ポケモン対戦考察まとめWiki
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クレベース（ヒスイのすがた）
No.713 タイプ：こおり/いわ 通常特性：がんじょうあご（キバを使った攻撃の威力が1.5倍になる） アイスボディ（天気が「ゆき」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する） 隠れ特性：がんじょう（一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る） 体重：262.4kg（けたぐり・くさむすびの威力120）
| 原種/リージョン | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hクレベース | 95 | 127 | 184 | 34 | 36 | 38 | 514 | がんじょうあご/アイスボディ/がんじょう |
| クレベース(原種) | 95 | 117 | 184 | 44 | 46 | 28 | 514 | マイペース/アイスボディ/がんじょう |
クレベースのリージョンフォーム。第九世代では固有複合のこおり×いわタイプ。
種族値は特殊方面の数値を下げ攻撃と素早さに回した形。
鈍足には変わらないが無振りでも30族付近を抜けるようになった。
当然トリックルーム下ではそれらに抜かれるのでトリパ運用では相手を間違えないようにしたい。
ブリザポスのように準速にする事でS4振りラウドボーンや素早さ65族まで抜ける。
耐性については半減が増えたが弱点も増え、特にかくとうとはがね4倍はかなり致命的。氷としては炎に強いが草や地面に弱く一長一短。
いわの獲得により砂嵐のダメージを受けなくなり、雪パだけでなく砂パとの相性も良くなっている。ただし砂嵐の特防1.5倍込みでなお特殊耐久は低いので注意。
攻撃面では抜群を取りやすいタイプの複合で、攻撃上昇も相まってアタッカー適性はあちらより高い。双方半減の鋼もサブウェポンで対処可能。
総じて原種とは全く違う動きが求められる。如何に先手を取って殴るか、或いは物理アタッカーと対面させるかが重要となる。
専用技のひょうざんおろしはつららおとしの命中を下げ威力を上げた性能を持つ。
一般ポケモンの物理氷火力としてはケケンカニのアイスハンマーに次ぐ。
つららおとしと同様に怯み効果もあるが活用するにはS振りかトリックルームがほぼ必須。
新要素のテラスタルは状態異常対策や4倍弱点の解消に役立つが元が多弱点なので何かしら弱点が被るタイプが多い。
またこおりやいわ以外にテラスタルすると天候の恩恵を受けられなくなる。
持たせる役割を明確に決めたうえでテラスタイプを選ぼう。
技方面ではLAで覚えられたこおりのつぶてを喪失。
DLCの碧の仮面でつららばり、ジャイロボール、10まんばりきといった有用な技を新規習得。
入手にはLAで進化させる必要がある。進化させるカチコールはどのソフト出身でも構わない。
特性考察
- がんじょうあご
- キバを使う技の威力が1.5倍。倍率は優秀だが、習得技で該当するのはこおりのキバ、かみくだくのみ。
こおりのキバはひょうざんおろしに迫る威力かつ命中も高くなるが、がんじょうを上回る採用理由とするのは難しい。
この特性を採用する場合は、キバ技2つの併用が望ましい。
- アイスボディ
- 雪が降っているとターン終了時にHPが1/16ずつ回復。
雪下では原種同様に雪補正込みで無補正無振りでも防御種族値286相当、回復効果で更に硬くなる。
しかしあちらより格闘や鋼、特殊技に弱くがんじょうを捨てるリスクが大きい。
- がんじょう
- 隠れ特性。一撃必殺技を無効にし、HPが満タンの状態だと致死量のダメージを食らっても1だけ残る。
原種以上に特殊耐久が低く4倍弱点もあって役割破壊で落とされやすいため、基本的にはこれが優先。
かたやぶりや連続技には貫通されるが大半は物理なので一発は耐える
デカヌチャンのデカハンマーや特殊アタッカーのイダイトウ♀、テツノカシラのタキオンカッターには要注意。
技考察
| 物理技 | タイプ | 威力 [頑丈顎] | 命中 | 効果 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| ひょうざんおろし | 氷 | 100(150) | 85 | 怯み30% | 専用技。高威力命中やや不安。トリックルーム下では怯みも狙える。 つららおとしは覚えない。 |
| こおりのキバ | 氷 | 65(97) [146] | 95 | 凍り10% 怯み10% | 一致技。がんじょうあご時の安定技。 |
| アイススピナー | 氷 | 80(120) | 100 | フィールド破壊 | タイプ一致技。性能安定。フィールドを活用したい場合は非推奨。 |
| ゆきなだれ | 氷 | 60/120 (90/180) | 100 | 優先度-4 | タイプ一致技。後攻かつ被弾で威力倍増。 相手の交代時には威力が上がらないので注意。 |
| つららばり | 氷 | 25(37)*2~5 | 100 | - | 碧の仮面で新規習得。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。期待値は3発。 |
| ストーンエッジ | 岩 | 100(150) | 80 | 急所率+1 | 一致技。命中率が不安。 |
| ロックブラスト | 岩 | 25(37)*2~5 | 90 | - | タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。期待値は3発。 |
| いわなだれ | 岩 | 75(112) | 90 | 怯み30% | こちらはダブル向けや命中率重視。トリックルーム下なら怯みも狙える。 |
| じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対鋼。一致技とあわせて11タイプに抜群。 |
| 10まんばりき | 地 | 95 | 95 | - | ダブルでの単体攻撃用。接触技。稀に外れる。 |
