フライゴン の変更点


#author("2024-07-21T22:36:59+09:00","","")
#author("2024-08-21T15:01:00+09:00","","")
*フライゴン [#flygon]
 No.330 タイプ:じめん/ドラゴン
 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない)
 体重:82.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|c
|~地/竜|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|フライゴン|80|100|80|80|80|100|520|&taglink(ふゆう);|
|[[ガブリアス]]|BGCOLOR(pink):108|BGCOLOR(pink):130|BGCOLOR(PINK):95|80|BGCOLOR(pink):85|BGCOLOR(pink):102|600|&taglink(すながくれ);/&taglink(さめはだ);|
}}
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#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)|[[こおり]]|
|ばつぐん(2倍)|[[ドラゴン]]/[[フェアリー]]|
|いまひとつ(1/2)|[[ほのお]]/[[どく]]/[[いわ]]|
|いまひとつ(1/4)|---|
|こうかなし|[[でんき]]|
}}
&color(red){※};特性&taglink(ふゆう);により、[[じめん]]無効
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第三世代出身の[[じめん]]×[[ドラゴン]]複合タイプ。
&taglink(ふゆう);とタイプ相性により、範囲の広いじめんと[[でんき]]を無効。補完に採用される[[いわ]]、[[ほのお]]も半減に抑える。
その独自の耐性に加え、先制技やとんぼがえりといった技を習得し、サイクル戦に於いては扱いやすい。
タイプ一致技の攻撃範囲は広く、サブウェポンもそれなりに豊富。
じわれも習得するので、ふゆうや[[ひこう]]、&taglink(がんじょう);相手でなければワンチャンスの突破も可能で、器用な性質を持つポケモン。

種族値の上では攻撃・素早さが高めのバランス型で決して弱くないのだが、ライバルが強力すぎるのが難点。
エース級で採用されるポケモンには[[こおり]]が弱点のものも多く、それらの対策で採用されたこおり技でついでに対策されがち。
特に同タイプの[[ガブリアス]]は種族値だけ見ると完全上位互換であり、第四世代以降長くに渡ってお株を奪われ気味。

第九世代では、新要素のテラスタルによりタイプ変更が可能に。
これによりこおりに弱いポケモンともある程度併用が効くようになり、構築の上での短所を一つカバーできるようになった。
本人も&taglink(ふゆう);のため、[[でんき]]になると&taglink(かたやぶり);以外には弱点を突かれなくなる。
一方でテラスタル+テラバーストにより、予想外の場所からこおり技が飛んでくる可能性が復活した点には留意。

技方面では起点作成のステルスロックを獲得。[[ガブリアス]]も覚えるが、こちらはとんぼがえりによる自主退場が可能。
おいかぜとの両立も可能であり、この点で[[ランドロス]]との差別化にも成功している。
起点作成を任せる場合、むしろ[[サザンドラ]]との差別化を意識しておきたい。素のタイプの違いや一撃必殺、先制技の有無を活かすとよい。
それ以外では初の[[フェアリー]]技となるみわくのボイス、回復による受けを無力化するサイコノイズ辺りも、想定する役割によって有用。
ほかにはこうそくいどう、むしのていこう、てだすけ、しんくうはも新規習得。役割によっては候補になるか。

※習得技に関する比較は[[ノート>./ノート]]に移動してあります。

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#contents
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*特性考察 [#ability]
:ふゆう|
じめん無効。隠れ特性や第二特性は無く、隠れ特性のナックラーから進化してもこれになる。
シンプルに無効耐性が増える優秀な特性。これのお陰で独自の耐性を備えている。
一方、フィールドの恩恵は受けられなくなる。ただし元のタイプ的にフィールドとの相性がいいわけではない。
テラスタルとの相性が良く、ほのお・はがね・どくなど耐性の多いタイプに変わりつつ、これらのじめん弱点を気にせずに済む。
&taglink(かたやぶり);や&taglink(かがくへんかガス);に無効化されることは忘れずに。
&taglink(トレース);されるとこちらのじめん技も通らなくなるので注意。

