ハハコモリ [編集]
No.542 タイプ：むし/くさ 通常特性：むしのしらせ（HPが1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍） ようりょくそ（晴れの時に素早さが2倍になる） 隠れ特性：ぼうじん（天候によるダメージを受けない・粉系の技と特性「ほうし」を無効化） 体重 ：20.5kg（けたぐり・くさむすびの威力40）
| 草/虫 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |   |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ハハコモリ | 75 | 103 | 80 | 70 | 80 | 92 | 500 | ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん | |
| クルマユ | 55 | 63 | 90 | 50 | 80 | 42 | 380 | ようりょくそ/リーフガード/ぼうじん | |
| 145 | 130 | 485 | しんかのきせき無振り | | |||||
| 161 | 146 | 517 | しんかのきせき全振り | |
第五世代出身のくさ×むし複合。物理アタッカー気質の種族値だが、全体的にはバランス型の配分。
一致技の範囲が悪く、ほのお、ひこう、どく、はがねと実に4タイプに同時に半減される。
弱点も多い上にうち2つが4倍ということで、単純なアタッカーとして使うのは少々難しいと言わざるを得ない。
幸いにもくさタイプらしく変化技は豊富。特に進化前のみ覚えるねばねばネットは起点作成に最適。
両壁、バトンタッチ＋積み技などのサポート手段を利用し、サブアタッカーのサポーターとしての運用が基本となる。
第九世代では多数の有用な技を獲得しており、攻撃面ではタネマシンガン、けたぐり、トリプルアクセル。
サポートも兼ねた技としてとびかかる、はいよるいちげき、じごくづき、エレキネット、かふんだんご。
純粋な変化技もタマゴ技としてすりかえを覚えたほか、技マシンであまえるも習得。総じて大幅な強化が行われた。
失った技は数こそ少なくないが、有用なのはどくどく、いやしのすず、くさぶえ程度。
新要素のテラスタルについては劣悪な耐性をカバー、微妙に不足している火力の向上も可能と相性は悪くない。
基本はエースに切るのが主流のため切ることは多くはあるまいが、保険としてテラスタイプを整えておくとよいだろう。
なお、進化前のクルマユはしんかのきせきを持たせることで高い耐久力と高速再生を両立できる。
タイプの都合で純粋な耐久には向かないが、持ち物を競合せず、耐久の高めなサポーターとしての採用も視野。
テラスタルすると耐性もカバー出来るので、純粋に耐久型として持久戦を狙うことも可能になる。
ハハコモリが覚える技のうち幾つかは覚えられない点には一応注意。
特性考察 [編集]
- むしのしらせ
- 虫技の威力を補強できる。タスキやみがわりとあわせれば発動も容易。
しかしHPが残り少ない状態で、半減されやすい虫技で抜いていくのは困難。
最大火力はとびかかる（80）どまりなので火力が低く、発動しても旨味は少ない。
一応、晴れパに採用しない場合では候補となる。
- ようりょくそ
- 晴れパで使うなら。無補正無振りでも最速フェローチェや最速スカーフ80族あたりまで抜ける。
リーフィアやメブキジカとの差別化を意識したい。
発動すれば先手を取って行動出来るようになるため、サポート型で使うのもあり。
ひでり持ちとの対面で偶発的に発動することで、行動回数を確保できる場合もある。
- ぼうじん
- 隠れ特性。粉技はもともと無効だが、天候ダメージによるタスキ潰しを防げる。
第九世代で防げるのはすなあらし限定となった。
一応テラスタルでタイプチェンジしても粉技が通じないのは利点。
砂パの岩・地面には一致弱点を突ける。
技考察 [編集]
| 物理技 | タイプ | 威力 [しらせ] | 命中 | 効果 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| リーフブレード | 草 | 90(135) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。性能安定。 | |
| タネばくだん | 草 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。威力は控えめだが非接触。 | |
| タネマシンガン | 草 | 25(37)*2~5 | 100 | - | タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。 | |
| くさわけ | 草 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | タイプ一致技。素早さを補強。バトンもできる。 | |
