ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ボーマンダ
No.0373 タイプ:ドラゴン/ひこう 通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)※タツベイ、コモルーの時「いしあたま」 隠れ特性:じしんかじょう(自分の技で相手を倒すと攻撃が1段階上がる)※タツベイの時「ちからずく」、コモルーの時「ぼうじん」 体重 :102.6kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
竜/飛 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | 95 | 135 | 80 | 110 | 80 | 100 | 600 | いかく/じしんかじょう |
カイリュー | 91 | 134 | 95 | 100 | 100 | 80 | 600 | せいしんりょく/マルチスケイル |
チルタリス | 75 | 70 | 90 | 70 | 105 | 80 | 490 | しぜんかいふく/ノーてんき |
オンバーン | 85 | 70 | 80 | 97 | 80 | 123 | 535 | おみとおし/すりぬけ/テレパシー |
ドラゴン×ひこうタイプを持つ、第三世代の600族の一角。優秀なステータスに強力な特性いかくを併せ持つ。
更にサブウェポンも豊富で、物理・特殊・両刀と、手広くカバーして運用可能な点が魅力的。
優秀な物理・特殊のひこう技は前世代に引き続き習得可能。更に前世代で没収されていたはねやすめも自力習得するようになった。
第九世代ではアイアンテールが習得不可に。新規の習得技はアイアンヘッドとサイコファングなど。
強力なアタッカーが物理に多いためサイクル戦でのいかくの有用性も変わらず。特殊型もやれる器用さと幅広い技範囲により、テラスタルとの相性も良好。
一方、ライバルのカイリューやドラパルトなどが引き続き続投する中、ドラゴンタイプにおいて素早さ面のライバルが増加。
複合は異なるが自身のパラドックスポケモンであるトドロクツキは、同様に4倍弱点を持ちながらも高速物理アタッカーではねやすめを覚える。
さらには重火力・高速氷アタッカーであるセグレイブやパオジアンにテツノツツミという難敵も登場。
加えて霰が雪になり氷全体の物理耐久が大幅上昇。その為耐えられてから氷技で反撃される危険性も非常に高くなっている。
幸いテラスタルすることで4倍弱点を解消できるが、相手も可能であることは留意しておきたい。
藍の円盤でワイドブレイカー再習得に加えて、炎タイプ物理技やけっぱちを新規習得。
特性考察
- いかく
- 物理への繰り出し性能を高め、起点にできる範囲が広がる。
サイクル性能やカイリューとの差別化を意識するなら。
汎用性が高いが無効特性やまけんき、かちき?、トレース?、ミラーアーマー等にも注意。
今作ではダイマックス廃止でじしんかじょうを活かしにくくなった事もあり、基本的にはこちら。
- じしんかじょう
- 隠れ特性。りゅうのまいと合わせて全抜きエースを担える。
ただし、並程度の耐久をごまかせなくなるほか、てんねん?等であっさり止まる。
ばけのかわ?やタスキについてはダブルウイングで貫通できるが、全体的にパーティへの依存度が上がる。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
げきりん | 竜 | 120(180) | 100 | 行動固定 終了後混乱 | タイプ一致技。行動固定が痛いが、高威力・命中安定。 ダブルでは攻撃対象がランダムになるので非推奨。 |
ドラゴンクロー | 竜 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。性能安定だが威力不足。ダブル向き。 |
ダブルウイング | 飛 | 40(60)x2 | 90 | - | タイプ一致技。一致の使用者では最高の攻撃を持つ。 タスキやばけのかわ?、みがわりに強いが、やや命中不安。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対電岩鋼。飛行技との相性補完に非常に優れる。非接触な点も魅力。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | 対炎氷飛。リザードンやウルガモスに。高い素早さと相性の良い追加効果が強力。 ダブルでは相手全体攻撃。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | 対フェアリー。怯みも狙える。第九世代ではアイアンテールは習得不可。 |
サイコファング | 超 | 85 | 100 | 壁破壊 | 壁構築対策。悪に無効化されると破壊できない。 |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 壁構築対策。霊に無効化されると破壊できない。4倍狙いにも。 |
やけっぱち | 炎 | 75/150 | 100 | 失敗後威力倍 | 対鋼。竜技をフェアリーに受けられた場合のフォローにも。 げきりんの混乱による自傷後も倍撃を狙える。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
りゅうせいぐん | 竜 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。能力低下が痛い。両刀・撃ち逃げ向き。 |
ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。高威力命中不安。雨で必中、晴れで命中50%。 |
エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。怯みを狙えるが、稀に外す。 |
だいもんじ | 炎 | 110 | 85 | 火傷10% | 対鋼。ハッサムや鋼テラスタルに。物理型でも採用価値はある。 |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | 対鋼。だいもんじと選択。命中・PP重視。 |