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*技考察 [#moves]
#table_edit2(table_mod=open){{
|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|じしん|地|100(150)|100|-|タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。&br;10まんばりきやじだんだは覚えない。|
|げきりん|竜|120(180)|100|行動固定&br;終了後混乱|タイプ一致技。行動固定が痛い。フェアリーに起点化される恐れも。|
|ドラゴンクロー|竜|80(120)|100|-|タイプ一致技。性能安定。メインウェポンとしてはやや火力不足。|
|スケイルショット|竜|25*2~5&br;(37*2~5)|90|防御↓&br;素早さ↑|タイプ一致技。デメリットに注意。期待値は3発。|
|ワイドブレイカー|竜|60(90)|100|攻撃↓100%|タイプ一致技。追加効果が優秀。主にダブルのサポート用。|
|ストーンエッジ|岩|100|80|急所ランク+1|対虫・飛行。地面定番のサブウェポン。|
|いわなだれ|岩|75|90|怯み30%|スカーフやりゅうのまいと併せて。ダブルでは相手全体攻撃。|
|がんせきふうじ|岩|60|95|素早↓100%|追加効果が優秀。サポート用。|
|とんぼがえり|虫|70|100|自分交代|攻撃しつつ撤退。こだわりアイテムと併せて。|
|であいがしら|虫|90|100|優先度+2|場に出た番だけ使える高威力・高優先度の先制技。&br;タイプで無効化はされないが、半減されやすい。|
|フェイント|無|30|100|優先度+2|タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。ほかの先制技より速い。&br;サイコフィールドや&taglink(じょおうのいげん+ビビッドボディ+テイルアーマー){先制技無効特性};にはダメージもまもる解除も無効化される。|
|じわれ|地|-|30|一撃必殺|有効打の無い相手に。飛行や&taglink(ふゆう);、&taglink(どしょく);、&taglink(がんじょう);には無効。|
|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|りゅうせいぐん|竜|130(195)|90|特攻↓↓|タイプ一致技。連発は効かない。両刀・撃ち逃げ向き。|
|りゅうのはどう|竜|85(127)|100|-|タイプ一致技。性能安定。|
|だいちのちから|地|90(135)|100|特防↓10%|タイプ一致技。性能安定。|
|ねっさのだいち|地|70(105)|100|火傷30%|タイプ一致技。威力は低いが、追加効果が優秀。|
|ばくおんぱ|無|140|100|-|みがわり貫通。等倍ではりゅうのはどう・だいちのちからを超える威力。&br;ダブルでは周囲全体攻撃。のどスプレーの発動も可能。|
|だいもんじ|炎|110|85|火傷10%|対草・虫。鋼/飛行にも。やや命中不安。|
|かえんほうしゃ|炎|90|100|火傷10%|性能安定。|
|ねっぷう|炎|95|90|火傷10%|ダブルでの範囲攻撃に。|
|しんくうは|闘|40|100|優先度+1|特殊先制技。タスキ潰しに。|
|テラバースト|無|80<120>|100|-|テラスタル時はタイプが変化。攻撃が高い場合は物理技に変化。&br;ステラの場合は威力100・AC一段階ダウンのデメリットが追加。|
|BGCOLOR(#99cc66):|>|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|>|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
|LEFT:|>|>|>|CENTER:|LEFT:|c
|ステルスロック|>|岩|-|>|先発での場作りに。無効耐性が2つあるので、サイクルの中でも自然に撒きやすい。|
|りゅうのまい|>|竜|-|>|攻撃・素早さ補強。攻撃範囲を活かしたエースをやるなら。|
//|どくどく|>|毒|90|>|耐久型対策。毒や鋼は呼びにくい。過去作限定技。|
|みがわり|>|無|-|>|変化技対策や、交代読みで。|
//|はねやすめ|>|飛|-|>|回復技。先制でも耐性・特性に影響しない。過去作限定技。|
|おいかぜ|>|飛|-|>|サポート用。4ターン味方の素早さ倍増。|
}}

