アーマーガア の変更点


#author("2024-07-11T19:34:48+09:00","","")
#author("2024-07-27T23:28:07+09:00","","")
*アーマーガア [#corviknight]
 No.0823 タイプ:ひこう/はがね
 通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)※ココガラ、アオガラスの時「するどいめ」
      きんちょうかん(相手のポケモンは木の実が食べられなくなる)
 隠れ特性:ミラーアーマー(自分が受けた能力ダウンの効果だけを跳ね返す)※ココガラ、アオガラスの時「はとむね」
 体重:75.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|c
|~地面無効鋼|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|アーマーガア|BGCOLOR(PINK):98|BGCOLOR(PINK):87|105|53|BGCOLOR(PINK):85|67|495|&taglink(プレッシャー);/&taglink(きんちょうかん);/&taglink(ミラーアーマー);|
|[[エアームド]]|65|80|140|40|70|BGCOLOR(PINK):70|465|&taglink(がんじょう);/&taglink(するどいめ);/&taglink(くだけるよろい);|
//|[[テッカグヤ]]|97|101|103|107|101|61|570|&taglink(ビーストブースト);|
|[[ミミズズ]]|70|85|BGCOLOR(PINK):145|BGCOLOR(PINK):60|55|65|480|&taglink(どしょく);/&taglink(すながくれ);|
}}
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#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)|---|
|ばつぐん(2倍)|[[ほのお]]/[[でんき]]|
|いまひとつ(1/2)|[[ノーマル]]/[[ひこう]]/[[エスパー]]/[[ドラゴン]]/[[はがね]]/[[フェアリー]]|
|いまひとつ(1/4)|[[くさ]]/[[むし]]|
|こうかなし|[[どく]]/[[じめん]]|
}}
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第八世代の序盤鳥で、[[ひこう]]×[[はがね]]複合。合計種族値は序盤ポケモンらしく平凡だが、無駄が少なく調整の幅が広い。
非常に優秀な耐性に加え、耐久向けの技を数多く習得し、専用特性の&taglink(ミラーアーマー);による崩し耐性まで備える。
総合的に、耐久ポケモンとして綺麗に纏まっており、居座り・サイクル双方に適性のあるポケモン。

ただし耐久指数自体はやや高め程度で、数値受けを務められるほどの性能は無い。
受け性能はあくまでも優秀な耐性と豊富な積み技ありき、かつ負担をかける手段に欠け、遂行速度は遅い。
特殊に対して有効な技がひかりのかべ程度しかなく、一致で弱点を突いてくる特殊アタッカー相手は退くしかなくなりがち。
交代際に負担をかける手段も乏しいため、流し性能が高いと同時に流されやすく、起点にされる対面も多い。
漫然と受け出すのではなく、編成や運用方法をきっちり明確にすることで真価が発揮されるだろう。

テッカグヤが不在のため、同複合は[[エアームド]]のみ。
種族値の傾向が似ているものの、習得技などの違いから差別化は容易。以下の特徴を参考に、パーティに必要なほうを採用するといいだろう。
:アーマーガアの優位点|リフレクター・ひかりのかべ・とんぼがえりの習得、&taglink(ミラーアーマー);による能力ダウン耐性、特殊耐久の高さ
:エアームドの優位点|ステルスロックの習得、ボディプレスの威力、&taglink(がんじょう);による一撃必殺技耐性
//:テッカグヤの優位点|特殊攻撃力・耐久の高さ、高体重による高火力ヘビーボンバー、豊富なサブウェポン、優良な変化技

第九世代で習得した技にめぼしいものはない。強いて言うならにほんばれ、あまごいくらいか。
一方でしっぺがえしが習得できなくなったが、DLCでダブルウイングは再習得できるようになった。

さらに地面無効の[[はがね]]タイプで新たなライバルとして[[ミミズズ]]が登場。
専用特性&taglink(どしょく);が優秀であちらもてっぺきとボディプレスを覚え、フィールドの恩恵を受けられる。
上述の専用特性&taglink(ミラーアーマー);と[[ひこう]]タイプの技が使える点を差別化したい。

わるだくみ型、アオガラスの考察は[[ノート>./ノート]]にあります。

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#contents
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*特性考察 [#ability]
特性はアナウンスが出るもの2つと出ないもの1つなので、どの特性かは必然的にバレる。

