ドレディア - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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ドレディア [編集]

No.0549 タイプ:くさ
通常特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる)
     マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
隠れ特性:リーフガード(晴れのときに状態異常にならない)
体重  :16.3kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
原種/リージョンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドレディア(原種)7060751107590480ようりょくそ/マイペース/リーフガード
Hドレディア
(はりきり全振り)
70105
(183)
755075105480
(558)
ようりょくそ/はりきり/リーフガード
ようりょくそ草HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドレディア7060751107590480ようりょくそ/マイペース/リーフガード
スコヴィラン65108651086575486ようりょくそ/ふみん/ムラっけ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代出身の単くさポケモン。
やや高めの特攻をもつアタッカー気質なポケモンで、強力な積み技「ちょうのまい」を習得するのが強み。
しかしタイプ一致の草技は通りが悪く、何より一致以外の攻撃技がノーマル・虫タイプのみと絶望的に範囲が狭い。
結果、積みアタッカーでありながら有利・不利が激しく居座りが難しいというアンバランスさが欠点。

今作ではテラスタルにより第七世代以来のはがねタイプへの打点を獲得。
くさとの相性補完や、晴れによるようりょくそ発動も考えるとほのおが第一候補。じめんも悪くない。
晴れパの相棒であるコータスの続投に加え、こだいかっせいの登場により、晴れパの地位が向上している点もプラス。
碧の仮面ではウェザーボールも獲得し、さらに藍の円盤ではみわくのボイスも獲得。
総じて強化要素が多く、過去世代に比べれば劇的に使いやすくなった。

しかしテラバースト以外の範囲が絶望的なのは変わらず。
ドレディアがテラスタル前提になってしまうため、パーティー全体で見たときに立ち回りが制限されてしまう。
過去作よりは改善しているものの、活躍は難しいと言わざる得ない。

純粋なサポーターとして使うと、特性が被り素の速さで上回るリージョンフォームが立ちはだかる。
晴れ下での最速おさきにどうぞ・ねむりごな使いというアイデンティティに陰りが見える。
あちらは種族値配分が物理アタッカー、かくとうが複合しており差別化は容易だが、ライバルとして意識しておきたい。

またアタッカーとして採用する場合は同特性のようりょくそ持ちのスコヴィランというライバルが気がかり。
両刀・技範囲の両面で大分上回られ、耐性面においてほのおが等倍で火傷を無効にできる。

それぞれのライバルが登場した中で上述の独自の個性を活かしたいところ。

他の新規習得技はくさわけとタネマシンガンのみ。
失った技で有用なものはりんしょう、グラススライダー、廃止されたアロマセラピー。
ノーマル特殊技がテラバーストを除けばはかいこうせんのみとなった。



特性考察 [編集]

ようりょくそ
晴れの時は素早さが2倍。リージョンフォーム共々、おさきにどうぞと両立可能。
自身もにほんばれを覚えるが1ターン消費するため、ひでり持ちと同時選出可能なダブル向けの特性。
マイペース
混乱しない。はなびらのまいを使っても混乱せず、また効果終了時のアナウンスも無くなる。
相手に行動固定解除のタイミングを悟られなくなり、起点にされづらくなる。
とはいえ最低2ターンは交代もできず、半減範囲が広いので使いづらいことは変わりない。
いかくも無効化できるが、特殊アタッカーのドレディアにはほぼ関係なし。
リーフガード
隠れ特性。晴れている時のみ状態異常を防ぐ。特性発動前に状態異常になっていた場合は回復できない。
タイプ特性で粉技無効、特殊アタッカーなのでやけども怖くない。
前述の通り自力で晴らす手段がにほんばれ頼りで仲間のサポートが前提となり、維持も難しい。
更に発動しても恩恵は受動的、かつ本人に有効な状態異常はまひぐらい。基本的に候補外。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果付き。
ソーラービーム120(180)100溜め技タイプ一致技。晴れとあわせて。
はなびらのまい120(180)100行動固定タイプ一致技。行動固定が痛い。草半減以下のポケモンに起点化される恐れも。
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。通りは悪いがドレディア単体での最大火力。
ウェザーボール50/100100天候準拠晴れ時の優秀なサブウエポン。他の天候でも草との補完は良い。
かふんだんご90100-草以外での数少ない攻撃技。ダブルでは味方に使うと回復。
ぼうだんで防がれる。味方の場合も回復できないので注意。
みわくのボイス80100そのターンに
相手の能力が上がると混乱
こちらも貴重な草以外での数少ない攻撃技。
そのターンに能力が上がったポケモンを混乱状態にできる。
はかいこうせん15090次ターン
行動不可
こちらも貴重な草以外の技。
反動が痛いが、テラバースト以外のノーマル特殊技はこれのみ。
テラバースト80100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプと同じタイプになる。
物理技タイプ威力命中効果解説
はなふぶき90(135)100全体攻撃タイプ一致技。ダブルでのそうしょく持ちの味方とのコンボに。
変化技タイプ命中解説
ちょうのまい-代名詞とも言える強力な積み技。
やどりぎのタネ90草タイプの定番技、しかし自身の耐久は低い部類であり相性は良くない。
こうごうせい-晴れを利用することの多いドレディアと相性の良い回復技。
ねむりごな75ダブルでようりょくそと合わせて。草タイプやサーフゴー等に注意。
おさきにどうぞ-コータスと組んで晴れ噴火を先に出させるのがメジャーなコンボ。
にほんばれ-シングルで使う他、ペリッパー等の後出しに対処できる。
あまえる100物理アタッカーを弱体化。マフィティフにも通る。
アンコール100ねこだましの牽制など。
なかまづくり100ようりょくそを味方に配る。
なやみのタネ100ねむりごなと相性は悪いが、特性を強制的に変えるため強力。
てだすけ-ダブルにおけるサポート型の定番技。
いやしのねがい-自主退場しつつ、控え1匹を全回復。ベラカスパーモットで蘇生すれば再利用可能。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
解説
テラバースト対草氷鋼。晴れで更に火力アップ。
テラバースト耐性は優秀だが、晴れとテラバーストの相性が悪い。
解説
エナジーボール
ギガドレイン
ソーラービーム
はなびらのまい
リーフストーム
一致技の火力上昇。
テラバースト解説
解説
テラバースト解説
テラバースト対電鋼。でんじは無効。
テラバースト解説
解説
かふんだんご解説
テラバースト耐性を入れ替えられる。テラバーストによる攻撃面の相性補完も優秀。
解説
解説
解説
解説
解説

