S130
②うっかりやA252・C164・S92振り→実数値：A139・C140・S130

S実数値	必要努力値		おいかぜで抜ける相手	備考
	S補正無し	S補正有り
119	-	-	最速スカーフ93族	ACに努力値を回せる。
127	68	-	最速スカーフガブリアス	無補正C振りで無振りガブリアスを高乱1。C特化なら確1。
130	92	4	最速スカーフ106	ACの兼ね合いは取れるが中途半端。
135	132	44	最速スカーフ111族	おいかぜ無しで最速70族も抜ける。

対スワンナ [編集]

注意すべき点

攻撃と特攻が同値で型を読みにくい。
効果が優秀な水技、高威力の飛行技を多数覚える。
おいかぜ撤退時のクイックターンや
がむしゃら＋アクアジェットもかなりの痛手。

対策方法

耐久はタスキ頼みなので、ロックブラストなどの連続技が有効。
攻撃面の種族値も低く、りゅうのまいやあめふらし等の補強手段も無い。

外部リンク [編集]

• スワンナ - ポケモン百科事典