デオキシス（アタックフォルム） - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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デオキシス（アタックフォルム） [編集]

No.0386 タイプ：エスパー
特性：プレッシャー（受けた技のPPを1多く減らす）
体重：60.8kg（けたぐり・くさむすびの威力80）

禁伝超特殊AT	ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早	合計種族値	特性
デオキシスA	50	180	20	180	20	150	600	プレッシャー
ミュウツー	106	110	90	154	90	130	680	プレッシャー/きんちょうかん
バドレックス黒馬	100	85	80	165	100	150	680	じんばいったい

ばつぐん(4倍)	---
ばつぐん(2倍)	むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)	かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)	---
こうかなし	---

第三世代出身の単エスパータイプの幻ポケモン。ステータス傾向が全く異なる4種類のフォルムを持つ（タイプと特性は同じ）。
フォルムごとに一部の習得技が異なるが、FCロトムなどとは違いフォルムチェンジをしても習得技は維持されるため、各フォルム固有の技を全フォルムで使用可能。

アタックフォルムはノーマルフォルムの防御面を削いで攻撃性能を更に高めた形態。
無補正C252振りサイコブーストは火力指数48720に相当し、いくらエスパー技の通りが悪いといっても生半可な相手は等倍でも押し切れる。
同速のライバルにバドレックス黒馬が存在するが、両刀種族値を活かした受けにくさはこちらが上。
しんそくを覚えるのも大きく、優先度+1~2の先制技で縛られにくい。
一方で耐久は全ポケモン最低クラス。等倍以上の攻撃を受けたらまず助からない。
きあいのタスキとの相性は抜群で、しんそくと併せてアルセウスすら倒せる。

第九世代ではいたみわけ、メテオビーム、サイコフィールド、ワイドフォース、アシストパワー、ふういん、サイコノイズを新規習得。
過去作の配信限定だったわるだくみも再習得した。
一方でめざめるパワーやどくどく、すりかえなどを喪失した。

新要素のテラスタルは、耐久面の低いアタックフォルムでは耐性変化の恩恵をほぼ感じないため、技範囲の拡大目的で使用することになる。
なおエスパーテラスタルだと無補正C252振りサイコブーストが火力指数64960になる。

特性考察 [編集]

プレッシャー

第二特性や隠れ特性はなく、これのみ。相手から技を受けたとき、その技のPPを1多く減らす。
紙耐久であるためほとんど役に立たない効果だが、相手がいかくやプレッシャー等の登場時に表示される特性なら、特性の表示順で素早さ判定ができることがある。
スカーフで上を取られると困るため、こちらの使い方のほうがメイン。

技考察 [編集]

特殊技	タイプ	威力	命中	効果	解説
サイコブースト	超	140(210)	90	特攻↓↓	専用技。全ポケモン最強クラスの火力を発揮。 サイコブースト→しんそくコンボは強力。
サイコキネシス	超	90(135)	100	特防↓10％	特攻ダウンを嫌うなら。
サイコショック	超	80(120)	100	相手の防御で ダメージ計算	特殊受けに。
アシストパワー	超	20(30)~	100	-	条件付き最大火力。バトン先として使う場合に。
ワイドフォース	超	80/120 (120/180)	100	PF下で威力1.5倍 ＋全体攻撃化	タイプ一致技。サイコフィールド下でサイコブーストに次ぐ火力に。
サイコノイズ	超	75(112)	100	回復封じ	タイプ一致技。威力は控えめだが、2ターン相手の回復動作を封じられる。 音技なのでみがわり貫通。のどスプレーと併用可能。
きあいだま	闘	120	70	特防↓10％	補完に優れた格闘技。命中不安なのがネック。
れいとうビーム	氷	90	100	凍り10％	伝説戦で多いドラゴンに。
あくのはどう	悪	80	100	怯み20％	伝説戦で多いエスパーに。怯みも期待できる。
シャドーボール	霊	80	100	特防↓20％	伝説戦で多いエスパーに。等倍範囲が広め。
かみなり	電	110	70	麻痺30％	カイオーガピンポイント。
ラスターカノン	鋼	80	100	特防↓10％	フェアリーピンポイントだが火力不足。
くさむすび	草	20~120	90	相手の体重依存	カイオーガ・グラードンピンポイント。
メテオビーム	岩	120	90	溜め攻撃 特攻100％↑	火力を強化してから攻撃。ただしパワフルハーブ前提。 サイコブーストとは相性が悪い。
ミラーコート	超	-	100	優先度-5	特殊技を倍返し。きあいのタスキと相性がよい。
テラバースト	無	80<120>	100	タイプ変動	テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃＞特攻なら物理技になる。 テラスタイプがステラなら威力100・使用後AC↓・テラスタルポケモンに抜群になる。
物理技	タイプ	威力	命中	効果	解説
しねんのずつき	超	80(120)	90	怯み20％	サイコブーストより威力が低いので、物理型でも優先度は低い。主に怯み狙い。
しんそく	無	80	100	優先度+2	高威力・高優先度の先制技。タスキ、サイコブーストと相性がよい。
ばかぢから	闘	120	100	攻撃↓防御↓	補完に優れた格闘技。撃ち逃げ用。ディアルガやアルセウスへ。
けたぐり	闘	20~120	100	相手の体重依存	ばかぢからの能力低下を気にするなら。伝説戦は重いポケモンが多い。
ほのおのパンチ	炎	75	100	火傷10％	かえんほうしゃやだいもんじは覚えない。
はたきおとす	悪	65/97	100	道具排除 排除時威力1.5倍	対ゴースト。交代読みにも便利。
いわなだれ	岩	75	90	怯み30％	素早いので怯みが期待できる。ストーンエッジは覚えない。
カウンター	闘	-	100	優先度-5	物理技を倍返し。きあいのタスキと相性がよい。
変化技	タイプ		命中	解説
ちょうはつ	悪		100	耐久型相手に。
トリック	超		100	こだわり系アイテムと併せて。
まもる	無		-	ねこだましなどの様子見に。みきりよりPPが多い。
みきり	無		-	ねこだましなどの様子見に。まもるよりふういんされにくい。
わるだくみ	悪		-	決定力を大幅に強化する。
サイコフィールド	超		-	エスパー技の火力強化と先制技対策に。こちらもしんそくを撃てなくなる点に注意。 自分で張る暇はあまりないが、相手のふいうち読みで展開できれば儲けもの。