| とびかかる | 虫 | 80(120) [180] | 100 | A↓100% | タイプ一致技。後続補助としても便利。 A特化むしテラスタル発動でHB特化チオンジェンを高乱数1発（93.8%）。 | |
| はいよるいちげき | 虫 | 70(105) | 90 | C↓100% | 一致技。特殊の牽制に。 | |
| とどめばり | 虫 | 50(75) [112] | 100 | 相手を倒すと 攻撃↑↑↑ | タイプ一致技。ロマン気味だが、爆発力は高い。 ようりょくそ型なら削れた相手を先制で落としやすい。 | |
| とびつく | 虫 | 50(75) | 100 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。起点作りに。 | |
| じたばた | 無 | 20~200 | 100 | - | タスキとあわせて。最高威力は一致技超え。 クルミル・クルマユ時レベル技。 | |
| シャドークロー | 霊 | 70 | 100 | 急所ランク+1 | 対ゴースト。鋼にも等倍。ゲンガーやシャンデラ等に。 | |
| はたきおとす | 悪 | 65/97 | 100 | 道具排除 | 対ゴースト。追加効果が優秀。 | |
| どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | フェアリーに。 | |
| つばめがえし | 飛 | 60 | 必中 | - | 対格闘。虫/飛行やウルガモスにも。 | |
| けたぐり | 闘 | 20~120 | 100 | - | 対氷・悪・鋼。威力不安定。唯一の格闘技。 | |
| トリプルアクセル | 氷 | 20→40→60 | 90 | 3回攻撃 | 対草・飛・竜。相性補完に秀でている。 | |
| 特殊技 | タイプ | 威力 [しらせ] | 命中 | 効果 | 解説 | |
| リーフストーム | 草 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。連発には向かない。両刀・撃ち逃げ向き。 | |
| ソーラービーム | 草 | 120(180) | 100 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。晴れとあわせて。 | |
| エナジーボール | 草 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
| ギガドレイン | 草 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。回復効果付き。 | |
| むしのさざめき | 虫 | 90(135) [202] | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。みがわり貫通。 | |
| かふんだんご | 虫 | 90(135) | 100 | － | タイプ一致技。ダブルでは味方に使うと半分回復。ぼうだんで防がれる。 | |
| むしのていこう | 虫 | 50(75) [112] | 100 | 特攻↓100% | タイプ一致音技。追加効果狙いで。ダブルでは全体攻撃。 | |
| エアスラッシュ | 飛 | 75 | 95 | 怯み30% | 対格闘。ようりょくそとあわせれば怯みを狙える。 | |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 | |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | | ||
| ねばねばネット | 虫 | - | サポート用。相手後続の素早さ低下。飛行・ふゆうには無効。 クルミル・クルマユ時レベル技。 | | ||
| いとをはく | 虫 | 95 | サポート用。対面した相手の素早さを大きく低下。 | | ||
| リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | | ||
| ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特殊耐久を強化。 | | ||
| にほんばれ | 炎 | - | ようりょくその発動に。積み技感覚で。 | | ||
| あまごい | 水 | - | ほのおダメージを抑えられるがそれでも2倍。雨パの起動に。 | | ||
| あまえる | 妖 | 100 | 相手の火力を大きく削ぐ。流し手段として。 | | ||
| つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を大きく強化。物理型の決定力向上。バトン可。 | | ||
| こうそくいどう | 超 | - | 素早さ大きく強化。すなかき等を抜ける。バトン可。 | | ||
| めいそう | 超 | - | 特攻・特防を補強。ギガドレインと相性が良い。バトン可。 | | ||
| てっぺき | 鋼 | - | 防御を大きく強化。受けは難しいがバトン型の確定数ずらしに。 | | ||
