ポケモン対戦考察まとめWiki
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ブリガロン
No.0652 タイプ:くさ/かくとう 通常特性:しんりょく(HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:ぼうだん(たまやばくだんが当たらない) 体重 :90.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
鉄壁+一致ボディプレス | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブリガロン | 88 | 107 | 122 | 74 | 75 | 64 | 530 | しんりょく/ぼうだん |
ジャラランガ | 75 | 110 | 125 | 100 | 105 | 85 | 600 | ぼうだん/ぼうおん/ぼうじん |
タイレーツ | 65 | 100 | 100 | 70 | 60 | 75 | 470 | カブトアーマー/まけんき |
テツノカイナ | 154 | 140 | 108 | 50 | 68 | 50 | 570 | クォークチャージ |
第六世代御三家のくさタイプでかくとう複合。現環境の同複合はキノガッサのみ。
防御が高く、やどりぎのタネ・こうごうせい・ドレインパンチなどの技により物理受けとして粘り強く戦える。
一貫性の高いいわ技+じめん技の組み合わせを両方半減でき、岩タイプ、地面タイプに強い。
その他の物理技は接触技が多く、こちらはニードルガードで牽制可能と物理技への耐性はかなりのもの。
くさタイプなので粉技を無効化できるのはもちろん、隠れ特性「ぼうだん」で弾や爆弾系の技にも耐性を持つのが特徴。
一つ一つの要素はそこまで強力ではないものの、運用コンセプトに対して特性と習得技、耐性が絶妙に噛み合っている。
物理受け草タイプや同複合のキノガッサとも、十分な個性を持って差別化ができている。
ただしひこう4倍をはじめとして弱点も多く、特殊耐久も高くはないため、相手を選ぶピーキーな性能。
苦手な相手は味方でカバーし、繰り出す相手をよく見極めて運用したい。
なお攻撃性能もまずまずで、独特の耐性により有利な相手にはとことん強いため、物理アタッカーとしても運用は十分可能である。
第九世代ではボディプレス、くさわけ、タネマシンガン、かみくだく、ワイドガードなどを習得。
中でもボディプレスの習得は非常に大きく、てっぺきと合わせて攻防を両立できる。
やどりぎのタネと相まって強固な性能が期待できるだろう。
テラスタルとの相性も良好。いざというときに飛行4倍を消せたり、一致打点を強化したりできる。
天敵であるひこうタイプやひこう技が鳴りを潜めたこともあり、これまで環境が噛み合わず燻っていたポケモンだが、ようやく日の目を見るようになった。
碧の仮面ではグラススライダー・はたきおとす・10まんばりきなどを獲得した。
特性考察
- しんりょく
- 通常特性。草技の火力を強化できる。耐久が高いので、発動圏内で耐えられることも多い。
しかしウッドハンマーを採用する場合は反動で落ちやすくなる。
アタッカー型であっても、ぼうだんの方が活きる場面が多く使いやすい。
- ぼうだん
- 隠れ特性。弾(ボール)や砲、爆弾(ボム)と名の付く特定の技を無効化する。
対象技は特殊技が多く、それらに耐性を得られることで擬似的な特殊耐久の補強に繋がっている。
特に自身の弱点であり、フェアリータイプ増加に伴い全体的に搭載率の上がったヘドロばくだんを防げるのは大きい。
ダブルバトルで味方のかふんだんごも防いでしまい、回復できなくなる点は注意。
現環境で他に同特性を持つのはガチグマとジャラランガのみ。タイプや運用方法が違うので差別化を意識する必要はない。
現時点ではイダイトウのシャドーボールくらいだがかたやぶりで貫通されるのは忘れずに。
トレースされると自身のタネばくだんやタネマシンガンが通らなくなるが、ポリゴン2には格闘技があり、サーナイトは元々相手にしないので問題ない。
- ぼうだんで防げる技(廃止技を除く)
ボール系 ウェザーボール、エナジーボール、エレキボール、ジャイロボール、
シャドーボール、きあいだま、かえんボール、ミストボール砲弾系 でんじほう、かえんだん、はどうだん、タネマシンガン、ロックブラスト、がんせきほう、くちばしキャノン 爆弾系 かふんだんご、タネばくだん、ヘドロばくだん、アシッドボム
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ウッドハンマー | 草 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。反動が痛い。 |
タネばくだん | 草 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。性能安定。 |
タネマシンガン | 草 | 25(37)*2~5 | 100 | - | タイプ一致技。威力不安定だが、きあいのタスキやみがわりに強い。 期待値は3発。 |
グラススライダー | 草 | 55(82) | 100 | GF時優先度+1 | タイプ一致技。グラスフィールド下限定で先制技となる。 |
くさわけ | 草 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | タイプ一致技。元が鈍足なため、重戦車型ポケモンを抜く前提で。 |
ボディプレス | 闘 | 80(120) | 100 | 防御の値で計算 | タイプ一致技。ブリガロンの運用法とかみ合っている。 |
