ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
今後はポケモン育成考察Wikiをご利用ください。
ダイノーズ
No.476 タイプ:いわ/はがね 通常特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る) じりょく(相手のはがねタイプのポケモンを交代できなくする) 隠れ特性:すなのちから(天気が「すなあらし」の時、じめん、いわ、はがねタイプの技の威力が1.3倍になる すなあらしのダメージを受けない) 体重 :340.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
類似種族値岩 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイノーズ | 60 | 55 | 145 | 75 | 150 | 40 | 525 | がんじょう/じりょく/すなのちから |
トリデプス | 60 | 52 | 168 | 47 | 138 | 30 | 495 | がんじょう/ぼうおん |
メレシー | 50 | 50 | 150 | 50 | 150 | 50 | 500 | クリアボディ/がんじょう |
いわ×はがね複合で、両タイプにおいては珍しく特殊寄りの性能。
防御・特防は高いがHPの低さで相殺され気味、耐性も数の上では優秀ながら4倍弱点を2つ持ち、どちらも採用率が高いタイプ。
回復リソースも貧弱なため、数字に反して居座って受けを担当するのは難しい。
基本的には特殊アタッカーなどの有利な相手を流しながら、起点作成・後続サポートを狙うのが主な役割となってくる。
第九世代ではだいばくはつを剥奪。自主退場手段は概ねてっていこうせん頼りになり、起点作成後の交代手段が課題。
新規習得技は、技自体は優秀なものも多いが攻撃技、しかも物理が多く、本人との相性がいまひとつ。
有用なものは物理だが拘束技のすなじごく、高い防御と相性の良いボディプレス(BDSPから続投)辺り。
藍の円盤ではいたみわけを再習得、メテオビーム、きんぞくおんを獲得し、若干だが強化された。
ちなみにHGSSでは遺伝手段の無かったもろはのずつきを正式に習得したが、如何に高威力とはいえ元の攻撃が攻撃なので火力はさほど出ない。
自主退場手段としても反動ダメージの大きさに依存する関係で不安定なので、何かしら理由がなければてっていこうせんを優先したい。
新要素のテラスタルは不安定な耐性を改善できるものの、アタッカーとしては元の数値が数値のためテラスタル補正を含めても並。
基本的には後続のエースに回し、自身はその起点を作ることに専念した方がよいだろう。
なお進化条件がかみなりのいしの使用に変更されたため、Lv1のダイノーズを作れるようになった。
ただしランクバトルにおいては強制的にLv50になるため、Lv1戦術自体が破綻している。
特性考察
- じりょく
- はがねタイプの交代を禁ずる。
拘束した上で勝てそうな相手も特に見当たらないので、基本的にはがんじょうが優先。
ゴースト複合、きれいなぬけがらを持つ相手は拘束できず、交代技を持っている相手も事実上無効化される。
- がんじょう
- 基本的にはこれ。耐久は高めだがメジャーな4倍弱点を2つも持つので、保険として有用。一撃必殺技も無効。
ただし相性の良い反撃系の技は覚えない。一応、鬼退治フェスの報酬としてイバンのみは追加されている。
かたやぶりには貫通される。前述の通り、4倍弱点は物理アタッカーにメジャーなので注意。
- すなのちから
- 隠れ特性。すなあらし中にいわ・じめん・はがね技の威力が1.3倍。
適用されるタイプは全て覚えるが、元の火力が低いので発動しても対面から倒せるような相手は少ない。
すなおこしやすなはきとは弱点も被るため、砂嵐を発動させる手段も問題となる。
テラスタル中に砂嵐のダメージを受けなくなるのは嬉しいが、基本的にがんじょうを捨ててまで得るほどのことでは無い。
技考察
特殊技 | タイプ | 威力 [砂の力] | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ラスターカノン | 鋼 | 80(120) [156] | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 |
てっていこうせん | 鋼 | 140(210) [273] | 95 | 最大HPの 1/2反動 | タイプ一致技。反動は痛いが自主退場にも利用可能。 |
