カイリュー - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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カイリュー

No.0149 タイプ:ドラゴン/ひこう
通常特性:せいしんりょく(怯まず、威嚇の効果を受けない)※ミニリュウ、ハクリューの時「だっぴ」
隠れ特性:マルチスケイル(HPが満タンのときに受けるダメージを半減する)※ミニリュウ、ハクリューの時「ふしぎなうろこ」
体重  :210.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
竜/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カイリュー911349510010080600せいしんりょく/マルチスケイル
チルタリス7570907010580490しぜんかいふく/ノーてんき
ボーマンダ951358011080100600いかく/じしんかじょう
オンバーン8570809780123535おみとおし/すりぬけ/テレパシー

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)こおり---
ばつぐん(2倍)いわ/ドラゴン/フェアリーこおり/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/むし/かくとうほのお/みず/でんき/くさ
いまひとつ(1/4)くさ---
こうかなしじめん---

元祖600族のドラゴン×ひこう複合。
高い攻撃力を活かす多彩な攻撃技と、マルチスケイルにより一撃では崩されづらい耐久性を併せ持つ。
特にしんそくはドラゴン全体で見ても数少ない先制技、かつ優先度が高く無条件で発動する強力な個性となる。
更にマルチスケイルと相性のよいりゅうのまい・はねやすめも持ち、特殊技での両刀型も可能と、汎用性も非常に高い。

第九世代では新要素テラスタルと攻防どちらも相性が良く、トップメタへと躍進。
シーズンが進むにつれ強力なポケモンが多く顔を出しているが、それでも採用率3位以内を維持している。
攻撃面ではノーマルテラスタル一致しんそくによる高い抜き性能や、飛行テラバーストで安定した飛行打点を獲得。
防御面では4倍弱点を消せるようになり、マルチスケイル込みで圧倒的な耐久力を発揮。
逆に相手のテラスタルに対しても、マルチスケイルのおかげで一気に崩されることが少ない。

新規習得技はアイススピナー、けたぐり、エアカッター、ひやみず、アンコール等。
中でもアンコールはりゅうのまいの起点にしたり、アンコール+ほのおのうずで拘束する新たな型の開拓などに繋がった。
嵌め性能が高まったことにより、従来の型の豊富さも相まって受けづらさが増している。
DLCではドラゴンエールを新規習得し、スケイルショット、ワイドブレイカー、第七世代以来となるほえるを再習得した。

一方でダブルウイング、ばかぢからを喪失。前者はDLCで技マシンに追加されたが習得不可のまま。
物理飛行技は飛行テラスタル+テラバーストのみとなり、ノーマルテラスタル+しんそくと両立不可のため悩ましい。

シングルほどではないが、ダブルでもトップメタの一角を担っている。
いかくやねこだましをせいしんりょくで止められるほか、相性の良い相方としてパオジアンが登場。
わざわいのつるぎでぼうぎょを下げつつ2体の先制技で一方的に叩く動きが強力。

