ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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キングドラ
No.230 タイプ:みず/ドラゴン 通常特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる) ※シードラの時「どくのトゲ」 スナイパー(攻撃が相手の急所に当たった際のダメージが2.25倍になる) 隠れ特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする) 体重 :152.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
水/竜 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キングドラ | 75 | 95 | 95 | 95 | 95 | 85 | 540 | すいすい/スナイパー/しめりけ |
シャリタツ | 68 | 50 | 60 | 120 | 95 | 82 | 475 | しれいとう?/よびみず? |
ウネルミナモ | 99 | 83 | 91 | 125 | 83 | 109 | 590 | こだいかっせい |
すいすい水特殊 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キングドラ | 75 | 95 | 95 | 95 | 95 | 85 | 540 | すいすい/スナイパー/しめりけ |
イダイトウ♀ | 120 | 92 | 65 | 100 | 75 | 78 | 530 | すいすい/てきおうりょく/かたやぶり |
※フリーズドライを受ける場合はばつぐん(4倍)
第二世代出身のみず×ドラゴン。互いに弱点を打ち消し合った平坦な耐性。
種族値は合計540とそこそこ高水準ながら、バランスよく配分された結果、全て100未満で突出した強みは皆無。
しかしすいすいにより高速となり、雨補正のかかるみず技、等倍範囲の広いドラゴン技で高い制圧力を誇る。
弱点の少なさと安定した耐久も相まって、特性の登場以来、雨パのエースとして定番のポケモン。
特殊アタッカーのイメージが強いが、りゅうのまいを用いた物理アタッカー、スナイパー+きあいだめの急所コンボ、
あくび・かなしばり等の搦め手による支援など、雨に頼らない戦法も採れる器用さを誇り、画一的な対策の無い柔軟性も持ち味のひとつ。
第九世代ではウェーブタックルを習得し、物理アタッカー型が強化され読みづらさが増した。
また、新技のドラゴンエールによってダブルにおけるスナイパー型が扱いやすくなった。
シードラの考察はノートにあります。
特性考察
- すいすい
- 雨パのエースとして活躍できる。発動すれば無補正でもS20で最速ドラパルト抜き。
前作にあったダイストリームは使えなくなったため、第七世代以前と同じく
自身や味方によるあまごいやあめふらしの発動が必須。
- スナイパー
- きあいだめとピントレンズを合わせて急所狙いの戦法が可能。
上手く盤面を整えさえすれば、りゅうせいぐんの能力ダウンも無視して連発することが出来る。
ダブルバトルなら味方のドラゴンエールと合わせて、1ターン目から急所を確定させることができる。
- しめりけ
- 隠れ特性。苦手なミストバーストを封じることはできるがピンポイント気味。
すいすいのような汎用性も、スナイパーのような爆発力もない。基本的に候補外。
技考察
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ハイドロポンプ | 水 | 110(165) | 80 | - | タイプ一致技。高威力・命中不安。 |
なみのり | 水 | 90(135) | 100 | - | タイプ一致技。中威力・命中安定。 |
だくりゅう | 水 | 90(135) | 85 | 命中↓30% | タイプ一致技。ダブルだと二体攻撃に。追加効果も強力。 |
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。高威力で水技との相性補完にも優れるが反動が痛い。 |
