レジェンドオブラウンド の変更点


#author("2022-09-23T22:14:32+09:00","","")
*レジェンドオブラウンド [#g3bca0ba]
2021年9月に開催される公式インターネット大会、およびそこで使用される特殊ルール。
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#contents
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**エントリー期間 [#eb972eba]
2021年8月26日(木)  時~9月10日(金)8時59分
**開催期間 [#qdca24b2]
2021年9月10日(金)9時~9月13日(月)8時59分
**カテゴリ [#ed35373d]
ジュニア:2005年1月1日以降生まれ
マスター:2004年12月31日以前生まれ
**結果発表 [#yb3383ea]
2021年9月下旬予定
**バトル形式及びルール [#g5e77132]
-基本的な仕様は「シングルバトル」に準ずる。
-時間制:持ち時間制
--1試合の持ち時間:最大7分
--対戦に出すポケモンの選択時間:90秒
--1ターンあたりの選択時間:45秒
-1日あたりの対戦可能回数:15戦
--残った対戦数は、翌日以降に繰り越して対戦可能。
-キョダイマックス
--キョダイマックスポケモン(メルメタル・ウーラオス)が参加可能。
#author("2023-03-26T20:43:47+09:00","","")

**使用可能ポケモン [#ce1341a3]
-禁止級伝説、準伝説、ウルトラビースト、幻のポケモンのみ
--禁止級伝説(最終進化系のみ記載)
[[ミュウツー]]、[[ルギア]]、[[ホウオウ]]、[[カイオーガ]]、[[グラードン]]、[[レックウザ]]、[[ディアルガ]]、[[パルキア]]、[[ギラティナ]]、[[レシラム]]、[[ゼクロム]]、[[キュレム]]、
[[ゼルネアス]]、[[イベルタル]]、[[ジガルデ]]、[[ソルガレオ]]、[[ルナアーラ]]、[[ネクロズマ]]、[[ザシアン]]、[[ザマゼンタ]]、[[ムゲンダイナ]]、[[バドレックス]]

--準伝説一覧(最終進化系のみ記載)
[[フリーザー]]、[[Gフリーザー>フリーザー(ガラルのすがた)]]、[[サンダー]]、[[Gサンダー>サンダー(ガラルのすがた)]]、[[ファイヤー]]、[[Gファイヤー>ファイヤー(ガラルのすがた)]]、[[ライコウ]]、[[エンテイ]]、[[スイクン]]、[[レジロック]]、[[レジアイス]]、[[レジスチル]]、
[[ユクシー]]、[[エムリット]]、[[アグノム]]、[[クレセリア]]、[[ヒードラン]]、[[レジギガス]]、[[コバルオン]]、[[テラキオン]]、[[ビリジオン]]、[[トルネロス]]、[[ボルトロス]]、[[ランドロス]]、
[[カプ・コケコ>カプ・コケコ(カプコケコ)]]、[[カプ・テテフ>カプ・テテフ(カプテテフ)]]、[[カプ・ブルル>カプ・ブルル(カプブルル)]]、[[カプ・レヒレ>カプ・レヒレ(カプレヒレ)]]、[[シルヴァディ]]、[[ウツロイド]]、[[マッシブーン]]、[[フェローチェ]]、[[デンジュモク]]、[[テッカグヤ]]、
[[カミツルギ]]、[[アクジキング]]、[[ツンデツンデ]]、[[ズガドーン]]、[[アーゴヨン]]、[[ウーラオス]]、[[レジエレキ]]、[[レジドラゴ]]、[[ブリザポス]]、[[レイスポス]]
--フリーザー、サンダー、ファイヤーは原種、リージョンどちらか片方のみ

--幻のポケモン(最終進化系のみ記載)
[[ミュウ]]、[[セレビィ]]、[[ジラーチ]]、[[ビクティニ]]、[[ケルディオ]]、[[ゲノセクト]]、[[ディアンシー]]、[[ボルケニオン]]、[[マギアナ]]、[[ゼラオラ]]、[[マーシャドー]]、[[メルメタル]]、
[[ザルード]]