型考察 [編集]

ちょうのまい型 [編集]

特性:マイペースorようりょくそ
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS252を基に調整
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/いのちのたま
確定技:ちょうのまい/ねむりごな/ギガドレインorエナジーボールorはなびらのまい
攻撃技:はかいこうせん/かふんだんご/みわくのボイス/テラバースト
変化技:アンコール

ちょうのまいを積んで攻撃するドレディアの基本型。
攻撃範囲が狭いため上手く選出誘導を狙い、不利な相手にはねむりごなで隙を作って複数回積む。

主な仮想敵は低中速の高耐久水・地面など。カバルドンヌオーなど、メジャーどころの役割対象はそれなりに多い。
草半減の相手もねむりごなによる誤魔化しと合わせて突破は不可能ではないが、リザードンなど草1/4の相手は流石に無理。

メインウェポンはギガドレインが回復も兼ねられる為使いやすい。
はなびらのまいは高威力でマイペースと相性が良いが、受けられた場合に大きな隙を晒すため使いづらい。

【ダブル】ようりょくそサポート型 [編集]

特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
努力値:S252&H252orC252
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ/メンタルハーブ
攻撃技:エナジーボールorギガドレインorソーラービームorリーフストーム/かふんだんご
変化技:ねむりごな/おさきにどうぞ/アンコール/なかまづくり/なやみのタネ/にほんばれ/あまえる/てだすけ/まもる

ダブル適性のあるドレディアのサポート型。
主にひでり持ちと一緒に繰り出しようりょくそ発動による高い素早さから、相手の妨害や味方のサポートを行う。
コータスと一緒に出しておさきにどうぞで晴れ噴火をする展開が有名。

晴れから別の天候に変わった瞬間ようりょくその効果がなくなってしまうが
逆に言えばひでり持ちを後出しすることで、上から相手を眠らせるなどの妨害も可能。

多くのサポート型とは異なり自身の攻撃性能も高い。
ピンポイントに機能する草技や、味方の回復もできるかふんだんごもあるため無駄にならない。

参考までにH振りトリトドンであれば無補正無振りギガドレインでピッタリ確1である。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ドレディア [編集]

注意すべき点
特性ようりょくそにより、晴れ下では圧倒的な素早さで味方への体力回復、おさきにどうぞでSサポート、てだすけで火力補助などを行う。
ダブルでは特にコータスとの並びが有名で、高速・高火力でこちらを壊滅させに来る。
不利な相手にも高速ねむりごな、アンコールによって無理矢理勝ち筋を見出してくる。
自身もちょうのまいを持ち、積んだ後の草技の威力は侮れない。
対策方法
シングル
シングルではちょうのまいによるアタッカーが多いが、サブはむし・ノーマルのみと貧相。
はがねタイプ相手にはテラスタル後のテラバースト以外に通る技がなく、アーマーガアなら状態異常さえしのげば余裕を持って起点にできる。
物理耐久を補う手段に乏しいので、攻撃の高いポケモンを控えに用意しておきたい。
草技が一貫しない選出をすれば脅威にはならない。
ダブル
ダブルでは相方ありきのサポート役なので、ねこだましで連携を崩したり、ちょうはつで補助技を封じるのが有効。
サポート内容は多岐に渡るが、技スペースの都合上全てを兼ねるのは無理なので、相手の他のポケモンを見て何をするつもりか推察しよう。

外部リンク [編集]