りゅうのはどう | 竜 | 85(127) | 100 | - | タイプ一致技。デメリット無し。りゅうせいぐんとの両立もありうる。 |
ウェザーボール | 無 | 50/100[150] | 100 | 天候依存 | 雨下で高威力の命中安定単体水技として採用できる。 ただし、相手に天候を奪われると全く別の技となってしまう。 |
ぼうふう | 飛 | 110 | 70 | 混乱30% | 対草。雨下で必中。連撃ウーラオスやオニシズクモのほか、ドクロッグにも。 |
れいとうビーム | 氷 | 90 | 100 | 凍り10% | 水のサブウェポンでおなじみだが、キングドラの場合、水+ドラゴン技で事足りる。 対フェアリー複合の草・飛行・ドラゴンや4倍ドラゴン等抜群範囲を広げたいなら。 |
クリアスモッグ | 毒 | 50 | 必中 | 能力変化解除 | 積み技対策。起点回避に。鋼には効果無し。 |
ラスターカノン | 鋼 | 80 | 100 | 特防↓10% | 対フェアリー。雨パの敵となるAキュウコンに。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
ウェーブタックル | 水 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。高威力だが反動に注意。 |
アクアブレイク | 水 | 85(127) | 100 | 防御↓20% | タイプ一致技。性能安定。 |
たきのぼり | 水 | 80(120) | 100 | 怯み20% | タイプ一致技。雨でげきりんと同威力。怯みも狙える。 |
クイックターン | 水 | 60(90) | 100 | 使用後交代 | タイプ一致技。水版とんぼがえり。上から撃ちやすい。 |
スケイルショット | 竜 | 25(37)*2~5 | 90 | 防御↓ 素早さ↑ | タイプ一致技。素早さを上げられるが防御ダウンに注意。 ドラゴンクロー、ドラゴンダイブは覚えない。 |
げきりん | 竜 | 120(180) | 100 | 行動固定 終了後混乱 | タイプ一致技。行動不能が痛い。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | 対フェアリー。すいすいやりゅうのまいと合わせて怯みも狙える。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
あくび | 無 | - | 突破しづらい相手を流せる。ラムのみ等に注意。 | ||
りゅうのまい | 竜 | - | 火力と素早さを同時に上げられる。物理型では必須。 | ||
きあいだめ | 無 | - | ピントレンズを持たせることで100%急所に当たる。りゅうせいぐんをノーリスクで撃てる。 | ||
みがわり | 無 | - | 状態異常技を防いだり、みがしばコンボをしたり、ヤタピのみを発動させたり。 | ||
かなしばり | 無 | 100 | みがわりと合わせて相手の有効打を封じることができる。 | ||
あまごい | 水 | - | 自身が始動要員をする場合は。やや技スペがきついか。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
水 | ハイドロポンプ なみのり だくりゅう ウェーブタックル たきのぼり アクアブレイク | 主軸となる水技強化。テラスタル前後で弱点が一貫しないのも良い。 |
竜 | りゅうせいぐん りゅうのはどう げきりん スケイルショット | 一致技強化。かみなり等のでんき技への耐性も獲得できる。 |
鋼 | ラスターカノン アイアンヘッド | ドラゴン定番のテラスタル。竜妖半減。 炎と地面には元から弱点を突ける為相性良好。 |
妖 | テラバースト | 弱点のドラゴン技を無効化。 |
ステラ | テラバースト | きあいだめ+ピントレンズで、テラバーストの能力下降を無視できる。 |
飛 | ぼうふう | 高威力のぼうふうを一致で撃てる。耐性変化的には微妙。 |
無 | テラバースト | 解説 |
炎 | テラバースト | ほのおとはがねの耐性を残しながらフェアリーを半減にできる。 天候を晴れにされた時、ウェザーボールの威力が上がる。 |
電 | テラバースト | 解説 |
草 | テラバースト | 解説 |