--使用できない幻ポケモンは、デオキシス、フィオネ、マナフィ、ダークライ、シェイミ、アルセウス、メロエッタ、フーパ。
-旧作出身のポケモンはレギュレーションマーク必須
--過去の幻ありルールは旧作出身可能が基本だったが、今回は現世代の基準に合わせる必要がある。
特に[[ジラーチ]]、[[ビクティニ]]、[[ゲノセクト]]の配布限定技を削除すると元に戻せなくなるため、使用する個体に注意。
//前世代と同じように詳細リストを作成してもOK
//#region2(折りたたみ){{{
//}}}

**ルール考察 [#point]
-禁止級伝説、幻ポケモンを''複数''パーティに入れられる
--竜王戦ルールなどと異なり、禁止級伝説や幻ポケモンの登録数に制限がない。
これにより、どのポケモンを軸としたパーティ構築なのかが読みとりにくくなりやすい。
また、採用数に制限がかかっていたが故に採用されにくかった禁止級ポケモンがパーティに採用される可能性も高まる。
**要注目ポケモン [#meta]
// 通常ルールでも使われているものをベースに、このルールならではの強みを持ったポケモンをあげていくといいと思います。

-[[ザシアン]]
対策必須ポケモン。剣の王フォルムはA170とS148を兼ね備え、更に登場時に特性ふとうのけんにより攻撃1段階上昇と、非常に攻撃性能が高い。
専用技きょじゅうざんの効果により、ダイマックスで無理矢理受けきる戦法も通用しない点が厄介。
状態異常対策がみがわり程度しかない点が数少ない弱点だが、たとえ火傷やまひで抜き性能を落としても片方の高い能力は据え置きなので早めの対処が求められる。
また、仕様によりザシアン自身はダイマックスを使用することはできない。

-[[カイオーガ]]
対策必須ポケモン。特性あめふらしによる天候変更からの一致水技の火力は全ポケモン中最高峰。
使用可能ポケモンが限られる本ルールにおいてはより対策が困難になるため要警戒。

-[[マーシャドー]]
本ルールにおける要注目筆頭ポケモン。
ゴースト、格闘の攻撃範囲で全てのポケモンに等倍以上をとれ、シャドースチールで上がった能力を奪える。
積み戦法をとる場合、このポケモンがシャドースチールを放つだけで積み上げた分が無駄になってしまうため要警戒。
技の仕様上、みがわりも貫通されるため誤魔化しが効かない点も留意。
ゴースト技を無効化できるノーマルタイプが[[レジギガス]]、[[タイプ:ヌル>タイプ:ヌル(タイプヌル)]]、[[シルヴァディ]]の3体しかいない関係上、
積んだポケモンと対面するとシャドースチールが撃ち得な技となる。
おにびの習得やテクニシャン補正が付いたかげうちも強力で、イベルタル・ウーラオスともにこれらでふいうちを透かされる。
高速低耐久の種族値のためきあいのタスキを持っていることが多く、それと相性がいいカウンターも使える。

-[[ミュウツー]]
高水準な火力と素早さ・技範囲を兼ね備えた特殊アタッカー。専用技サイコブレイクの仕様により疑似的に物理高打点を持つことが特徴。
火力自体も無振りHB100族くらいまでなら臆病C振りで確定2に収める程度ある。
攻撃・補助共に習得技が豊富で、S130からの壁貼り、ちょうはつ、おにび、こごえるかぜでの盤面整備、わるだくみ搭載による全抜き狙いなど戦法は実に多彩。
ぼうふうの習得やサイコブレイクの判定切り替えなどダイマックスを積極的に活かせる要素もいくつか持ち合わせている。
S130は十分に高いと言えるが、ガラル伝説組はさらに速いものも複数おり、特に黒馬バドレックスは一致で上から弱点を突いてくる天敵。
スカーフがあればある程度対応範囲を広げられるものの、一致ふいうちの使い手であるイベルタルや一撃ウーラオスにはやはり対抗手段が乏しい。
鉢合わせると何もできずに落とされる危険があるので、うまく逃がす先を作っておきたい。

