ビリジオン - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

ビリジオン [編集]

No.640 タイプ:くさ/かくとう
特性:せいぎのこころ(悪タイプの攻撃技を受けると攻撃が1段階上がる)
体重:200kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
原種・パラドックスHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ビリジオン91907290129108580せいぎのこころ
テツノイサハ901308870108104590クォークチャージ
草/闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ビリジオン91907290129108580せいぎのこころ
キノガッサ6013080606070460ほうし/ポイズンヒール/テクニシャン
Hドレディア70105755075105480ようりょくそ/はりきり/リーフガード
ブリガロン88107122747564530しんりょく/ぼうだん
Hジュナイパー8811280959560530しんりょく/きもったま

ばつぐん(4倍)ひこう
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代イッシュ地方で登場した、所謂三闘の一体。
くさタイプとしては素早さが高めで、耐久も平均以上とバランスの取れた種族値配分。

攻撃技のラインナップは、範囲こそやや狭めながら高威力のサブウェポンや先制技を習得可能。
特攻も攻撃と同値だが技範囲がモロに被り、特性も無駄になってしまうので両刀がせいぜいだろう。
くさタイプ特有の補助技は全く覚えず、対面性能・抜き性能を向上させる性質が強い。
アタッカーとしての運用が基本ながら、そうなると少々数値不足が気になってくるか。

耐久面も難あり。
耐性は6つあり、物理アタッカーに多いいわじめんに強い点は優秀だが、物理耐久自体は並。
弱点も同様に6つで、サブにも採用されやすいほのおこおり等の技で役割破壊されやすく、特殊耐久の高さを活かしづらい。
ダイジェット廃止で採用率は落ち着いたがひこう4倍も致命的。
有利不利がかなり極端に出るタイプとなる。

技方面では、リーフストームを獲得。両刀型における特殊技として優先度は高い。
元々前述の通り有利不利のはっきりしたポケモンなので、サイクル戦向きであり使い勝手はかなり良い。
その他、ソーラーブレード、エアスラッシュといった技も習得。やや癖の強いものも多いが、選択肢はかなり広がった。
一方で技自体が廃止されためざめるパワーの他、どくどく、ほえるといった搦め手も剥奪されている。
総じてアタッカーとしての性質が強調された変更と言えるだろう。

SVではめぼしい技としては新たにはどうだん、しんくうはを習得。メガホーンは没収。
特殊型も視野に入るか。

第九世代では新顔のHドレディアHジュナイパーを筆頭に他の同複合も復帰。
攻撃面では劣り気味なので、特殊耐久や素早さが高い点で差別化したいところ。



特性考察 [編集]

せいぎのこころ
隠れ特性は存在せずこれのみ。
相手依存なので安定しないが、悪技を牽制する効果はある。受け出し時に悪技を受ければ美味しい。
ダブルでは味方のふくろだたきを受けて一気に攻撃を上げる戦法が有名だが、ライバルも多い。

技候補 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
せいなるつるぎ90(135)100能力変化無視タイプ一致技。性能安定。相手の防御・回避率上昇の影響を受けない。
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。耐久低下は痛いが居座って連発できる。
ばかぢから120(180)100攻撃・防御↓タイプ一致技。能力低下が痛い。両刀・撃ち逃げ向き。
連発性能は低いものの、使用後も特殊に対する役割を失いにくい。
きしかいせい20~200
(30~300)
100HP依存タイプ一致技。タスキとあわせて。
にどげり30(45)*21002回攻撃タイプ一致技。タスキパオジアンピンポイント。
使うなら他の格闘技と両立で。
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
ソーラーブレード125(187)100溜め技タイプ一致技。晴れ下で溜めなし。
グラススライダー55(82)100GFで優先度+1条件付きだがタイプ一致先制技になる。
ストーンエッジ10080急所率+1対炎・飛行・虫。一致技との相性補完に優れる。
いわなだれは覚えない。
しねんのずつき8090怯み20%対毒。怯みも狙える。
シザークロス80100-対草・超。中威力命中安定。メガホーンは没収。
スマートホーン70必中-対妖。アイアンヘッドやどくづきは覚えない。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。きあいのタスキ潰しに。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
優先度が高くても攻撃技以外が選ばれると失敗する。
怯み効果もせいしんりょく、おんみつマントなどで無効化されるので注意。
この技自体が先制技のため、先制技無効特性の前には無力。
特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。反動が痛い。両刀や撃ち逃げ向き。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ソーラービーム120(180)100溜め技タイプ一致技。晴れとあわせて。
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果付き。
くさむすび20~120
(30~180)
100-タイプ一致技。威力不安定。
はどうだん80(120)-必中タイプ一致技。性能安定。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
しんくうは40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。範囲は物理先制技よりも広い。
エアスラッシュ7595怯み30%対草・虫・闘。怯みも狙いやすい。
テラバースト-80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を強化。物理型の火力補強に。
めいそう-特攻・特防を補強。ギガドレインと相性がよい。
ちょうはつ100補助技対策。素早いので使いやすい。
つるぎのまいやめいそうとセットなら一部の耐久型を起点化可能。
みがわり-変化技対策や様子見に。すばやいので撃ちやすいが、やどりぎのタネは覚えない。
リフレクター-味方の物理耐久を強化。サポート型で。
ひかりのかべ-味方の特殊耐久を強化。サポート型で。