インファイト | 闘 | 120(180) | 100 | 自分防御・特防↓ | タイプ一致技。耐久ダウンが痛い。 |
アームハンマー | 闘 | 100(150) | 90 | 素早さ↓ | タイプ一致技。デメリットは比較的に小さく、トリル下では利点にもなる。 |
けたぐり | 闘 | 20~120 (30~180) | 100 | - | タイプ一致技。威力不安定。最大でもインファイトと同等。 |
ドレインパンチ | 闘 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。回復効果付き。ビルドアップとあわせて。 |
かわらわり | 闘 | 75(112) | 100 | 壁破壊 | タイプ一致技。壁構築に強くなれる。 |
ローキック | 闘 | 65(97) | 100 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。ゴーストには無効。 |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所ランク+1 | 対炎・飛行・虫。一致技との相性補完に優れる。主に交代読みで。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | ストーンエッジと選択。怯みは狙いにくい。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。自身にも後続にも活きる。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対炎・毒・鋼。草技との相性補完に優れる。 |
10まんばりき | 地 | 95 | 95 | - | ダブル用。グラスフィールドとの併用も。時々外れる。 |
はたきおとす | 悪 | 65/97 | 100 | 道具排除 | 対エスパー・ゴースト。追加効果が優秀。 |
かみくだく | 悪 | 80 | 100 | 防御20%↓ | 対エスパー・ゴースト。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 対草・フェアリー。毒で火力補強。 |
ドラゴンクロー | 竜 | 80 | 100 | - | 対ドラゴン。但しドラパルトにはかみくだくでも良い。 |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | 対水・飛行。ほぼアーマーガアやギャラドスピンポイント。 ちなみにいかくなしHB特化ギャラドスにはA特化ハチマキで確1。 |
つばめがえし | 飛 | 60 | 必中 | - | 対草・虫。必中効果付き。 |
ミサイルばり | 虫 | 25*2~5 | 95 | - | 対草・エスパー。威力不安定だが、きあいのタスキやみがわりに強い。 期待値は3発。 |
しねんのずつき | 超 | 80 | 90 | 怯み20% | 対毒。怯みは狙いにくい。 |
いかりのまえば | 無 | - | 90 | - | 優秀な削り技。ゴースト以外に。 |
フェイント | 無 | 30 | 100 | 優先度+2 | 唯一の無条件先制技。きあいのタスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。 |
からげんき | 無 | 70/140 | 100 | 状態異常 で威力倍 | 状態異常対策に。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。先制で撃てる場面は限られるが、耐久型の機能停止やエースの積み対策に使える。 | ||
やどりぎのタネ | 草 | 90 | 削り技兼回復技。ニードルガードとあわせて。 | ||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。ドレインパンチと相性がよい。 | ||
リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | ||
はらだいこ | 無 | - | 攻撃を超強化・HP半減。 | ||
こうごうせい | 草 | - | 回復技。天候変化に注意。 | ||
いたみわけ | 無 | - | 削り技兼回復技。癖が強く使いにくい。 | ||
ニードルガード | 草 | - | 接触技対策。きあいのタスキやがんじょうを潰せる。まもるの上位互換。 | ||
てっぺき | 鋼 | - | 防御強化。ボディプレスと相性が良い。 複数回積めるが流されやすいので、後続に残るリフレクターのほうが使いやすいことも。 | ||
ほえる | 無 | - | 起点回避技。デメリットはあまり気にならないが、やどりぎのタネとの相性は悪い。 | ||
ワイドガード | 岩 | - | ダブル用。ねっぷうやふぶき対策に。 |
- 防御技の性能比較
性能比較 接触攻撃技 非接触攻撃技 変化技 まもる・みきり 防ぐ 防ぐ 防ぐ ニードルガード 防ぐ・HP1/8ダメージ 防ぐ 防ぐ トーチカ 防ぐ・毒 防ぐ 防ぐ スレッドトラップ 防ぐ・素早さ↓ 防ぐ 防げない
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | からげんき のしかかり フェイント | 解説 |
炎 | テラバースト | 炎・氷・フェアリーなどを半減。火傷無効。ぼうだんならハバタクカミやサーフゴーに強くなれる。 |
水 | テラバースト | 対炎。氷も半減。 |
電 | かみなりパンチ | 麻痺無効、飛行半減。ぼうだんと相まってサーフゴーに強くなれる。 |
草 | ウッドハンマー タネばくだん タネマシンガン くさわけ グラススライダー | 一致技強化。耐性も岩・悪が消えるだけ。 ウッドハンマーはA特化ハチマキでHB特化ヘイラッシャが確1に。 |