:プレッシャー|
相手から受けた技のPPを1多く減らす。
耐久型としては優秀な特性。一撃必殺技や、役割破壊だいもんじなどの試行回数を減らせる。
うらみと併せてさらにPPを削ることも可能。
特性発動順が素早さに左右されるため、相手の素早さを見極める用途にも使える。
アーマーガアとの相性は悪くないが、&taglink(ミラーアーマー);が優秀なこともあり、採用率は低め。
対耐久ポケモンを強く意識する場合に候補になる。

:きんちょうかん|
場にいる間、相手のきのみ発動を封じる。
効果がピンポイント気味で、状態異常にする技も覚えない。ほかの特性が優秀なのもあり、基本的に候補外。
なお特性アナウンスが必ず最初に出るため、きんちょうかん同士以外では素早さ判別もできない。

:ミラーアーマー|
隠れ特性。&taglink(いかく);などの特性や技の追加効果の能力ダウンを跳ね返せる。
耐久型にとって追加効果により崩される心配がないというのは重要であり、アーマーガアの個性となる。
てっぺきやビルドアップを安定して積む意味でも優先度は高い。基本はこれで問題ない。
なお、&taglink(かたやぶり);で貫通されるのは忘れずに。
また、跳ね返した能力ダウンで相手の&taglink(まけんき);、&taglink(かちき);が発動する点は注意が必要。
そのため&taglink(クリアボディ);の完全上位互換とはならず、特にこれらの採用が多いダブルではデメリットになることも。

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*技考察 [#moves]
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|ブレイブバード|飛|120(180)|100|反動1/3|タイプ一致技。威力はあるが反動が痛い。アタッカー型向け。|
|ドリルくちばし|飛|80(120)|100|-|タイプ一致技。威力は控えめだが性能安定。耐久型向け。|
|アイアンヘッド|鋼|80(120)|100|怯み30%|タイプ一致技。怯みも狙える。妖・岩への役割遂行に。|
|ボディプレス|闘|80|100|自身の防御で&br;ダメージ計算|タイプ一致技との相性補完が良好。てっぺきと好相性。|
|つけあがる|悪|20~|100|能力上昇依存|速攻アタッカー型での選択肢。ビルドアップやじゃくてんほけんと併せて。|
|とんぼがえり|虫|70|100|自分交代|おいかぜ、ちょうはつ後の退場に。相手の交代読みにも。|
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|てっていこうせん|鋼|140(210)|95|最大HP1/2反動|タイプ一致技。もっぱら先発サポート型の退場用。&br;じゃくてんほけん型なら、ラス1の大技としても使える。|
|テラバースト|無|80<120>|100|-|テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。|
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|>|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|>|BGCOLOR(slategray):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|CENTER:|>||c
|ビルドアップ|>|闘|-|>|耐久と抜き性能を強化。アタッカー向け。のろいも覚えるが、素早さ低下が痛い。|
|てっぺき|>|鋼|-|>|相手のつるぎのまいなどに対抗する。ボディプレスの威力アップにも。|
|はねやすめ|>|飛|-|>|耐久型なら必須。先手で回復すると[[じめん]]や[[かくとう]]が刺さるので注意。&br;最大PPが減ったので、使いどころは考える必要がある。|
|ちょうはつ|>|悪|100|>|耐久型や積み技を妨害。|
|おいかぜ|>|飛|-|>|後続のサポート用、とんぼがえりやアイアンヘッドとも好相性。|
|うらみ|>|霊|100|>|&taglink(プレッシャー);と併せてPPを狩る。|
}}