進化前のハクリューの考察はノートにあります。



特性考察

せいしんりょく
通常特性。怯みといかくを無効にする。
ねこだましの跋扈する対戦環境下(特にダブル)ではマルチスケイルを潰されやすいため、数の多いいかく対策も兼ねてダブルではこちらの方が多い。
また、しんそくメタであるはやてがえしに対しても半減で受けつつ反撃可能。
ダブルでは初手ノーマルテラスしんそくを選択し、味方の低威力はやてがえしをカイリューに当ててじゃくてんほけんを先制発動といったことも可能。
特にガオガエンが解禁されたレギュレーションF以降はこちらがダブルで7割近くを占めている。
マルチスケイル
隠れ特性。HPが最大時に受けるダメージを半減。同特性は禁止伝説のルギアのみ。
カイリューの採用理由に直結する特性であり、シングルではほぼ一択。
発動している状態であれば、無振りでもC252グレイシア(特攻種族値130)のれいとうビームも乱数に抑えるほどの耐久力を得る。
これにより耐久に振る努力値を攻撃方面に割り振れるほか、持ち物の自由度も高まり、戦術の幅も大きく広がる。
強力な分対策もされやすく、ステルスロックやかたやぶりに弱い。一応あつぞこブーツやとくせいガードで対策可能。
トレース持ちのサーナイトポリゴン2にも注意。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
げきりん120(180)100行動固定
終了後混乱
タイプ一致技。デメリットが痛い。ダブルでは相手をランダムで狙う。
はがねフェアリーへのテラスタルで流されやすく、扱いづらい。
ドラゴンクロー80(120)100-タイプ一致技。火力は不足気味だが、デメリットが無く小回りが利く。
スケイルショット25(37)
*2~5
90防御↓素早さ↑タイプ一致技。攻撃しつつS補強もできるが、B低下が痛い。
期待値は3発。いかさまダイスを持てば4~5回攻撃に。
ドラゴンテール60(90)90優先度-6
相手交代
タイプ一致技。積み技対策に。呼ぶフェアリーは吹き飛ばせない。
しんそく80100優先度+2カイリューの強力な個性。抜き性能は高いが、げきりんと悪相性。
アクアジェット40100優先度+1ほぼ対ハバタクカミピンポイント。A特化鉢巻で無振りを高乱数2発。
アイススピナー80100フィールド破壊ランドロス等の地面や飛行に。れいとうパンチよりわずかに高威力。
自身に不利なミストフィールド・サイコフィールドの破壊にも。
じしん100100-はがね対策。ひこう技との相性補完に優れる。
ほのおのパンチ75100火傷10%対4倍はがね。アーマーガアにはりゅうのまいや火力強化アイテムが必須。
アイアンヘッド80100怯み30%対フェアリー。命中安定。アイアンテールは過去作限定。
特殊技タイプ

威力

命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。行動制限がないが、連発には向かない。撃ち逃げ用。
りゅうのはどう85(127)100-タイプ一致技。メインウェポンにするには火力不足。
ぼうふう110(165)70混乱30%タイプ一致技。命中不安定だが、混乱付きで通りが良い。雨で必中。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%タイプ一致技。中速なので、怯ませるにはでんじはと併せて。
だいもんじ11085火傷10%はがね。物理型における対アーマーガアなどへの役割破壊。
ねっぷう9590火傷10%はがね。ダブルバトルでは相手全体攻撃。
ほのおのうず3585バインド受けに来た相手を拘束。アンコールやはねやすめと併せて。
霊や交代技、先手みがわりなどで抜けられるので注意。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
テラスタルでひこうタイプになると安定した威力のひこう技になる。
変化技タイプ命中解説
りゅうのまい-微妙な速度を補い、火力補強もできる。最速1積みで最速ドラパルトを抜ける。
でんじは90微妙な速度を補い、後続のサポートにも。エアスラッシュと併せてまひるみ戦法も。
じめん・でんきタイプに無効。特性でも無効化するポケモン多数。
はねやすめ-耐久向け。先手で使えばこおり技で受けるダメージが4倍から2倍に減少する。
アンコール100うまく技を縛れればりゅうのまいやほのおのうずの起点にできる。
+  採用率の低い技

テラスタル考察

タイプ主な技解説
げきりん
スケイルショット
りゅうせいぐん
一致技の威力強化。最大火力に加えて電気耐性をつける。
また氷が2倍弱点に落ちるため、相手によってははねやすめで粘りやすくなる。
ぼうふう
エアスラッシュ
テラバースト
対格闘。物理型で安定した威力のひこう技が欲しいなら選択肢。
特殊型でも威力の底上げになる。
しんそく
テラバースト
A134からのテラスしんそくは非常に強力。りゅうのまい・こだわりハチマキと併せて。
弱点は突けないが、それが気にならない程に火力が出る。
但し耐性はゴースト無効しか無く、マルチスケイルの場合は、はやてがえしに弱くなる点にも要注意。
テラバースト良耐性でミラーに強くなれる。テラバーストを採用せず、受け目的のみで利用するのも手。
アイアンヘッド
テラバースト
元の弱点をすべて半減するが、本来無効だった地面が弱点になる。
たきのぼり
アクアジェット
ハイドロポンプ
耐性が優秀だが、等倍だった電気が弱点になる。じしんと併せて。
ピンポイントメタだが、アクアジェットを採用する場合は攻撃面でも活きる。
かみなりパンチ
10まんボルト
かみなり
弱点が少ない。本来無効だった地面が弱点になる。まひ無効。
ほのおのパンチ
だいもんじ
一致技の範囲が優秀。物理型ならやけど無効も活かせる。岩が一貫する。また、本来無効だった地面が弱点になる。
じしん
テラバースト
氷弱点が一貫する。サーフゴーラウドボーンを同時に意識するなら選択肢か。
ステラテラバーストしんそく強化目的ならノーマルテラスタルで良い。
+  採用率の低いテラスタル

