ポケモン対戦考察まとめWiki
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トロピウス
No.0357 タイプ:くさ/ひこう 通常特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる) サンパワー(晴れの時に特攻が1.5倍になるが、HPが1/8ずつ減少する) 隠れ特性:しゅうかく(ターンの終了時に1/2の確率で使用した木の実を再取得する。晴れているときは必ず発動する) 体重 :100.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
しゅうかく | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トロピウス | 99 | 68 | 83 | 72 | 87 | 51 | 460 | ようりょくそ/サンパワー/しゅうかく |
オリーヴァ | 78 | 69 | 90 | 125 | 109 | 39 | 510 | こぼれダネ/しゅうかく |
ナッシー | 95 | 95 | 85 | 125 | 75 | 55 | 530 | ようりょくそ/しゅうかく |
Aナッシー | 95 | 105 | 85 | 125 | 75 | 45 | 530 | おみとおし/しゅうかく |
オーロット | 85 | 110 | 76 | 65 | 82 | 56 | 474 | しぜんかいふく/おみとおし/しゅうかく |
第三世代出身のくさ×ひこう複合の一角で、晴れで強化される特性が揃う。
くさが絡むタイプの例に漏れず弱点が多く、特にこおり4倍はドラゴン対策として採用されることが多いこともあって痛い。
耐性が不安定ながら種族値は耐久が中の上でそれ以外が低い程度で、数値・タイプだけだと採用意義は薄め。
しかし優秀な特性のしゅうかくにより、きのみに依存した戦術への適性の高さが売りとなる。
現環境では他にオリーヴァ・オーロット、リージョン含むナッシーが存在。
くさ複合は同様、数値の上での差もそう大きくないがじめん無効の耐性や習得技で差別化は容易。
ドラゴンテール、とんぼがえりを新規習得。対面操作性能が向上した。
くさわけ、ボディプレス、碧の仮面で覚えためいそう辺りも採用圏内だろう。ダブル向けのワイドガードも獲得。
一方でどくどく、はねやすめ、なやみのタネ、ドラゴンハンマーを喪失。高速再生はこうごうせいを引き続き覚えるので問題ない。
テラスタルの登場により、前述の不安定な耐性をカバーしやすくなったのも追い風。
火力面が乏しいので積極的に切りたいものとは行くまいが、選択肢としての登場はありがたい限り。
何かと不遇な立ち位置に収まりがちなポケモンだったが、第九世代では少々ニッチながら独自の需要を獲得したと言える。
特性考察
- ようりょくそ
- 発動すると準速でも最速135族抜き、最速なら最速スカーフロトムと同速になる。
発動したところでトロピウスのアタッカー運用は難しいが、サポートなら悪くない。
ワタッコと同様に先制でおいかぜを使用することで、味方の行動順の繰り上げが可能。
- サンパワー
- 特殊火力を補強。同特性・同タイプのキマワリより火力は大幅に劣るが耐久は上回る。
とはいえ定数ダメージのデメリットも痛く、肝心の耐久を潰してしまうのが難点。
特殊技の範囲もそこまで広くはないなど難点ばかり目立つ。
さらに、テラスタルでほのおタイプに変化すれば、テラバーストが威力180になる。
- しゅうかく
- 隠れ特性。ターン毎にきのみを再利用できるようになる。晴れだと確実に回収するが、それ以外でも1/2で回収が可能。
しぜんのめぐみは失ったが、習得する高速再生や高めの耐久との相性は良好。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
リーフブレード | 草 | 90(135) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。性能安定。 |
はなふぶき | 草 | 90(135) | 100 | - | タイプ一致技。非接触。ダブルでは周囲全体攻撃。 |
ソーラーブレード | 草 | 125(187) | 100 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。晴れでの物理主力技。 |
タネマシンガン | 草 | 25(37)*2~5 | 100 | - | タイプ一致技。 タスキやみがわりなどに強いが、期待値は3発。 |
くさわけ | 草 | 50(75) | 100 | 素早さ↑100% | タイプ一致技。積み技感覚で使える。 |
そらをとぶ | 飛 | 90(135) | 95 | 1ターン溜め | タイプ一致技。やどりぎやしゅうかくのターン稼ぎに。 |
