ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ラランテス
No.0754 タイプ:くさ 通常特性:リーフガード(晴れの時に状態異常にならない) 隠れ特性:あまのじゃく(自分の能力ランクの変化が逆転する) 体重 :18.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
あまのじゃく | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ラランテス | 70 | 105 | 90 | 80 | 90 | 45 | 480 | リーフガード/あまのじゃく |
カラマネロ | 86 | 92 | 88 | 68 | 75 | 73 | 482 | あまのじゃく/きゅうばん/すりぬけ |
ジャローダ | 75 | 75 | 95 | 75 | 95 | 113 | 528 | しんりょく/あまのじゃく |
化身ラブトロス | 74 | 115 | 70 | 135 | 80 | 106 | 580 | メロメロボディ/あまのじゃく |
第七世代出身の単くさタイプ。特性あまのじゃくが特徴的で、現時点では他に化身ラブトロス、カラマネロ、ジャローダがいる。
SV初期では剥奪されていたばかぢから及びはたきおとすを碧の仮面で再獲得し、自身の持ち味を十全に発揮できるようになった。
ばかぢからやリーフストームを用いて、高威力で負担をかけつつ自身の能力を高める戦法を得意とする。
わかりやすい一芸はありつつも、鈍速で両刀気味の平坦な配分、攻撃範囲・耐性の両方で不安を抱えるくさ単タイプであることなど運用には練度を要する。
またてんねん持ちの台頭も向かい風。ヘイラッシャにはタイプ上有利だが、ラウドボーンは厳しい相手。
ダイマックス廃止で受動的にあまのじゃくが発動する機会も減少しており、シングルではおきみやげやすてゼリフを牽制できる程度。
技方面ではかふんだんごを新規習得。元々いかくに強いこともありダブル向けの性質が強まっている。
基本的には前作同様、ダブルのトリパ用アタッカーとしての採用になるか。
ダブルであれば味方の能力低下技を受けることで、逆に能力を強化できる点が差別化要素になる。
HPに252振ることで実数値177(16n+1)となり、たべのこしの効率が良くなる。
DLCにて上記のほかグラススライダー、ウェザーボールを再習得。
お膳立て次第で動きに幅を持たせられる選択肢となりうる。
新たに解禁されたステラテラバーストも好相性。
特性考察
- リーフガード
- 通常特性。晴れの時に状態異常を防ぐ。晴れになる前に受けた状態異常は治らない。
物理アタッカーとして運用する場合はやけどが致命傷になるので効果的ではある。
一方で、同特性を持つポケモンも多く、あまのじゃくを捨ててまで採用するのであれば明確な理由が欲しい。
ダイマックスの廃止により、天候合戦は前世代よりも落ち着いた。
消極的な理由になるが、積み技を採用したりじゃくてんほけんなどを持たせる場合は必然的にこちらを選択。
- あまのじゃく
- 隠れ特性。自身の能力ランクの上昇・下降を逆転させる。
能動的に発動できるのはリーフストーム(特攻2段階上昇)とばかぢから(攻撃・防御1段階上昇)とステラ・テラバースト。
いかくに強いほか、じゃれつくなどの追加効果が負け筋にならない点も優秀で、差別化の観点からも基本的にはこれ。
ただし通常の積み技やじゃくてんほけんは採用できなくなる。
また、かたやぶり+能力低下の追加効果がある技については逆転させられない。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
リーフブレード | 草 | 90(135) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。性能安定。 |
はなふぶき | 草 | 90(135) | 100 | - | タイプ一致技。非接触。ダブルでは周囲全体攻撃。 |
ソーラーブレード | 草 | 125(187) | 100 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。晴れで溜めを省略。 |
グラススライダー | 草 | 55(82) | 100 | GF時優先度+1 | タイプ一致技。ただし剣盾と比べ技威力低下。 グラスフィールド時に唯一の先制技として扱える。 |
ばかぢから | 闘 | 120 | 100 | 攻撃・防御↓ | あまのじゃくで攻撃しつつ擬似ビルドアップに。 |
はたきおとす | 悪 | 65/97 | 100 | 道具排除 | 一貫性の高いサブウェポン。主に対サーフゴー用に。 |
つじぎり | 悪 | 70 | 100 | 急所ランク+1 | 急所率の他、持ち物を落とせない場合ははたきおとすより高威力。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 対草、フェアリー。炎・飛行にも等倍。 |
きゅうけつ | 虫 | 80 | 100 | HP吸収 | 対草、エスパー。とつげきチョッキを持たせていても使える回復技。 積み技やばかぢからとあわせて。マルノームのヘドロえきに注意。 |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 対鋼。壁構築に強くなる。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
リーフストーム | 草 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。あまのじゃくで攻撃しつつ疑似わるだくみ。 |
エナジーボール | 草 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 |
ソーラービーム | 草 | 120(180) | 100 | 溜め攻撃 | タイプ一致技。晴れで溜めを省略。 |
ギガドレイン | 草 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。積み技とあわせて。 |
くさむすび | 草 | 20~120 (30~180) | 100 | - | タイプ一致技。威力不安定。 最大でもリーフストーム以下だが、命中安定で能力も低下しない。 |
