メロエッタ - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
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メロエッタ

No.0648
・ボイスフォルム
タイプ:ノーマル/エスパー
特性 :てんのめぐみ(技の追加効果の発動率が2倍になる)
体重 :6.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)

・ステップフォルム
タイプ:ノーマル/かくとう
特性 :てんのめぐみ(技の追加効果の発動率が2倍になる)
体重 :6.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
フォルムHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ボイスフォルム100777712812890600てんのめぐみ
ステップフォルム100128907777128

ボイスフォルムノーマル/エスパーステップフォルムノーマル/かくとう
ばつぐん(4倍)---ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/あくばつぐん(2倍)かくとう/ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)エスパーいまひとつ(1/2)いわ/むし/あく 
いまひとつ(1/4)---いまひとつ(1/4)----
こうかなしゴーストこうかなしゴースト

第五世代の幻のポケモン。
専用技「いにしえのうた」を使うたび、タイプと種族値傾向が全く異なる2つのフォルムを切り替えられるのが特徴。
ボイスフォルムはノーマル×エスパー複合で、中速特殊アタッカー寄りの能力。場に出たときの初期フォルムはこちら。
ステップフォルムはノーマル×かくとう複合で、高速物理アタッカー寄りの能力。現環境では固有の複合。

ステップフォルムはボイスフォルムを受けに来たハピナスや悪タイプなどを返り討ちにできる。
また、ボイスフォルムの弱点である虫と悪はステップフォルムだと半減、ステップフォルムの弱点であるエスパーはボイスフォルムだと半減。
タイプを切り替えて臨機応変に戦うスタイルは第八世代以前のへんげんじざいに通じるものがある。
この個性により、ほかのエスパーや格闘との差別化は特に意識する必要がない。
たとえフォルムチェンジする気が無くとも、それを知らない相手からは特殊受けを繰り出しづらく、心理戦を仕掛けられる。

ただしステップフォルムで開始することは不可能で、1ターン目はステップフォルムなら上を取れる相手に上から殴られてしまうことも多いためステップフォルムメインの運用は少々しづらい。
フォルムチェンジをフル活用する場合は必然的に両刀気質の運用になる。
想定する相手や役割を明確に決めたうえで、性格や努力値配分を綿密に調整しよう。
なお、いにしえのうたが外れたり無効化されるとフォルムチェンジできない。音技封じのじごくづきにも注意。

第九世代ではきしかいせい、つるぎのまい、じゃれつく、バトンタッチ、あまえる、うそなきを習得。DLCでじゅうりょく、はたきおとす、きあいパンチを再習得。
特にきしかいせいはタスキと相性が良く、いにしえのうたを使うターンに殴られることも少なくないため最高ダメージを出しやすい。
また、いにしえのうたはレベルアップで覚えられるようになった。
テラバーストとフォルムチェンジの相性も良く、状況に応じて特殊と物理の切り替えができる点は優秀。
ただしテラスタル前は特殊技固定なので、ほかに切る場合はステップフォルムの技スペを圧迫することになる。
またテラスタル後はフォルムチェンジでタイプが変化しなくなるので、耐性を活かした役回りができなくなる点にも注意。
ダブルで有用なサイドチェンジ、てんのめぐみ対象のチャージビームは覚えられなくなった。

DLC藍の円盤の通常プレイで特定の条件を満たすと入手可能になった。



特性考察

てんのめぐみ
両フォルム共通の特性。攻撃技の追加効果の発生率が2倍になる。
対象技は多いが、かみなり以外は元々10%~20%と低い。
なお特性を上書きされた場合、フォルムチェンジでは元に戻らない。