-[[ミュウ]]
種族値ALL100の元祖幻ポケモン。全てのわざマシン、わざレコード、鎧の孤島教え技を覚えることができ、他のポケモンでは不可能な技構成を実現できる。
一方で、本ルールにおいては平均程度の耐久、低めの攻撃と特攻と、数値面では中途半端であり、タイプ、特性も微妙な点が他のポケモンに見劣りする。
どうしても1匹のポケモンにこなしてほしい役割があり、なおかつ他のポケモンでは不可能な技構成である場合の穴埋め枠としての採用が主になるか。
また「へんしん」で役割を強引に切り替えることが可能。「かわりもの」よりは使いづらいが、積んだ相手をコピーして場に残すことができたら美味しい。

-[[ルギア]]
隠れ特性マルチスケイルによる圧倒的耐久力が特徴の禁止級伝説ポケモン。
素早さも110と高く、じこさいせいも習得するため、行動に猶予を与えると一向に突破できない要塞と化す可能性がある。
一方で攻撃と特攻は90と禁止級最低レベルであり、めいそうを併用しない限り常に火力不足がつきまとう。
また、エスパーとしては珍しくめいそうやじゃくてんほけんと相性の良いアシストパワーを習得できない。

-[[ホウオウ]]
154という非常に高い特防を持つ炎・飛行複合の禁止級伝説ポケモン。
攻撃種族値は130と禁止級の中ではやや控えめではあるものの、準専用技せいなるほのおによる物理アタッカーへの圧力や、タイプ一致ダイジェット、
隠れ特性さいせいりょくにより被ダメージやいのちのたま等のスリップダメージを回復できる点が優秀。じこさいせいも習得する。
しかし、岩が4倍弱点であるためステルスロックが痛く、素の物理耐久は準伝説クラスの数値しかないためやや心許ない。

-[[ジラーチ]]
鋼・エスパーの複合を持つ幻ポケモン。特性てんのめぐみ+アイアンヘッド(しねんのずつき)による「まひるみ戦法」が強力。
ただしダイマックス相手には怯み無効のため、従来よりはまひるみループから脱し易くなっている点は留意。

-[[ディアルガ]]
鋼・ドラゴンの複合を持つ禁止級伝説ポケモン。炎や氷、ドラゴン、フェアリーを等倍に抑える独特な耐性が特徴。
また、一致技でフェアリーの弱点を突ける、フェアリーに強いドラゴンという側面も持つ。
トリックルームも習得できるので、相手のパーティに高速ポケモンが多いと判断した際は中速トリル展開に移行することも可能。

-[[パルキア]]
水・ドラゴンの複合を持つ禁止級伝説ポケモン。弱点が2つと少なく、更に禁止級伝説の素早さラインから一歩抜き出たS種族値100を持つのが特徴。
専用技のあくうせつだんも使いやすい性能で、技範囲も広いためカスタマイズ性が高い。
ただし第八世代から[[キュレム]]がフリーズドライを習得したため、先手を許すと一致4倍弱点を食らう可能性が出てきた点は注意。

-[[ゼクロム]]
電気・ドラゴンの複合を持つ禁止級伝説ポケモン。[[カイオーガ]]に対して一致高威力物理でんき技を撃ちこめる点が強力。
第八世代からりゅうのまいを習得したことで、攻撃性能が更に向上。
一方でじめんやフェアリーには片方の一致技が無効化される点や、対抗できるサブウェポンを習得しない点から[[グラードン]]や[[ゼルネアス]]、[[ザシアン]]には要注意。