メテオビーム | 岩 | 120(180) | 90 | 溜め技 特攻↑ | タイプ一致技。足りない火力を補いつつ攻撃。パワフルハーブ前提。 |
パワージェム | 岩 | 80(120) [156] | 100 | - | タイプ一致技。性能安定。 |
だいちのちから | 地 | 90 [117] | 100 | 特防↓10% | 対電気・鋼。一致技との相性補完に優れる。 |
マジカルシャイン | 妖 | 80 | 100 | - | 対格闘。一貫性は高いが威力は低い。 |
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | 対水。性能安定。地面に注意。 |
ほうでん | 電 | 80 | 100 | 麻痺30% | 攻撃しつつ麻痺撒き。 |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 高威力命中不安。雨とあわせて。 |
でんじほう | 電 | 120 | 50 | 麻痺100% | 追加効果が強力。じゅうりょくやからぶりほけんとあわせて。 |
ボルトチェンジ | 電 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。有利対面作りに。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
物理技 | タイプ | 威力 [砂の力] | 命中 | 効果 | 解説 |
もろはのずつき | 岩 | 150(225) | 80 | 反動1/2 | タイプ一致技。反動は痛いが、一応自主退場手段として。 ウルガモスなど、パワージェムが効きにくい相手を狙って採用する。 単純な比較では無補正A無振りもろはと、C特化パワージェムの火力指数はほぼ同等。 |
いわなだれ | 岩 | 75(112) [145] | 90 | 怯み30% | タイプ一致技。トリパでの怯み狙いに。 |
ヘビーボンバー | 鋼 | 40~120 (60~180) [78~234] | 100 | ちいさくなるに 必中&2倍 | タイプ一致技。ピンポイントだが無振りハバタクカミを確1。 |
ボディプレス | 闘 | 80 | 100 | 防御参照 | 自身の種族値と相性が良い。ハピナス対策に。 |
すなじごく | 地 | 35 | 85 | 拘束ダメ | しめつけバンドでの継続ダメージや釣り出し防止に。命中不安。 |
がむしゃら | 無 | - | 100 | - | 削り技。がんじょうと好相性。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | ||
でんじは | 電 | 90 | サポート用。電気や地面、ひらいしん等に無効。 | ||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 変化技対策。遅いので使いづらい。 | ||
ステルスロック | 岩 | - | サポート用。がんじょうなら安全に撒ける。 | ||
じゅうりょく | 超 | - | 命中率補強・地面技の一貫性向上に。でんじほうも使いやすくなる。 | ||
でんじふゆう | 電 | - | 地面技対策。耐性向上に。 | ||
てっぺき | 鋼 | - | 防御を強化。物理に滅法強くなる。ボディプレスとのコンボに。 | ||
ねむる | 超 | - | 状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。 | ||
いたみわけ | 無 | - | 削り技兼回復技。がんじょうとあわせて。 | ||
まもる | 無 | - | ターン稼ぎに。すなあらしやたべのこしとあわせて。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | テラバースト | 解説 |
炎 | テラバースト ほのおのパンチ | 解説 |
水 | テラバースト | 解説 |
電 | 10まんボルト ほうでん かみなり でんじほう ボルトチェンジ かみなりパンチ スパーク | 弱点が地面のみに。 |
草 | テラバースト | 水・地面に耐性を得る。粉無効。ただし弱点は増える。 |
氷 | テラバースト れいとうパンチ | 解説 |
闘 | ボディプレス テラバースト | 弱点を消しつつボディプレスを一致に。耐性は大幅に減る。 |
毒 | テラバースト | 解説 |
地 | だいちのちから すなじごく じしん 10まんばりき じだんだ じならし | 解説 |
飛 | テラバースト | 本来4倍の地面・格闘に耐性を得る。すなじごくとのコンボも。 |
