ニャオニクス（オスのすがた） - ポケモン対戦考察まとめWiki｜前世代（ソード・シールド）

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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このページはオスのすがたのものです。 メスのすがたはこちら→ニャオニクス（メスのすがた）

ニャオニクス（オスのすがた）

No.678 タイプ：エスパー
通常特性：するどいめ（相手に命中を下げられない・相手の回避率を無視する）
　　　　　すりぬけ（リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる）
隠れ特性：いたずらごころ（使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する）※ニャスパーのとき「マイペース」
体重　　：8.5kg（けたぐり・くさむすびの威力20）

第六世代出身の単エスパータイプのポケモン。オスとメスで一部の習得技、および隠れ特性が異なるのが特徴。
種族値は共通で素早さ以外は低めだが、♂はエスパー唯一のいたずらごころが強み。変化技を先手で使える強力な特性であり、先制壁張り等でのサポートに長ける。
また、ファストガード＋いたずらごころは優先度+4で繰り出すことができ、よこどりが廃止された現環境においてはねこだましを確実に防げる。
いたずらごころとフィールド技を両立できる点も貴重で、特にサイコフィールドとの両立はニャオニクスのみ。
ミストフィールドはほかにエルフーン・クレッフィ・オーロンゲも両立できるが、タイプの違いで差別化可能。
交代を介することなく先手で上書きし、フィールドに依存する構築を覆せるのは大きな利点となる。
自身の素早さも高めなので、ダブルでサイコフィールドをミストフィールドで上書き、そのまま相方に先制技を使わせるといった芸当も可能。
ただしどちらのフィールドも自身と相性が悪い面があるので、使いどころは見極めたい。

サポートに長ける一方で自身の攻撃性能は低く、自主退場技を覚えないのが難点。
シングルよりもダブルで輝くポケモンと言えるだろう。

第九世代ではサイコノイズ、みわくのボイス、くさわけ、バトンタッチを習得。
メス限定だったアシストパワー、チャージビームも習得。
みわくのボイスにより、天敵であったあくタイプへの対抗手段が生まれたのは特筆すべき点である。
一方でサイドチェンジとしんぴのまもりを覚えられなくなった。
新要素のテラスタルは不遇気味の単エスパーを他タイプへ切り替えられるため嬉しい要素だが、サポート気質なので基本的にはエースアタッカーに譲りたい。

オスしか覚えない技(過去作限定技・廃止技を除く)

くろいまなざし/ファストガード/ふういん/ミストフィールド

ほかのいたずらごころとの習得技比較はイルミーゼのノートにあります。

特性考察

するどいめ

こちらの命中率低下と相手の回避率上昇を無視する。
ダイマックスの廃止で回避戦術が力を取り戻したとはいえ、わざわざこの特性を採用してまで対策する程ではない。
トレース対策にはなるが、ほかのエスパータイプのポケモンとの差別化が困難になるため、基本的に候補外。

すりぬけ

自分が使用する技が壁やみがわりを貫通できるようになる。みがわりに強くなれるのは大きい。
効果は強力なもののアタッカー向きで自身とは噛み合わない。
みがわり対策にはなるが、いたずらごころでも張られる前に変化技を入れられる。
悪やサイコフィールドの対策になる程度か。

いたずらごころ

オスの隠れ特性。使用する変化技の優先度が1上昇する。
前述の通り変化技を多く覚えるため基本はこれ。
悪相手やサイコフィールド下では変化技を撃てなくなるので注意。自身や味方に使用する変化技や全体に影響を及ぼすフィールド技などは問題なく使える。

技考察

テラスタル考察

型考察

壁張りサポート型

特性：いたずらごころ
性格：ずぶとい/おだやか
努力値：H252 B252orD252
持ち物：ひかりのねんど/だっしゅつボタン/ウイのみ
確定技：リフレクター/ひかりのかべ
優先技：バトンタッチ
選択技：サイコキネシス/でんじは/あくび/トリックルーム

いたずらごころ×両壁を活かし、先発に出し壁を張る型。
自主退場手段はバトンタッチかだっしゅつボタンのみ。
前者はいかくやがんせきふうじ、後者はしんそくやねこだましに注意。

起点化阻止のため、あくびの優先度が高め。
格闘に強いのでカビゴンなどと相性がよい。

あくび脱出サポート型

特性：いたずらごころ
性格：ずぶとい/おだやか
努力値：H252 B252orD252
持ち物：だっしゅつボタン
確定技：あくび
選択技：サイコキネシス/リフレクター/ひかりのかべ/でんじは

「先手あくび→だっしゅつボタン→積みアタッカー無償降臨」の流れで、強力な積みアタッカーをサポートする型。
あくびといたずらごころの両立は自身のみで、同様の戦法ができるサンダースより確実に先手であくびができる。
再登場時にも行動の余地があるため、それを見越して残りの技を選ぶ。
でんじはは再登場時にりゅうのまい等をされた相手の全抜きを止めるための手段となる。

【ダブル】いたずらごころサポート型

特性：いたずらごころ
性格：ずぶとい/おだやか/おくびょう
努力値：H252 B252orD252orS252
持ち物：ひかりのねんど/ラムのみ/回復実/メンタルハーブ/たべのこし
優先技：ねこだまし
攻撃技：サイコキネシスorサイコショック
変化技：てだすけ/まもる/ミストフィールド/トリックルームorでんじは/あくび/ファストガード/リフレクターorあまえる/ひかりのかべ/あまごいorにほんばれ/スキルスワップ/ふういん

いたずらごころからの様々なサポートが優秀であり、シングル以上の活躍が見込める。
同じいたずらごころのオーロンゲと比べるとファストガードの存在が大きい。いたずらごころの効果で優先度+4になるため、ねこだましを確実に防ぐことが可能。
壁やフィールド、じゅうりょく等による場作りの他、先制スキルスワップやふういんも強力。
奇襲性が高く、ファストガードでねこだましも流せるため決まりやすい。

相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対ニャオニクス（オスのすがた）

注意すべき点

いたずらごころでのサポート型が多く、先制壁張り等の仕事を阻止しにくい。
あくびやファストガード等、他のいたずらごころ持ちにはない技も豊富。

対策方法

あくタイプならいたずらごころによる変化技が無効なので、有利に立ち回れる。
みわくのボイスを覚えるが素の火力は低く、ドドゲザンやイーユイには等倍止まり。
耐久も低めなので、パオジアン等の高速高火力アタッカーで上から叩けば楽に倒せる。壁もサイコファングで破壊可能。

外部リンク

• ニャオニクス - ポケモン百科事典