#region2(採用率の低い技){{{
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|ダブルウイング|飛|40(60)*2|90|-|タイプ一致技。連続攻撃。みがわりに強いが、積み技なしでは威力不足。|
|ゴッドバード|飛|140(210)|90|溜め技&br;急所ランク+1&br;怯み30%|タイプ一致技。最大火力。パワフルハーブと併せて。怯みは狙いにくい。|
|ヘビーボンバー|鋼|40-120&br;(60-180)|100|体重依存|タイプ一致技。あまり重くないため、実質[[ハバタクカミ]]ピンポイント。|
|はがねのつばさ|鋼|70(105)|90|防御↑10%|タイプ一致技。アイアンヘッドよりPPが多い。|
//↑今のルールだと泥仕合になってもアイアンヘッドのPP15で困ることはあまり考えられず、そのためにこの技を採用することは無い。
//|しっぺがえし|悪|50/100|100|-|対霊。アタッカーなら。|
|どろぼう|悪|60|100|道具奪取|ゴッドバードや消費アイテムなどのフォローに。はたきおとすは覚えない。&br;ついばむはタイプ一致で&taglink(きんちょうかん);と好相性だが、きのみ限定なので使いづらい。|
|からげんき|無|70/140|100|状態異常で&br;威力2倍|火傷や麻痺対策に。技スペースが厳しい。|
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|ぼうふう|飛|110(165)|70|混乱30%|タイプ一致技。雨で必中。晴れで命中50に低下。&br;わるだくみorじゃくてんほけん前提だが、雨パとの相性は悪くない。|
|エアスラッシュ|飛|75(112)|100|怯み30%|タイプ一致技。わるだくみを積まないと火力不足。怯みは狙いにくい。|
|ラスターカノン|鋼|80(120)|100|特防↓10%|タイプ一致技。わるだくみを積まないと火力不足。|
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|>|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|>|BGCOLOR(slategray):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|CENTER:|>||c
|わるだくみ|>|悪|-|>|C2段階上昇。ただし特殊型は能力的にも技的にも癖が強い。|
|ふるいたてる|>|無|-|>|ACを強化。弱点保険前提なら両刀 & つけあがるの威力↑。|
|つめとぎ|>|悪|-|>|物理型の安定性を高める。|
|こうそくいどう|>|超|-|>|低めのSを補強。おいかぜが優先されがち。|
|いやなおと|>|無|85|>|積んでくるみがわり持ちへの負荷に。|
|リフレクター|>|超|-|>|後続のサポート用。ボディプレスの火力を上げられるてっぺきが優先されがち。|
|ひかりのかべ|>|超|-|>|後続のサポート用。あえてアーマーガアで貼る意味は薄い。|
|にほんばれ|>|炎|-|>|サポート用。天候始動・上書きや、水技の弱体化に。炎技が強化される点に注意。|
|あまごい|>|水|-|>|サポート用。天候始動・上書きや、炎技の弱体化に。かみなりの必中化に注意。|
}}
}}}

**テラスタル考察 [#terastal_phenomenon]
//タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|ブレイブバード&br;ドリルくちばし&br;ダブルウイング|はねやすめしてもタイプが消えなくなる。&br;低めの火力を補いつつ鈍足な地面・格闘の相手を想定するなら。|
|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|アイアンヘッド&br;てっていこうせん|一致技威力上昇のほか、[[ひこう]]タイプがなくなる。&br;[[バンギラス]]や[[フェアリー]]への役割を維持したいなら。&br;[[ヘイラッシャ]]や[[マリルリ]]のついでに対策されてしまう[[でんき]]テラバーストへの対策にも。|
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|ボディプレス&br;テラバースト|鉄壁を積んでからタイプ一致ボディプレスで強襲する。&br;ただし優秀な耐性を失ってしまうので、耐久型と相性が悪い。|
|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|テラバースト|電気無効。受けを崩す[[ほのお]]タイプ相手や[[でんき]]テラバーストの[[セグレイブ]]対策に。|
|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|テラバースト|苦手な炎・電や、特殊技の多いタイプを軽減できる。物理への役割放棄に注意。|
|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|つけあがる&br;テラバースト|ビルドアップを積みきったあとの突破力を引き上げるが、ややロマンよりか。&br;弱点はどれも元の耐性で牽制できる。|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|テラバースト|やけど無効。自身の弱点が1つ消滅するが、耐性面は悪化しがち。|
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|テラバースト|ゴーストの一貫を切りたいなら。|
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|テラバースト|しんそくなどを無効化。|
|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|テラバースト|炎半減だが、電気が一貫する。|
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|テラバースト|麻痺無効。電気耐性の獲得。弱点が1つしかなく、地面技は飛行タイプのため飛んでこない。|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|テラバースト|高火力のドラゴン対策に。|
}}

#region2(採用率の低いテラスタル){{{
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|BGCOLOR(slategray):|BGCOLOR(#000033):COLOR(ghostwhite):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|テラバースト|草タイプの変化技をカットできるのはうれしい。炎技の一貫に注意。|
|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|テラバースト|4倍竜の狙い撃ちだが、そもそもテラスタルしなくてもその連中には十分有利。&br;雪で物理耐久が上がるが、てっぺきを積んだ方が早い。耐性も劣悪になり、炎が一貫する。|
|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|テラバースト|一致技と範囲が被る。|
|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|テラバースト|元の耐性とは相性が悪い。対毒も地面テラスタルで十分。|
|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|とんぼがえり|交代しつつ1.5倍の負担を与えられるが、耐性は炎が一貫し、ほぼ元のタイプの劣化。|
|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|テラバースト|対炎。天敵[[ウルガモス]]の奇襲となる。パーティで重いなら採用価値があるか。|
|BGCOLOR(#FF00FF):COLOR(#f8f8f8):ステラ|テラバースト|耐久型とは噛み合ってない。|
}}
}}}