ねっぷう | 炎 | 95 | 90 | 火傷10% | 対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。 |
ハイドロポンプ | 水 | 110 | 80 | - | 唯一の水技。カバルドンやラウドボーン、キョジオーンなどに。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、A>Cなら物理技になる。通常時は特殊技。 テラスタイプがステラの場合、威力100+使用後AC↓に変化する。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
りゅうのまい | 竜 | -- | 攻撃・素早さ補強。全抜きも目指せる。 | ||
みがわり | 無 | -- | 補助技対策や、交代読みに。素早さが高いので有効な場面は多い。 | ||
はねやすめ | 飛 | -- | HP半分回復。PPが5しかないので注意。 | ||
おいかぜ | 飛 | -- | 自身や味方のサポートに。りゅうのまいより抜ける範囲は広いが、4ターンの制限あり。 |
採用率の低い技 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
竜 | げきりん ドラゴンクロー りゅうのはどう りゅうせいぐん | 最大火力強化。電気との対面やステルスロックの軽減にも。 |
飛 | ダブルウイング ぼうふう エアスラッシュ | フェアリー弱点を消して一致技強化。いかくを活かして役割を維持できるのでオススメ。 |
妖 | テラバースト | 竜・氷に対する対策テラスタル。特に竜全般に対して起点にできる。 しかし相手の鋼テラスタルとタイミングが同時の場合、討ち漏らすと逆に不利。 |
鋼 | アイアンヘッド テラバースト | 元の弱点全てを半減する、物理型での対策テラスタル。 ボーマンダに限らず鋼テラスタルはメジャーになりうるため読まれやすいが、 本来呼びやすい格闘を飛行技で迎撃できる強みもある。 特殊型でもアイアンヘッドを採用している場合、 ハバタクカミを始めとしたフェアリーやキョジオーン、バンギラス等への返しの決定打に。 |
炎 | やけっぱち だいもんじ かえんほうしゃ | 相性補完が良い。基本は特殊型か両刀型だが物理型でもやけっぱち取得により技のレパートリーも威力も十分。 鋼にテラスタルしたドラゴンへの反撃としても最適だが、岩が一貫する点に注意。 |
水 | ハイドロポンプ テラバースト | 氷半減、他の弱点も等倍にし、炎・水耐性を維持。 れんげきウーラオスに対する連打と氷技の択で有用。 また、ハイドロポンプの火力も強化。 |
ステラ | テラバースト | 地面無効を残して最大火力の強化。いかくの存在上テラバーストのデメリットも気にならない。 |
電 | かみなりのキバ テラバースト | 対水飛。麻痺対策にも。 |
闘 | かわらわり テラバースト | 対鋼。 |
地 | じしん じならし テラバースト | 対鋼。 |
霊 | シャドークロー テラバースト | 対霊。 |
採用率の低いテラスタル |
型考察
いかく特殊型
特性:いかく
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252ベース
持ち物:いのちのたま/するどいくちばし/ラムのみ/オボンのみ/こだわりメガネ
確定技:りゅうせいぐん/エアスラッシュorぼうふう
選択技:かえんほうしゃorだいもんじ/ハイドロポンプ/りゅうのはどう/みがわり
サイクル戦を重視した型。
Cは110と心許ないが、呼ぶいかくやおにび持ちに負担をかけやすい。
環境に多い物理受けの他、炎技で鋼テラスタルの相手も可能。
技も高威力のものが揃っているが、いずれも命中不安な点に留意。
両刀型
特性:いかく
性格:むじゃき/うっかりや/やんちゃ
努力値:ASorCSベースで調整
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/じゃくてんほけん
確定技:りゅうせいぐん/ぼうふうorエアスラッシュorダブルウイング
優先技:だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:げきりん/ワイドブレイカー/じしん/ハイドロポンプ/みがわり/りゅうのまい
ボーマンダ特有の受けづらさを最大限活かす両刀型。
しかし補正をかけないと特殊は火力が低いので、特殊主体の両刀ならC補正はかけるべきか。
物理主体の場合、りゅうせいぐんはガブリアスのさめはだ対策のほか、ミラー意識での採用が基本。
そのため、Sに補正を掛けて上から制圧する方が向いている。
特に、物理は火力が足りているので、気兼ねなくSに補正を掛けやすいのもメリット。
いかくを活かしたじゃくてんほけん前提なら、防御に厚く振った調整も一考か。
りゅうのまい物理型
特性:いかく/じしんかじょう
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき(特殊技採用)
努力値:AS252ベース
持ち物:いのちのたま/するどいくちばし/ラムのみ
確定技:ダブルウイング/じしん/りゅうのまい
選択技:げきりん/やけっぱち/アイアンヘッド/かわらわり/はねやすめ/みがわり/りゅうせいぐん/だいもんじ
りゅうのまいを積む物理アタッカー型。
いかくなら物理相手に積みやすくなり、じしんかじょうならうまく発動すれば全抜きを狙える。
げきりんは選択肢。行動固定が痛く、ひこう+じめんの技範囲でほとんどの相手に等倍以上をとれるため。
対ボーマンダ
- 注意すべき点
- 特性がいかくの場合、物理への高い繰り出し性能を持つ。
じしんかじょうの場合は一度こちらが倒されてからの抜き性能が強力。
物理型のみならず特殊型、耐久型も存在し、画一的な対策を受け付けない。
- 対策方法
- いかくの影響を受けない特殊氷技が最も有効。
タスキ持ちの特殊氷技でも安定する。
対策可能なポケモン(一例) |