-[[ブラックキュレム>キュレム]]
A170を誇る禁止級伝説ポケモン。りゅうのまいの習得や、一致物理技のレパートリーが増えたことで性能が全体的に向上。
一方、そのままだと[[ザシアン]]や[[ゼルネアス]]に縛られてしまうため繰り出し所は考える必要がある。
また、仕様によりホワイトキュレムと同時にパーティに入れることはできない。

-[[ホワイトキュレム>キュレム]]
C170を誇る禁止級伝説ポケモン。高威力の一致氷技、ドラゴン技を兼ね備え、サブも鋼に対抗できるクロスフレイムやだいちのちからを使用可能。
ただし、ブラックキュレム以上に[[ゼルネアス]]に縛られやすいため、採用する際は控えにゼルネアス対策を是非とも用意したい。
また、仕様によりブラックキュレムと同時にパーティに入れることはできない。

-[[ゼルネアス]]
特性フェアリーオーラによる一致フェアリー技の威力上昇と、専用技ジオコントロールによるCDS2段階上昇が強力なポケモン。
ダイマックスすると威力が更に向上したダイフェアリーにより、状態異常耐性まで獲得してしまう点が非常に厄介。
本ルールではきょじゅうざんで弱点を突いてくる[[ザシアン]]の他、タスキ+シャドースチールで強引に上昇能力を奪ってくる[[マーシャドー]]も警戒したい相手。

-[[イベルタル]]
特性ダークオーラにより高威力となる悪技と、強力なドレイン効果のデスウイングをはじめとする飛行技を一致で扱える。
特にダイマックスすると追加効果の噛み合いの良さや威力の上昇により非常に止まりにくくなる。
禁止伝説ポケモンが複数採用される本ルールにおいて、エスパー・ゴーストポケモンとの補完に優れる点でもパーティに組み込む意義が大きい。
要注意ポケモンの一角である[[マーシャドー]]に対して、ダブルウイングでタスキを貫通しつつ突破できる。
特殊型であってもデスウイングによる回復+ふいうちで縛れるため基本的には優位に立ち回ることが可能。

-[[ボルケニオン]]
唯一の炎と水の複合タイプを持つポケモン。
特性ちょすいにより本来等倍の水技を吸収できるため、こだわりアイテム持ち[[カイオーガ]]への対策の回答のひとつ。
ただし、こちらからの対抗手段も乏しく、相手のカイオーガのかみなりで弱点を突かれてしまう点は注意が必要。
また、[[ザシアン]]の一致技を両方半減以下にでき、物理耐久も高め。
ワイルドボルトで弱点を突かれる可能性はあるものの、こちらは一致弱点で攻められるので基本的に有利。
専用技のスチームバーストは命中とPP以外はねっとうの上位互換であり、物理型のポケモンの後出しを抑制できる。

-[[カプ・レヒレ>カプ・レヒレ(カプレヒレ)]]
水とフェアリーの複合を持つ準伝説ポケモン。特性ミストメイカーによりミストフィールドを展開できる。
禁止級伝説が蔓延る本ルールにおいて、ドラゴン技軽減効果が活きる場面は多いと予想される。
また、状態異常が致命的となるエースを運用する際に、ミストフィールドの状態異常無効の効果は心強いサポートとなる。
カプ・レヒレ本人の性能においても、しぜんのいかりにより不足気味の火力を補える点が優秀。

-[[ウツロイド]]
唯一の岩・毒の複合を持つウルトラビースト。
激戦区を超えるS種族値103を持ち、パワフルハーブ+メテオビームによる特攻上昇、ビーストブーストによる特攻or素早さ上昇による抜き性能の向上が強力。
ダイマックスからのダイロックによって非常に高い特殊耐久を得ることが出来るのも特徴。
一方で鋼に対する打点に乏しく、[[ソルガレオ]]や[[日食ネクロズマ>ネクロズマ]]は対抗できない場面が多い天敵。
また、低い防御を突いてくる[[ミュウツー]]も苦手な相手。