テラスタル考察 [編集]

タイプ	主な技	解説
無	しんそく	しんそくを強化して終盤の打ち合いを制する。 耐性変化の恩恵はかげうち対策程度。
炎	ほのおのパンチ テラバースト	火傷無効。
水	テラバースト	解説
電	かみなり かみなりパンチ	麻痺無効。
草	くさむすび テラバースト	粉技無効。虫が一貫する。
氷	れいとうビーム れいとうパンチ	解説
闘	きあいだま ばかぢから けたぐり テラバースト	対悪。
毒	どくづき テラバースト	解説
地	じだんだ テラバースト	解説
飛	テラバースト	解説
超	サイコブースト サイコキネシス しねんのずつき	タイプ一致技の強化。特にサイコブーストが破格の火力に。
虫	テラバースト	解説
岩	メテオビーム いわなだれ テラバースト	解説
霊	シャドーボール テラバースト	アルセウスのしんそくなどを無効。ゴーストと悪が一貫する。
竜	テラバースト	解説
悪	あくのはどう じごくづき はたきおとす	いたずらごころ無効。虫が一貫する。
鋼	ラスターカノン テラバースト	解説
妖	テラバースト	対悪・ドラゴン。
ステラ	テラバースト	打ち分け性能が高いので候補になる。 1発目のサイコブーストの威力はエスパーテラスと同じ。 無補正A236振りばかぢからでHB無振りノーマルアルセウス確1。 何度も行動できるポケモンではないので、2発目以降のデメリットは小さい。

型考察 [編集]

両刀型 [編集]

性格：おっとりorうっかりや/さみしがりorやんちゃ/せっかちorむじゃき
努力値：特攻252or攻撃252 素早さ調整
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま
確定技：サイコブースト/しんそく
攻撃技：れいとうビーム/ばかぢからorけたぐり/くさむすび/あくのはどう/シャドーボール/ほのおのパンチ/はたきおとす/ミラーコート/カウンター
変化技：ちょうはつ/まもる/わるだくみ

必殺のサイコブーストで一撃突破を狙う。
下手に2倍弱点を突くよりサイコブーストの方が高威力な場合も。

持ち物はきあいのタスキが最安定。
補正無A180振りけたぐり→しんそくで対面ならばH無振りノーマルアルセウスをも倒す。
ばかぢからは一発目の火力が安定しているものの、H無振りアルセウスを倒すにはしんそくを打つ際のA一段階低下が枷となり、補正有A180振りにしないと倒しきれない。
流石にH252振りアルセウス相手だとA特化させる必要はあるが、やはりけたぐり→しんそくにより超高乱数で落とせる。

打ち分け性能が高いため、いのちのたまも候補。
いのちのたま持ちC特化サイコブーストはH252振りグラードンも一撃で粉砕する。
H252振りカイオーガもC特化くさむすびで中乱数1（46.1％）。
ただし、相手はデオキシスにやられる前のあがきとして、HPが削れていなくとも先制技を使ってくる頻度が高い。
味方でサイコフィールドを事前に張って相手の先制技を防いでおくのも手。こちらのしんそくも使えなくなることを忘れずに。

ねこだましやステルスロックには注意。
ステルスロックやまきびしで削られることを考えるなら先発に使いたい。
ねこだましで何にもできずに落ちる可能性が怖いので、重く見るならまもるを入れるとよい。

新技のはやてがえしには留意が必要。
半減なので一撃で倒されることは少ない（いのちのたま持ちA特化オオニューラで乱1）が、
しんそくより優先度が高いため先制技の撃ち合いで負けるうえに怯んでしまう。
覚えるポケモンは一通り押さえておきたい。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対デオキシス（アタックフォルム） [編集]

注意すべき点

圧倒的なACSの種族値と高火力のサイコブースト、しんそくによる非常に高いタイマン性能。
防御面の種族値は壊滅的に低いもののきあいのタスキで補うことが多く、きあいのタスキからのカウンターやミラーコートも油断できない。

対策方法

耐久は非常に低いため、タスキさえ潰せばあっさり倒せる。ねこだまし、ステルスロック、まきびしなどが有効。
また、素早さを麻痺、トリックルームなどで奪ってしまうのも一つの手。イカサマも不一致かつ万が一B特化でも高乱数1なので、まず確実に落とせる。
ヤミラミやミカルゲならエスパー・格闘・ノーマル技を無効にでき、サブで弱点を突かれないので後出しから受けることができる。

外部リンク [編集]

• デオキシス - ポケモン百科事典