ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ムウマージ
No.0429 タイプ：ゴースト 特性：ふゆう（地面タイプの技を受けない） 体重：4.4kg（けたぐり・くさむすびの威力20）
| 高速特殊霊 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ムウマージ | 60 | 60 | 60 | 105 | 105 | 105 | 495 | ふゆう |
| ゲンガー | 60 | 65 | 60 | 130 | 75 | 110 | 500 | のろわれボディ |
| ドラパルト | 88 | 120 | 75 | 100 | 75 | 142 | 600 | クリアボディ/すりぬけ/のろわれボディ |
| ハバタクカミ | 55 | 55 | 55 | 135 | 135 | 135 | 570 | こだいかっせい |
第四世代で追加進化を得た単ゴースト。今回はパラドックスポケモン、ハバタクカミが登場。
種族値の上ではハバタクカミ、ゲンガー、ドラパルトと、比較対象の壁が厚い。
ふゆうによる独自の耐性や、豊富な変化技を用いたサブアタッカーの支援役としての適性を活かしたいところ。
第九世代ではあまえる、うそなき、こわいかおといった変化技の他、攻撃方面もそこそこ充実。
特殊受けの突破手段としてサイコショック、相手の体重に依存するがくさ最大火力を更新したくさむすび辺りが有用。
なおくろいまなざし、ほろびのうたはムウマの時にしか覚えないので注意。
失った技には廃止されたマジックコート以外は然程重要なものは無く、技については比較的強化傾向にあると言えよう。
テラスタルの登場により耐性を変化させることも可能に。特にでんきになるとかたやぶり以外から弱点を突かれなくなる。
物理耐久は紙であり、高速再生も覚えないので相手をよく考える必要はあるが、でんき技も習得するので一考の余地はある。
特性考察
- ふゆう
- 隠れ特性はなくこれのみ。
地面に無償降臨して草技で遂行したり、妨害技を入れられる。
テラスタルとの相性も良く、地面弱点のタイプになれば耐性をカバー可能。
フィールド効果を受けられないのと、かたやぶりに貫通されるのは忘れずに。
技考察
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| シャドーボール | 霊 | 80(120) | 100 | 特防↓20% | タイプ一致技。性能安定。 |
| たたりめ | 霊 | 65(97)/ 130(195) | 100 | 状態異常の 相手に威力倍増 | タイプ一致技。おにびやでんじはとあわせて。 |
| マジカルシャイン | 妖 | 80 | 100 | - | 対悪。ゴースト技とあわせてカエンジシ、タギングル以外の全ポケモンに等倍以上。 一方で威力は控えめ。 |
| マジカルフレイム | 炎 | 75 | 100 | 特攻↓100% | 追加効果が優秀。攻撃しつつ特殊アタッカーを弱体化。 無補正C振りでH振りハッサムを確1。 |
| しっとのほのお | 炎 | 70 | 100 | 同ターン中 能力が上がった 相手に火傷100% | 相手全体攻撃。ねっぷうを覚えないのでダブルバトルでは候補。 素早いのでやけどは狙いにくい。 |
| 10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | 4倍狙いで。ノーマル/飛行や水/悪にも。 無補正C振りで無振りギャラドスを確1。H振りは帯以上で確1。 |
| かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 10まんボルトと選択。雨とあわせて。 |
| パワージェム | 岩 | 80 | 100 | - | 4倍狙いで。炎/悪やカエンジシにも。 無補正C振りでH振りファイアローを確1、無振りウルガモスを高乱1。 |
| エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 4倍狙いで。バンギラスやワルビアルにも。 |
| くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | - | 威力不安定。100.0kg以上ならエナジーボール超え。 |
| こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。スカーフやりゅうのまいに強くなる。 |
| サイコショック | 超 | 80 | 100 | - | 特殊受けやとつげきチョッキ持ちを意識するなら。 |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
| かげうち | 霊 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致先制技。威力は低い。 |
| イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 攻撃無振りでも使える。 |
| ふいうち | 悪 | 70 | 100 | 優先度+1 | 読みが必要。 |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
| おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。 とはいえハバタクカミは覚えないため、差別化およびふいうち対策する上では必須級か。 | ||
| でんじは | 電 | 90 | サポート用。地面は呼びにくいが、電気やひらいしん等に注意。 | ||
| みがわり | 無 | - | 補助技対策や、交代読みで。 | ||
| ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。みちづれと相性が良い。 | ||
| いたみわけ | 無 | - | ムウマ限定レベル技。削り技兼回復技。低めのHPと相性が良い。 | ||
| ほろびのうた | 無 | - | ムウマ限定レベル技。流し技。くろいまなざしとのコンボでも。 | ||
| くろいまなざし | 無 | - | ムウマ限定レベル技。のろい、ほろびのうたとあわせて。霊には効果無し。 | ||
| のろい | 霊 | - | ダメージ源や、サポート後の退場に。まもる・みがわり貫通。 | ||
| みちづれ | 霊 | - | 苦手なアタッカーを道連れに。連発で必ず失敗。 | ||
| おきみやげ | 悪 | 100 | 起点作りに。 | ||
| わるだくみ | 悪 | - | 特攻を強化。決定力向上に。 | ||
| めいそう | 超 | - | 特攻・特防を補強。特殊方面を補える。 | ||
| ねむる | 超 | - | 状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。 | ||
| トリック | 超 | 100 | メガネやスカーフとあわせて。 | ||
| トリックルーム | 超 | - | サポート用。のろいやおきみやげで退場可能。 | ||
| スキルスワップ | 超 | - | ダブル向き。地面弱点の相方に。ガチグマ（アカツキ）ピンポイントだがメインウエポンを無効化できる。 | ||
| ふういん | 超 | - | ダブル向き。まもるやトリックルームとあわせて。 | ||
テラスタル考察
| タイプ | 主な技 | 解説 |
|---|---|---|
| 無 | はかいこうせん テラバースト | 元がゴースト弱点なのでそれを無効にできる。かげうちなどを警戒するなら。 |
| 炎 | マジカルフレイム テラバースト | ほのお技の威力上昇ではがねやくさに強くなる。浮遊で地面弱点も消える。 |
| 水 | テラバースト | 解説 |
| 電 | 10まんボルト チャージビーム かみなり | 麻痺無効。ふゆうと合わせて弱点が消える。かたやぶりには貫通されるので注意。 |
| 草 | エナジーボール くさむすび | 対水＋粉技無効。 |
| 氷 | テラバースト こごえるかぜ | 4倍ドラゴン意識。 |
| 闘 | テラバースト | ふいうちが半減になる。ゴースト技と合わせた攻撃範囲が優秀。 テラバーストは無補正252振りでH振りチョッキドドゲザンを乱数1発。強化アイテムありなら確定。 |
| 毒 | テラバースト | ふゆうで地面弱点が消えるので、弱点は超のみ。 |