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*型考察 [#roles]

**物理受け型 [#j5156c29]
特性:ミラーアーマー(推奨)orプレッシャー
性格:わんぱく
努力値:HBベースにS微調整
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/回復実
確定技:はねやすめ
優先技:てっぺき
攻撃技:ブレイブバードorドリルくちばし/アイアンヘッド/ボディプレス
変化技:ちょうはつ

優秀なタイプを活かした物理受け。相性有利なアタッカーに後出ししてサイクルを回す。
&taglink(ミラーアーマー);のおかげで能力下降付加技に強く、妖のマジカルフレイムを受けながら相手の特攻を下げ続けたりできる。
特防もそれなりのため、不一致弱点程度ならはねやすめ連打でPP切れを狙えることもある。ただし、急所もあるため、できれば控えで対処したほうがいい。
また、ちょうはつを採用することで攻撃技を1つしか持たない受けポケモンのPP切れを狙うこともできる。&taglink(プレッシャー);なら迅速にPPを枯らすことができるので、役割に合わせて選ぶと良い。
ボディプレスはてっぺきとの相性がよく、積めば受けとは思わせない火力を出せる。[[バンギラス]]などを意識するなら。

**特殊受け型 [#e2x8568a]
特性:ミラーアーマーorプレッシャー
性格:しんちょうorようき
努力値:HDベースにS調整
持ち物:たべのこし/回復実/タラプのみ
確定技:はねやすめ
優先技:ビルドアップ
攻撃技:ブレイブバードorドリルくちばし/アイアンヘッド/ボディプレス
変化技:ちょうはつ/うらみ

不一致サブウェポンや等倍以下の特殊技を受けることでタラプのみを発動させ、その後はねやすめを使い居座る。
本来物理受け型では突破されてしまう相手を受けることができるが、その分物理アタッカーには弱くなる。
この型は、一度タラプのみが発動した後はあまり交換せず居座る都合上、PPが少ない特殊大技を削りきれば急所や状態異常等による負け筋を潰せるので、ほかの型よりは&taglink(プレッシャー);も一定の有用度がある。
性格はしんちょうが安定するが、ようきなら先制はねやすめで一致電気技を凌いだり、仮想外の敵やミラーの際に上からちょうはつを入れやすくなる。

**先発サポート型 [#wall88292]
特性:ミラーアーマー(推奨)orプレッシャー
性格:ようき/わんぱく/しんちょう
努力値:H252 + BDS252 (1つ選択)
持ち物:ひかりのねんど/メンタルハーブ/オボンのみ/混乱実/ラムのみ/オッカのみ/ソクノのみ/たべのこし
確定技:リフレクター/ひかりのかべ/とんぼがえりorブレイブバードorてっていこうせん
優先技:おいかぜ
変化技:ちょうはつ

壁を張ったりおいかぜを吹かせたりした後、退場技でエースアタッカーを無償降臨させる型。
堅いので全く仕事ができずに退場といった事態が起こりづらいのがメリット。しかし、ちょうはつはかなり撃たれやすい。
退場技は、相手に負担を与えるブレイブバードやてっていこうせん、繰り返し仕事のできる可能性のあるとんぼがえりから選択。

**アタッカー型 [#i0826f2a]
主に積みアタッカー型、サイクル戦型の2種類がある。動きが全く異なるので分割。

***ビルドアップ型 [#j5156c29]
特性:ミラーアーマー
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:HA252orHB252orHD252、素早さ調整
持ち物:ラムのみ/たべのこし
確定技:ブレイブバード/ビルドアップ
優先技:はねやすめ
選択技:アイアンヘッド/ボディプレス

積んで殴る物理アタッカー。
&taglink(ミラーアーマー);のおかげで一度積んでしまえば対処されづらい。

***とつげきチョッキ型 [#ze18bb5f]
特性:ミラーアーマー
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:HD252 B4
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:アイアンヘッド/ドリルくちばし/ボディプレス/とんぼがえり

特殊アタッカーとの1対1なら耐性のおかげで基本殴り勝てる。
[[ハバタクカミ]]のムーンフォースや[[暁ガチグマ>ガチグマ(アカツキ)]]の一致技などを全部半減以下で受けられるので、クッションとして使える。

