デカグース - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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デカグース

No.0735 タイプ:ノーマル
通常特性:はりこみ(相手が出てきたターンに2倍のダメージを与える)
     がんじょうあご(牙を使った攻撃の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が1.5倍から2倍になる)
体重  :14.2kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
はりこみHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
デカグース8811060556045418はりこみ/がんじょうあご/てきおうりょく
マフィティフ8012090607085505いかく/ばんけん/はりこみ
ワナイダー607992528635404ふみん/はりこみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第七世代の序盤ノーマルポケモン。
合計種族値は低いが攻撃が高く、どの特性も火力に貢献するものでコンセプトは一貫している。
一致技で抜群を取れないがサブウェポンの範囲が広く、アタッカーとして必要な要素は概ね揃っている。
その代わりに鈍足、かつ耐久も並以下で、単ノーマル故に耐性もいまいち。幸い調整自体は施しやすいので、仮想敵はしっかり設定しておきたい。
ちなみにH>BDなので、耐久に努力値を256振る場合はHPには116までに留め、残りをBDに振り分けた方が耐久指数は高くなる。

第九世代の新技ではサイコファング、ワイルドボルト、タネばくだん辺りが有力。それぞれ技範囲も広がる。
一致技としてギガインパクト、のしかかりを習得している。
本人の素早さが低いので自力での活用は難しいが、後続補助としてローキックも採用圏内だろう。
失った技はおんがえしの他、がんじょうあごのメインウェポンだったひっさつまえば。デメリットのない一致技の最大火力が下がっている。
おいうち、リベンジ、ダブルチョップも廃止されている。



特性考察

はりこみ
交代で出てきた相手に対し、攻撃技で倍のダメージを与える。極振りの場合、種族値換算でA272相当になる。
ノーマル単タイプ、かつ低種族値のため、流し手段はあくび頼り。とはいえ大ダメージor眠り+通常のダメージの二択を迫れるのは強力。
第九世代ではマフィティフワナイダーが追加。フォクスライは未解禁。
マフィティフは攻撃で上回るが流し手段を持たず、ワナイダーも流し性能が微妙なので、差別化は容易。
がんじょうあご
牙を使った攻撃の威力が1.5倍。適用技はほのおのキバ、かみなりのキバ、こおりのキバ、かみくだく、サイコファング。
サブウェポンの威力をタイプ一致相当まで引き上げることができる。
第八世代でひっさつまえばが廃止されたため、タイプ一致の適用技は存在しない。
てきおうりょく
隠れ特性。タイプ一致補正を2.0倍に上げる。サブウェポンを底上げするがんじょうあごとは逆にメインウェポンを強化。
第九世代の新要素・テラスタルと組み合わせることで、あらゆるタイプの一致補正を強化することができる。
ノーマルテラスタルで元の一致補正と組み合わせた場合、強化倍率は2.25倍。
別のタイプにテラスタルするとテラスタイプの補正が2.0倍になり、ノーマル技の威力補正は通常の1.5倍に下がる。
トレースされると相手のタイプ一致技が超強化されるので注意。

技考察

物理技タイプ威力
[頑丈顎]
<適応力>
命中効果解説
ギガインパクト150(225)
<300>
90行動不可タイプ一致技。最大火力だが交代できない。ラス1に。
とっておき140(210)
<280>
100-タイプ一致技。
他の習得技を先にすべて使わないと失敗するため、技構成等に工夫が要る。
すてみタックル120(180)
<240>
100反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
行動固定は無いため、他の高威力技より使い勝手は良い。
あばれる120(180)
<240>
100行動固定タイプ一致技。ダブルだと対象がランダムになるので、シングル向け。
行動固定は痛いが、はりこみにより起点化されにくい。
のしかかり85(127)
<170>
100麻痺30%タイプ一致技。性能安定。鈍足なため麻痺の恩恵は受けづらい。
からげんき70/140
(105/210)
<140/280>
100-タイプ一致技。やけど対策に。
かみくだく80
[120]
100防御↓20%対ゴースト。がんじょうあご対象技。
はたきおとす65/97100道具排除同上。がんじょうあご以外で。追加効果が優秀。
じしん100100-対岩・鋼。ノーマル定番のサブウェポン。ダブルでは周囲全体攻撃。
じならし60100素早さ↓100%ダブルでは工夫しないと味方に負荷をかける。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%無効タイプ無し。味方も巻き込まない。
ローキック65100素早さ↓100%追加効果が優秀。自身への恩恵は少なく、後続サポート向き。
ほのおのキバ65
[97]
95火傷10%
怯み10%
ハッサム等の地面等倍以下の鋼に。
こおりのキバ65
[97]
95凍り10%
怯み10%
ボーマンダガブリアス、草や飛行に。
かみなりのキバ65
[97]
95麻痺10%
怯み10%
ギャラドスペリッパーアーマーガアに。
ほのおのパンチ75100火傷10%がんじょうあご型以外で攻撃範囲を広げたいなら。
れいとうパンチ75100凍り10%がんじょうあご型以外で攻撃範囲を広げたいなら。
かみなりパンチ75100麻痺10%がんじょうあご型以外で攻撃範囲を広げたいなら。
ワイルドボルト90100反動1/4がんじょうあご型以外で採用。かみなりパンチより威力は高いが、反動が痛い。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。後続の無償降臨に。はりこみと相性がよい。
サイコファング85
[127]
100壁破壊がんじょうあご対象技。壁構築に強くなる。
タネばくだん80100-対水・地面。
くさわけ50100素早さ↑追加効果が優秀。
いかりのまえば-90HP半減優秀な削り技。流せない相手に。ゴーストには無効。
がむしゃら-100HP同値化優秀な削り技。流せない相手に。ゴーストには無効。
きあいパンチ150100優先度-3
被弾で失敗
対岩・鋼。じしんと範囲が被る。はりこみと相性がいい。
特殊技タイプ威力
<適応力>
命中効果解説
テラバースト80(120)
<160>
100タイプ変動テラスタル前からタイプ一致だが、特殊固定なので火力は低い。
テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
あくび-妨害技。流し技としても有用。はりこみと相性がよい。
ちょうはつ100変化技対策。耐久型・サポート型に。はりこみと相性がよいが、鈍足なので使いづらい。
のろい-攻撃と防御を強化。すばやさ低下は気にならない。
みがわり-変化技対策。状態異常技の回避などに。
ほえる-起点化の回避に。

