ベラカス - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ベラカス

No.0954 タイプ:むし/エスパー
通常特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常にする)※シガロコのとき「ふくがん」
隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない)※シガロコのとき「だっぴ」
体重  :3.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
さいきのいのりHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ベラカス75508511510045470シンクロ/テレパシー
パーモット70115707060105490ちくでん/しぜんかいふく/てつのこぶし
鈍足高特殊耐久超HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ベラカス75508511510045470シンクロ/テレパシー
ヤドキング95758010011030490どんかん/マイペース/さいせいりょく
ヤドキング(ガラル)95658011011030490きみょうなくすり/マイペース/さいせいりょく
ブリムオン57909513610329510いやしのこころ/きけんよち/マジックミラー

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/いわ/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)くさ/じめん/エスパー
いまひとつ(1/4)かくとう
こうかなし---

第九世代初出のむし×エスパー複合。イオルブが不在のため、現時点では固有タイプ。
種族値合計は低めながら、攻撃と素早さを割り切った配分でバランスは悪くない。

一致技は共に通りが悪く、技の威力も控えめだが、相性補完は優秀。
サブウェポンもはがねに通るじめん技のだいちのちからを覚えるため、おおむね問題はない。
ただサブウェポンはぼうだんに防がれる技が多いので、ブリガロンガチグマが相手にいる場合は注意。
変化技も鈍足を逆用できるトリックルーム、スピードスワップを使用可能。
ダブル向けの技も豊富に覚えるため、ダブルのサポーターとしての運用もできる。
物理技もサポート向けのものを中心に有用なものが揃っており、特殊技や変化技は言わずもがな。
全体的にかなり技の選択肢が豊富。

最大の個性は他にパーモットしか覚えない準専用技さいきのいのり。
PPは1固定でヒメリのみやねごと以外で繰り返し使えないが、ひんしになったポケモンを復活させる唯一の技である。
パーモットとはタイプや種族値傾向、習得技など多くの要素が異なるため、差別化は意識しなくてもよい。

DLCの解禁により、ピクシー系列からコスモパワーを遺伝できるようになった。
また、じゅうりょくを新規習得している。



特性考察

シンクロ
相手に毒、猛毒、麻痺、火傷にされた場合、相手も同じ状態にする。
ただしそれらの状態異常を活用する相手はタイプ特性で無効化してくることが多いのが難点。
それでもテレパシーはシングルでは効果無し、自身は状態異常を多用するタイプではないので、シングルならこちらで確定。
ダブルでも味方が全体攻撃を使用しないのであればこちらが優先される。
テレパシー
隠れ特性。ダブル専用。味方を巻き込む技に巻き込まれなくなる。
習得技もダブルのサポート向けのものが揃うため相性は良好。
シンクロが微妙なことも合わせ、ダブルであれば基本はこちら。
かたやぶりで貫通されるため、うっかり相方に選ばないように。