-[[フェローチェ]]
本ルールでは[[レジエレキ]]に次ぐ速さであるS種族値151を誇るウルトラビースト。
耐久力は本ルールで使用可能なポケモンのなかで最低レベルだが、じごくづきを採用すれば[[黒馬バドレックス>バドレックス]]を縛れる点は魅力。
一方で最速だと火力補強はアイテム頼り(orダイナックル)になってしまうため、ダイマックス対決になると耐久力のなさが祟って押し負けがち。

-[[テッカグヤ]]
本ルールで使用可能な唯一の鋼・飛行の複合を持つウルトラビースト。
非常に優秀な耐性とカスタマイズ性を兼ね備えるポケモンだが、数値が特別高いわけではなく、今回の環境では強力な等倍~抜群技も飛びかうため、
繰り出す相手は慎重に判断したいところ。

-[[ゼラオラ]]
[[剣の王ザシアン>ザシアン]]に次いで、本ルールで4位の素早さ種族値143を誇る幻のポケモン。
電気単としては珍しくサブウェポンが豊富だが、補完として優秀なれいとうパンチは覚えない。
また、種族値配分は攻撃を少しだけ特防に回した[[ドラパルト]]といった感じの高速両刀型であり、育成方針次第でやや無駄が目立つ配分と言える。
本ルールにおいてこのポケモンの真価は特性ちくでんにより、[[レジエレキ]]や[[カイオーガ]]の電気技に対して無償降臨を狙える点にある。
特にザシアンやカイオーガの対策として[[ボルケニオン]]を登用する場合、サブの電気技が来そうな場面で繰り出していけるのは大きい。
ただしボルケニオン共々地面が一貫して弱点であるのは厳しく、そこを考慮するなら地面無効の[[霊獣ボルトロス>ボルトロス(れいじゅうフォルム)]]を採用する選択肢もある。
スカーフ以外のカイオーガを手早く処理できる(物理型)ゼラオラか、地面の一貫性も消せる霊獣ボルトロスか、
採用を考える際は他のメンバーとの組み合わせから吟味しよう。

-[[メルメタル]]
HP、攻撃、防御が非常に高い鋼単タイプの幻ポケモン。本ルールでは[[ブリザポス]]に次いで遅いS種族値34。
特性てつのこぶしにより専用技ダブルパンツァーの威力がさらに上がり、サブウェポンのかみなりパンチ、れいとうパンチも威力90に。
トリックルーム化ではほとんどのポケモンに先手が取れ、ダブルパンツァーのひるみ効果+連続攻撃によるタスキ貫通効果を遺憾無く発揮できる。
専用のキョダイマックスを有し、キョダイユウゲキによるいちゃもん効果付与で弱点攻撃の連続使用を防げる点が鋼の多耐性と噛み合っている。
ただしキョダイマックス個体はプレシャスボール固定かつ他のメルメタルにダイスープを使用することもできないため、出した瞬間所持の有無がバレる点に注意。

-[[レジエレキ]]
全ポケモン最速を誇るS種族値200を持つポケモン。特性トランジスタにより[[デンジュモク]]以上の火力を誇る一致でんき技を扱う。
最速スカーフ[[カイオーガ]]を上から叩けるため対策としての採用が可能。
ただし本ルールで使用可能なポケモンの中では耐久力が最低クラスなので、確実に処理したいならタスキで行動回数を確保したいところ。

-[[レジドラゴ]]
特性りゅうのあぎとにより、同条件の[[BWキュレム>キュレム]]以上の火力を誇る一致ドラゴン技を扱う。
素早さは80と中速であるため、りゅうのまいやこだわりスカーフで補強するか、火力と耐久を厚くしてトリル下で使うかは考えたいところ。
純粋なフェアリーに対する対抗策がほとんどないため、[[ゼルネアス]]が相手にいる場合は非常に動きにくくなってしまうのが欠点。
最速でりゅうのまいを積んでも剣の王[[ザシアン]]をギリギリ抜けないなど、痒いところに手が届かないが、
本ルールにおいてはドラゴンタイプの採用率が高くなりやすいため、多くの相手に負荷をかけやすい点は評価に値する。

