ワナイダー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ワナイダー

No.0918 タイプ:むし
通常特性:ふみん(ねむり状態にならない)
隠れ特性:はりこみ(相手が出てきたターンに2倍のダメージを与える)
体重  :16.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理+ねばねばネットHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ワナイダー607992528635404ふみん/はりこみ
アリアドス709070607040400むしのしらせ/ふみん/スナイパー
コロトック778551555165384むしのしらせ/テクニシャン
ハハコモリ7510380708092500ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん
オニシズクモ6870925013242454すいほう/ちょすい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/いわ
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第九世代の序盤むし枠。合計種族値は第九世代初出の最終形としては最下位。

配分自体は耐久寄りだが、実際の耐久指数は並程度であり、素早さの関係からもトリパでないとポテンシャルを最大限に発揮できない。

一方で「トラップポケモン」という分類に相応しく、設置技が豊富。
更には設置技を誘発させる強制交代技のともえなげ、攻撃技を防ぎつつ触れた相手の素早さを下げる専用技スレッドトラップ。
一致技は相手の能力低下を追加効果に持つものが多く、更に発動確率が100%のものばかり。
起点にしようとしてくる相手にはちょうはつ、散り際には後続の無償降臨を狙えるおきみやげと、これでもかとばかりに起点作成に特化している。
特性もあくび等での起点作成を防ぐふみん、起点回避のために交代してきた相手に負担をかけるはりこみ?と本人と相性良好。

総じてコンセプトに忠実でやれることは多いのだが、やはり種族値不足が問題。
幸い4倍弱点はなく耐久に振り切れば不一致弱点程度は1発耐えられるものの、それだけでは豊富な技レパートリーを十分に活かしきれない。
上手く行動回数を確保できるように、繊細な立ち回りを心掛けたい。

碧の仮面ではたきおとす、藍の円盤でいたみわけ、エレキネット、はやてがえしを獲得している。



特性考察

ふみん
眠らなくなる。起点作成を基本とする性質上、催眠技を持つ相手と対峙することは割と多め。
カバルドンキノガッサに対して、眠らされることなく仕事を果たせるのが嬉しい。
攻撃性能は皆無なので、最終的には普通に突破されるだろうが、行動回数を稼げれば儲けもの。
はりこみ
隠れ特性。相手に交代された時に攻撃を行うと威力が2倍。発動すれば攻撃無補正無振りでも種族値178相当になる。
ただしワナイダーを相手にすることだけを想定するなら、交代してくる相手はほぼいないため、
後続を考慮して低下した能力ランクをリセットしに来る相手への負担を大きくするための特性といえる。
削った後は控えのじしんかじょうなどの起点にすることもできる。
ふみんとは重視する役割に応じて選択となるが、ふみんの可能性があるワナイダーに催眠技を撃たれることはないと割り切るなら、攻撃技が少なくとも採用しうるか。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
であいがしら90(135)100優先度+2一致技。場に出た時だけ使える高威力の先制技。
HPが減った相手を前にはりこみと合わさると強力。
きゅうけつ80(120)1001/2回復一致技。追加効果、威力共に優秀。
とびかかる80(120)100A↓100%一致技。性能安定。後続の補助として。タマゴ技。
はいよるいちげき70(105)90C↓100%一致技。命中がやや気になる。特殊の牽制に。
とんぼがえり70(105)100味方交代一致技。攻撃しつつ撤退。後攻交代しやすく便利。
ただし温存して活きるタイプでもないため、おきみやげの優先度が高め。
とびつく50(75)100S↓100%一致技。追加効果が優秀。後続の補助として。接触技。
がんせきふうじ6095S↓100%命中にやや不安があるが、非接触。とびつくと選択。
エレキネットも覚えるが、無効タイプがあるため優先度は低い。
かわらわり75100壁破壊相手の先発壁サポートを崩す。
ともえなげ6090優先度-6
相手交代
強制的に設置技を発動させる。積みの牽制にもなる。
きしかいせい20~200100HPが減るほど
威力上昇
最後っ屁に。
はたきおとす65/97100道具除去対霊。追加効果も優秀。
ふいうち70100優先度+1高威力の先制技。相手攻撃時のみ成功。はりこみと相性が悪い。
フェイント30100優先度+2
まもる解除
威力は低いが、無条件で出る高優先度の先制技。
ダブルでのサポートにも。
つばめがえし60必中-ふみんの場合のキノガッサへの遂行手段。用途がピンポイントか。
なげつける-100道具消費でんきだまなどと併せて。
ねばねばネットと両立できるのはワナイダーとドーブルだけ。
カウンター-100優先度-5タスキ運用の場合に。
はやてがえし65100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
習得者の中では最鈍で、はやてがえし同士の打ち合いでは負けやすい。
特殊技タイプ威力命中効果解説
むしのていこう50(75)100C↓100%一致技。同効果のはいよるいちげきと比べダメージは期待できないが命中安定。
ダブルバトルでは全体攻撃。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
スレッドトラップ-専用技。攻撃技に対しまもる効果+直接攻撃だった場合は素早さ↓。
上手く刺さればHPを温存しつつSダウンを狙える。無補正204振りで無振り100族まで抜かせる。
ねばねばネット-強力な設置技。タスキやメンタルハーブなどで確実に撒きたい。
まきびし100ダメージ源。ステルスロックは覚えない。
どくびし100ダメージ源。後続のたたりめなどと併せて。
おきみやげ100相手攻撃↓↓特攻↓↓、自分瀕死。優秀な起点作り+自主退場手段。
ちょうはつ100相手の動きを制限できるが、遅いので扱いにくい。
こわいかお100相手素早さ↓↓。先発相手に。
いとをはく95相手素早さ↓↓。こわいかおに命中で劣るがダブルでは2体に当たる。
いえき100厄介な特性を消す。サーフゴーミミッキュなどには無効なので注意。
いたみわけ-削り技兼回復技。低めのHPと相性が良い。
専用技「スレッドトラップ」について
  • 優先度+4
  • 相手の攻撃技を防ぐ。変化技は防ぐことができない点に注意。
  • 防いだ攻撃技が接触技の場合、相手の素早さを1段階下げる。防いだ技が無効タイプ(テラスタル必須)であっても接触技なら発動する。
    • 接触技の連続攻撃(トリプルダイブなど)を防いでも、素早さを下げるのは1回のみ。
    • ふいうちに対してスレッドトラップを使った場合、ふいうちは技の発動自体に失敗するため、素早さを下げることはできない。
    • かかとおとし・とびひざげり・サンダーダイブに対してスレッドトラップを使った場合、スレッドトラップの技の効果で素早さダウンが発生し、使った技の効果で最大HPの1/2のダメージを受ける。
  • 連続使用で成功確率が下がる。確率判定も他のまもる系統の技と共通(まもる→スレッドトラップ→まもる・・・で守り続けることはできない)。
    性能比較接触攻撃技非接触攻撃技変化技
    まもる・みきり防ぐ防ぐ防ぐ
    ニードルガード防ぐ・HP1/8ダメージ防ぐ防ぐ
    トーチカ防ぐ・毒防ぐ防ぐ
    スレッドトラップ防ぐ・素早さ↓防ぐ防げない