ダブルウイング | 飛 | 40(60)*2 | 90 | - | タイプ一致技。便利な連続技だがたまに外れる。 |
つばめがえし | 飛 | 60(90) | 必中 | - | タイプ一致技。必中。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対炎・電気・毒・鋼。一致技との相性補完に優れる。 |
じだんだ | 地 | 75/150 | 100 | - | 単体攻撃やグラスフィールド対策に。 |
げきりん | 竜 | 120 | 100 | 行動固定 | 高威力でタイプの一貫性が高いが行動固定が痛い。 フェアリーに起点化される恐れも。 Aナッシーは復帰したがドラゴンハンマーは没収されたまま。 |
ドラゴンテール | 竜 | 60 | 90 | 優先度-6 相手交代 | 積み技や苦手対面対策に。 |
ボディプレス | 闘 | 80 | 100 | 防御依存 | のろいと合わせて。アッキのみと相性が良い。 |
しねんのずつき | 超 | 80 | 90 | 怯み20% | 対毒。りゅうのまいと合わせて怯みを狙える。 |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 対面操作用。鈍足なので後続の無償降臨が可能。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
リーフストーム | 草 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。能力低下が痛い。両刀・撃ち逃げ向き。 |
ソーラービーム | 草 | 120(180) | 100 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。晴れとあわせて。 |
エナジーボール | 草 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 |
ギガドレイン | 草 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。回復効果付き。耐久型で。 |
エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。ようりょくそとあわせれば怯みを狙える。 |
ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。晴れと相性が悪い。 |
りゅうのはどう | 竜 | 85(127) | 100 | - | 性能安定。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 ほのおorみずタイプの場合は、天候補正によって威力180になる。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
やどりぎのタネ | 草 | 90 | 削り技兼回復技。草以外の相手には刺さる。 | ||
ふきとばし | 無 | - | 積み技対策。起点化回避に。 | ||
おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ倍増。 | ||
にほんばれ | 炎 | - | 特性の発動に。相手の炎技の火力も増すので注意。 | ||
せいちょう | 無 | - | 攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。 | ||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。物理技の威力倍増。 | ||
りゅうのまい | 竜 | - | 攻撃・素早さ補強。草タイプでは自身のみが覚える。 | ||
のろい | 霊 | - | 攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。 | ||
まもる | 無 | - | ターン稼ぎに。しゅうかくとあわせて。 | ||
ワイドガード | 岩 | - | ダブル用。ねっぷうやふぶき対策に。 | ||
みがわり | 無 | - | ターン稼ぎや、変化技対策に。 | ||
こうごうせい | 草 | - | HPを半分回復。天候変化に注意。はねやすめは過去作限定。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | はかいこうせん ギガインパクト からげんき のしかかり | 解説 |
炎 | テラバースト | ようりょくそと相性が良い。水・地・岩には草技で対抗できる。 |
水 | テラバースト | 打たれやすい炎・氷技対策に。晴れを活用しないなら。フリーズドライは一貫する。 |
