ハラバリー の変更点


#author("2024-04-23T08:59:16+09:00","","")
#author("2024-05-11T17:51:08+09:00","","")
*ハラバリー [#bellibolt]

 No.0939 タイプ:でんき
 通常特性:でんきにかえる(攻撃を受けるとじゅうでん状態になる。)※ズピカのとき「マイペース」
      せいでんき(接触技を受けると30%の確率で相手をまひ状態にさせる)
 隠れ特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする)
 体重  :113.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|c
|~鈍足電気|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|~重火力電気|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|ハラバリー|BGCOLOR(PINK):109|64|BGCOLOR(PINK):91|103|83|45|495|&taglink(でんきにかえる);/&taglink(せいでんき);/&taglink(しめりけ);|
|[[デンリュウ]]|90|BGCOLOR(PINK):75|85|BGCOLOR(PINK):115|BGCOLOR(PINK):90|BGCOLOR(PINK):55|510|&taglink(せいでんき);/&taglink(プラス);|
|[[デンリュウ]]|90|BGCOLOR(PINK):75|85|115|BGCOLOR(PINK):90|BGCOLOR(PINK):55|510|&taglink(せいでんき);/&taglink(プラス);|
|[[クワガノン]]|77|70|90|BGCOLOR(PINK):145|75|43|500|&taglink(ふゆう);|
}}
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#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|[[じめん]]|
|いまひとつ(1/2)|[[でんき]]/[[はがね]]/[[ひこう]]|
|いまひとつ(1/4)|---|
|こうかなし|---|
}}
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第九世代から登場した単[[でんき]]ポケモン。[[でんき]]タイプとしては珍しい傾向の鈍足高耐久タイプのステータス。
最大の特徴は専用特性&taglink(でんきにかえる);。攻撃を受けることでじゅうでん状態となり、返しのでんき技の威力が2倍になる。
その耐久性能と特性から「耐えて殴る」が基本コンセプトとなるポケモン。
特に吸収技であるパラボラチャージの習得が大きく、でんき技が通る相手には相当のしぶとさが期待できる。
種族値傾向が似た[[デンリュウ]]とはこれだけで十二分に差別化できている。

反面、[[でんき]]タイプらしくサブウェポン範囲はかなり狭めであり、まともな威力のものに限れば[[みず]]と[[ノーマル]]程度しかない。
一応[[じめん]]特殊技も習得するが、マッドショット止まり。そのため[[でんき]](+[[みず]])が通らない相手はかなり厳しい。
みずびたしを覚えるため強引に突破することもできるが、テラスタル中はタイプ変更を受け付けないので注意。

碧の仮面ではどくどくを習得。しぶとく戦うハラバリーと相性が良い。
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#contents
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*特性考察 [#ability]

:でんきにかえる|
ハラバリーの専用特性であり要。攻撃を受けるとじゅうでん状態となり、次に放つでんき技の威力が2倍になる。
これによりでんき技に限ってはとても高い火力で放つことができる。他の特性が微妙なこともあり、これで確定。
なお、技のじゅうでんを使うわけではないので、特防一段階上昇は起こらない。
&taglink(トレース);されると相手の電気技を強化させかねないので注意。
&br;なお第九世代から、じゅうでん状態は次に電気技を撃つまで持続するようになっている。
ただし、電気タイプであればでんじはのような変化技を使ってもじゅうでん状態が切れる点に注意。

:せいでんき|
直接攻撃をしてきた相手を30%の確率でまひ状態にする。
耐久が高いハラバリーであれば試行回数を稼ぎやすいため、相性自体は悪くない。
ただし&taglink(でんきにかえる);と違い確率発動であったり、鈍足ゆえに麻痺させても抜ける相手は多くない点がネック。
&taglink(でんきにかえる);を差し置いてまで選ぶ理由に乏しいので候補外。

:しめりけ|
隠れ特性。爆発系の技が不発する。主に役割遂行後の自主退場を封じるための特性。
しかし有効な状況がピンポイント過ぎるうえ、&taglink(でんきにかえる);を捨ててまでハラバリーをこの役目に置く理由にも乏しいため、基本候補外。
どうしてもダブルバトルで相手に爆発系の技を使わせたくない場合にかろうじて候補になる程度。