技考察

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特防が高い相手に。
サイコノイズ75(112)1002ターン回復封じタイプ一致技。威力は控えめだが相手の回復動作を封じられる上にみがわり貫通。
のどスプレーと併用可能。
アシストパワー20(30)~100-タイプ一致技。条件付き最大火力。バトン先として使う場合などに。
悪を呼びにくいのは長所と言える。
むしのさざめき90(135)100特防↓10%タイプ一致技。みがわり貫通。じごくづきに注意。
むしのていこう50(75)100特攻↓100%タイプ一致技。サポート技。ダブルでは2体攻撃。
だいちのちから90100特防↓10%抜群範囲の広いサブウエポン。
一致技が両方半減の鋼のほか、苦手な炎や岩にも刺さる。
パワージェム80100-苦手な虫・飛・炎に抜群。
エナジーボール90100特防↓10%地面への遂行、岩の対策にも。
シャドーボール80100特防↓20%対霊。鋼にも等倍で通る。
マジカルシャイン80100-一致技と範囲が被る。ドラゴンを殴りたいなら。
ヘドロばくだん90100毒30%フェアリーが重いときに。追加効果優秀。
エレキボール40-150100-スピードスワップと組み合わせる。最遅ベラカスのS実数値が45。
相手S実数値90(無振り70族)から威力80、135(最速71族)から威力120、
180(最速112族)から威力150。
マッドショット5595素早↓100%とびつくより期待ダメージは高いが稀に外す。呼ぶ飛行に無効。
ウェザーボール50/100100-天候下で各天候に応じたタイプの威力100の特殊技になる。
いずれのタイプも有用なうえ、雪以外は自分で発動できる。
テラバースト80<120>100-テラスタルした後に、技のタイプがテラスタイプへ変化する。
範囲の補完としてなら他に覚えない炎や氷が有力。
物理技タイプ威力命中効果解説
とびかかる80(120)100攻撃↓100%サポートに。行動保障を削りつつ火力を落とす。リフレクターと選択。
とびつく50(75)100素早↓100%命中安定のため確実にSを下げられる。接触技。
がんせきふうじ6095素早↓100%威力に期待しないので、命中安定のとびつくの方が優先される。非接触。
なげつける-100-でんきだまなどを持たせれば、ベラカスとしては唯一の状態異常撒き技になる。
ダブルでは多彩な役割を持てる。
あなをほる80100溜め技さいきのいのり+ねごとのコンボで、選択対象にならない攻撃技として。
たべのこしなどのターン数稼ぎにも。
変化技タイプ命中解説
さいきのいのり-蘇生技。ヒメリのみがあれば2回使える。ねごとでも使えるがやや運頼み。
にほんばれ-天候起動に。ウェザーボールのタイプが炎になる。相手の炎技に注意。
あまごい-天候起動に。ウェザーボールのタイプが水になる。炎技の威力半減。
すなあらし-天候起動に。ウェザーボールのタイプが岩になる。スリップダメージに注意。
サイコフィールド-火力補強しつつ先制技を封じる。サポートに。
じゅうりょく-味方の命中率補助。自身には恩恵が少ない。主にダブルで。
トリックルーム-味方のサポートのみならず、特攻の高さから自身での切り返しも可。
スピードスワップ-相手と自身のSを交換。交代するまで持続するため、場合によっては流しにもなる。
トリックルームが切れるタイミングに使ってもよい。みがわり貫通。
スキルスワップ-強い特性を奪い取る。みがわり貫通。ダブルでは用途が増える。
フォルムチェンジ特性やこだいかっせいクォークチャージなどには無効な点に注意。
リフレクター-物理ダメージ軽減。後続サポート。先手で使える状況を作ってから使えるとより有効。
ひかりのかべ-特殊ダメージ軽減。後続サポート。
めいそう-特攻・特防を一段階上昇。アシストパワーの威力も上がる。
てっぺき-物理相手への継戦能力を高める。アシストパワーとの両立も選択肢に入る。
コスモパワー-タマゴ技。防御・特防を同時に強化。
じこさいせい-HP1/2回復。最大PP8に下がったため管理は怠りなく。タマゴ技。
おきみやげ100自主退場を兼ねた優秀な起点作成技。トリックルームや壁と合わせて。タマゴ技。
トリック100先発でかちあう相手サポートポケモンを機能停止させる。こだわりアイテムと併せて。
ねむる-耐久型またはさいきのいのりとのコンボに。状態異常も回復。
ねごと-さいきのいのりとのコンボに。
ふういん-相手のトリックルーム起動役の妨害などに。ダブルのほうが用途は広い。
しんぴのまもり-後続サポート。遂行速度や鈍足さを考えると採用は慎重に。ややダブル向けか。
じこあんじ-相手のランク補正をコピー。相手の積み戦術に便乗する。みがわり貫通。
ダブルでは味方の能力変化もコピーできる。
パワースワップ-AとCのランク補正を相手と交換。ダブル向き。
ガードスワップ-BとDのランク補正を相手と交換。耐久積み型やボディプレスメインの相手に刺さる。
準専用技「さいきのいのり」について
ダブルで場に自分しかいない場合、復活させるとターン終了を待たずして即座に出すことになる。
コマンドを入力していない以上、この場合で場に出たポケモンはそのターン何もできない。相手の追撃でそのまま倒される可能性があるので、使いどころに注意。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
はかいこうせんミミッキュドラパルト対策。
ウェザーボール(晴)
テラバースト
火傷無効の恩恵はほぼ意味が無い。
ウェザーボール(雨)
テラバースト
解説
エレキボール
テラバースト
麻痺無効。エレキボールはスピードスワップ前提。
エナジーボール
テラバースト
粉技無効。
ウェザーボール(雪)
テラバースト
解説
テラバースト解説
ヘドロばくだん解説
だいちのちから
マッドショット
解説
テラバースト解説
サイコキネシス
サイコショック
アシストパワー
一致技の威力上昇。虫タイプの弱点も消せる。
むしのさざめき
むしのていこう
とびかかる
とびつく
一致技の威力上昇。
パワージェム
ウェザーボール(砂嵐)
がんせきふうじ
解説
シャドーボール
テラバースト
解説
テラバースト解説
なげつける
テラバースト
霊、悪半減。いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト対岩。
マジカルシャイン
テラバースト
解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察

トリルサポート兼アタッカー型

特性:シンクロ
性格:れいせい
努力値:HC252
持ち物:メンタルハーブ/きあいのタスキ/オボンのみ
確定技:トリックルー厶
優先技:さいきのいのり
選択攻撃技:サイコキネシス/サイコショック/むしのさざめき/だいちのちから
選択変化技:おきみやげ

自身でトリックルームを展開しつつ、状況に応じてアタッカーも兼任する型。
持ち物候補としては行動保証が得られるタスキ、ちょうはつ対策のメンタルハーブあたり。
上から味方をさいきのいのりで再生させつつ撤退も可能。

【ダブル】サポート型

特性:テレパシー
性格:のんきorなまいき
努力値:HB252orHD252
持ち物:きあいのタスキ/ヒメリのみ
確定技:トリックルー厶/さいきのいのり
優先技:おきみやげ
選択技:まもる/サイコキネシス/サイコショック/むしのさざめき/むしのていこう
テラスタイプ:悪

トリックルームを展開するダブルのサポート型。
さいきのいのりにより、相方に退場技を繰り返し使わせることが可能。
テラスタイプは悪にしておくと、いたずらごころによるちょうはつで機能停止しなくなる。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ベラカス

注意すべき点
追加効果が厄介な虫技や、エスパーらしい補助技の数々。
バトル中盤からでも壁張りやトリックルーム、さいきのいのりで戦況をひっくり返される恐れがある。
じこあんじも含め積み技も複数有るため、アシストパワー型もありえる。
その場合別のポケモンからバトンタッチで能力上昇を受け継ぐことも考えられるため、パーティ構成には注意が必要。
対策方法
鈍足なので上からのちょうはつ・一致弱点技で動きを止めよう。ただしメンタルハーブやきあいのタスキの採用率が高い点に注意。
物理耐久は平均レベルなので、弱点を突くなら高威力の物理技で攻めたい。タスキを貫通可能なロックブラストがおすすめ。
攻撃を一致技とだいちのちからに依存しているため、地面無効のはがねタイプに対する有効打を持たない。
ラムのみ持ちは少ないため、キノコのほうしなどの催眠技を使うのもあり。

外部リンク