#region2(採用率の低い技){{{
#table_edit2(table_mod=open){{
|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|じならし|地|60(90)|100|素早さ↓100%|タイプ一致技。ダブルでは、工夫をしないと味方に負荷をかける。|
|すなじごく|地|35(52)|85|拘束技|タイプ一致技。じわれと併せて。|
|あなをほる|地|80(120)|100|溜め攻撃|タイプ一致技。耐久戦術で。&br;潜っていても&taglink(ふゆう);でじしんは当たらない。|
|ドラゴンダイブ|竜|100(150)|75|怯み20%|タイプ一致技。高威力・命中不安。&br;「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。|
|ドラゴンテール|竜|60(90)|90|優先度-6&br;相手交代|タイプ一致。積み技対策や交代読みで。|
|ばかぢから|闘|120|100|攻撃・防御↓|地面技と範囲が被る。能力低下が痛い。[[バンギラス]]とふうせん[[ドリュウズ]]に刺さる。|
//|アイアンテール|鋼|100|75|防御↓30%|対フェアリー。高威力・命中不安。過去作限定。|
|はがねのつばさ|鋼|70|90|防御↑10%|対フェアリー。アイアンテールより命中が高い。|
|ダブルウイング|飛|40*2|90|2回攻撃|対草・虫。|
|そらをとぶ|飛|90|95|溜め攻撃|耐久戦術で。かみなりはタイプ相性で無効。|
|じごくづき|悪|80|100|音技封じ|ほぼ[[ジャラランガ]]・[[ニンフィア]]ピンポイント。補完としてはイマイチ。|
|かみくだく|悪|80|100|防御↓20%|じごくづきと選択。|
|ほのおのパンチ|炎|75|100|火傷10%|対草・虫。鋼/飛行にも。|
|かみなりパンチ|電|75|100|麻痺10%|対[[ギャラドス]]ピンポイント。|
|でんこうせっか|無|40|100|優先度+1|フェイントより威力はわずかに高いが、優先度が低い。|
|じたばた|無|20~200|100|-|最大威力は一番。タスキやこらえると併せて。|
|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|むしのさざめき|虫|90|100|特防↓10%|対草・エスパー・悪。みがわり貫通。|
|むしのていこう|虫|50|100|特攻↓100%|追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。|
|ほのおのうず|炎|35|85|拘束|耐久運用でのダメージ源や釣り出し防止に。&br;無効範囲を考えると、すなじごくよりこちらが優先される。|
|エアスラッシュ|飛|75|95|怯み30%|対草・虫・格闘。追加効果は優秀だが威力は控えめ。|
|みわくのボイス|妖|80|100|ターン中に&br;能力が上昇した&br;相手を混乱100%|対悪・格闘。みがわり貫通。のどスプレーの発動も可能。|
|サイコノイズ|超|75|100|2ターン&br;回復封じ|みがわり貫通。のどスプレーの発動も可能。|
|ソーラービーム|草|120|100|溜め攻撃|晴れと併せて。|
|BGCOLOR(#99cc66):|>|BGCOLOR(#ccff66):|BGCOLOR(#99cc66):|>|BGCOLOR(#ccff66):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
|LEFT:|>|>|>|CENTER:|LEFT:|c
//|つめとぎ|>|悪|-|>|攻撃・命中率補強。ドラゴンダイブやストーンエッジ、アイアンテールと併せて。&br;''第6世代までの技マシン限定''。|
|こうそくいどう|>|超|-|>|素早さ補強。|
//|どくどく|>|毒|90|>|耐久型対策。毒や鋼は呼びにくい。過去作限定技。|
|ねごと|>|無|-|>|催眠技対策や、ねむると併せて。|
|こらえる|>|無|-|>|ゴツゴツメットやじたばたと併せて。|
//|はねやすめ|>|飛|-|>|回復技。先制でも耐性・特性に影響しない。過去作限定技。|
}}
}}}

