ナマズン - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ナマズン

No.0340 タイプ:みず/じめん
通常特性:どんかん(メロメロ状態にならない、ちょうはつ・いかくが効かない)
     きけんよち(相手が弱点タイプの攻撃技または一撃必殺技を覚えているかどうかが分かる)
隠れ特性:うるおいボディ(雨のときに、ターン終了時に状態異常が治る)
体重  :23.6kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
水/地HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性くさむすびの威力
ナマズン1107873767160468どんかん/きけんよち/うるおいボディ40
ヌオー958585656535430しめりけ/ちょすい/てんねん80
トリトドン1118368928239475ねんちゃく/よびみず/すなのちから60
ラグラージ10011090859060535げきりゅう/しめりけ80

ばつぐん(4倍)くさ
ばつぐん(2倍)---
いまひとつ(1/2)ほのお/どく/いわ/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

フリーズドライで4倍ダメージ


第三世代出身のみず×じめん複合。耐性が優秀でHPは高いが、他はやや控えめ。
半端な鈍足だがりゅうのまいを習得、HPの高さと弱点の少なさから積みアタッカーとしての運用が多め。
藍の円盤でラグラージが復帰したため、アタッカーにする場合は一工夫が必要になってきた。

第九世代ではまきびし、ステルスロックを獲得。起点作成が可能になった。
ヌオートリトドンも同時に修得したが、どんかんによりちょうはつに耐性を備えており、独自の強みとなるだろう。
しかもトリトドンがじわれを喪失したため、同タイプでは唯一の一撃技の使い手となった。
長らく同タイプとの競合に勝てず、採用機会に恵まれなかったが、ここに来て格段に強化されている。
ほかの新規習得技で有用そうなものは、こわいかお、ひやみず、にほんばれ、てだすけ。DLCでは10まんばりき、のろいも新規習得。
ねっとうは喪失したので、物理アタッカー対策はひやみず頼りになる。
すなじごく、うずしおはDLCで再習得しており、交代読みからの釣りだしを防ぐことが再び可能になった。



特性考察

どんかん
メロメロ、ちょうはつ、いかくが効かなくなる。
ステルスロックやりゅうのまいといった有用な変化技を覚えるので、サポーター・アタッカーともに優先度は高い。
きけんよち
弱点タイプの攻撃技か一撃技を持つ相手に反応する。ただし技の詳細は通知されない。
ナマズンは弱点が4倍のくさタイプのみなので、情報アドバンテージの効果は大きい。
場に出た瞬間にしか効果がなく、居座った場合には実質特性無しで戦うことになるのが難点。
トレースされるとじわれを持っているかどうかがバレるので注意しよう。
またフリーズドライが4倍弱点だが、きけんよちはフリーズドライに反応しない点にも注意。
習得者はほぼ氷タイプしかいないので、対面時は警戒すること。
フリーズドライを覚えるポケモン
一般:Aキュウコンラプラスフリーザーイノムーデリバードドーブルオニゴーリグレイシアマンムーフリージオコオリッポテツノツツミセグレイブ
禁止級:キュレムホワイトキュレムブラックキュレム
うるおいボディ
隠れ特性。雨下ではターン終了時に状態異常が回復するようになる。
物理型でもやけどで機能停止しなくなり、ねむるも実質高速再生技となる。
ただし雨が止むターンは発動しないため、ねむるで素眠りにならないよう注意。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。ダブルでは周囲全体攻撃。
10まんばりき95(142)95-タイプ一致技。グラスフィールド対策やダブルでの単体攻撃に。
接触技なのでゴツゴツメットやさめはだなどに注意。
アクアテール90(135)90-タイプ一致技。高威力・命中不安。ウェーブタックルは覚えない。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。
たきのぼり80(120)100怯み20%タイプ一致技。りゅうのまいとあわせれば怯みを狙える。
ストーンエッジ10080急所率+1対虫・飛行。地面技との相性補完に優れる。
いわなだれ7590怯み30%りゅうのまいとあわせれば怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%追加効果が優秀。
しねんのずつき8090怯み20%草/毒や草/格闘に。
スパーク65100麻痺30%対水・飛行。4倍ピンポイント。
じたばた20~200100HP量減少で
威力上昇
タスキと併せれば最大火力になる。ゴーストには無効。
じわれ-30一撃必殺有効打の無い相手に。飛行やふゆうがんじょうどしょくには無効。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力だが命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。命中安定。
だくりゅう90(135)85命中↓30%タイプ一致技。追加効果が優秀だが命中不安。ダブル向け。
ひやみず50(75)85攻撃↓100%タイプ一致技。追加効果狙い。
うずしお35(52)85拘束ダメージタイプ一致技。有利な相手を逃さない。
ステルスロック・まきびしと相性が悪い。
すなじごくと違いタイプ相性で無効化されないが、よびみずなどに注意。
だいちのちから90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
れいとうビーム90100凍り10%対草・飛行・ドラゴン。一致技との相性補完に優れる。
ふぶき11070凍り10%命中不安。雪下で必中。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手全体が対象。
ウェザーボール50/100
(150)
100天候でタイプ変化
+威力2倍
雨下ならハイドロポンプに迫る威力の命中安定技になる。
ゲップ12090-対草・フェアリー。きのみ消費の条件付きの高威力技。
みらいよち1201002ターン後攻撃相手の交代読みに。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-第九世代で新規習得。どんかんで挑発を無視して撒ける。
まきびし-第九世代で新規習得。どんかんで挑発を無視して撒ける。
りゅうのまい-攻撃・素早さ補強。最速1積みで115族抜き。
ドわすれ-特防を強化。特殊に滅法強くなる。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみやうるおいボディとあわせて。
くすぐる100相手の物理面を弱化。擬似的に攻撃・防御を補強。
のろい-攻撃・防御を補強。もともと遅めなので素早さ低下のデメリットは小さい。
先制技は残念ながら覚えない。ゴーストテラスタルで効果が変化する。
てだすけ-ダブル用。使用ターンの味方の攻撃技が1.5倍になる。優先度+5なので鈍足は気にならない。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
のしかかり
テラバースト
解説
テラバースト対草。物理型なら火傷無効がうれしい。
地面無効の鋼やフリーズドライを使う氷にも。
アクアテール
アクアブレイク
ハイドロポンプ
なみのり
タイプ一致技の強化。
テラバースト元々電気が無効かつ鈍足なので、麻痺無効の恩恵は薄い。
テラバースト粉技無効。フリーズドライが一貫する。
ふぶき
れいとうビーム
テラバースト
対草。耐性が悪くなるので耐久型には不向き。
テラバースト解説
ゲップ
テラバースト
対草。
じしん
10まんばりき
だいちのちから
タイプ一致技の強化。
テラバースト対草。フリーズドライが一貫する。
しねんのずつき
みらいよち
テラバースト
解説
テラバースト対草。
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
テラバースト
草が一貫する。
のろい
テラバースト
のろいの効果が呪いに変化する。カイリューのしんそくなどを無効化。
げきりん
テラバースト
フリーズドライが一貫する。
テラバーストいたずらごころ耐性を得る。
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察