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
すてみタックル
テラバースト
解説
テラバーストフェアリー耐性とサーフゴーへの打点を獲得。臆病ハバタクカミのシャドーボールは低乱3に。
テラバースト解説
テラバースト解説
リーフブレード
ソーラーブレード
グラススライダー
くさわけ
タネマシンガン
リーフストーム
エナジーボール
くさむすび
ソーラービーム
ギガドレイン
一致技強化。特に特殊型で。水や電気への役割を維持しつつフェアリーを弱点から消す。
C特化の珠リーフストームで無振りハバタクカミが丁度確1。
テラバースト解説
インファイト
ばかぢから
せいなるつるぎ
はやてがえし
にどげり
きしかいせい
きあいだま
はどうだん
しんくうは
一致技強化。特に物理型で。弱点が大幅に減る。
A特化インファイトが帯ならH振りキョジオーン、珠なら無振りオーガポンを確1にする程度の火力に。
テラバースト解説
テラバースト解説
つばめがえし
とびはねる
エアスラッシュ
テラバースト
解説
しねんのずつき
テラバースト
解説
シザークロス
テラバースト
解説
ストーンエッジ
テラバースト
飛行、虫、炎、毒に切り返せる相性補完に優れたタイプ。
物理型であれば技範囲を狭めることがないのも魅力。しかしサーフゴーには相変わらず無力。
特殊型かストーンエッジの命中率を気にするようならテラバースト採用も。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
スマートホーン
テラバースト
火力特化で眼鏡鉢巻以外の時、受け出した暁ガチグマのハイパーボイス・ムーンフォースを受け切り確実に仕留める。
また、対水の氷技も怖くなくなる。但し炎は一貫し水・地面耐性もなくなるので役割放棄には注意。
テラバースト解説

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/たつじんのおび/バコウのみ
確定技:リーフブレード/インファイトorせいなるつるぎ
優先技:ストーンエッジ
攻撃技:リーフストームorタネマシンガン/にどげり/しねんのずつき/シザークロス/スマートホーン/でんこうせっか
補助技:みがわり/ちょうはつ/つるぎのまい

一致物理技を軸に攻めるオーソドックスなアタッカー。
決定力不足になりがちなので、可能な限り持ち物による火力補強を行いたい。
ストーンエッジは一致技が通らない炎・飛行・虫に刺さるため優先度が高い。

弱点は多いもののメジャー所のタイプに対する耐性を持っており、ウォッシュロトム等の特殊水には滅法強い。
特殊相手ならアイテムによる火力補正がなければ一致弱点でも1発、不一致弱点なら2、3発は耐えられる。
せいぎのこころにより、物理アタッカーながらイカサマやふいうちを牽制できるのも強み。

特殊アタッカー型 [編集]

性格:おくびょう/せっかち/むじゃき
努力値:CS252ベースでHA調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/たつじんのおび
確定技:リーフストームorエナジーボールorギガドレイン/きあいだまorはどうだん
攻撃技:エアスラッシュ/ストーンエッジ/くさむすび/しんくうは/テラバースト
補助技:みがわり/ちょうはつ/めいそう

特攻も攻撃と同じなので特殊ATとしても運用できる。
特性は腐り気味になるが、意表をつきやすいのが利点。
シーズン16の時点ではガチグマウーラオスブリジュラステツノツツミなど草や格闘に弱点を持つ使用率上位のポケモンが防御に比べて特防がかなり低い種族値をしていることが多く、それらを強く意識する場合に

一方で一致技以外の特殊技はエアスラッシュとノーマル技で相性補完はイマイチ。
きあいだまが命中不安、はどうだんが火力不足なのも難点で、安定感ではインファイトを持つ物理型に大きく劣るため、他との補完が重要になる。

リーフストーム・きあいだま等の威力の高い技を打ち逃げする戦い方と、
めいそうを使い特殊を受けギガドレインで徐々に削る戦い型に分かれる。

特殊技以外にも、物理技のストーンエッジかインファイトを入れるのも選択肢。
ストーンエッジが一番範囲が広く、インファイトなら命中安定の格闘技を持てる。
インファイト・きあいだま両採用で相手の選出次第では受けループを崩すこともできる。
もちろんはかいこうせんなどの特殊技やめいそうを入れても良い。

両壁サポート型 [編集]

性格:ようき/おくびょう
努力値:S252 H調整 余りB or AS252 or CS252
持ち物:ひかりのねんど/だっしゅつパック
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
優先技:ちょうはつ
選択技:リーフブレード/リーフストーム/インファイト/かわらわり/ストーンエッジ

有利対面や自身より遅い相手との対面で壁を張る。
火力と攻撃範囲に欠けるせいで起点化されやすいため、基本的にはちょうはつの搭載を推奨。
カバルドンを始め起点作り役とカチ合った時にも展開阻止に役立つ。

退場技は厳密には持たないが、だっしゅつパックとリーフストームorインファイトを組み合わせることで擬似的に自主退場が可能。
強力だが技の追加効果やいかく持ちに注意しないと何もできずに控えに戻ることになるので扱いは慎重に。
このギミックを用いる場合は後続での対処がしやすく成るのでちょうはつの採用優先度は下がる。


相性考察 [編集]


対ビリジオン [編集]

注意すべき点
素早さが高く、つるぎのまいやせいぎのこころで攻撃を上げられると厄介。
特殊技では弱点を突いても落としにくく、水や電気の特殊アタッカーに強い。
対策方法
ドラパルト等、より素早い物理アタッカーで上から叩けば楽に倒せる。
物理型が多いので、おにびも効果的。格闘無効のゴーストなら安全に撃てる。
飛行技は4倍弱点であるが、きしかいせいで反撃される可能性もある。大事をとるなら襷ごと貫通するダブルウイング。

外部リンク [編集]