**テラスタル考察 [#xcda79c7]
//タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|げきりん&br;ドラゴンクロー&br;りゅうせいぐん&br;りゅうのはどう|タイプ一致技の強化。|
|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|じしん&br;だいちのちから&br;ねっさのだいち|タイプ一致技の強化。水が抜群になるので注意。|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|ほのおのパンチ&br;だいもんじ&br;かえんほうしゃ&br;ねっぷう|対草虫。浮いている鋼にも。氷妖半減。&br;やけどを無効にしつつ、&taglink(ふゆう);により地面技を無効にする。&br;攻撃面でも一致技との補完が優秀で、3タイプで未解禁を含めた全ポケモンに等倍以上。|
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|かみなりパンチ&br;テラバースト|特性&taglink(ふゆう);と併せて弱点が無くなる。&br;ただしフライゴン自身の耐久は並程度なので、飛行・鋼の半減をうまく利用するのが望ましい。&br;攻撃面でも一致技との補完は良好で、3タイプすべてを半減するのは現環境で[[エルフーン]]のみ。|
|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|ストーンエッジ&br;いわなだれ&br;テラバースト|地面との補完に優れる優秀なサブウェポン。&br;元の弱点はすべて等倍になるが、&taglink(ふゆう);の地面無効を加味しても弱点はメジャーかつ多い。|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|みわくのボイス&br;テラバースト|ドラゴンタイプの対面で有利をとれる。&br;フェアリーを半減する毒・鋼・炎には元タイプの地面技で抜群が取れる。|
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|ギガドレイン&br;テラバースト|粉技無効。氷が一貫する。|
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|ばくおんぱ&br;じたばた&br;テラバースト|弱点は突けないが等倍範囲が広く、地面技との補完に優れる。&br;耐性面は弱点・半減ともに数が少なくなる。&br;物理型ではまともな技がほぼ無いのが難点。|
|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|テラバースト|炎耐性を維持しつつ氷半減。フリーズドライは一貫する。|
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|テラバースト|&taglink(ふゆう);と併せると、ノーマル・格闘・地面の3タイプを無効化。&br;フライゴンで採用率の高い鋼テラスタルを読んでくる相手の格闘技をやり過ごせる。|
|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|であいがしら&br;とんぼがえり&br;むしのさざめき|サブ技。であいがしらととんぼがえりの火力補強。&br;耐性のうち地面半減が&taglink(ふゆう);と被る。|
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|ばかぢから&br;テラバースト|フェアリーが一貫する。|
|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|テラバースト|&taglink(ふゆう);の地面無効により弱点はエスパー1つに。&br;攻守両面でフェアリー対策に向くほか、格闘への耐性も有効活用しやすい。&br;一度引っ込めてから繰り出しても毒菱の回収ができない点には注意。|
|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|テラバースト|元タイプの弱点3つをすべて半減しつつ、鋼の弱点のうち地面を&taglink(ふゆう);で無効化。&br;攻撃面でも氷とフェアリーに鋼が、ドラゴンには元タイプのドラゴン技が刺さる。&br;フライゴン以外のドラゴンにも言えるが、非常に読まれやすい点に注意。|
|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|じごくづき&br;かみくだく&br;テラバースト|&taglink(いたずらごころ);耐性の獲得。フェアリーが一貫する。|
|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|ダブルウイング&br;エアスラッシュ|&taglink(ふゆう);がほぼ無意味になる。氷が一貫する。|
|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|サイコノイズ&br;テラバースト|地面技と攻撃範囲が被る。耐性も悪い。|
|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|テラバースト|対ドラゴン。耐性は悪くなる。|
|BGCOLOR(#FF00FF):COLOR(#f8f8f8):ステラ|テラバースト|解説|
}}

//#region2(採用率の低いテラスタル){{{
//#table_edit2(edit=on){{
//|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
//|~タイプ|~主な技|~解説|
//|CENTER:|||c
//}}
//}}}
//※特に書く必要がなければコメントアウトする