| 地 | テラバースト | 解説 |
| 飛 | テラバースト | 実質的に特性なしと同じになる。 |
| 超 | サイコキネシス サイコショック アシストパワー | 耐性が悪い 非推奨 |
| 虫 | テラバースト | 飛行と同じく特性との噛み合いが悪く、悪タイプ対策にしてもフェアリーか格闘で十分。 |
| 岩 | パワージェム | 解説 |
| 霊 | シャドーボール たたりめ | タイプ一致技の火力補強。 |
| 竜 | テラバースト | 解説 |
| 悪 | イカサマ あくのはどう | いたずらごころ耐性の獲得。 |
| 鋼 | テラバースト | ふゆうで地面弱点が消えるので、耐性面では優秀。 |
| 妖 | マジカルシャイン ドレインキッス テラバースト | 解説 |
型考察
わるだくみ型
性格：おくびょう
努力値：CS252ベースでHP調整
持ち物：きあいのタスキ/ラムのみ/オボンのみ/いのちのたま
確定技：シャドーボール/わるだくみ/ちょうはつ
攻撃技：マジカルシャイン/マジカルフレイム/10まんボルト/エナジーボールorくさむすび/パワージェム/こごえるかぜ/テラバースト
補助技：おにび/おきみやげ/みちづれ
テラスタイプ：ゴースト/でんき/ほのお/はがね
優秀な補助技と特殊耐久を生かし、耐久型を起点にわるだくみを積んでいく。
攻撃技のシャドーボールと特殊低火力の耐久型を起点にできるちょうはつまで確定。
抜き性能を重視した積み型であるため、毎回状態異常を撒く必要があるたたりめは候補外。
持ち物は行動回数確保のきあいのタスキや、耐久型への役割をより強めるラム・オボンのみなどが有力。
確定技で3枠が埋まるため残り1枠は範囲確保の攻撃技か、腐りづらく汎用性の高いおにび・みちづれ・おきみやげといった補助技が候補。
特にふいうちを空かせて物理全般に刺さるおにびは優先度が高い。
マジカルシャインを搭載すればカエンジシ、タギングル以外に等倍以上がとれるが、抜群以外でのダメージは低め。わるだくみ1積みではハバタクカミのムーンフォースにも及ばない。
ゴースト技だけでも等倍範囲は十分広いため、マジカルフレイムなどピンポイントで有効な技を入れたほうが使いやすい場合も多い。
パーティの呼びやすい相手に合わせて選択すると良いだろう。各組み合わせの範囲については下記参照。
| ゴースト技とサブウェポンを半減以下で受けるポケモン |
めいそう型
性格：おくびょう
努力値：S252 耐久調整 残りC
持ち物：たべのこし
確定技：めいそう
攻撃技：たたりめorシャドーボール/マジカルシャインorドレインキッス/かみなりor10まんボルト/マジカルフレイム/こごえるかぜ
補助技：おにび/でんじは/みがわり/あやしいひかり/いたみわけ
テラスタイプ：ゴースト/でんき/ほのお/はがね
ゲンガーとの差別化のために高めの特防をより活かせる。マジカルフレイムがあれば特殊をより受けやすくなる。
防御は補強できないが、先手でおにびを入れればかなり耐えるようになる。こちらはハバタクカミとの差別化にも有用。
滅びの歌トリックルーム型
性格：おくびょう/おだやか
努力値：耐久調整 残りS
持ち物：メンタルハーブ/オボンのみ
確定技：ほろびのうた/トリックルーム
攻撃技：シャドーボール/マジカルフレイム
補助技：おにび/でんじは/みがわり/ちょうはつ/あやしいひかり/いたみわけ/くろいまなざし/まもる
初手でほろびのうたを行い、補助技で耐え続けて最後のターンにトリックルームを行って退場する型。
トリックルーム下の行動数を1ターン増やせるメリットは存外大きく、まもるやきあいのタスキでターン数を消費されがちなのを補える利点がある。
これは進化前のムウマにも出来るが、ムウマージの方が道具が自由であり、メンタルハーブでちょうはつに対応する事が出来る。
とつげきチョッキ型
性格：おだやか
努力値：CS252ベースでHP調整
持ち物：とつげきチョッキ
確定技：シャドーボール
攻撃技：マジカルシャインorドレインキッス/マジカルフレイム/10まんボルト/エナジーボール/パワージェム/こごえるかぜ/テラバースト/イカサマ
テラスタイプ：ゴースト/でんき/どく/フェアリー
特防種族値105からくる高い特殊耐久を、とつげきチョッキでより特殊受けに特化する。
