ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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マルノーム
No.0317 タイプ:どく 通常特性:ヘドロえき(HPを吸い取った相手のHPを逆に減らす) ねんちゃく(道具を取られない) 隠れ特性:くいしんぼう(本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる) 体重 :80.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
同特性毒 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マルノーム | 100 | 73 | 83 | 73 | 83 | 55 | 467 | ヘドロえき/ねんちゃく/くいしんぼう |
ベトベトン | 105 | 105 | 75 | 65 | 100 | 50 | 500 | あくしゅう/ねんちゃく/どくしゅ |
耐性優秀、耐久方面の種族値が高めな単どくタイプ。
火力は低いが流しに向いた豊富な補助技を備え、物理・特殊が攻撃面も防御面も同値なので型が読まれづらい。
種族値上の数値は低めであり、一致技の範囲が狭く火力を出す役割は向いてないが、どうせ鈍足なので素早さを下げて二刀流気味に育てるのも手。
第九世代ではでんじは、どくびし、ほおばる、つるぎのまい、しねんのずつき、ボディプレス、クリアスモッグを習得。
ほおばるは物理耐久を底上げできるだけでなく、最大火力のゲップの発動条件も満たしてくれる。
ほおばるとゲップの両立はヨクバリスとパフュートンも可能だが、どちらもタイプ不一致・低特攻なので実質マルノームのみの特権。
回復リソースは少々癖が強いので、純粋な耐久型にはあまり向いていないが、相性自体は良好といえる。
クリアスモッグにより積みの起点となりがちな点をカバーし、碧の仮面ではたきおとすも獲得。持ち物の無力化も図れるように。
失った技としてはだいばくはつ、まとわりつく。じばくも習得しないので自主退場手段を失ったのは少々痛いか。
起点作りは得意だが自力で対面を倒す性能は低いので、シングルでは如何に隙無く後続に代わるかが課題。
設定ミスでいたみわけをレベルアップで覚えられるのはゴクリン限定。これは現在でも未修正。
藍の円盤で技マシン化しており、こちらを使えばマルノームに進化してからも習得は可能になった。
特性考察
- ヘドロえき
- 他のポケモンからHPを吸収する技を受けた際、回復量をダメージに逆転させる。
他にドククラゲしかいない稀少な特性で、回復リソースを吸収に依存する相手に非常に強くなる。
第九世代では高速再生のPPが減少した影響でドレイン技の採用率も上昇しており、対策として有効。
ベトベトンとの差別化にも有用なので、基本的にはこれが優先。
- ねんちゃく
- 他のポケモンの技によって持ち物を失わなくなる。
メガシンカ、Zワザの廃止以来、はたきおとすやトリックの採用率が上昇しており、それらのメタとして有効。
ただし、はたきおとすについては威力上昇は防げないため、常に強化状態で受け続けることになる。
ゲップはやきつくすやはたきおとすに弱いため、ほおばると組ませる場合は最優先。
かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
- くいしんぼう
- 隠れ特性。ピンチで消費するきのみを早めに食べる。ゲップとの相性が良い。
一方、同じくゲップを能動的に起動する手段としてほおばるを獲得し、くいしんぼうに頼る場面は減った。
それでも手番を使わずにきのみを消費する場合、ほおばるを採用する技スぺを別の技に割く場合は候補。
技考察
ベトベトンとの差別化を意識するなら、水、氷、物理の草か地、ボディプレス、クリアスモッグ。
もしくは、あくびやアンコール、みちづれ辺りが有用だろう。
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ゲップ | 毒 | 120(180) | 90 | - | タイプ一致技。きのみ消費の条件付き。くいしんぼう、ほおばるとあわせて。 味方のなげつけるやおちゃかいで消費した場合も発動可能。 一度食べれば交代しても使用可能。 |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10% | タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。DLCで復刻。 |
ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | 安定したタイプ一致技。追加効果発生率が優秀。 |
クリアスモッグ | 毒 | 50(75) | 100 | 能力変化リセット | 起点化を阻止。 |
アシッドボム | 毒 | 40(60) | 100 | 特防↓↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。積み技感覚で。 |
れいとうビーム | 氷 | 90 | 100 | 凍り10% | ボーマンダやガブリアス、ランドロスに。 |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 対霊・超。鋼にも等倍。 |
ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | HP吸収 | 対岩・地面。回復効果付き。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
ダストシュート | 毒 | 120(180) | 80 | 毒30% | タイプ一致技。高威力・命中不安。 |
どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。性能安定。ようやく新規習得。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対毒・岩・鋼。毒技との相性補完に優れる。 |
ボディプレス | 闘 | 80 | 100 | 防御依存ダメージ | とけるやたくわえる、ほおばると合わせて。 |
タネばくだん | 草 | 80 | 100 | - | 対岩・地面。性能安定。 |
タネマシンガン | 草 | 25*2~5 | 100 | - | 威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。 4発以上ならタネばくだんを超えるが期待値は3発。 |
ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10% | 4倍狙いでハッサムやナットレイに。 |
れいとうパンチ | 氷 | 75 | 100 | 凍り10% | 4倍狙いでボーマンダやガブリアス、ランドロスに。 |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 4倍狙いでギャラドスやペリッパーに。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
どくどく | 毒 | 90 (必中) | ダメージ源。自身のタイプにより必中。 | ||
あくび | 無 | - | 起点作りに。 | ||
でんじは | 電 | 90 | 麻痺を撒くなら。足も遅いので何かと役に立つ。 電気や、呼ぶ地面に効かない、欠伸や毒々とは競合するという点は忘れずに。 | ||
どくびし | 毒 | - | サポートに。自身の流し性能や広大な技範囲から相性は良好。 まきびしやステルスロックは覚えない。 | ||
アンコール | 無 | 100 | 起点作りに。鈍足なので使いにくい。 | ||
みちづれ | 霊 | - | 苦手なアタッカーを道連れに。鈍足なので使いにくい。連発で必ず失敗。 | ||
つるぎのまい | 無 | - | 物理型の火力補強に。 | ||
のろい | 霊 | - | 攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。 | ||
とける | 毒 | - | 防御を強化。物理に滅法強くなる。 | ||
ドわすれ | 超 | - | 特防を強化。特殊に滅法強くなる。 | ||
たくわえる | 無 | - | 防御・特防を補強。耐久面を補える。3回しか積めない。 | ||
ほおばる | 無 | - | きのみを消費しつつ、防御を2段階引き上げる。ゲップやボディプレスと相性が良い。 リュガのみと合わせれば合計3段階上昇。 | ||
いたみわけ | 無 | - | 削り技兼回復技。特にゲップ型における回復ソースとして役立つ。 |
採用率の低い技 |
テラスタル考察
マルノームが耐久寄りなステータスな上、毒タイプの各種メリットを手放してまでテラスタルを切るかは要検討。
ヘドロえきを活かす場合もゆめくい以外は等倍か今一つで受けられ、積み技もあるので優先順位は低いだろう。
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | のしかかり | 解説 |
炎 | ほのおのパンチ | 解説 |
水 | みずのはどう テラバースト | ソウブレイズへの役割を強く持たせるなら。 草は呼びにくいし電には地がある。 |
電 | かみなりパンチ | 解説 |
草 | ギガドレイン ソーラービーム タネばくだん タネマシンガン | 解説 |
氷 | れいとうビーム れいとうパンチ | 解説 |
闘 | ボディプレス かわらわり | 解説 |
毒 | ゲップ ヘドロばくだん ベノムショック クリアスモッグ アシッドボム ダストシュート どくづき | 一致2倍。 |
地 | マッドショット じしん じならし | パラボラチャージを無効にしてしまうが、習得技も含めて攻防両面で相性は良い。 |
飛 | 地が抜群→無効に。しかし弱点が増える上メジャー。 氷・電・岩には炎・地・水or草or闘で反撃できる。 | |
超 | しねんのずつき | 解説 |
虫 | 解説 | |
岩 | 解説 | |
霊 | シャドーボール | 鈍いが呪いになる。 |
竜 | 解説 | |
悪 | テラバースト | 超が抜群→無効に。悪戯心+挑発やアンコール等も無効なのは有難い。 妖は呼びにくいし闘・虫には超・炎がある。 |
鋼 | 解説 | |
妖 | 解説 |
型考察
耐久基本型
特性:ねんちゃくorヘドロえき
性格:防御or特防上昇系
努力値:H252 BorD252
持ち物:くろいヘドロorたべのこし/オボンのみ/ぼうじんゴーグル/カゴのみ
物理技:ダストシュート/じしん/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/ボディプレス/はたきおとす
特殊技:ヘドロばくだん/シャドーボール/れいとうビーム/アシッドボム/クリアスモッグ/ギガドレイン
変化技(流し優先):あくび/アンコール/みちづれ
変化技(居座り用):どくどく/のろい/ドわすれorとける/たくわえる/ねむる
高速再生技がないため居座るのにやや苦労するが、耐久指数自体は優秀なので相手を選べば充分に機能する。
弱点も物理寄りの地面、特殊寄りのエスパーと分かれているため物理耐久、特殊耐久どちらでもこなせる。
使う特性も兼ねて自軍PTと合わせて運用するとよい。
ゲップ型
特性:くいしんぼうorねんちゃく
性格:ひかえめ
努力値:C252 残り耐久
持ち物:ウイのみ/マゴのみ/バンジのみ/イアのみ/ヤタピのみ/リュガのみ/アッキのみ/タラプのみ
確定技:ゲップ
優先技:ほおばる
攻撃技:れいとうビーム/シャドーボール/アシッドボム/ボディプレス
変化技:アンコール/みがわり/たくわえる/あくび/いたみわけ
叩き台として作成。
ゲップと相性の良いくいしんぼう/ほおばるのどちらかはほぼ確定。
ほおばるを使う場合、特性はねんちゃくかヘドロえきを選択する。はたきおとすやトリックで崩壊するため、ねんちゃくの優先度は高い。
鋼には新規習得のボディプレスで反撃できる。あくび、アンコールで流しても良い。
ゲップの使用条件を満たすだけなら、受け出しからのアッキ・タラプが楽だと思うんだが候補にどうだろう?
イバンみちづれ型
特性:くいしんぼう
性格:わんぱく/ずぶとい/おだやか/しんちょう
努力値:HBD調整
持ち物:イバンのみ
確定技:みちづれ
攻撃技:はたきおとす/クリアスモッグ/ボディプレス
変化技:アンコール/みがわり/あくび/どくどく/どくびし/いたみわけ
イバンのみとみちづれで相手1体を持っていく。失敗したらしたで相手は攻撃を躊躇するので妨害続行。
どくびしによる起点作りとの併用も可能。
イバンのみ解禁から急速に普及し、シーズン13頃には主流になっている型である。
対マルノーム
- 注意すべき点
- 高い耐久力を武器に、必中どくどくやアンコールなどの嫌がらせを行ってくる。
特性ねんちゃくにより、トリックやはたきおとすで機能停止しない。ヘドロえきの場合は草タイプの吸収戦術に対して有利。
サブウェポンにれいとうビームやじしんを覚える。