電 | テラバースト | 対飛。ペリッパーやギャラドスにも。元のタイプによりテラスタル前は地面技を打たれにくい。 |
草 | リーフストーム くさむすび ギガドレイン エナジーボール ソーラービーム くさわけ タネマシンガン タネばくだん | 一致技の威力強化。ヘイラッシャのじわれが当たる点には注意。 |
氷 | テラバースト | 解説 |
闘 | ボディプレス テラバースト | 解説 |
毒 | テラバースト | 解説 |
地 | じしん じならし じだんだ | 解説 |
飛 | エアスラッシュ テラバースト ぼうふう つばめがえし | 一致技強化。物理型でもテラバーストを汎用物理技として利用できる。 |
超 | しねんのずつき テラバースト | 解説 |
虫 | とんぼがえり テラバースト | 解説 |
岩 | テラバースト | 解説 |
霊 | テラバースト | 解説 |
竜 | りゅうのはどう げきりん ドラゴンテール テラバースト | 解説 |
悪 | テラバースト | いたずらごころ耐性の獲得。 |
鋼 | テラバースト | 晴れと相性が悪いが岩・氷・毒に対抗できる。 |
妖 | テラバースト | 毒弱点は変わらないが耐性に優れる。 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
収穫耐久型
特性:しゅうかく
性格:わんぱくorしんちょう
努力値:H252 BorD252
持ち物:オボンのみ/カゴのみ/アッキのみ/タラプのみ
確定技:みがわり/こうごうせいorねむる
攻撃技:リーフブレードorはなふぶき/ボディプレス/ドラゴンテール
変化技:りゅうのまい/のろい/ふきとばし/やどりぎのタネ
きのみをしゅうかくで使い回す耐久型。
不意の急所は防げないが、積み技はドラゴンテール・ふきとばしで対策可能。
使用感については過去世代のものなのでコメントアウト。
りゅうのまい型
特性:ようりょくそ/しゅうかく
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:半減実/いのちのたま/たつじんのおび/じゃくてんほけん/きあいのタスキ
確定技:りゅうのまい/リーフブレードorはなふぶきorタネマシンガン
選択技:じしん/つばめがえしorテラバースト(飛)/げきりん/しねんのずつき/とんぼがえり
草タイプ唯一のりゅうのまい持ち。
最速で積むと最速ガブリアスと同速。
準速なら最速ドリュウズと同速になる。
つるぎのまいを積んだ同条件ジュカインの方が火力・素早さ共に上回る。
素の耐久力などで差別化は可能だが、あちらはいわなだれやでんこうせっかを覚える。
【ダブル】サポート型
特性:しゅうかく
性格:ずぶとい/おだやか/わんぱく/しんちょう
努力値:HB252 or HD252 or 耐久調整
持ち物:オボンのみ
確定技:ワイドガード/まもる/やどりぎのタネ
選択技:エアスラッシュ/ボディプレス/おいかぜ
テラスタイプ:みず
ワイドガードで守りつつ、やどりぎのタネでじわじわ回復する型。
オボンのみ+しゅうかくのコンボもあるので粘り強い。
水タイプにテラスタルすることで、天候晴れの時の炎技が致命傷にならなくて済む。
【ダブル】禁伝晴れサポート型
特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
努力値:HS252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ヤチェのみ/おんみつマント/メンタルハーブ
確定技:ワイドガード
優先技:てだすけ/おいかぜ
選択技:まもる/こうごうせい/にほんばれ/ソーラービーム/とんぼがえり
禁伝環境でグラードンやコライドンの隣でサポートする。
ようりょくそが発動していれば最速マルマインも抜ける速さになる。
グラードンはだんがいのつるぎの採用が多いが、一応じしんも透かせる。
ひざしが残っていれば他の味方のサポートももちろんこなせる。
似たようなことはワタッコなどにもできるが、ダブルで強力なワイドガードが大きな差別化点。
殆どが変化技のためちょうはつに注意。
また晴れパ全体の問題ではあるが、相手側のこだいかっせいなどによるタダ乗りにも気を付けたい。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。
対トロピウス
- 注意すべき点
- 自身の能力を上げる特性や積み技が豊富で、種族値以上の性能を発揮する。
特にしゅうかく型は耐久を上げつつ回復できるため要塞化される恐れがある。
りゅうのまい・せいちょう・のろい等を積むアタッカー型も存在。
- 対策方法
- 4倍の氷を始め弱点は5つ。テラスタル前なら弱点を突くことは難しくない。
鈍足なのでちょうはつも刺さりやすい。
きんちょうかんやはたきおとすできのみの使用を制限できる。