努力値考察

努力値配分HP攻撃防御特攻特防素早性格解説
AS全振り-252---252ようきorいじっぱり種族値に沿った全振り
ミラー意識&陽気の場合S1↑でドラパルト抜き
HS振り244-4-4252ようきorおくびょう多くの相手にでんじは、アンコールを先制で打てるようになる。
Hに全振りすると198と偶数になるのでステロダメージの効率が悪くなる。
素早さ調整-----228S無補正S+1で最速マスカーニャ抜き。
素早さ調整-----108S無補正S+1で最速ガブリアス抜き。
素早さ調整-----84S無補正S+1で最速サザンドラ抜き。
ついでにミミッキュも抜けるのでS上昇技を採用する場合レギュレーションHではこのくらい欲しい。
素早さ調整-----52S無補正麻痺したドラパルト抜き。でんじはを採用する場合でも念のためここまでは振りたい。

型考察

物理アタッカー型

りゅうのまいアタッカー型

特性:せいしんりょく/マルチスケイル
性格:ようき/いじっぱり
持ち物:ラムのみ/じゃくてんほけん/いのちのたま/ぼうじんゴーグル/あつぞこブーツ/おんみつマント/するどいくちばし/シルクのスカーフ/いかさまダイス/クリアチャーム
努力値:AS252orHS252をベースに調整
確定技:りゅうのまい
優先技:しんそく
攻撃技:げきりんorスケイルショットorドラゴンクロー/じしん/ほのおのパンチ/かわらわりorけたぐり/テラバースト(飛)/アイアンヘッド/
変化技:はねやすめ/アンコール

主に中盤から終盤に活躍させる、りゅうのまいから全抜きする積みアタッカー。
しんそくによるストッパーも兼ねることができる。
新規習得したアンコールは技範囲が狭まってしまうものの、上手く決まれば積みの起点にできる。仮想敵に応じて候補になるか。

欠点はりゅうのまいにより一枠(アンコール採用の場合は二枠)取ることによる技範囲の狭さで、どの技を採用するにしてもどこかしらに穴ができてしまう。
技範囲二枠でしんそくを主力とした場合、しんそくを半減するいわはがねの弱点をつけ、
はがねテラスタルでカイリュー対策をしているポケモンに負担をかけられるじしんが優先されるが、アーマーガアあたりが重くなる。
はがね対策にほのおのパンチを採用するといわがきつくなり、かくとうを入れるとゴーストに対抗できなくなる。
ドラゴン技を入れるとはがねが重くなるが、フェアリーの大半は竜舞+ノーマルテラスタルしんそくで確2を取れるので一概に不利とは言えない。
パーティと相談して採用する技は検討したい。

持ち物考察
  • ラムのみ
    りゅうのまいを使ううえで脅威になるまひを消すほか、自身のげきりんによる混乱、おにびのやけど対策にもなる。
  • じゃくてんほけん
    発動が相手依存で読まれやすいため安定性は望めないが、発動した後の爆発力は随一。
  • いのちのたま
    りゅうのまい後の抜き性能を高める。
  • ぼうじんゴーグル
    バンギラスカバルドンと両立してもマルチスケイルを潰されず、選出に柔軟性を持たせられる。
  • あつぞこブーツ
    マルチスケイル対策として採用されやすいステルスロックを無効にする。
  • おんみつマント
    技の追加効果を無効。主にねこだまし対策。
  • するどいくちばし
    通りのいい飛行テラバーストを採用する際の候補。
  • シルクのスカーフ
    しんそくの威力をデメリットや条件なしで強化できる。
  • いかさまダイス
    スケイルショット採用時に。

