ポケモン対戦考察まとめWiki
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このページは霊獣フォルムのものです。
化身フォルムはこちら→トルネロス（けしんフォルム）
トルネロス（れいじゅうフォルム）
No.0641 タイプ：ひこう 特性 ：さいせいりょく（手持ちに戻るとHPが最大値の1/3回復する） 体重 ：63.0kg（けたぐり・くさむすびの威力80）
第五世代の準伝説ポケモンで、特殊システムや進化前を除けば唯一の単ひこうタイプ。
2種類のフォルムが存在し、霊獣フォルムは素早い中耐久二刀流型のステータスが特徴的。
化身フォルムに比べ攻撃面が下がる代わりに、耐久面と素早さが上昇、特性がさいせいりょくに変更される。
120族を抜ける高い素早さ、とんぼがえり＋さいせいりょくによるサイクル戦性能など、化身フォルムとは異なる部分で優秀な性能を持つ。
ただし、特性で回復できても、はねやすめは覚えられないので注意。
化身フォルムはダブル向きのポケモンであるのに対して、霊獣フォルムはシングル向けと言える。
変化技を用いるサブアタッカー、および準固有タイプを活用してサイクルに組み込むことが前提となるだろう。
第九世代では、LAで獲得した専用技のこがらしあらしを引き続き習得。かみなりあらし、ねっさのあらしと比較して無効タイプがないのが最大の特徴。
どちらかというとダブル向けで、シングルではぼうふうやエアスラッシュとの選択になる。
ほかの技にはひやみずを習得。唯一のみずタイプ技であり、威力は低いが攻撃を下げる性質と耐久力が合わさって扱いやすい。
また、にほんばれ、すなあらし、ゆきげしきを習得。すべての天候パの始動役を担えるようになった。
DLCではたきおとす、ウェザーボールを再習得。
一方、自身のメイン技である風技を無効化する特性かぜのりが登場。
本来弱点を突けるダーテングやアノホラグサに逆に起点にされかねないので、相手パーティにいたら警戒しよう。
テラスタルとの相性はまずまず。火力、耐久の補強に繋がるが、切りどころを間違えるとサイクル崩壊を招くので慎重に。
特性考察
- さいせいりょく
- 隠れ特性はなく、これのみ。隠れ特性の化身フォルムからチェンジしてもこれになる。
交代する際にHPが最大値の1/3回復。耐久の上昇、とんぼがえりと好相性。
いのちのたまも火力を上げつつ反動を回復できるので使いやすくなる。
交代する前に特性を変更・無効化されていると回復しないので注意。
技考察
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| こがらしあらし | 飛 | 100(150) | 80 | 素早↓30% | タイプ一致・専用技。ダブルバトルでは相手全体が対象。 雨下で必中。ぼうふうと違い、ほかの天気であっても命中率は下がらない。 雨抜きでは若干命中不安だが、そもそも飛行タイプの特殊技自体に 威力と命中率を兼ね備えたものが少なく、期待値はこの技が一番高い。 |
| ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。雨下で必中。晴れ下で命中が50に減る。 ダブルではワイドガード対策として、こがらしあらしとの併用も。 |
| エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。怯みも狙える。 |
| ねっぷう | 炎 | 95 | 90 | 火傷10% | 対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。雨との相性は悪い。 |
| きあいだま | 闘 | 120 | 70 | 特防↓10% | 対岩・鋼・悪。かぜのりダーテングに。飛行技との相性補完に優れる。 |
| こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。 |
| くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | 相手の体重依存 | 対岩。威力不安定。 |
| ヘドロウェーブ | 毒 | 95 | 100 | 毒10% | フェアリーに抜群だが、飛行技と範囲が被る。ダブルでは周囲全体攻撃。 |
| あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | ドラパルトやかぜのりアノホラグサに。 |
| ウェザーボール | 無 | 50/100 | 100 | - | 晴れ・雨で威力150。 |
| ひやみず | 水 | 50 | 100 | 相手攻撃↓ 100% | 物理流しをしつつタスキ破壊や、ダブルで味方のあまのじゃくに。 |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | タイプ変動 | テラスタル時テラスタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
| アクロバット | 飛 | 55/110 (82/165) | 100 | - | 一致技。持ち物がない状態だと威力2倍。消費アイテムと併せて。 |
| イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 攻撃無振り、下降時でも使える攻撃技。いばると併せて。 自身の攻撃が下がっているため、化身以上に採用価値がある。 |
| とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。様子見やタスキ潰しに。さいせいりょくと相性が良い。 |