-[[ザマゼンタ]]
特性込みで非常に堅牢な物理耐久と、最低限の火力・なかなかの素早さを併せ持つバランス型のポケモン。
攻撃技のレパートリーが今一つでありエース適性では他の禁止級に見劣りするが、複数採用が前提の本ルールでは補完枠としての活躍に期待できる。
多耐性と高耐久から繰り出し性能が非常に高く、不一致弱点くらいではまず一撃で落ちることがないので純粋な殴り合いではかなりの安定感を持つ。
特に物理に対しては、A特化グラードンのだんがいのつるぎであろうと耐久無振りで耐えてしまえる頑強さ。
両壁を扱え、素早さを活かした先発サポーターとしての運用もあり。その場合は130族に上を取れてひかりのねんども持てる歴戦の勇者も選択肢になる。
盾の王フォルムは貴重な「ダイジェットが弱点にならないかくとうタイプ」であり、
マーシャドーと同時採用しても弱点がまったく被らないのもひそかな評価点。
また、仕様によりザマゼンタ自身はダイマックスを使用することはできない。

-[[ムゲンダイナ]]
S種族値130を誇り、更にC種族値145をはじめとして攻撃以外に無駄なく配分された種族値が特徴の毒・ドラゴンの複合を持つ禁止級伝説ポケモン。
貴重なフェアリー等倍のドラゴンの一体であり、[[ディアルガ]]と同じく一致技でフェアリーの弱点を突ける。
また、専用技ダイマックスほうでダイマックスによる強引な受けを許さず、特性プレッシャーに加えじこさいせいやコスモパワーによる受け性能も兼ね備える。
全ての技を等倍以下に抑えてくる[[ディアルガ]]は不利な相手であるものの、受けを主体としているならば相手のPP切れを誘い、優位に立ち回れる場合も。
また、仕様によりムゲンダイナ自身はダイマックスを使用することはできない。

-[[白馬バドレックス>バドレックス]]
本ルールでは[[ブリザポス]]単体、[[メルメタル]]に次ぐ3番目の遅さであるS種族値50のポケモン。代わりに素早さと特攻以外の能力はすさまじく高い。
トリックルーム下ではほとんどのポケモンに先手を取ることが出来るようになり、A165からの一致威力130を誇るブリザードランスを主軸に暴れ回る。
ただし本ルールにおいてはトリックルーム下だと[[メルメタル]]が更なる天敵と化すので、相手のパーティにいる際は要注意。
特性の効果により半減実での受けを許さず、更に相手を倒すと攻撃が1段階上昇し、さらに手がつけられなくなる。
ただし半減が氷と超の2つのみに対して弱点は6つと耐性は劣悪そのもの。
一方でじゃくてんほけんと相性が良く、ダイマックスと併用されるとほぼ一撃では落とせない高火力要塞と化す。
また、仕様により黒馬バドレックスと同時にパーティに入れることはできない。

-[[黒馬バドレックス>バドレックス]]
本ルールでは[[レジエレキ]]、[[フェローチェ]]に次ぐ3番目の速さを誇るS種族値150のポケモン。
一貫性の高い一致威力120の霊技アストラルビットを主軸として先手で大ダメージを与えてくる。
特性の効果により半減実での受けを許さず、更に相手を倒すと特攻が1段階上昇し、さらに手がつけられなくなる。
弱点は2つと少ない代わりにどちらも4倍であり、禁止級伝説の中では技範囲が狭いため、ろくに通用する手段がない[[イベルタル]]は天敵。
一方で耐久力は禁止級伝説の中では平均より若干低い程度はあるため弱点さえ飛んでこなければ一撃で倒されることは少ない。
また、仕様により白馬バドレックスと同時にパーティに入れることはできない。

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