超 | テラバースト | 解説 |
虫 | テラバースト | 本来4倍の地面・格闘に耐性を得る。サブの氷技まで警戒するなら。 |
岩 | パワージェム いわなだれ ロックブラスト ストーンエッジ がんせきふうじ もろはのずつき ころがる いわおとし | 4倍弱点がなくなり、一致岩技を補強できる。弱点の数自体は増える。 |
霊 | テラバースト | 解説 |
竜 | テラバースト | 解説 |
悪 | テラバースト | 解説 |
鋼 | ラスターカノン てっていこうせん ヘビーボンバー アイアンヘッド | 毒耐性を残すなら。炎に弱くなる。 |
妖 | マジカルシャイン テラバースト | 解説 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
特殊アタッカー型
特性:がんじょうorじりょく
性格:ひかえめorおだやか
努力値:H252 C252or調整 余りD
持ち物:いのちのたま/オボンのみ/こだわりメガネ/たつじんのおび/イバンのみ/とつげきチョッキ
攻撃技:ラスターカノン/パワージェム/かみなりor10まんボルトorボルトチェンジ/だいちのちから/テラバースト/マジカルシャイン
変化技:でんじは/じゅうりょく/でんじふゆう
主に砂パで活躍できる基本的な撃ち逃げ型。技は意外と豊富なので負担はかけやすい。
砂のD上昇があるためカバルドンと中々相性がよい。格闘と地面はカバルドンに受けてもらう。
役割対象はユキノオーをはじめとした氷、ウルガモス、ハッサムといった虫。
ただしユキノオーはこちらより速く、じしんやきあいだまの搭載率も高い。
またハッサムにはテラバースト炎が無いとこちらが起点にされかねないので注意。
ふうせんは相性はいいことはいいが、流しが基本になるので出てきた瞬間に割れやすい。
また火力と素早さは低いので、割られた後に上から地震を決められる。
他のポケモンの流し際にでんじふゆうを行う方が確実だろう。
ステロ撒き型
特性:がんじょう
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BorD252
持ち物:メンタルハーブ/オボンのみ/レッドカード
確定技:ステルスロック/ボルトチェンジ
攻撃技:パワージェム/がんせきふうじ/だいちのちから/ラスターカノン/てっていこうせん
変化技:でんじは/じゅうりょく/ちょうはつ
サイクルを回しつつステロを撒く。
高い耐久と流し性能、特性がんじょうにより撒きやすい。
てっぺきボディプレス型
特性:がんじょう
性格:ずぶとい
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/回復きのみ/カゴのみ
確定技:てっぺき/ボディプレス
攻撃技:パワージェム/だいちのちから/ラスターカノン/マジカルシャイン
変化技:でんじは/ねむる
有利な相手やかくとう・じめん技を持たない物理アタッカーにてっぺきを使い、相性の良いボディプレスをメインに攻める。
ひこうやフェアリーは呼びにくく、もし来ても一致技で対処可能。
ただしゴーストにはサブウェポン含め有効打に乏しい。
いたみわけ耐久型
特性:がんじょうorじりょく
性格:ずぶといorおだやか
努力値:H252 BorD252
持ち物:たべのこし/カゴのみ/ふうせん
確定技:いたみわけ
攻撃技:10まんボルトorかみなり/パワージェムorだいちのちから/マジカルシャイン/ボルトチェンジ
変化技:でんじは/ちょうはつ/ねむる/とおせんぼう/じゅうりょく/ステルスロック
いたみわけで粘る型。状況次第で完封できる訳ではないが、隙を見てのサポートがやり易い。
がんじょうで耐えていたみわけができる。レッドカードを持たせればレッドカード前歯っぽいことも一応できるが、
オンバーンと異なり素早さは低いのであくまで奇襲に使える程度か。
相性考察
- カイリューなどの竜/飛行
- ダイノーズの弱点の水・格闘・地面を竜/飛行が半減以下にして、ダイノーズは竜/飛行の弱点の岩・氷・フェアリー・竜を半減する。
対ダイノーズ
- 注意すべき点
- ステルスロックやでんじはを撒き、てっていこうせんや後攻ボルトチェンジで撤退。
高い防御と特防、がんじょうを持ち一撃で倒すのは困難。
攻撃より特攻が高く、でんき技やマジカルシャインなどのサブウェポンも。
- 対策方法
- 火力はそこまで高くないので、4倍弱点のかくとうやじめん技で攻めよう。
じめんタイプはでんじはやボルトチェンジが無効で被害を抑えやすい。
水ウーラオスやかたやぶり持ちでがんじょうを貫通して倒すのもあり。