こだわりハチマキ型

特性:せいしんりょく/マルチスケイル
性格:いじっぱり(推奨)/ようき
努力値:A252 HorS252をベースに調整
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:しんそく
選択技:げきりん/じしん/ほのおのパンチ/けたぐり/アイアンヘッド/アイススピナー/からげんき/アクアジェット
テラスタイプ:ノーマル

マルチスケイル+ハチマキによる高い対面性能と、ハチマキ+ノーマルテラスタル+しんそくの高火力先制技による抜き性能を兼ね備えたアタッカー。
ノーマルテラスA特化しんそくで、等倍なら物理耐久指数13900程度(無振りのマスカーニャファイアロークラス)までは確1にするほどの火力になる。
高耐久+高火力先制技は、積んだ相手にも強引に切り返せる性能がある。
ただし高物理耐久の鋼や岩、ゴーストで止まる点に注意。
アクアジェットは抜群でもしんそくと同威力で優先度も+1だが、トップメタのハバタクカミに対する有効打になる(耐久無振りに対してA特化で約80%の乱数2発)。

撃ち分けアタッカー型

特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HAorAS252をベースに調整
持ち物:たつじんのおび/ラムのみ/じゃくてんほけん/あつぞこブーツ/ぼうじんゴーグル/するどいくちばし/いかさまダイス
攻撃技:スケイルショットorげきりん/じしん/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/アイアンヘッド/しんそく/アイススピナー/テラバースト/アクアジェット
変化技:はねやすめ

りゅうのまいを捨てることで攻撃範囲を広げ、対面性能を向上させた型。

拘束技採用型

特性:マルチスケイル
性格:おくびょう/ようき/ずぶとい/しんちょう
努力値:HS252 or HDベースで耐久調整 
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/しめつけバンド
確定技:ほのおのうずorまきつく/アンコール
攻撃技:りゅうせいぐんorドラゴンクロー/テラバースト/じしん
変化技:はねやすめ/でんじは/みがわり/りゅうのまい

SVシーズン1で急増した、新規習得のアンコール+ほのおのうずorまきつくを採用する居座り型。
アタッカー型の対策として後出しされる耐久ポケモンを、逆に狩ることができる。
ほのおのうずで交代を縛り、アンコールで技選択を縛るため、一度嵌められると抜け出すことができない。
上からアンコールできる範囲を広げるため、基本はHS振り。

基本となるギミックは以下の2種類。

  • 物理受けとしての役割も意識したゴツゴツメット+はねやすめ+りゅうせいぐん
  • 嵌め性能を高めた、たべのこし+りゅうのまい+テラバースト(ひこうorフェアリー)

ただしメタ色の強い型のため、仮想敵によってでんじは採用や、ゴツメ+テラバースト等、多様なバリエーションが存在している。

また、暁ガチグマの登場により、HDに厚く振った完全耐久ベースの型も登場している。
暁ガチグマに対し「ほのおのうず」で交代を封じ、「アンコール」で「ブラッドムーン」を固定するだけで、渦ダメージ+「わるあがき」による自傷ダメージ+「じしん」で大抵の暁ガチグマを丁度倒すことが可能。

特殊アタッカー型

特性:マルチスケイル
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HorS252をベースに調整
持ち物:こだわりメガネ/ぼうじんゴーグル/とつげきチョッキ/あつぞこブーツ/ゴツゴツメット/たべのこし/じゃくてんほけん
確定技:ぼうふうorエアスラッシュ
優先技:だいもんじ/れいとうビーム/りゅうせいぐん/しんそく(こだわりメガネなら不採用)
攻撃技:かみなりor10まんボルト/ハイドロポンプ/じしん
変化技:はねやすめ