***バトン先じゃくてんほけん型 [#p4dea668]
特性:ミラーアーマー
性格:ようき/いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:HB252orHD252など
持ち物:じゃくてんほけん
確定技:つけあがる/はねやすめ
選択技:ブレイブバード/アイアンヘッド/きしかいせいorボディプレス/とんぼがえり/ビルドアップ/ちょうはつ/こうそくいどう/みがわり
テラスタイプ:悪

[[クエスパトラ]]等のバトンから繋いで、つけあがるで相手をぶん殴る型。
耐性が優秀なので、積み技がしっかり使えていて耐久が上がっていれば、じゃくてんほけんも余裕を持って発動できる。
ハマると非常に凶悪な戦法で、相性の良し悪し関係なく強引に突破可能。ただしバトンタッチが失敗すると完全に置き物になってしまう。
&taglink(てんねん);持ちとの戦いではコンセプト的に不利に見えるが、&taglink(てんねん);ではつけあがるの威力上昇までは無効化できないため、状況に応じては強引に突破可能。

この型の場合、テラスタイプは基本的に悪を採用し、つけあがるをさらに強化する。
ただし優秀な耐性を失う点、テラスタルを使用しなくても十分な威力になる点から、テラスタルを使用するタイミングはよく考えること。

***サイクル導入型 [#dyjetjet9]
特性:ミラーアーマー
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HAS調整
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/とつげきチョッキ/こだわりスカーフ/オボンのみ
確定技:ブレイブバード/アイアンヘッド
優先技:とんぼがえり
選択技:ボディプレス/ちょうはつ/みがわり/はねやすめ/おいかぜ

優秀な流し性能を生かし、交代先に負担をかけていくサイクル戦に特化した型。
とんぼがえりは味方の無償降臨を狙える便利な技。交代読みで使えば有利対面を作ることもできる。

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*相性考察 [#partner]
・[[ランターン]]
アーマーガアの苦手とする[[ほのお]]・[[でんき]]技を半減・無効化できる。
ランターンの苦手な[[くさ]]・[[じめん]]技もアーマーガアが1/4・無効化できるため、相性抜群。
アーマーガアはとんぼがえりを、ランターンはボルトチェンジを覚えることができるため、物理・特殊両方のダメージを与えながらサイクルを回すことが可能。
耐久型に対応するため、アーマーガアにはちょうはつを入れておきたいところ。もしくはほかのポケモンで対応できるようにしておこう。

//・[[パッチラゴン]]
//アーマーガアの苦手な炎技半減、電気技1/4もしくは&taglink(ちくでん);で1/4回復。
//パッチラゴンの苦手な竜妖地も[[アーマーガア]]が半減・無効化してくれる。
//上から撃ち分けてくる竜や氷の一貫性が心配。3体目でカバーしたいところである。

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*対アーマーガア [#counter]
:注意すべき点|
高い防御と[[ひこう]]・[[はがね]]の耐性が優秀で、一致の[[ほのお]]・[[でんき]]以外の技では一撃で仕留めることは難しい。
また、各種防御低下技・技の追加効果による能力ダウンは&taglink(ミラーアーマー);で跳ね返されるため、強行突破も難しい。
てっぺきとボディプレスのコンボで高火力アタッカーに転じることもあるので、[[かくとう]]タイプが苦手なポケモンは注意。
また裏に[[ドオー]]などの相性補完に優れたポケモンと組んでいる可能性もある。

:対策方法|
タイプ一致の[[ほのお]]・[[でんき]]技で仕留めるのが一番。
ただし、相手も&taglink(もらいび);や&taglink(ひらいしん);のポケモンを控えさせていることが多いため、安易に打つのは危険。
はねやすめした後は[[かくとう]]・[[じめん]]が抜群となるため、着地時を狙ってみるのもあり。
[[サーフゴー]]、[[ドラパルト]]など、特殊型の[[ゴースト]]タイプで攻めてもいいだろう。[[ハバタクカミ]]は物理耐久が低く鋼技が厳しい。
時間(ターン)をかけながら徐々に相手のHPを減らしていくコンセプトのポケモンのため、一撃必殺技を連発するのも手。
また、やけどやまひは相手の遂行速度を遅らせることができる。おにびやでんじはを持っているならとりあえず撃ってみるのもいい。
一般的な耐久型対策として、ちょうはつ、アンコール、ほろびのうた、こだわりトリックなども有効。

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*外部リンク [#link]
-[[アーマーガア - ポケモン百科事典>pedia:アーマーガア]]

&tag(ポケモン,第八世代,ひこうタイプ,はがねタイプ,ひこうグループ,プレッシャー,きんちょうかん,ミラーアーマー);