| かみくだく | 悪 | 80 [120] | 100 | 防御↓20% | がんじょうあご対象。 |
| ボディプレス | 闘 | 80 | 100 | 防御参照 | 対氷・鋼。圧倒的に高い防御種族値と相性が良い。 雪の防御補正はダメージ計算に乗らないので注意。 |
| ヘビーボンバー | 鋼 | 40~120 | 100 | 体重比依存 ちいさくなるに 必中＋威力2倍 | フェアリーに抜群。ただし原種より軽いため威力は落ちる。 一般フェアリーではオーロンゲ・デカヌチャン以外に威力120。 |
| アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | トリックルーム下なら怯みも狙える。 |
| ジャイロボール | 鋼 | - | 100 | 相手より遅いと 威力アップ | 鈍足なので火力は出やすい。 |
| こうそくスピン | 無 | 50 | 100 | トラップ排除 S↑100％ | 素早さアップの恩恵は薄いので、設置技の解除目的で。 準速1積みで最速70族抜き、最速で2積みで最速127族抜き。 |
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
| こごえるかぜ | 氷 | 55(82) | 95 | 相手全体 S↓100% | タイプ一致技。ダブルバトルで特に活きる。 |
| ひやみず | 水 | 50 | 100 | 攻撃↓100% | 追加効果が優秀。岩タイプで習得するのは貴重。 自身よりは後続やダブルでのサポートに。 |
| ミラーコート | 超 | - | 100 | 優先度-5 | 特殊技を倍返し。がんじょうとあわせて。 |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
| のろい | 霊 | - | 攻撃・防御を補強し、素早さを下げる。ジャイロボールやトリックルームと相性が良い。 | ||
| てっぺき | 鋼 | - | 防御を2段階強化し要塞化。それでも格闘や鋼は厳しい。 | ||
| ワイドガード | 岩 | - | ダブル専用。全体攻撃を防ぐ。 | ||
| じこさいせい | 無 | - | 高速回復技。最大PP8。 | ||
| ねむる | 超 | - | 状態異常を回復したいなら。 | ||
テラスタル考察
| タイプ | 主な技 | 解説 |
|---|---|---|
| 無 | のしかかり | 格闘が一貫する。 |
| 炎 | テラバースト | 火傷無効。水・地面・岩が一貫する。 |
| 水 | テラバースト | 草が一貫する。 |
| 電 | テラバースト | 麻痺無効の恩恵は薄い。地面が一貫する。 |
| 草 | テラバースト | 対キノガッサ。弱点と耐性が大幅に変わる。 |
| 氷 | ひょうざんおろし こおりのキバ アイススピナー ゆきなだれ つららばり | 一致技強化。弱点は減るが、耐性も1つのみになる。 |
| 闘 | ボディプレス | 受けとしてはあまり良くないが、元の弱点はすべて等倍以下に。 |
| 毒 | テラバースト | 地面が一貫する。毒無効。 |
| 地 | じしん 10まんばりき | 元の一致技と合わせて凄まじい攻撃範囲を生み出す。 草と水が一貫する。 |
| 飛 | テラバースト | 格闘と草半減＋地面無効だが、岩が一貫する。 |
| 超 | テラバースト | 対格闘。 |
| 虫 | テラバースト | 草・格闘・地面半減だが、岩が一貫する。 |
| 岩 | ストーンエッジ ロックブラスト いわなだれ | 一致技強化。耐性は良くなるが、草が一貫する。 |
| 霊 | テラバースト | 格闘無効。のろいの効果が呪いに変化する。 |
| 竜 | テラバースト | 草と水を半減。 |
| 悪 | かみくだく | 地面テラスタル同様、攻撃範囲が広い。格闘が一貫する。 いたずらごころ耐性の獲得。 |
| 鋼 | ジャイロボール ヘビーボンバー アイアンヘッド | 耐性自体は優秀だが、格闘・鋼・地面が一貫する。 |
| 妖 | テラバースト | 対格闘。物理耐久の高いフェアリーは貴重。鋼が一貫する。 |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
物理アタッカー型
特性：がんじょうorがんじょうあご（かみくだく・こおりのキバ採用時）
性格：いじっぱり/ゆうかん
努力値：攻撃252 HP244orS252 余りB
持ち物：ゴツゴツメット/ラムのみ/こだわりハチマキ/じゃくてんほけん/たつじんのおび/いかさまダイス/イバンのみ/あつぞこブーツ
確定技：ひょうざんおろしorゆきなだれorつららばりorこおりのキバ/ストーンエッジorロックブラスト
優先技：じしんorボディプレス
攻撃肢：ヘビーボンバーorジャイロボール/かみくだく/ミラーコート
変化技：のろい/てっぺき/じこさいせい
抜群範囲の広い一致技で攻めるアタッカー型。
つららばりやロックブラストでタスキやみがわり持ちにも強い。
サブウェポンは鋼対策のじしんかボディプレスが優先。
4倍弱点を2つ持ち不安定なのでがんじょうやてっぺき、じこさいせいで補いたい。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対クレベース(ヒスイのすがた)
- 注意すべき点
- 物理耐久は原種同様に禁伝含めても最高値。
攻撃種族値は127とあちらより高く、一致技のこおりタイプといわタイプは攻撃技の抜群範囲がトップクラス。補完のサブウェポンも完備。
ロックブラストとつららばりの併用も多く、きあいのタスキが利きづらい。
- 対策方法
- 特殊耐久は脆く4倍弱点のはどうだんやラスターカノンなどが有効だが、がんじょうとミラーコートが厄介。
原種同様おにびが効くものの岩複合なので撃つならゴーストで。どくどくもあり。
かたやぶりかつ特殊アタッカーのイダイトウ♀やテツノカシラのタキオンカッターならがんじょう貫通で確1。かみくだくには注意。