かふんだんご | 虫 | 90 | 100 | - | 特殊型でのサブウエポン。ダブルでは味方のHP1/2回復。 |
ウェザーボール | 無 | 50/100 | 100 | - | テラバ以外唯一の炎技になりうるが晴れが必要。晴れと雨で威力150。 |
はかいこうせん | 無 | 150 | 90 | 行動不可 | テラバーストで補完しきれない相手への最終手段。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | 解説参照 | テラスタル時にタイプ変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
こうごうせい | 草 | - | 回復技。晴れ下では効果増幅。他の天候では逆に回復量が下がる。 | ||
なやみのタネ | 草 | - | 強力な特性への妨害の他、あまのじゃくリーフストームをてんねんで受けに来た相手にも。 | ||
みがわり | 無 | - | あくびを無効化。上と合わせて仮想敵によっては。 | ||
あまごい | 水 | - | 炎ダメージを抑えたいなら。 | ||
せいちょう | 無 | - | 攻撃・特攻を補強。晴れ下では効果倍増。あまのじゃくでは採用できない。 | ||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。物理メインならこちらでも。あまのじゃくでは採用できない。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | はかいこうせん | 解説 |
炎 | テラバースト | 対鋼。草技との相性補完に優れる。一方対炎への打点は薄い。 |
水 | テラバースト | 対炎。鋼にも等倍。 |
電 | テラバースト | 弱点が草技で対抗出来る地だけになり低くは無い耐久が活かせるか。飛行に打点も持てる。 |
草 | リーフブレード リーフストーム ギガドレイン | あまのじゃくリーフストームをさらに強化する。 |
氷 | テラバースト | 4倍弱点がつける相手には物理特殊どちらも他技が軒並み刺さらない。 しかし耐性は良くなく、仮想敵は限定的。 |
闘 | かわらわり ばかぢから | 対鋼。ある程度の負担をかけられる。 他の対鋼と比較すると飛行の一貫性が消せず、打点も薄い。 |
毒 | どくづき テラバースト | 対草、妖。 |
地 | テラバースト | 対炎毒鋼。氷が一貫する。 |
飛 | テラバースト | 薄かった対虫への打点とはなるが草には元々虫技があり、耐性の変化もそこまでは役立たないか。 |
超 | テラバースト | 解説 |
虫 | シザークロス きゅうけつ かふんだんご | 対エスパー。耐性は良くない。 |
岩 | テラバースト | 一致で弱点を突いてくる4タイプに刺さり、炎と飛行の耐性も得られるのは大きな利点。 一方弱点は多く一長一短。水と地面には草技で対抗できる。 |
霊 | テラバースト | 解説 |
竜 | テラバースト | 解説 |
悪 | はたきおとす つじぎり テラバースト | 対エスパー。虫が一貫。 |
鋼 | テラバースト | 解説 |
妖 | テラバースト | 解説 |
ステラ | テラバースト | あまのじゃくであれば、テラバーストのデメリットをAC1段階上昇のメリットにできる。 半減もなく安心して殴りながら火力を上げられる。 リーフストームやばかぢからとの併用も有り。 |
型考察
特殊軸型
特性:あまのじゃく
性格:ひかえめ/れいせい/ずぶとい
努力値:HC252orCS調整orHBD調整
持ち物:たべのこし/いのちのたま/とつげきチョッキ/オボンのみ/ラムのみ/カゴのみ
確定技:リーフストーム
優先技:テラバースト(草以外)
選択特殊技:ギガドレイン/かふんだんご/はかいこうせん
選択物理技:リーフブレード/かわらわり/きゅうけつ/はたきおとす/ばかぢから
選択変化技:こうごうせい/みがわり/ねむる/ねごと/なやみのタネ
テラスタイプ:炎/水/岩/ステラ
タイプ一致+特攻強化のリーフストームメインで攻める型。
特殊の技範囲は狭いため、相手のいかくを利用できる物理技を入れるのも良い。ジャローダとの差別化にもなる。
ダブルならトリックルームと合わせやすく、居座り前提の運用でいかくやバークアウト対策ができるのでシングルより適性が高い。
てんねん持ちに対してはなやみのタネをいれることで対策が可能だが、
現在は環境初期ほどてんねん持ちは多くないため、あくまで参考程度に。
(ヘイラッシャは元々タイプ上有利だが、ラウドボーンはSの関係上テラスタルや持ち物での対策が必須。)
物理軸型
特性:あまのじゃく
性格:ゆうかん/いじっぱり/ようき
努力値:H252 A252or耐久調整/A252 S252
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/オボンのみ/たべのこし/バコウのみ/ラムのみ/カゴのみ
確定技:ばかぢから
優先技:リーフストーム
選択攻撃技:グラススライダー/リーフブレードorはなふぶき/きゅうけつ/はたきおとすorつじぎり/テラバースト
選択変化技:なやみのタネ/まもる/こうごうせい/みがわり/ねむる/ねごと/グラスフィールド
叩き台として、第八世代wikiからのコピペ改変。
ばかぢからで攻撃しつつ攻撃と防御を積み、積みエースとしても運用する型。
攻撃に振るか、耐久に注いで何度も積むかで使い勝手が大分変わる。
物理受け突破・おにび対策を兼ねるリーフストームの優先度も高い。
ダブルならトリックルームと合わせやすく、居座り前提の運用でいかく対策ができるのも有効。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ラランテス
- 注意すべき点
- 特性あまのじゃくとリーフストーム+ばかぢからで負荷をかけつつ火力を上げてくる。
草技や格闘技に耐性があっても安心できない。
- 対策方法
- 素の火力は低く技の範囲も狭いため、一致弱点を突けるポケモンで早急に処理する。とつげきチョッキの採用も多いので物理アタッカーならなお良い。
そうしょくならリーフストームを特攻上昇ごと止められる。
積まれた後でもてんねんで受けることは可能だが、なやみのタネで特性を変えられる可能性があることに注意。