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*技考察 [#moves]
//でんきにかえるは常時発動ではないので、補正込みの威力欄を削除
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|パラボラチャージ|電|65(97)|100|HP吸収|一致メインウェポン。&taglink(でんきにかえる);と合わせて実質吸収量は多い。&br;全体攻撃なので、味方にも当たるのには注意。|
|ボルトチェンジ|電|70(105)|100|自分交代|&taglink(でんきにかえる);で高威力で交代。鈍足のため後手交代しやすい。|
|10まんボルト|電|90(135)|100|麻痺10%|命中に加えてダメージもある程度重視するなら。|
|かみなり|電|110(165)|70|麻痺30%|麻痺の付与率が高い。特性で超火力も期待できるが命中不安。&br;雨なら必中なので、使うなら雨パ、又は対[[カイオーガ]]で。|
|ほうでん|電|80(120)|100|麻痺30%|こちらも麻痺させやすく、威力は控えめだが命中安定。&br;全体攻撃なのでダブル向けだが、味方にも当たるので注意。|
|でんじほう|電|120(180)|50|麻痺100%|強力だが超命中不安。使うならじゅうりょくなどのサポートが欲しい。|
|チャージビーム|電|50(75)|90|特攻↑70%|特攻を高める唯一の技。安定性には欠ける。|
|だくりゅう|水|90|85|命中↓30%|電気技を受けにきた地面に。やや命中不安。なみのりは覚えない。|
|ひやみず|水|50|100|攻撃↓100%|対物理アタッカーに。|
|アシッドボム|毒|40|100|特防↓↓100%|ダメージ補助に。草を強引に突破する手段にも。鋼や&taglink(ぼうだん);に注意。|
|マッドショット|地|55|95|素早↓100%|電気の通り辛い相手に。Sを下げても抜ける相手は少ない。|
|どろかけ|地|20|100|命中率↓100%|居座るチャンスを作る。&taglink(でんきにかえる);とやや相性が悪い。|
|ハイパーボイス|無|90|100|-|音技のため、みがわり貫通。|
|ウェザーボール|無|50/100|100|天候で&br;タイプ変化&br;+威力2倍|自力ではあまごいしか覚えない。雪パに組み込めば優秀な補完技となる。|
|テラバースト|無|80<120>|100|タイプ変動|テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。|
|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
//|サンダーダイブ|電|100(150)|95|外すと反動|めいそうやチョッキ持ちの物理低耐久へ。外すと反動が痛いが、回復は容易。&br;じめんタイプやまもる、でんき無効の特性に注意。|
//|ワイルドボルト|電|90(135)|100|反動1/4|威力は多少落ちるが、反動ダメージを気にするなら。但し決まったとき必ず反動を受ける。|
//↑アシッドボムがある上攻撃が低いので物理技は不要かと
|ふいうち|悪|70|100|優先度+1|どうしても先制技が欲しいなら。&br;無補正無振りで耐久無振り[[ドラパルト]]に3割程度のダメージ。|
|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|>|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|BGCOLOR(#1cab8f):COLOR(#fdbb69):|>|BGCOLOR(#6e665b):COLOR(#f4e651):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|みずびたし|>|水|100|>|相手のタイプを単みずタイプに上書き。じめんも突破可能となるが、テラスタルには無効。|
|なまける|>|無|-|>|HP回復に。今作からPPが減ったので注意。|
|かいでんぱ|>|電|100|>|相手の特攻↓↓。|
|でんじは|>|電|90|>|Sダウンはあまり自身に恩恵がないものの、長期戦になれば行動不能が効いてくる。|
|どくどく|>|毒|90|>|耐久しつつじわじわ削る。受けに来るじめんにもある程度負担をかけられる。|
|エレキフィールド|>|電|-|>|火力補強しつつ催眠対策。&taglink(クォークチャージ);のトリガーにも。|
|あまごい|>|水|-|>|水技を補強し、かみなりが必中に。自身もみず等倍のため使いどころに注意。|
|リフレクター|>|超|-|>|物理ダメージ半減。後続の補助にも。|
|ひかりのかべ|>|超|-|>|特殊ダメージ半減。後続の補助にも。|
}}

