プラスル - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

プラスル [編集]

No.0311 タイプ:でんき
通常特性:プラス(特性が「プラス」か「マイナス」の味方が戦闘に出ると特攻が1.5倍になる)
隠れ特性:ひらいしん(でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。ダブルバトルで、自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の攻撃対象を自分にする。)
体重  :4.2kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
サポート系電気HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
プラスル605040857595405プラス/ひらいしん
マイナン604050758595405マイナス/ちくでん
パチリス604570459095405にげあし/ものひろい/ちくでん
デデンネ6758578167101431ほおぶくろ/ものひろい/プラス

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん
いまひとつ(1/2)でんき/ひこう/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ひらいしん」の場合、でんき無効


第三世代出身の単でんきタイプ。対となるマイナン同様にサポート寄り。
習得技はほぼ変わらず[1]、耐久特化でのサポートはマイナンに分があるが、攻撃面で勝り、プラスひらいしん、わるだくみでの特攻上昇を活かしやすい。
ただし元の種族値が低く、攻撃範囲も電気・ノーマル・フェアリー程度と広くない。
アタッカーとしては上位互換のライチュウサンダースの存在も気がかり。2匹が覚えない技を絡めた運用で差別化を図りたい。

第九世代ではすりかえ、かいでんぱ、エレキフィールド、いかりのまえば、がむしゃら、みわくのボイスといった有用な技を多く習得。
またBDSPから引き続きスキルスワップを習得。電気タイプの習得者はほかにAライチュウのみ。
ダブルでひらいしんを味方に渡してほうでんで強化する独自のコンボを得た。でんじは等の単体技も吸収されてしまう点は注意。
特性を渡すだけならなかまづくりでもいいが、こちらは相方のいかくなどを再発動したり、ふゆうを得てプラスル側の地面技をすかしたりといったコンボが狙える。



特性考察 [編集]

プラス
ダブル専用特性。味方にプラス・マイナス持ちがいる場合、お互いの特攻が1.5倍になる。相手の特性は考慮しない。
第九世代でのほかのプラス持ちはデンリュウデデンネストリンダー(ハイ)、マイナス持ちはマイナンストリンダー(ロー)。
全員じしんがメジャーな地面が弱点なので運用難易度は高いが、第九世代ではテラスタルでタイプ変更が可能。
また、なかまづくりで特性をコピーできるので、特性をあまり生かさない特殊アタッカーの相方にしてもいい。
シングルでは実質特性なし。一応なかまづくりで相手の強特性を潰したりトレース対策が可能だが、そのためだけに採用する価値はないだろう。
ひらいしん
隠れ特性。電気技を無効化できる優秀な特性。ダブルでは敵味方問わず、自分以外のポケモンの単体電気技を引き寄せる。
アンコールやバトンタッチとの相性も良い。自身がみがわり状態でも無効化・引き寄せともに有効。
ダブルでは電気弱点持ちやほうでん持ちと組むことでより活かしやすくなる。
トレースされるとこちらの電気技で相手を強化してしまう。特性所持者はすべて特殊寄りなので、相手にいたら警戒すること。
またかたやぶりに貫通される。プラスル自身は電気半減だが、単体攻撃を引き寄せられなくなる点に注意。
ただし一般ポケモンでかたやぶり+電気技を両立できるのはラムパルドルチャブルデカヌチャンのみ。

技考察 [編集]