基本型

特性:きけんよち/どんかん
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/たつじんのおび/ゴツゴツメット/オボンのみ/リンドのみ/カゴのみ/とつげきチョッキ
優先技:ステルスロック(どんかんの場合)/じわれ
物理技:じしん/たきのぼりorアクアブレイク/ストーンエッジorいわなだれ/スパーク/しねんのずつき
特殊技:だいちのちから/ハイドロポンプorなみのりorひやみず/れいとうビームorふぶき
変化技:ねむる/ドわすれ/くすぐる

相性のいい物理ポケモンに出して、弱点を突いて戦うスタンダードな型。
どんかんで運用する場合はステルスロックを強く推奨。挑発を無視してステルスロックを撒く事ができる。
とつげきチョッキを持たせれば特殊にも強くなる。くさむすび程度では落ちない。
基本的に火力不足なので、じわれの優先度は高め。

りゅうのまい型

特性:どんかん
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ/リンドのみ
確定技:りゅうのまい/じしん
選択技:アクアブレイクorたきのぼりorアクアテール/ストーンエッジorいわなだれ/スパーク/しねんのずつき/じたばた

りゅうのまいで素早さと火力を補い戦う型。
種族値が控えめなので1回積んだぐらいでは満足な火力は得られない。
上手く複数回積むか、スパークで麻痺させて行動回数を稼ぎたい。
たきのぼりやいわなだれ、しねんのずつきとあわせてひるみも狙えるか。

うるおいボディ型

特性:うるおいボディ
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252
持ち物:しめったいわ/たべのこし/せんせいのツメ/たつじんのおび/ゴツゴツメット/オボンのみ/リンドのみ
確定技:ねむる
物理技:じしん/たきのぼりorアクアブレイク/ストーンエッジorいわなだれ/じわれ
特殊技:ハイドロポンプorなみのりorひやみず/れいとうビームorふぶき/だいちのちから
変化技:あまごい/ドわすれ/くすぐる

雨下で眠り放題なことを活かした耐久型。
水技の威力が上がることもポイントだが、自身も水技は等倍なので相手の水技には注意。
雨始動役としてはペリッパーが好相性。ナマズンの弱点の草タイプをタイプ一致ぼうふうで叩けて自身の弱点の電気タイプをナマズンが無効化できる。
フリーズドライは両方に4倍なので要注意。

特殊流し型

特性:どんかん
性格:おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/カゴのみ
確定技:ドわすれ/じわれ
優先技:なみのり/まもる
選択技:れいとうビーム/だいちのちから/ねむる/ねごと/みがわり

役割対象はサンダーやロトムサンダースを始めとする特殊でんきがメイン。
草技の搭載率にもよるがほのおみずにも有利が取れる。

特性はどんかん推奨。ちょうはつで変化技が使えなくなることを防げる。
きけんよちは4倍弱点に気付いたところで対応できない。また、まもるを入れればたべのこしの回復量を稼ぎつつ様子見できる。
うるおいボディも雨を降らせる猶予を見出しにくい。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。


対ナマズン

注意すべき点
特性きけんよちにより、草技や一撃必殺技を見抜かれて撤退されてしまう。
体重が軽く、タイプ不一致のくさむすびでは一撃で仕留められない。
特性どんかんの場合ちょうはつが効かないため、変化技を使われやすい。
広い攻撃範囲を持ち、りゅうのまい、じわれで突破力を補ってくる。
対策方法
素の火力は低いため、一致弱点を突かれない耐久のあるポケモンなら比較的楽に止められる。
草タイプへの有効打は氷技やゲップ程度。
きけんよちが反応しないフリーズドライを使うのも良い。
先制できるポケモンでみがわりを張れば、じわれによる強行突破を防げて安全に対処できる。

外部リンク