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*型考察 [#roles]
**スカーフ型 [#b613a0c4]
性格:いじっぱりorようき/ひかえめorおくびょう
努力値:AorC252 HS調整
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:じしんorだいちのちから/とんぼがえり
攻撃技:げきりんorドラゴンダイブorりゅうせいぐん/ストーンエッジorいわなだれ/だいもんじ/ばかぢから/ばくおんぱ/じわれ/エアスラッシュ

半端な素早さをスカーフで補い、行動回数を確保する型。
独自の耐性を活かして序盤はとんぼがえりでサイクルを回し、後半に高威力の一致技でフィニッシャーとして動く。

耐性は優秀であるものの、火力はアタッカーとして最低限の水準であり、エース運用には向かず補完としての役割が強い。
補完に優れるはがね・フェアリー・ほのおなどのアタッカーと並べて使うのが定石となる。

最大火力のげきりんはサイクル戦法と相性が悪い。
ほかの物理ドラゴンより火力が低く負担をかけづらいので、使うとしても終盤のみになる。ほかのポケモンにエースを任せるなら優先度は低い。
なお素早さで勝る[[オノノクス]]・[[サザンドラ]]には対面からなら勝負できるが、[[ドラパルト]]はタスキ持ちも多く苦手な相手。
無理に突っ張らせず、後続で処理することも考えたい。
なお、いじっぱり・ひかえめでもSに180振れば最速ドラパルトは追い越せる。

むじゃきなどの性格にして両刀にするのは、火力不足が目立ち始めること、水準レベルの耐久を削ることになることから非推奨。

**りゅうのまい型 [#b9c8abf4]
性格:ようきorいじっぱり
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/たつじんのおび/ラムのみ
確定技:りゅうのまい/げきりんorスケイルショット/じしん
選択技:ストーンエッジorいわなだれ/ほのおのパンチ/とんぼがえり/フェイント/テラバースト
テラスタイプ:地面/ドラゴン/炎/鋼

[[ガブリアス]]は覚えないりゅうのまいを積み、全抜きを狙う。
地面タイプでりゅうのまいを使えるのは第九世代ではほかに[[ナマズン]]のみで、あちらより素のASが高い。
竜舞アタッカー自体はライバルが多いが、ドラゴン技と補完に優れるじめん技を一致で使えるのが強み。
残り1枠は[[アーマーガア]]などに対するほのおのパンチ、地面との相性補完の岩技、
不利な相手から撤退するとんぼがえり、非接触の先制技のフェイント等からパーティによって選ぶ。
不利な相手から撤退するとんぼがえり、非接触の先制技のしんくうは等からパーティによって選ぶ。

無補正212振り(実数値147)で最速[[ギャラドス]]抜き。
そのため性格は基本的にいじっぱり推奨だが、相手のスカーフなどを考慮する場合はこの限りでない。

**じたばたじしん型 [#yaa083ca]
性格:ようきorいじっぱり 
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/ピンチ系きのみ/ゴツゴツメット
確定技:じたばた/じしん
攻撃技:とんぼがえり/ほのおのパンチ
変化技:こらえる/りゅうのまい/みがわり
テラスタイプ:炎/地面/鋼

高威力のじたばたとその補完に優れるタイプ一致じしんで攻める型。
りゅうのまい→タスキ→じたばたの流れが決まれば、A特化で無振り[[サザンドラ]]・H振り[[アシレーヌ]]程度なら確1。
HP調整はみがわりやこらえるでも可能。その場合はチイラのみ・カムラのみと併せて。

とんぼがえりはサイクル戦での温存に。
ほのおのパンチは地面無効の鋼や[[ハッサム]]に。A特化・Aランク+1でH振りハッサムを確1。

また非接触物理の岩技やじしんに耐性があるため接触技を受ける機会も多く、ゴツゴツメットとこらえるで火力を補いやすい。
高速のタスキ持ち物理相手に接触技を強いることができるので、じたばたの高火力も併せてうまく活用したい。

**ステロ撒き型 [#wfedb22a]
性格:おくびょう/ようき/むじゃき
努力値:S252 A252orC252orH252
持ち物:きあいのタスキ/レッドカード
確定技:ステルスロック/とんぼがえり
優先技:じしんorだいちのちからorねっさのだいちorじわれ
選択技:りゅうせいぐん/がんせきふうじ/おいかぜ