ライチュウ」「サンダース」に丸がついているものはそちらも習得可能な技。

特殊技タイプ威力命中効果解説ライチュウサンダース
10まんボルト90(135)100麻痺10%タイプ一致技。性能安定。
かみなり110(165)70麻痺30%タイプ一致技。命中不安。雨と併せて。
ほうでん80(120)100麻痺30%タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。ダブルでは味方を巻き込む。
ボルトチェンジ70(105)100自分交代タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。
外したり無効化されると交代できない。
エレキネット55(82)95素早↓100%タイプ一致技。相手全体攻撃・非接触。追加効果が優秀。
地面と無効化特性に注意。
ほっぺすりすり20(30)100麻痺100%タイプ一致技。タスキ潰しと麻痺撒きを兼ねる妨害技。×
くさむすび20~120100相手の体重依存対地面。威力不安定。×
みわくのボイス80100みがわり貫通ターン中能力が上昇した相手に当てると100%混乱させる。
起点にしてくる相手の妨害に。
物理技タイプ威力命中効果解説ライチュウサンダース
でんこうせっか40100優先度+1先制技。タスキ潰しやミリ耐えの相手に。
いかりのまえば90HP半減優秀な削り技。流せない相手に。ゴーストには無効。××
がむしゃら-100-削り技。タスキやでんこうせっかと相性がいい。×
変化技タイプ命中備考ライチュウサンダース
でんじは90妨害技。ほっぺすりすりと違い、ふいうちやゴツゴツメットに強い。
うたう55起点作りに。命中難だがみがわり貫通。
からぶりほけん→バトンタッチに繋げてもいいが、こうそくいどうのほうが確実。
のどスプレーの対象だが、当たらないと消費できない点に注意。
×[2]×[2]
アンコール100起点作りに。ひらいしんやみがわりと併せて。×
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。リフレクターは覚えない。
うそなき100サポート用。特殊受け対策。
まもる-様子見、ねがいごとと併用など。
バトンタッチ-積み技やみがわりと併せて。×
なかまづくり100プラスと併せて。強特性持ちの相手や、特殊技持ちの相方に。××
スキルスワップ-相手の特性潰しや、ダブルで味方にひらいしんを渡しつついかくなどの再発動に。××
てだすけ-使用ターンの味方の攻撃技が1.5倍になる。優先度+5。ダブル用。
すりかえ100こだわりメガネやスカーフとあわせて。××
変化技(バトン可)タイプ命中備考ライチュウサンダース
わるだくみ-特攻を強化。自身にもバトンにも有用。×
こうそくいどう-素早さ強化。主にバトン用。
みがわり-変化技対策や、アンコール・でんじはと併せて。みがわり中でもひらいしんは有効。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバースト解説
テラバースト火傷無効。地面が一貫する。
テラバーストひらいしんなら弱点は草のみになる。
かみなり
10まんボルト
タイプ一致技の強化。麻痺無効を維持する。
テラバースト粉技無効。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト毒・猛毒無効。地面が一貫する。
テラバースト解説
テラバースト地面無効。ひらいしんなら弱点が1つ減る。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト地面が一貫する。
テラバーストねこだましなどを無効化。
テラバースト解説
テラバースト相手のいたずらごころから変化技を受けなくなる。
テラバースト毒・猛毒無効。耐性は優秀だが、耐久が低いため生かしづらい。地面が一貫する。
みわくのボイス解説
ステラテラバーストアタッカー向きではないので候補外。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:ひらいしんorプラス(なかまづくりを使う場合)
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:S252 H252orC252 or 耐久調整
持ち物:きあいのタスキ/ふうせん/こだわりメガネ/こだわりスカーフ
確定技:10まんボルトorかみなり
差別化技1:まねっこ/バトンタッチ
差別化技2:アンコール/わるだくみ/ほっぺすりすり/くさむすび/がむしゃら
差別化技3:いかりのまえば/うたう/なかまづくりorスキルスワップ/すりかえ
攻撃技:ボルトチェンジ/エレキネット/でんこうせっか/みわくのボイス
変化技:こうそくいどう/みがわり/うそなき

マイナンよりも特攻が高いのでアタッカー寄りの型となる。
差別化技1はライチュウ、差別化技2はサンダース、差別化技3は両方が覚えない有用な技。
2匹と差別化させるためにはいずれかを両立させる必要がある。

型サンプルは第七世代当時のものなのでコメントアウト。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対プラスル [編集]

注意すべき点
ひらいしんで電気技を吸収し、そこからアンコールやバトンタッチに繋げてくる。
他にもわるだくみ、ほっぺすりすりなど優秀な技が豊富。
アンコールがあるので不用意に変化技を使うのは危険。
対策方法
耐久も火力もないので等倍でもゴリ押し可能。物理のほうが脆いのでじしんが有効。

外部リンク [編集]


[1] 第九世代ではプラスルのみ覚えるかいでんぱとスキルスワップ以外すべて同じ。
[2] 過去作の配布限定で習得。