氷 | テラバースト | 解説 |
闘 | インファイト アームハンマー けたぐり ボディプレス かわらわり ドレインパンチ | 一致技強化。草の弱点が一気に消えるのが強み。 但し、格闘の耐性的にぼうだんは活かしにくくなる。 |
毒 | どくづき | エスパーは一貫するが弱点を突かれにくくなる。 |
地 | じしん じならし じだんだ 10まんばりき | 解説 |
飛 | つばめがえし テラバースト | 解説 |
超 | しねんのずつき | 解説 |
虫 | ミサイルばり | 解説 |
岩 | ストーンエッジ いわなだれ がんせきふうじ | 呼ぶ飛行への奇襲。他の弱点も等倍以下にスイッチ。 元の弱点のうち水・地面・鋼には一致技で弱点を突ける。 |
霊 | シャドークロー | 良耐性。使用者の多いシャドーボールはぼうだんで防げる。 |
竜 | ドラゴンクロー | 解説 |
悪 | かみくだく はたきおとす | いたずらごころ耐性の獲得。エスパーが無効だが、フェアリーが一貫する。 |
鋼 | アイアンヘッド ジャイロボール | 多耐性。だが炎が一貫する。 |
妖 | テラバースト | 良耐性。ヘドロばくだんはぼうだんで無効。 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
物理受け型
特性:ぼうだん
性格:わんぱく
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし
確定技:ニードルガード/こうごうせいorやどりぎのタネ(両立可)
攻撃技:タネばくだん/アームハンマーorドレインパンチorボディプレス/いわなだれorストーンエッジ/じしん/いかりのまえば
変化技:ちょうはつ/いたみわけ/ビルドアップ/リフレクター/てっぺき
テラスタイプ:鋼/悪/妖/霊/水/炎/毒
高めの物理耐久と、やどりぎのタネ+ニードルガードを活かす型。
やどりぎのタネを撒いてからニードルガードやこうごうせいで耐え忍ぶ。等倍程度なら難なく受けられる。
耐性上非接触の岩・地面技を呼びにくいのは心強い。
タネばくだんは半減されやすいが非接触で、みずタイプに対する処理速度を早めることができるので安定感はある。
ニードルガード読みで変化技を使われやすいため、起点回避技としてちょうはつがあると使いやすい。
役割対象であるカバルドン、ディンルーの展開を阻止したり、つるぎのまいガブリアスに攻撃技を強要させることができる。
ディンルーに対しては耐性上非常に有利。
物理アタッカー型
特性:ぼうだん
性格:いじっぱり
努力値:HA252ベースにS調整
持ち物:とつげきチョッキ/こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ/いかさまダイス
確定技:ウッドハンマーorタネばくだんorタネマシンガン/アームハンマーorドレインパンチorインファイト/ストーンエッジorがんせきふうじ
攻撃技:じしん/しねんのずつき/かみなりパンチ/どくづき/ミサイルばり/つばめがえし/フェイント/ドラゴンクロー/かみくだく/テラバースト(炎)
補助技:ビルドアップ/ニードルガード
テラスタイプ:草/闘/悪/炎/毒
弱点は多いものの耐性も多く、ぼうだんにより弾や爆弾技読みで無償降臨もできる。
サブウェポンは豊富なので相手によっては返り討ちにできるが、一致技と補完の岩技で3枠埋まるので残りは1つしか搭載できない。
環境や火力・耐久・素早さの全てを考慮した上で仮想敵を見定め採用する必要がある。
タイプの相性と能力の傾向上サイクル戦向きなので、繰り出し範囲を広げられるとつげきチョッキは大いに便利。
水ポケモンのれいとうビームを気にする必要がなく、じしんがあれば電気にもある程度の役割が持てるようになる。
Hに振れば一致だいもんじ以下の特殊弱点は大抵耐えられる。
相性考察
- ブリガロン+ヒードラン
- 第六世代から存在する組み合わせで、ブリガドランと呼ばれる。
ブリガロンの弱点をヒードランがすべて半減以下に、ヒードランの弱点を格闘以外ブリガロンが半減にできる。
格闘も物理は接触技が多くニードルガードが有効に刺さり、特殊格闘技は多くがぼうだんに引っかかるため大きな穴とはなりにくい。
互いにやどりぎのタネ・マグマストームと相手の交代に心理的な負荷を与える技を備え、2体でサイクルを回す性能に優れる。
テツノブジンやバクーダなどは一致で両者の弱点を突いてくるため注意が必要。下記のブーピッグを三枠目に採用する手もある。
- ブリガロン+ブーピッグ
- こちらも第六世代から存在する、ブーブリと呼ばれる組み合わせ。
ブリガロンの弱点のうち炎・氷・エスパーをあついしぼうプーピッグが半減、プーピッグの弱点のうち悪をブリガロンが半減、ぼうだんでシャドーボール無効。
互いに物理受け・特殊受けを分担でき、それぞれの耐性も自身の配分にマッチしている。
ブーピッグのみらいよち・ふきとばしによってサイクルの中で相手に択を迫りやすいのも長所。
サーフゴーが重くなりがちなため、三枠目には上記ヒードランや対ゴースト性能が高いポケモンをチョイスしたい。
対ブリガロン
- 注意すべき点
- 物理方面に優れ、技も豊富。ドレインパンチややどりぎのタネにより削りと回復を同時に行える。
ニードルガードやぼうだんにより接触技や弾・爆弾技を無効化されるため、攻撃手段が限られる。
- 対策方法
- 半端な攻撃では競り負けるので、高火力で一気に落とす。鈍足で飛行技が4倍、その他の弱点も多いのでパーティ単位で重くなることは少ない。
特防が低いので、特殊技で弱点を突けるとなおよい。ただしアシッドボムやヘドロばくだんはぼうだんで無効化されるのを忘れずに。