氷 | テラバースト | 解説 |
闘 | テラバースト | 解説 |
毒 | テラバースト | 解説 |
地 | テラバースト | 解説 |
超 | テラバースト | 解説 |
虫 | テラバースト | 解説 |
岩 | テラバースト | 解説 |
霊 | テラバースト | 解説 |
悪 | テラバースト | 解説 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
すいすい特殊アタッカー型
性格:ひかえめ/おくびょう
特性:すいすい
努力値:CS252 残りHorD(奇数調整orダウンロード対策)
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/ラムのみ
確定技:ハイドロポンプorなみのりorウェザーボール/りゅうせいぐんorりゅうのはどう(両立可)
選択技:ぼうふう/ラスターカノン/れいとうビーム/クイックターン/あくび/みがわり/あまごい
ペリッパー・ニョロトノの雨展開から、高速+高火力で相手に大きな負担をかけるエース枠。雨は自ら降らせるのも可。
タイプ一致の水と竜は必須。雨天時は必中なぼうふうは、前作で使用されたダイジェットが廃止されたため選択技に移動。
れいとうビームは環境に蔓延るカイリューに刺さるものの、テラスタルでタイプを変えてくる恐れも高く優先度は低め。
くさタイプはぼうふう、じめんタイプは水技、ドラゴンタイプはそのまま竜技を打てばいい。
フェアリータイプも等倍水技に鋼技で対処可能。
- 素早さ調整について
- 無補正20振り…最速ドラパルト抜き。ドラパルトの使用率が高いため最低限このくらいは欲しい。
無補正36振り…+1最速ギャラドス抜き。雨が降っていれば舞われても先手が取れる。
無補正60振り…+1最速ゴリランダー抜き。スカーフ意識なら。ただしグラススライダーで先制される。
無補正148振り…+1最速サザンドラ抜き。スカーフ意識なら。同時にスカーフウーラオスの相手もできる。
無補正164振り…+1最速リザードン抜き。スカーフ意識なら。
おくびょう196振り…+1最速エースバーン抜き。スカーフ意識なら。
おくびょう228振り…+1最速ファイアロー抜き。ダブル前提なら。
おくびょう252振り…最速。ミラー意識。スカーフ最速ドラパルトはどうやっても抜けない。
目安として。
持ち物考察
- いのちのたま
- エースとしての突破力を手堅く補強できる。
- こだわりメガネ
- 従来通り雨始動は別に任せて攻める場合に。
- ラムのみ
- でんじはを始めとするエースにとって面倒な状態異常を防げるが、火力不足に陥りやすい。
すいすい物理アタッカー型
性格:いじっぱり/ようき
特性:すいすい
努力値:AS252 残りHorD(奇数調整orダウンロード対策)
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/ラムのみ/いかさまダイス
確定技:ウェーブタックルorたきのぼりorアクアブレイク/スケイルショットorげきりん
選択技:アイアンヘッド/クイックターン/りゅうのまい/あくび/みがわり/あまごい
キングドラ=雨パ特殊エースの裏をかいた物理型。
攻撃と特攻の種族値は同じなので、単純な水技の威力はこちらが上。
ただし、サブウェポンの数が少なく竜技も使いにくいのがデメリット。
急所型
特性:スナイパー
性格:おくびょうorひかえめ/ようきorいじっぱり
努力値:CS252/AS252ベースに調整
持ち物:ピントレンズ(するどいツメ)/いのちのたま
確定技:りゅうせいぐんorげきりんorスケイルショット
優先技:ハイドロポンプorなみのりorアクアブレイクorたきのぼり/きあいだめ/テラバースト
選択技:れいとうビーム/ぼうふう/ラスターカノン/クリアスモッグ/みがわり/あくび
急所ランクを上げ、壁も能力低下も無視しながらスナイパーにより火力を出す型。りゅうせいぐんで最大火力を維持できるが、自身が中速なのが気がかり。
積む余裕が無いなら自身はきあいだめを積まず、他ポケモンからバトンタッチで持ってくるという手もある。
なお、きあいだめ・能力ダウン系反動技・スナイパーの3種が揃うのは現状キングドラのみ。
りゅうせいぐん威力130×タイプ一致1.5倍×スナイパー急所2.25倍=438の数値を壁や能力低下無視で連発できることになる。