技考察

超技はボイスフォルムのみ一致技。闘技はステップフォルムのみ一致技。
てんのめぐみ以外の特性が無いので、追加効果の確率は全部てんのめぐみ前提で表記する。

特殊技タイプ威力
[ボイス]
<ステップ>
命中効果解説
サイコキネシス90[135]100特防↓20%性能安定。特殊受けにはフォルムチェンジで対抗しやすいので、
威力を重視した此方の採用率が高い。
サイコショック80[120]100-特殊受け対策。フォルムチェンジを多用しない場合に。
いにしえのうた75(112)100眠り20%タイプ一致専用技。みがわり貫通。ステップフォルム型には必須。
数少ない眠り付与の攻撃技だが、確率は低い。
ダブルでは相手全体攻撃。どちらか一方、あるいは両方が眠る確率は36%。
ハイパーボイス90(135)100-タイプ一致技。相手全体攻撃技。みがわり貫通。命中安定、高威力。
テラバースト80(120)100タイプ変動タイプ一致技。テラスタルに合わせて技タイプが変わる。
テラスタル無しでも一致技として使える。
フォルムチェンジで特殊と物理の使い分けが可能。
きあいだま120<180>70特防↓20%ボイスの相性補完はまずまず。はどうだんは覚えない。
シャドーボール80100特防↓40%いにしえのうたを無効化する霊に撃つ。
無補正C188振りでD4振り黒馬バドレックスが確1。
マジカルシャイン80100-伝説戦で多い竜や、ボイスの弱点である悪に。
10まんボルト90100麻痺20%飛行や水に。範囲は広い。
かみなり11070麻痺60%伝説戦想定でカイオーガに。6割麻痺は強力。
くさむすび~120100相手の体重依存グラードンピンポイント。カイオーガはかみなりで十分。
物理技タイプ威力
[ボイス]
<ステップ>
命中効果解説
けたぐり~120<180>100相手の体重依存伝説戦は重量級が多いのでよく刺さる。耐久低下も無いのが利点。
インファイト120<180>100防御↓特防↓高火力で命中も安定。ハピナスなど体重が軽い一部の相手を想定するなら。
きしかいせい20~200
<30~300>
100-残りHPが低いほど威力上昇。タスキと併せて。
いにしえのうたで相手が眠る場合があるため、インファイトと一長一短。
かわらわり75<112>100-ダブルでの壁破壊に。耐久を下げずに使えるが、火力は低め。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致技。唯一の先制技。
しねんのずつき80[120]90怯み40%ステップとの相性補完はまずまず。
ストーンエッジ10080急所率+1対飛行。いわなだれは覚えない。
シャドークロー70100急所率+1ギラティナミュウツーなどの超・霊に有効。
れいとうパンチ75100凍り20%伝説戦で多い竜に。
ほのおのパンチ75100火傷20%4倍狙い。
かみなりパンチ75100麻痺20%4倍狙い。
アクロバット55/110100-なげつけるや消費アイテムとあわせて。
とんぼがえり70100攻撃後交代様子見や有利対面作りに。フォルムはボイスに戻る。
はたきおとす65→97100道具無効化唯一の悪技。伝説戦で多いエスパーや、いにしえのうたを無効化する霊などに。
変化技タイプ命中解説
でんじは90ボイスは中速なので相性はよい。
フラフラダンス100妨害技。ダブルでは周囲全体対象。
つるぎのまい-攻撃を強化。しかし、ステップフォルムになるまで手間が掛かる。
めいそう-ボイスフォルムでの積み技。
トリック100こだわりアイテムの押し付けなどに。
ひかりのかべ-自身にも後続にも耐久強化。リフレクターは覚えない。
みがわり-様子見、状態異常回避などに。
ほろびのうた-強力な役割破壊技。みがわりやまもるを貫通。
耐久型や相手の苦手の交代読みで流すことも。
なりきり-てんのめぐみをあまり活用せず、相手や味方の強特性をコピーしたい場合に。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
いにしえのうた
テラバースト
霊耐性を維持しつつ、一致技を強化。
テラバーストと両採用することでステップフォルム用の物理技としても撃てる。
ただし弱点を突けないノーマル技で2枠消費するのは得策ではない。
ほのおのパンチ
テラバースト
火傷無効。
テラバースト解説
かみなり
10まんボルト
かみなりパンチ
テラバースト
麻痺無効。
くさむすび
テラバースト
粉技無効。
れいとうパンチ
テラバースト
解説
きあいだま
インファイト
けたぐり
テラバースト
ボイスの悪技受けとして。
そのままいにしえのうたで物理テラバーストに切り替えも可能。
テラバースト解説
テラバースト解説
アクロバット
テラバースト
解説
サイコキネシス
しねんのずつき
テラバースト
一致技を強化。ただしゴーストが弱点になる。
とんぼがえり
テラバースト
解説
ストーンエッジ
テラバースト
解説
シャドーボール
シャドークロー
テラバースト
解説
テラバースト解説
はたきおとす
テラバースト
悪技やいたずらごころ対策。
テラバースト解説
マジカルシャイン
じゃれつく
テラバースト
ボイスフォルムなら弱点を両方とも半減に。サブウェポン強化にも有用。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。
タイプチェンジできる仕様もあって、テラスタル2倍補正を3タイプで受けられる。