テラスタル考察

てきおうりょくでテラスタルした場合の倍率は特性考察の項を参照。

タイプ主な技解説
ギガインパクト
とっておき
のしかかり
一致技の強化。
ほのおのキバ
ほのおのパンチ
からげんきを採用しない場合、火傷無効が生きる。
テラバースト解説
かみなりのキバ
ワイルドボルト
かみなりパンチ
麻痺無効だが、元が鈍足なので恩恵は得にくい。
タネばくだん粉技ややどりぎのタネを無効化する。
こおりのキバ
れいとうパンチ
解説
きあいパンチ
テラバースト
解説
テラバースト解説
じしん水が抜群になるので注意。
テラバースト解説
サイコファング対格闘。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト格闘無効。ゴーストにはかみくだくで対抗できるが、ほとんどのポケモンに素早さで負けている。
テラバースト解説
かみくだくいたずらごころ耐性の獲得。
アイアンヘッド妖への耐性
テラバースト解説
ステラテラバーストてきおうりょくがどの技にも乗らなくなるので、他の特性で。

型考察

はりこみ型

特性:はりこみ
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 耐久調整
持ち物:たつじんのおび/いのちのたま/オボンのみ/ラムのみ/レッドカード
確定技:あくび/とっておきorあばれる
攻撃技:じしん/はたきおとす/とんぼがえり/いかりのまえば/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/ワイルドボルト/タネばくだん/きあいパンチ
変化技:ちょうはつ

耐久と流し性能に難があるので、自力で相手を流すための変化技が必要となる。
あくびが最も流しやすいが、ちょうはつで攻撃を誘い、レッドカードで引きずり出す手も。
ゴーストにははたきおとすがあるがハバタクカミには等倍止まり、サーフゴーにはじしんが抜群なため、サブウェポンはじしん一本にしてもよい。
交代読みで抜群技を入れられれば絶大な火力を入れられる。

火力目安(はりこみ補正込)
A特化かみくだくで無振りサーフゴーが確1。H振りの場合、A特化火力補強アイテムかみくだくorA特化じしんで確1。
A特化いのちのたまじしんで無振りドラパルトが確1。H振りの場合は中乱数1発。A特化かみくだくの場合はH振りまで確1。

がんじょうあご型

特性:がんじょうあご
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 耐久調整
持ち物:たつじんのおび/こだわりハチマキ/オボンのみ/ラムのみ
優先技:かみくだく/ほのおのキバ/こおりのキバ/かみなりのキバ/サイコファング
選択技:あくび/ちょうはつ/じしん/とんぼがえり/いかりのまえば

がんじょうあごによる安定した火力で戦う型。
居座る相手と交代する相手、どちらにもある程度のダメージが期待できるのが特徴。
流しを意識しない分技の自由度は高いが、ひっさつまえばを失ったので弱点を突けない相手だと火力不足が目立つ。

てきおうりょくとっておき型

特性:てきおうりょく
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 耐久調整
持ち物:シルクのスカーフ
確定技:とっておき
選択技:のしかかり/まもる/あくび 等の中からいずれか1つ
テラスタイプ:ノーマル

てきおうりょくととっておきによる驚異的な火力で戦う型。
他のパーティメンバーでゴースト・岩・鋼対策や耐久・素早さの確保を行う必要があるが、ノーマルの一貫性が取れれば非常に強力。
テラスタイプはとっておきのさらなる火力補強のためのノーマルで確定。

しんかのきせきイーブイと比較した場合、耐久と素早さは若干劣るが、火力は圧倒的にこちらが上。エテボースも軽く上回る。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対デカグース

注意すべき点
特性が全て火力補強に繋がっている。
はりこみの場合、あくびと合わせて「ねむりor流し+大ダメージ」の2択を強いてくる。レッドカードと絡めたコンボを狙ってくることも。
てきおうりょくの場合、一致補正が強化されたノーマル技が単純に強力。
がんじょうあごの場合、ノーマル無効のゴーストにかみくだくで手痛い一撃を与えてくる。
対策方法
耐久は低く、耐性も乏しい。鈍足で先制技も無いため、上から叩くのがよい。
流されてしまった場合、交代先が読まれやすいため敢えて岩・ゴースト・鋼以外(可能ならかみくだくorじしんを半減できる耐性)で受け出すのもよい。
エレキフィールドやミストフィールド、ラムカゴ、ちょうはつ、みがわり等のあくび対策があれば万全。

外部リンク