レジロック - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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レジロック

No.377 タイプ:いわ
通常特性:クリアボディ(相手に能力を下げられない)
隠れ特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る)
体重  :230.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
頑丈単岩HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レジロック801002005010050580クリアボディ/がんじょう
ウソッキー70100115306530410がんじょう/いしあたま/びびり
キョジオーン100100130459035500きよめのしお/がんじょう/クリアボディ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/かくとう/じめん/はがね
いまひとつ(1/2)ノーマル/ほのお/どく/ひこう
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

レジ系の一角でトップクラスの物理耐久を持つ単いわタイプ。特防もいわとしては高め。
とはいえいわタイプの宿命として、耐性に難がありサブウェポンとして採用されやすいかくとうじめんが弱点。
不一致弱点程度なら余裕を持って耐えきる程度の耐久はあるが、再生回復はねむるのみ。
鈍足なので上からの被弾が嵩みやすく、物理耐久の高さに反して耐久型としての運用には向いていない。

幸い技レパートリーはなかなか豊富な方で、一致技と補完の優秀なかくとうの他、じめん、はがね技を習得。
物理型相手に耐えて殴る重火力アタッカーとしての採用が基本となる。
またステルスロック、でんじは、がんせきふうじ等の起点作り、盤面作りを可能とする技もいくらか習得するので、
だいばくはつにより負担をかけながら自主退場を図るサポーターとしても使えるだろう。

難点は火力の半端さ。種族値100は火力面で高いわけではなく、単タイプである以上、突破力は低めと言わざるを得ない。
単に鈍足高耐久・広範囲の物理いわアタッカーという理由であれば、ドサイドンバンギラスといった強豪が存在する。
クリアボディによるバトン適性、4倍弱点が無いことによる安定感、圧倒的防御種族値を活かせるボディプレスなどを活用する必要があるだろう。

第九世代ではいわ単で似たステータスを持つキョジオーンが登場した。特性も彼方のきよめのしお以外被っている。
数値上はこちらが勝っているが、彼方はしおづけやきよめのしおによる独自の戦術を持っていて現環境への適性が高い。
こちらはでんじはとドレインパンチを覚える為、サポート要員やバトンタッチ後のエースとして運用して差別化したいところ。



特性考察

クリアボディ
いかくやあまえるを無効化できるため、安定した攻撃性能を発揮できる。
がんせきふうじやおきみやげでの起点作りを妨害できることも。
他にいわタイプで同特性を持つのは攻撃性能の低いメレシーと禁止伝説のディアンシーの他、最大の比較対象となるキョジオーン
かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
がんじょう
隠れ特性。本来耐えられない攻撃を耐えたり、一撃必殺を無効化できるので採用価値はある。
アタッカー型でもじゃくてんほけんを使う際にあると安心。
しかし、同特性を持つライバルは多く、ハードロックすなおこしなど耐久・耐性を補う類似特性持ちも多数存在する。
加えて元の耐久も優秀で4倍弱点も無いため、高火力の一致弱点特殊技でもない限り一撃で落ちるリスクは比較的低め。
強力な特性には違いないが、より差別化を意識するなら上記のクリアボディの方が無難だろう。
一応かたやぶりで貫通されるものの、物理はドリュウズの特化帯じしんまで確定2。
過去のポケモンバンクでの配布個体、BDSPのハマナスパークで捕獲できる個体で入手可能。
それ以外はとくせいパッチで特性変更しての入手となる。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。高威力・命中不安。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。でんじはとあわせて。
ロックブラスト25(37)x2~590-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
5発ならストーンエッジを超えるが期待値は3発。いかさまダイスと合わせるのもあり。
がんせきふうじ60(90)95素早さ↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀で無効タイプなし。
じしん100100-対鋼。ハッサムナットレイには等倍。
じだんだ75/150100-からぶりほけん+でんじほうのコンボのフォローに。
じならし60100素早さ↓100%追加効果が優秀だが、工夫をしないと味方に負荷をかける。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対鋼。能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。
ボディプレス80100自身の防御で計算鉄壁とあわせて。高い威力ではないものの癖がなく扱いやすい。
防御が非常に高いため防御特化すると攻撃特化ばかぢからより高い火力が出る。
アームハンマー10090素早↓ばかぢからと選択。デメリットは小さい。
ドレインパンチ75100HP吸収回復効果付きだが、耐久型は厳しい。のろいと相性が良い。
れいとうパンチ75100凍り10%ボーマンダガブリアスランドロスに。
ほのおのパンチ75100火傷10%現環境ではハッサムピンポイントか。
かみなりパンチ75100麻痺10%対水、ギャラドスに。
アイアンヘッド80100怯み30%でんじはと合わせれば怯みも狙える。
ヘビーボンバー40~120100-有効に使うにはやや軽いが、フェアリータイプには最高威力が出ることも多い。
ハードプレス-100-体重に左右されないがこちらも癖がある。
だいばくはつ250100自分瀕死サポート後の退場に。ゴーストには透かされるので注意。
特殊技タイプ威力命中効果解説
でんじほう12050麻痺100%からぶりほけんとあわせて疑似こうそくいどう。
物理技の補助用のロックオンorじゅうりょくのお供にも。
テラバースト80<120>100-自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック--サポート用。クリアボディでも一撃で沈むことはそうそうないが、ちょうはつに注意。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
のろい--攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。
てっぺき--防御を強化。物理に滅法強くなる他、ボディプレスとの併用も。
ねむる--状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
だいばくはつ
テラバースト
だいばくはつの火力を更に引き上げる。
ほのおのパンチオーガポンハバタクカミに。火傷無効。水と地面は一貫する。
テラバースト草が一貫するものの、炎への耐性を維持しつつ採用率の高い水と鋼に耐性を持てるのは大きい。れんげきウーラオスに。
かみなりパンチ麻痺無効だが、地面は一貫する。
テラバースト粉技無効。耐性も大きく変える。
れいとうパンチ雪でただでさえ高い防御が1.5倍になり、等倍や半減であれば物理技ではまず落ちない。
ただし、鋼や格闘が一貫するうえ、炎も弱点に。耐性が劣悪。
ばかぢから
アームハンマー
ドレインパンチ
ボディプレス
きあいパンチ
対鋼など。弱点の一貫も無く、サブウェポンの火力補強に便利。
テラバースト解説
じしん対電気、鋼など。ただし、水や草は一貫する。
テラバースト地面無効に加え、本来苦手な草や格闘にも対策できる。テラバースト採用で返り討ちも。
但し氷等倍を失うのでパオジアンは見れなくなる。
テラバースト解説
テラバースト地面・草・格闘に耐性を得る。こちらは氷等倍が残るが炎は受けられなくなる。
ストーンエッジ
ロックブラスト
一致技火力上昇。耐久が高く、耐性が変わらないので弱点保険との相性が良い。
テラバースト格闘無効。のろい採用時は効果が変わってしまうことに気を付けよう。
テラバースト草と水を半減。
テラバーストいたずらごころ無効。格闘は一貫する。
アイアンヘッド
ハードプレス
ヘビーボンバー
多くの耐性を獲得するが、格闘と地面は一貫する。
テラバースト物理数値受けに適したテラスタイプ。鋼は一貫。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。攻撃範囲の広さを生かすなら。
一致技以外の補正は1.2倍だが、だいばくはつを併用した際に融通が利きやすい。