| みがわり | 無 | - | 補助技対策や、むしのしらせの発動に。バトン可。 | | ||
| バトンタッチ | 無 | - | 積み技やみがわりとあわせて。 | | ||
| こうごうせい | 草 | - | 回復技。晴れ下なら効果増大。 とびかかるとセットで扱うと安定する。 | | ||
| てだすけ | 無 | - | ダブル用。味方の火力を強化。 | | ||
| すりかえ | 悪 | 100 | こだわり系とあわせて。 | | ||
テラスタル考察 [編集]
| タイプ | 主な技 | 解説 | |
|---|---|---|---|
| 無 | テラバースト じたばた | 解説 | |
| 炎 | テラバースト | ようりょくそ発動時なら高速高火力になる。 | |
| 水 | テラバースト | 対炎。晴れと相性が悪い。 | |
| 電 | テラバースト | 対飛行。マヒ耐性。 | |
| 草 | リーフブレード タネマシンガン タネばくだん リーフストーム ソーラービーム エナジーボール ギガドレイン | 解説 | |
| 氷 | トリプルアクセル | 氷打点強化。耐性は劣悪になるので注意。 | |
| 闘 | テラバースト けたぐり | 解説 | |
| 毒 | テラバースト どくづき | 対草、フェアリー。呼ぶ地面、エスパーには元タイプの草、虫が刺さる。 一度引っ込めればどくびし回収にも。 | |
| 地 | テラバースト | 対炎、岩、鋼。抜群範囲の補完は良いが、飛行への有効打は無く、防御面では氷弱点が消えない。 | |
| 飛 | テラバースト つばめがえし エアスラッシュ | 解説 | |
| 超 | テラバースト | 解説 | |
| 虫 | とびかかる とどめばり むしのさざめき むしのていこう | 解説 | |
| 岩 | テラバースト | 対炎、飛行。攻守とも草・虫との補完に優れるが、岩タイプ自体は多弱点な点に注意。 | |
| 霊 | テラバースト シャドークロー | 解説 | |
| 竜 | テラバースト | 解説 | |
| 悪 | テラバースト はたきおとす | 解説 | |
| 鋼 | テラバースト | 6つの弱点のうち飛行、氷、岩、毒、虫に耐性を得る。 炎は2倍だが、元の耐性的に地面と格闘は呼びにくい。 | |
| 妖 | テラバースト | 解説 | |
型考察 [編集]
ねばねばネットサポート型 [編集]
特性：ぼうじん
性格：ようきorおくびょう
努力値：AS252orHS252orCS252
持ち物：きあいのタスキ/ひかりのねんど/半減実
確定技：ねばねばネット
攻撃技：はたきおとす/リーフブレードorエナジーボール/とびかかるorはいよるいちげきorむしのさざめき
変化技：いとをはく/ひかりのかべ/リフレクター
ねばねばネット構築で採用されるサポート型。
持ち物を無効化するはたきおとすや、素早さをさげるとびつく、両壁などサポートと相性の良い技は多い。
物理アタッカー型 [編集]
特性：ようりょくそorむしのしらせorぼうじん
性格：いじっぱりorようき
努力値：AS252
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ
確定技：リーフブレードorタネマシンガン/とびかかる
攻撃技：じたばた/はたきおとす/けたぐり/つばめがえし/トリプルアクセル
変化技：ねばねばネット/こうそくいどう/つるぎのまい/こうごうせい/みがわり/バトンタッチ/すりかえ
基本的な物理アタッカー型。
一致技の範囲が狭く弱点も多いが、草や地面は1/4にできるため、相手を選んで戦う。
ぼうじんは天候ダメージを防げるため、きあいのタスキと相性がよい。
バンギラスやカバルドンは一致弱点を突けるので、対面＋きあいのタスキなら勝機はある。
じゃくてんほけんバトンタッチ型 [編集]
特性：ぼうじんorようりょくそorむしのしらせ
性格：ずぶといorおだやか
努力値：H252 BorD252
持ち物：じゃくてんほけん
確定技：バトンタッチ/こうそくいどう
選択技：各種攻撃技/ひかりのかべ/リフレクター/みがわり/こらえる
弱点の突かれやすさを利用してじゃくてんほけんを発動し、こうそくいどうを積んでACS2段階上昇をバトンする型。
4倍弱点はどうしようもないが、2倍弱点は不一致ならH振りだけでも耐える。S調整して先手で壁を張るのも手。
水や電気のサブの氷技、格闘のサブの岩や毒技など、発動機会はわりと多い。
ぼうじんにより天候ダメージに強いが、先制技や状態異常に弱いので注意。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ポケモン名 [編集]
- 注意すべき点
- ねばねばネットや両壁、積み技バトンなどサポートに長ける。
ちょうはつしてもはたきおとすやとびかかるで妨害されるので油断は禁物。
- 対策方法
- 4倍弱点が2つ。特に飛行はねばねばネット無効で後出しもしやすい。
ようりょくそやタスキにはいたずらごころや先制技、連続技が有効。