テラスタル考察

タイプ主な技解説
フェイント
ギガインパクト
ゴースト無効。格闘に弱くなる。
テラバースト解説
テラバーストほのおいわ
テラバーストひこうカジリガメにも刺さる。弱点となる飛行を半減できる。
くさわけ
タネマシンガン
いわ。粉技無効だが、キノコのほうしやねむりごなはふみんで防げる。
テラバーストひこう
かわらわり
ともえなげ
けたぐり
きしかいせい
いわ
テラバースト
どくづき
解説
テラバースト対ほのお・いわ。
つばめがえし
テラバースト
スコヴィランルチャブル
テラバースト解説
むしくい
はいよるいちげき
とびつく
とんぼがえり
きゅうけつ
シザークロス
であいがしら
とびかかる
タイプ一致技の強化。
ただし火力重視のポケモンではないので、優先度は低い。
がんせきふうじ
テラバースト
ほのおひこう
テラバースト
シャドークロー
解説
テラバースト解説
ふいうち
じごくづき
ソウブレイズグレンアルマいたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト解説
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察

サポート型

特性:ふみん
性格:わんぱくorしんちょう
努力値:H252 B252orD252orS調整、残りAB
持ち物:でんきだま/メンタルハーブ/きあいのタスキ/オボンのみ/レッドカード/ジャポのみ/イバンのみ/ゴツゴツメット/ラムのみ/半減実
確定技:ねばねばネットorどくびしorまきびし(併用可)
選択攻撃技:ともえなげ/なげつける/であいがしら/ふいうち/とんぼがえり/はたきおとす/とびかかるorきゅうけつ/かわらわり/カウンター
選択変化技:スレッドトラップ/おきみやげ/ちょうはつ/いたみわけ/いえき/とおせんぼう/こわいかお
テラスタイプ:はがね/みず/フェアリー/ひこう

ねばねばネットやどくびしを撒くことに重視した、先発適性の高い型。
撒いた後は能力ダウン技を連打orおきみやげで退場が基本。
数的不利を作りたくない場合やクッション役に残したいなら、とんぼがえりを採用する。

テラスタイプは弱点を変えるはがね・みず、無効のあるフェアリー・ひこうあたりが候補。
そもそもサポート要員かつ攻撃性能皆無のため、基本的にテラスタルを使用することはない。
あるとすれば耐性を変化させて、げきりんや、こだわりじしんの一貫を切るといった目的になる。

ふみんカバルドンなど、あくびを戦術に組み込んでくる相手へのメタとして。
ちなみに無補正S100振りでS無振りカバルドン抜き。
素早さ調整を行う際はこわいかおの採用も考えられる。


相性考察

豊富なS操作技とタスキを潰せる技持ちなので、Sがそこそこ以上で火力の高いポケモンと相性がいい。
相手のすばやさを1段階下げる事で、S97(オノノクスウーラオスなど)の準速までがS150最速のポケモンまで抜ける。
しかし飛行やふゆうのタスキは潰せないため、それらに強いタイプのポケモンが欲しい。一致で多くのふゆう持ちに弱点を付けるパオジアンあたりか。
耐久自身は低くないものの行動回数を確保するのは単体では苦手なため、いかく持ち等もサイクルに組み込めれば尚いい。
しかしワナイダー自身は高火力中速以上のポケモンに上から倒してもらうというサポーターなので、下手に耐久に寄せると本末転倒になる恐れもある。


対ポケモン名

注意すべき点
豊富な変化技で妨害を仕掛けてくる。
攻撃技も揃っており、終盤のであいがしらやふいうちには注意したい。
かといって交代による受け出しでは、はりこみ?を誘発して思わぬ火力を受ける恐れもある。
草技からの受け出しもあり得るので、くさタイプを安易に繰り出さないこと。ふみんの場合は催眠技も無効。
対策方法
素早さが低く、ちょうはつを打てば止まりやすい。
先発以外ではであいがしらを放つ可能性が高い為、初ターンはまもるを搭載していればそれで防ぐ。
ロックブラストがあればきあいのタスキごと打ちぬける。

外部リンク