どうしても回復技が欲しいならドレインキッスも候補に挙がる。
補助技が使えないことに注意。
対ムウマージ
- 注意すべき点
- 特殊面と素早さが高く、アタッカーもサポートもこなせる。
通りの良いゴースト技に加え、炎、電気、草、岩など4倍狙いのサブウェポンも豊富。
おにびorでんじは＋たたりめのコンボ。わるだくみ・めいそうで火力補強。苦手な相手ものろい・みちづれで落とす。
- 対策方法
- ムウマージを超える素早さのポケモンでちょうはつ。
物理耐久は低いため、高速アタッカーや先制技で落とすのも楽。状態異常対策にラムのみがあると安心。
きあいだま等の格闘技を覚えないので、ノーマルへの有効打に乏しい。格闘テラバーストには注意。
ムウマ
No.0200 タイプ：ゴースト 特性：ふゆう（地面タイプの技を受けない） 体重：1.0kg（けたぐり・くさむすびの威力20）
| 進化前後 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ムウマ | 60 | 60 | 60 | 85 | 85 | 85 | 435 | |
| 60 | 60 | 100 | 85 | 137 | 85 | 527 | しんかのきせき無振り | |
| ムウマージ | 60 | 60 | 60 | 105 | 105 | 105 | 495 |
しんかのきせきを持たせることで耐久が大きく補強される。
物理は上からの攻撃を耐えて行動できる、特殊は高威力の弱点技が少ないためより安定するように。
不意の一撃を受けても最低限状態異常を撒く仕事ができるため、汎用性が高く腐りづらいと言える。
いたみわけや状態異常技＋たたりめのコンボも使いやすくなり、火力不足もカバー可能。
耐久型としては平均以上の素早さとちょうはつの習得により、耐久同士の対面にも強い。
とはいえHPが低いため素の耐久指数はそこまで高くなく、せいぜい1〜2発耐えるのが限度。
進化後と異なりマジカルフレイム等一部の技を覚えないので、おにびで物理耐久を補強したり、いたみわけによる回復をうまく利用していく必要がある。自身より素早いちょうはつ持ちには細心の注意を払いたい。
また、はたきおとすはタイプ相性も相俟って他のきせきポケモン以上に痛手となる点も忘れずに。
型考察
きせき状態異常撒き型
性格：ずぶとい or おくびょう
努力値：HB252ベースでDS調整
持ち物：しんかのきせき
確定技：おにびorでんじは（両搭載可）/たたりめ
優先技：ちょうはつ/いたみわけ
選択技：ほろびのうた/こごえるかぜ
先発寄りで起用し、状態異常を撒いてたたりめで攻撃する、もしくは後続に繋げる型。
ゴリ押しできると踏んで居座ってきた相手に異常撒き（→いたみわけ）→たたりめでの突破が充分に可能。
はたきおとすには弱いが、こんじょう型や両刀でないならおにびを入れればカバーできる。
＜状態異常技について＞
おにび：ほぼ確定だが、炎タイプの物理アタッカーには刺さらないため思考停止で撃つのは危険。
でんじは：おにびが通らない相手に有効。対面でゲンガーを突破できることも。S逆転からのいたみわけ→たたりめも強い。
＜選択技について＞
ちょうはつ：対耐久型のほか起点回避技も兼ねる。搭載する場合はS調整があれば尚使いやすい。
いたみわけ：使い時の見極めが重要。上手く刺されば大ダメージと大回復を同時に行える。でんじはとも相性が良い。
ほろびのうた：みがわりや耐久流しに。くろいまなざしを入れるスペースは無い。
こごえるかぜ：後続サポートとして使うならでんじはよりこちらのほうが確実に撃てる。
対ムウマ
- 注意すべき点
- おにびとでんじはの併用でこちらのポケモンを弱体化。
さらにいたみわけ、たたりめと展開してくるためアタッカーは撃ち負けてしまう恐れもある。
ちょうはつやほろびのうたも覚えるので、耐久型のポケモンでも流されやすい。
しんかのきせきによりムウマージ以上の耐久力があり、一撃では落としにくい。
- 対策方法
- しんかのきせき持ち共通の弱点であるはたきおとすや、耐久型対策のちょうはつが効果覿面。
たたりめ以外の火力は低く技範囲も狭いため、みがわりも有効。ほろびのうたには注意。
状態異常無効、ゴースト技半減のきよめのしおキョジオーンにはできることがかなり限られる。