型考察

物理アタッカー型

特性:クリアボディ/がんじょう
性格:いじっぱり
努力値:HA252
持ち物:オボンのみ/こだわりハチマキ/ラムのみ/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん
確定技:ストーンエッジorロックブラスト
選択技:じしん/ばかぢからorアームハンマーorドレインパンチorボディプレス/だいばくはつ/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/でんじほう(じゃくてんほけん)
補助技:ロックカット/でんじは
テラスタイプ:岩/妖/炎/草/飛/虫/水

耐性は良くないので物理受けではなく、高耐久のアタッカーとしての運用が安定しやすい。
スタンスは「耐えて反撃」なので、HAベースが基本となる。

補助技を搭載しない場合はサイクル戦に強くなるとつげきチョッキがオススメ。
ただし火力を補強できないため、こちらからのダメージも貧弱。

サポート型

特性:がんじょう/クリアボディ
性格:ようき/しんちょう/いじっぱり
努力値:H252ベースでADSいずれかを調整
持ち物:きあいのタスキ/イバンのみ/回復系きのみ/でんきだま
確定技:ステルスロック/だいばくはつ
優先技:でんじはorなげつける(でんきだま)
選択技:がんせきふうじorストーンエッジ/じしん/ばかぢからorボディプレス/れいとうパンチ

高耐久で場作りに適した技を多数習得するため、起点作りの適性は高い。
物理耐久はHに振るだけで相当なものになるため、明確な調整先がいなければ基本的にBは据え置きで良い。
残りは麻痺込で抜ける範囲を増やせるS振りか特殊相手の起点化を安定させるためのD振り、アタッカー性能を維持させるA振りのいずれか。

S振りの場合は準速でも無振り80族や麻痺後の130族は抜けるが、135族以上はようきでないと抜けない。

特殊耐久はH振りのみでもC252霊獣ボルトロスのきあいだま程度の技は耐える。
D振りは回復系きのみ込みで複数回耐えたい場合や、火力補強アイテム込みの技を耐えたい場合に。

特性はがんじょうの方が安定性が高まり持ち物とのコンボも狙いやすいが、クリアボディの恩恵がないため、A無振りだと威嚇持ちとの対面でみがわりを壊せない恐れがある。
頑丈なしでも大半の技は耐えられるため、クリアボディでもさほど問題はない。

型サンプル
特性 :クリアボディ
性格 :ようき
努力値:HS252D4
持ち物:でんきだま
技構成:なげつける/ステルスロック/がんせきふうじ/だいばくはつ

先発起用で運用。タスキなしでも大半の技を耐えるのでHS振りでも耐久の安定感は十分に感じた。
そのためS操作技にはでんじはではなく、持ち物の余裕を活かして電気玉なげつけるを採用。
レジロックの起点作り自体は読まれやすいがS振りとなげつけるを読まれることはほぼなく、でんじは読みで出てくる地面を機能停止させて場作りを完遂することができた。
他にもミミッキュのばけのかわを剥がして麻痺を入れられる点は特筆に値し、悠長に剣の舞を積む相手を容易に後続の起点とすることができた。
後続にはレジロックが飛行を牽制しやすく鋼を呼びやすいことを活かしてエースバーンウルガモスなどを起用。

対レジロック

注意すべき点
単岩タイプ最高の物理耐久を誇り、物理アタッカーは苦戦必至。
ドレインパンチで攻撃しつつ回復も可能。その他サブウェポン・積み技も豊富。
砂下やチョッキで特防も補強される。がんじょうなら一撃必殺も無効。
対策方法
やはり特殊技で攻めるのが無難。攻撃技は物理一辺倒なのでおにびも効果的。
弱点がメジャーなので、一撃で仕留められないとしても痛手を負わせることは案外簡単。
体重が重いので「けたぐり」「くさむすび」を威力120で受ける上、両方とも弱点なので特に有効。
足は遅いものの、ロックカットを積まれると準速でも130族を抜いてくるので、
状態異常を狙えない場合は、少しでも削ることを優先しよう。

外部リンク