第九世代で新たに習得したステルスロックを生かすサポート役。
ステルスロックを撒けるドラゴンの中では[[ガブリアス]]に次ぐ素早さ。ガブリアスと違い、とんぼがえりで退場ができる。
同じ&taglink(ふゆう);の[[サザンドラ]]とは一致地面技や一撃技のじわれを使える点で差別化できる。
一方、サザンドラはちょうはつやでんじはが使えるため、起点作成能力ではあちらに分がある。

レッドカードを持たせる場合はH振りにするのも検討。
一撃で倒されるとレッドカードが発動しない為である。


**【ダブル】基本型 [#x97eaddb]
性格:おくびょう/ようき
努力値:S252 AorC252
持ち物:きあいのタスキ/たつじんのおび/いのちのたま/ヤチェのみ/とつげきチョッキ
確定技:りゅうせいぐんorワイドブレイカー(両立可)/だいちのちからorじしん
優先技:フェイント
物理技:とんぼがえり/いわなだれorがんせきふうじ/であいがしら
特殊技:ばくおんぱ/ねっぷうorだいもんじ
変化技:まもる/てだすけ/おいかぜ

地面と電気無効、岩半減というダブル向けの耐性とダブル向けのわざ、ドラゴンへの攻撃力を活かした型。
第九世代ではてだすけ、おいかぜも習得し、サポート性能も向上。

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*相性考察 [#partner]
-[[ハッサム]]
お互いの弱点を半減以下に抑え合う。両者とんぼ返りを覚えるため、サイクルを回せる。
終盤にスカーフ持ちのフライゴンがじしんやげきりん、ハッサムがバレットパンチと両者抜き性能も備える。

-&taglink(はがねタイプ^フェアリータイプ){鋼・フェアリー複合};
&taglink(ふゆう);込みで互いに弱点を半減以下に抑え合う。みず、かくとう、ゴースト、はがねは等倍で一貫する。

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*対フライゴン [#counter]
:注意すべき点|
じめん+ドラゴンで攻撃範囲が広い。
りゅうのまいやじわれで突破力を高められる。
特性&taglink(ふゆう);による繰り出し性能、とんぼがえりによるサイクル回しも強力。
サポート能力もそれなりにあり、バランスの取れた能力もあって初見で型を決めつけるのは危険。

:対策方法|
耐性の優秀さが強みではあるが、耐久力・火力共に並程度で、4倍弱点の氷はさすがに耐えられず、等倍での殴り合いも不得手。
りゅうのまいやステルスロックなどを使われる前に殴れればベスト。S101以上のポケモンか&taglink(いたずらごころ);持ちでちょうはつをかけるのもよい。
ドラゴン半減以下で、じわれの存在を考えると地面は無効化できるポケモンだと基本的に有利に立ち回れる。
[[エアームド]]・[[アーマーガア]]・&taglink(ふゆう);[[Gマタドガス>マタドガス(ガラルのすがた)]]・[[ラブトロス]]あたりなら比較的安心して受け出せる。
鋼対策の炎技、スカーフでの奇襲、とんぼがえりでの撤退も想定して対処したい。

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*ナックラー [#trapinch]
 No.328 タイプ:じめん
 通常特性:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない)
      ありじごく(相手の飛行タイプや特性「ふゆう」、ゴーストタイプ以外のポケモンは交代ができなくなる)
 隠れ特性:ちからずく(追加効果がある技の追加効果がなくなり威力が1.3倍になる)
 体重  :15.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)