しかしいい事ばかりでなく、きあいだめを積めないと実質持ち物なし同然になる弱点がある。
そうした展開を見越すのならば、急所率が50%止まりになるもののピントレンズ以外の持ち物も一考。
第九世代ではドラゴンエールが登場。ドラゴンタイプなら急所ランクが+2されるため
ダブルでピントレンズを持たせて味方のエールを受ければ確実に急所を突けるようになる。
ステラテラバーストのAC↓も無視できる。物理型でも特殊型でも使えるのが強み。
キングドラは耐性が優秀なのでステラと相性がいい。
りゅうのまい物理型
特性:すいすいorスナイパー
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252ベース
持ち物:ラムのみ/いのちのたま/きあいのタスキ/いかさまダイス
確定技:たきのぼりorアクアブレイクorウェーブタックル/げきりんorスケイルショット/りゅうのまい
選択技:あまごい/みがわり/あくび/クイックターン/アイアンヘッド
特殊型が有名なため、その裏をかいた物理積み型。
攻撃種族値は特攻種族値と同じであり、一致技だけで等倍以上を取れる範囲も広い。
自力or味方の雨ですいすいを発動させる型と違って繰り返し強化を図れるのが強みで、
上手く複数回積めれば突破力は雨パ特殊型を凌駕する。
- 素早さ調整目安
性格補正 努力値 実数値
(りゅうのまい)素早さ目安 あり 252振り 150 準速98族(サザンドラ)と同速 (225) 準速スカーフ98族と同速 なし 252振り 137 最速70族抜き (205) 最速135族と同速
草・電気が等倍の水タイプ、氷が等倍のドラゴンタイプ(フリーズドライは4倍)なので、他のドラゴンと積みのタイミングが異なる。
そのため差別化に悩む必要はない。
ただしサブウェポンのレパートリーは特殊型よりも狭く、一致技を両方半減する相手は突破しづらい。
げきりんを使う場合は、行動固定と混乱が仇になる事もある。後続でのカバーは欲しいところ。
スケイルショットなら行動固定は無くSも上がるが、威力が不安定なのとBが下がるのが難。
反動こそ痛いが、高火力・命中安定のウェーブタックルを獲得。
ハイドロポンプ以上の火力を得た為、すいすい物理型でも侮れない立場に。
- 特性について
- すいすい
- 雨パに導入する場合。場合に応じて、りゅうのまいでの単体起用とすいすいアタッカーを選ぶことができる。
- スナイパー
- 24分の1ではあるが高火力が出せる。単体起用前提なら。
- しめりけ
- サポート要員のじばく・だいばくはつを無効化。発動は限定的だが成功時にターン稼ぎ・起点化の両方が可能。
クッション型
性格:のんきorなまいき
特性:すいすい
努力値:H252 BorD252
持ち物:オボンのみ/たべのこし/フィラのみ
確定技:クイックターン/あくび
優先技:まもる
選択技:なみのりorねっとう/りゅうのはどう/れいとうビーム/かなしばり
ラグラージよろしくあくびとクイックターンを活かして催眠による起点作りと対面操作を狙う。
HPは並だがBDは95とそこそこ高く、特化すると弱点の少なさと相まってまずまず硬い。
4倍弱点が無く役割破壊されづらいこと、アタッカー型のイメージが強いため読まれづらく、強烈な選出誘導が狙える点がラグラージとの差別化要素。
Sは最遅でも81なので無振りバンギラスと同速。
ラグラージほど後攻クイックターンは決まりづらいので相手が居座った場合の後続の負担に注意。
また、水技にねっとうを採用した場合あくびの邪魔になることがあるので気になるならなみのり推奨。
対キングドラ
- 注意すべき点
- あめふらしペリッパー・ニョロトノとのコンビによる雨からのすいすいで素早さを上げてくる。
範囲の広い水技とドラゴン技、飛行技で等倍範囲が広い。なかでも火力補正アイテム+雨天候からのハイドロポンプは強力。
特殊型が多いイメージを逆手に取ったりゅうのまいからのげきりん、ウェーブタックルといった物理型も存在し積まれて手が出ない場合も。
雨パの弱体化もあり、スナイパー+きあいだめ+ピントレンズで急所を狙ってくる型もある。
ダブルバトルでは隣のポケモンからドラゴンエールやサンの実+なげつけるで支援を受け、1ターン目から急所を狙ってくる可能性もある。
- 対策方法
- みず技への耐性