型考察

フォルムチェンジ型

性格:ようき/せっかち/むじゃき
努力値:AS252ベースで調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ラムのみ
確定技:いにしえのうた/きしかいせいorけたぐりorインファイト
選択特殊技:サイコキネシス/シャドーボール
選択物理技:テラバースト/ストーンエッジ/しねんのずつき/シャドークロー/はたきおとす/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/とんぼがえり/でんこうせっか
選択変化技:みがわり/でんじは/ほろびのうた/つるぎのまい

いにしえのうたでフォルムチェンジ→攻撃・素早さの高いステップフォルムでとどめを刺す型。
いにしえのうた+てんのめぐみで20%眠りの運ゲーに持ち込むこともできる。

性格はフォルムチェンジ後の抜き性能を重視したようき、二刀流で戦うことも考慮したせっかちorむじゃきから選ぶ。
一応ようきでも、C種族値113相当の火力は維持されている。

けたぐりを追加。せっかく良い耐久をインファイトで無駄にすることはない。
シャドーボールも追加。霊技はいにしえのうたを無効化するゴーストに打つので、ボイスで撃つのが主。

ボイスフォルム型

性格:ひかえめ・おくびょう
努力値:CS252orHC252をベースに調整
持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/オボンのみ/ヤタピのみ/カムラのみ
確定技:サイコキネシスorサイコショック
選択特殊技:ハイパーボイス/シャドーボール/10まんボルトorかみなり/エナジーボールorくさむすび/きあいだま/マジカルシャイン
選択物理技:とんぼがえり/でんこうせっか
選択変化技:みがわり/ひかりのかべ/めいそう/でんじは/ほろびのうた/トリック

フォルムチェンジをせずにボイスフォルムで戦う型。
タイプの都合上、相手のゴーストエスパーに強い。
素早さが平凡なため、でんこうせっかやでんじはがあると便利。

+  型サンプル

【ダブル】いにしえのうた型

性格:おくびょう/せっかち/むじゃき
努力値:S252 C252orH252ベースで調整
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/のどスプレー/こだわりスカーフ/オボンのみ
確定技:いにしえのうた
優先技:まもる
選択攻撃技:きしかいせいorけたぐりorインファイトorかわらわり/サイコキネシスorサイコショック/シャドーボール/でんこうせっか
選択変化技:みがわり/あまえる/ひかりのかべ/ほろびのうた

いにしえのうた+てんのめぐみによる20%眠りの運ゲーに持ち込むことを重視した型。
ダブルバトルで相手2体にいにしえのうたがヒットした場合、約36%の確率で相手1体以上を眠らせられる。

ステップフォルムになると特攻は下がってしまうが、素早さが上がるので先手でもう一発いにしえのうたを仕掛けられる。
これにより約59%の確率で相手1体は眠ることになり、たとえ相手を倒せなかった場合でも無力化させやすい。

相手が眠った後はみがわりを張ったり、ひかりのかべでサポートしながら戦いたい。
ステップフォルムの無補正A84振りかわらわりでH252振りバンギラス確1。けたぐりならおくびょうA無振りでも確1。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対メロエッタ

注意すべき点
幻600族だが、独特の種族値をしており、ボイス・ステップと2種類のフォルムを戦闘中に使い分ける。
いずれのフォルムも攻撃範囲は良好で、攻撃性能・耐久性能もそれぞれ高い。
補完にも優れるので、ボイスフォルムだけを見て、ステップフォルムだけを見ての対策方法を考えるのは危険。
特にラッキーなどはステップにフォルムチェンジされると、途端に苦しくなる。
耐性には恵まれないが、弱点は少ないので一撃で倒すことは難しい。
対策方法
ステップフォルムに変身することを考慮し、麻痺状態にすると戦いやすい。
先制でじごくづきを当てればフォルムチェンジを封じられ、ボイスフォルムなら致命傷を与えられる。
ゴーストでフォルムチェンジを封じた上で戦うのも有効。
特殊耐久の高いポケモンや、エスパーも半減以下のエスパー×ゴーストゴースト×悪?サーフゴーなら尚良い。シャドーボール等のサブウェポンには注意。

外部リンク