主に補完として採用されることとなる特殊技主体のカイリュー。
「ドラゴン×飛行や飛行×電気の組み合わせを高火力で放てる」「りゅうせいぐんによるそこそこの崩し性能がある」などが採用理由となる。
素早さや特攻はボーマンダのほうが上で技範囲も似通っているが、電気と氷の特殊技を覚えられる点、しんそくによる先制攻撃が可能な点が大きな差別点となる。

たべのこしがあればすなあらしによるスリップダメージもケアでき、マルチスケイルの維持がしやすくなる。

耐久型

HBベース型

特性:マルチスケイル
性格:わんぱく/ずぶとい/いじっぱり/ようき
努力値:HB252ベースでS調整
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/あつぞこブーツ/ヤチェのみ/じゃくてんほけん
確定技:はねやすめ/エアスラッシュorテラバースト(飛)
優先技:りゅうのまい
選択技:ワイドブレイカー/じしん/アイアンヘッド/かえんほうしゃorだいもんじ/ほのおのうず/れいとうビーム
変化技:でんじは/みがわり/アンコール
テラスタイプ:水/フェアリー

特殊型同様、主に補完採用される耐久ベースの型。
耐性で有利な物理相手を後出しから起点化ないし流す。
テラスタルは耐性の優秀な水やフェアリーが候補になるか。
耐久ベースでSを調整して要所でりゅうのまいを積み、先手はねやすめで起点化できる範囲を広げる。

参考までに素早さ無補正の場合、20振りで素早さ103となり2ランク上昇でハバタクカミパオジアンの上を取れる。

耐久の目安はHB特化でA特化ウーラオスのれいとうパンチがマルチスケイル込みで確定3発。
Bが1段回上昇すればマルチスケイルなしでも48.4~58.5%の被ダメなので、はねやすめの耐性変化で受けきれる。
S調整ラインは無補正108振りで素早さ114となり、1ランク上昇でガブリアスの上を取れる。

HDベース型

特性:マルチスケイル
性格:しんちょう/おだやか/いじっぱり/ようき
努力値:HD252ベースでS調整
持ち物:たべのこし/あつぞこブーツ/ヤチェのみ/じゃくてんほけん
確定技:はねやすめ/エアスラッシュ
優先技:りゅうのまい/じしん
選択技:アイアンヘッド/かえんほうしゃorだいもんじ/ほのおのうず/れいとうビーム
変化技:でんじは/みがわり/アンコール

HBベースと運用方法はだいたい同じ。
違いはれいとうビームの所有率が高いスイクンクレセリアなどを起点化しやすくなること。


対カイリュー

注意すべき点
マルチスケイルを絡めた耐久が強力で、不一致れいとうビーム程度なら4倍弱点も余裕で耐えられる。
テラスタルで耐性を変えてくる場合もあり、そうなると確2すら困難。
行動させずに対処するというのは不可能に近い。
加えて持ち物や技構成が多様なので、非常に行動が読みづらい。

ノーマルの一貫を作ると、テラスタル+しんそくで全抜きされる危険がある。
カイリューより遅いポケモンの変化技や、地面技は交代からアンコールで嵌められてしまうので注意。
カイリューが来たら即引きすれば嵌められることは無いが、読まれて攻撃されたり、りゅうまいの起点にされやすい。
数は少ないが、両刀や特殊型も可能なステータスなので警戒が必要。
対策方法
最大の強みはマルチスケイルにあるため、それを潰すことが最も効果的。
具体的にはステルスロック、ねこだまし、すなあらし、ゴツゴツメットなど。
ただし、それぞれカイリュー側の持ち物によって対策される可能性もある。
おにび、でんじは等の状態異常も有効だが、ラムのみ持ちも一定数居るうえ、逆にアンコールの起点とされることもあるので注意。
従来の一致氷技でマルチスケイルごと貫くという方法は、テラスタルによる耐性変化を考えると有効とは言い難い。
ただしカイリューにテラスタルを強要できるという意味では無駄ではない。

現環境では確実な対処法はないため、複数の対策を組み合わせていずれかを通す、という考え方で対処する必要がある。
例)ステロ+ねこだましであれば、あつぞこブーツとおんみつマントを同時には持てないのでいずれかが通る。
+  主な対策法

外部リンク