| なげつける | 悪 | - | 100 | 持ち物次第 | 敵の妨害や味方のサポートに。アクロバットと併せて。 |
| はたきおとす | 悪 | 65(97) | 100 | 持ち物排除 ＋威力1.5倍 | 追加効果狙いで。 |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
| おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ強化。 | ||
| わるだくみ | 悪 | - | 自身の特攻大幅強化。 | ||
| ちょうはつ | 悪 | 100 | 変化技対策。展開阻止に。素早いので使いやすい。 | ||
| にらみつける | 無 | 100 | ダブルで相手2体の防御を同時に下げる。物理アタッカーのお供に。 | ||
| みがわり | 無 | - | 状態異常対策など、何かと便利。さいせいりょくなら交代で回復可能。 | ||
| あまごい | 水 | - | 天候始動や上書き、ぼうふう必中化に。ねっぷうと相性が悪い。 | ||
| にほんばれ | 炎 | - | 天候始動や上書き、晴れパ始動やこだいかっせいのサポートに。 ねっぷうとの相性は良いが、ぼうふうとの相性は悪い。 | ||
| すなあらし | 岩 | - | 天候始動や上書き、すなかきなどのサポートに。 | ||
| ゆきげしき | 氷 | - | 天候始動や上書き、ブリザポスなどの氷タイプの物理耐久補助や、ふぶき主軸の雪パ始動に。 | ||
| いばる | 無 | 85 | みがわりやイカサマとあわせて。 | ||
テラスタル考察
| タイプ | 主な技 | 解説 |
|---|---|---|
| 無 | テラバースト | 解説 |
| 炎 | ねっぷう ウェザーボール(晴) | 鋼への打点が上がるが、雨と相性最悪。岩が一貫する。 |
| 水 | ウェザーボール(雨) テラバースト | 解説 |
| 電 | テラバースト | 電気半減＋麻痺しなくなるが、そもそもボルトロスに任せた方がいいだろう。 |
| 草 | くさむすび テラバースト | 氷が一貫する。 |
| 氷 | こごえるかぜ ウェザーボール(雪) テラバースト | 雪による防御上昇補正を得られる。ただし耐性が劣悪で、岩が一貫する。 |
| 闘 | きあいだま | 解説 |
| 毒 | ヘドロばくだん | 解説 |
| 地 | テラバースト | 対電気、岩、鋼。飛行との相性がいい。氷が一貫する。 |
| 飛 | こがらしあらし ぼうふう エアスラッシュ アクロバット | 一致打点の向上。ダブルでのこがらしあらしが非常に強力。 |
| 超 | サイコキネシス | 飛行と抜群範囲が被る。 |
| 虫 | とんぼがえり テラバースト | 岩が一貫する。 |
| 岩 | ウェザーボール(砂嵐) テラバースト | 砂嵐による特防上昇補正を得られる。ただし弱点は多め。 |
| 霊 | テラバースト | 解説 |
| 竜 | テラバースト | 氷が一貫する。 |
| 悪 | あくのはどう はたきおとす | 相手のいたずらごころに阻害されずに仕事をしたいときに。 |
| 鋼 | テラバースト | 耐性は優秀だが、居座るタイプではないので向かない。 |
| 妖 | テラバースト | 解説 |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
特殊アタッカー型
特性：さいせいりょく
性格：おくびょう（推奨） or ひかえめ
努力値：S252 C252 or H調整残りC
持ち物：いのちのたま/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/ラムのみ/あつぞこブーツ
確定技：ぼうふうorエアスラッシュorこがらしあらし
優先技：とんぼがえり/ねっぷう/きあいだま
攻撃技：こごえるかぜ/くさむすび/あくのはどう/ひやみず
変化技：ちょうはつ/おいかぜ/みがわり/わるだくみ
化身フォルム同様、飛＋炎＋闘の攻撃範囲を活かすアタッカー型。
攻撃面の種族値では劣るが、さいせいりょくによりいのちのたまの反動を回復できるメリットがある。
とんぼがえりとの相性もよい。耐久が上がったため、有利な相手には何度も繰り出していける。
HPに36振ると実数値159となり、さいせいりょくの回復量・いのちのたまの定数ダメージの効率がよくなる。
ステルスロックのダメージが増えてしまうものの、さいせいりょくを加味すると利点の方が大きい。
性格はおくびょうを推奨。
準速にして火力特化させても、火力は最速化身フォルムとほぼ同じであり、なおかつ素早さが最速106族と同速になる。
耐久の違いはあれど、単純なアタッカーとして用いる場合、態々すばやさを下げてまで火力を強化する必要は薄いだろう。
一応最速120族～最速106族付近で目ぼしい役割対象が居ない場合は候補に。
相性考察
- レアコイル・ジバコイル
トルネロスのすべての弱点を半減。トルネロスは地面無効、格闘半減。雨下なら炎弱点も補えるが、どちらも水等倍なので注意。
ボルトチェンジ・とんぼがえりでサイクルを回せる。
トルネロス（れいじゅうフォルム）
- 注意すべき点
- 耐久を活かしたサイクル戦に長ける。素早さも高く、先制とんぼがえりで撹乱されやすい。
鋼にもきあいだまやねっぷうがある。
- 対策方法
- 電気タイプには有効打が無い。
不利対面からは撤退してくるので、後続を意識した立ち回りを心がける。
ややピンポイントな対策だが、攻撃技がほぼ風技のため、かぜのりのアノホラグサやダーテングには有効打がほぼない。