**テラスタル考察 [#terastal_phenomenon]
//タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|10まんボルト&br;ボルトチェンジ&br;パラボラチャージ|電気技をさらに強化。火力アップが回復量に直結するため、無難に強力。|
|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|だくりゅう&br;ウェザーボール(雨)|対[[じめん]]。氷テラバーストでは低乱2のH252[[ディンルー]]が濁流で高乱2。&br;テラバーストを入れる必要がなくなり、ハイパーボイスなどを入れる余裕が出る。&br;環境にはハラバリーの最高打点が水炎氷になる相手も多く、単純に耐久増強としても有用。|
|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|ウェザーボール(雪)&br;テラバースト|攻撃面の補完が優秀だが、鈍足高耐久型の種族値とは耐性面で相性が悪い。&br;チョッキなら十分候補内。特に強く呼ぶ[[ガブリアス]]に刺す。&br;[[サーフゴー]]に不利になる点や[[ハバタクカミ]]の炎・岩技で弱点を突かれるようになる点に注意。|
|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|アシッドボム&br;テラバースト|対草妖。[[ハバタクカミ]]には等倍。地面が一貫するものの、耐性の数は多く対応範囲が広がる。&br;どくどく必中。アシッドボムの威力が60に。|
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|ハイパーボイス|[[サーフゴー]]のシャドーボール受けに。チョッキなら弱点の少なさから相性は良い。|
|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|マッドショット&br;テラバースト|解説|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|ウェザーボール(晴)&br;テラバースト|対草鋼。地面が一貫する。|
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|テラバースト|粉技無効。水と地面に攻防ともに有利だが、弱点は多め。&br;[[ウォッシュロトム]]や[[トリトドン]]、地面タイプなどを意識するなら。|
|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|テラバースト|地面技対策。しかし弱点になる電気への有効打がマッドショットしかない。|
|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|テラバースト|地面技対策。炎と岩にはだくりゅうでカバーできるが、肝心の耐性は物理寄り。|
|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|テラバースト|耐性は優秀だが地面が一貫する。|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|テラバースト|対竜など。|
|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|テラバースト|対[[モロバレル]]・[[テツノカイナ]]。|
|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|テラバースト|[[サーフゴー]]のシャドーボールを受けた上で逆にテラバーストで返り討ち。&br;&taglink(いたずらごころ);耐性も得る。|
}}

#region2(使用率の低いテラスタル){{{
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|テラバースト|解説|
|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|ウェザーボール(砂嵐)&br;テラバースト|解説|
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|テラバースト|解説|
|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|テラバースト|チョッキの受けで間に合っているので基本は氷テラスタルで十分。|
}}
}}}
//※特に書く必要がなければコメントアウトする

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*型考察 [#roles]

**アタッカー型 [#hd37bca1]
特性:でんきにかえる
性格:ひかえめ/れいせい(物理技採用時)
努力値:HC252ベース or 素早さ調整
持ち物:とつげきチョッキ/オボンのみ
確定技:パラボラチャージorボルトチェンジor10まんボルトorかみなり(複数可)/だくりゅうorひやみず
選択攻撃技:ワイルドボルトorサンダーダイブ/ハイパーボイス/アシッドボム/ふいうち/マッドショット/テラバースト(毒/悪/氷/フェアリー)
選択変化技:でんじは/みずびたし
テラスタイプ:でんき/みず/どく/ノーマル/あく/こおりなど

&taglink(でんきにかえる);で強化された電気技で戦っていくアタッカー型。
じゅうでん状態の威力2倍は威力補正としては最高で、単純に強力。

反面、電気技にしか効果が無い点からタイプ受けをされやすい。
攻撃技でダメージを受けないと発動せず、ちょうはつを覚えない点から、搦め手にも弱い。
これらへの対策は運用していくうえで必須となる。

電気技はそれぞれ用途が異なり、&taglink(でんきにかえる);が強力なため、複数搭載を推奨。

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*相性考察 [#partner]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
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*対ハラバリー[#counter]
:注意すべき点|
&taglink(でんきにかえる);+パラボラチャージで非常に粘り強い。
殴りながら回復するので、ちょうはつやスカーフトリックで機能停止させづらい。
相性不利な相手もみずびたしやアシッドボムで強引な突破を狙ってくる。

:対策方法|
くさやドラゴンなどのでんきに強いタイプや、&taglink(ちくでん);持ちにはあまり有効打がない。
&taglink(よびみず);[[トリトドン]]や&taglink(ちょすい);[[ドオー]]ならみずびたしも無効でほぼ完封。
また、テラスタル中はみずびたしが無効になるので、電気無効の地面テラスタルも有効だがどくどくに注意。
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*外部リンク [#link]
-[[ハラバリー - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC]]

&tag(ポケモン,第九世代,でんきタイプ,すいちゅう1グループ,でんきにかえる,せいでんき,しめりけ);