#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|c
|~ありじごく|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
|ナックラー|45|100|45|45|45|10|290|
|[[ダグトリオ]]|35|100|50|50|70|120|425|
}}
----
#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|[[みず]]/[[くさ]]/[[こおり]]|
|いまひとつ(1/2)|[[どく]]/[[いわ]]|
|いまひとつ(1/4)|---|
|こうかなし|[[でんき]]|
}}
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進化後のフライゴンとは異なり単じめんタイプ。特性も全く別のものになり、数少ない&taglink(ありじごく);持ちとなる。
種族値は大きく下がるが攻撃はフライゴンと同値で、トリパアタッカーとしての運用が考えられるが、圧倒的に高いわけでもなく耐久は紙なので注意。
未進化の状態で覚えられる技が限られるものの、有用な技はそれなりに揃っている。
ダブルでは[[コータス]]より遅いにほんばれ使いとして天候書き換え対策もできる。

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*特性考察 [#ability_trapinch]
:かいりきバサミ|
&taglink(いかく);などにより低くない攻撃力を下げられないのは利点だが、ありじごくが強力なので優先度は低め。

:ありじごく|
飛んでいないポケモンやゴーストタイプ以外を拘束できる。基本的にはこれ。
トリックルームの補助なしでは素早い[[ダグトリオ]]との差別化が難しい。
ダグトリオが覚えないフェイントやじたばたを上手く活用したい。
&taglink(かげふみ);と違い、&taglink(トレース);されると互いに交代できなくなるので注意。

:ちからずく|
隠れ特性。
有用な適用技が少なく、トリックルーム下でいわなだれで怯ませることができなくなるので非推奨。

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*技考察 [#moves_trapinch]
#table_edit2(table_mod=open){{
|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|BGCOLOR(#eeeeee):|c
|~攻撃技|~タイプ|~威力&br;[力尽く]|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|じしん|地|100(150)|100|-|タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。|
|あなをほる|地|80(120)|100|溜め攻撃|タイプ一致技。|
|ばかぢから|闘|120|100|攻撃・防御↓|地面技と範囲が被る。ちからずく対象外なので能力低下は防げない。|
|いわなだれ|岩|75[97]|90|怯み30%|トリックルーム下なら怯みを狙える。ダブルでは相手全体攻撃。&br;ストーンエッジは覚えない。|
|であいがしら|虫|90|100|優先度+2|場に出た番だけ使える高威力・高優先度の先制技。&br;タイプで無効化はされないが半減されやすい。|
|じわれ|地|-|30|一撃必殺|有効打の無い相手に。飛行やふゆう、がんじょうには無効。|
|フェイント|無|30|100|優先度+2|タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。ほかの先制技より速い。&br;サイコフィールドにはダメージもまもる解除も無効化される。|
|じたばた|無|20~200|100|-|最大威力は一番。タスキやこらえると併せて。|
|かみくだく|悪|80[104]|100|防御↓20%|悪タイプの安定技。|
|BGCOLOR(#ec5e26):|>|BGCOLOR(#eeeeee):|BGCOLOR(#ec5e26):|>|BGCOLOR(#eeeeee):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
|LEFT:|>|>|>|CENTER:|LEFT:|c
|こらえる|>|無|-|>|ゴツゴツメットやじたばたと併せて。|
}}

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*型考察 [#roles_trapinch]
**トリパ型 [#z4bf58c5]
特性:ありじごく
性格:ゆうかん
努力値:A252 HorB252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/ラムのみ/イバンのみ
確定技:じしん/いわなだれ/フェイント
選択技:ばかぢから/かみくだく/じたばた/じわれ/こらえる/であいがしら

フェイントは優先度+2の先制技で、多くの先制技使いを抜かせるので、入れておいて損はない。
特性&taglink(ありじごく);により、拘っている電気タイプなどを逃がさずに狩れるので便利。

しんかのきせきでも補いきれないほど耐久が低いので、持ち物はきあいのタスキが一番安定する。
トリックルーム発動に失敗してもこらえてじたばたしたり、一か八かじわれで勝負することもできる。

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*外部リンク [#link]
-[[フライゴン - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B4%E3%83%B3]]

&tag(ポケモン,第三世代,藍の円盤,進化前,じめんタイプ,ドラゴンタイプ,むしグループ,ドラゴングループ,ふゆう,かいりきバサミ,ありじごく,ちからずく);