ポケモン対戦考察まとめWiki
バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
今後はポケモン育成考察Wikiをご利用ください。
ウツボット
No.071 タイプ：くさ/どく 通常特性：ようりょくそ（天気が「ひざしがつよい」の時、すばやさが2倍になる） 隠れ特性：くいしんぼう（本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる） 体重 ：15.5kg（けたぐり・くさむすびの威力40）
| 草/毒 | ＨＰ | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ウツボット | 80 | 105 | 65 | 100 | 70 | 70 | 490 | ようりょくそ/くいしんぼう |
| モロバレル | 114 | 85 | 70 | 85 | 80 | 30 | 464 | ほうし/さいせいりょく |
| フシギバナ | 80 | 82 | 83 | 100 | 100 | 80 | 525 | しんりょく/ようりょくそ |
| ラフレシア | 75 | 80 | 85 | 110 | 90 | 50 | 490 | ようりょくそ/ほうし |
第一世代出身のくさ×どく複合タイプの一角。合計種族値は500未満で、両刀・中速・低耐久と配分バランスも悪い。
基本的にはようりょくそ型で晴れ構築での採用になるが、何をするにもより優秀な同複合のライバルの存在を意識したい。
一致技は双方どくやはがねに半減以下、サブウェポンも貧弱なため攻撃性能はいまひとつ。
他方で搦め手は得意な複合で小技・変化技は充実しており、アタッカー兼サポーターとして運用できるのが強みとなる。
特に目立つのはちからをすいとる。ようりょくそとの両立はワタッコ・ラフレシア・キレイハナも可能だが、火力・素早さ・タイプの違いで差別化できる。
勿論ねむりごな・どくどく等も習得可能。
なお第七世代では実質自身のみだったようりょくそ＋ウェザーボールの両立は、第九世代で可能なポケモンの数が増えており、差別化点にならなくなった。
第九世代ではこわいかお、くさわけ、とびつく、グラスフィールド、とびかかる、グラススライダーを新規習得。
前3つはようりょくそに頼らない素早さ操作技。逆にようりょくそ主体なら不要だろう。
藍の円盤でヘドロウェーブも獲得した。代わりにゲップを失ったため、特殊どく技の最大火力はこちらとなる。
また第四世代以来となるふいうちを再習得。高速アタッカーへの奇襲のほか、晴れ下での先制技対策にもなる。
なお晴れと相性の良いソーラーブレードは技マシンにあるが習得不可。
マダツボミ・ウツドンまでしか覚えられない技が存在する。実用的なのはしびれごな・せいちょう程度だが、育成の際は注意。
特性考察
- ようりょくそ
- 晴れ下で素早さ倍増。最速ならスカーフ110族、準速なら96族抜き。
多くの相手に上を取って攻撃や妨害を仕掛けられる。
晴れパで使う場合はもちろん、きのみを持たせない場合も消去法によってこちら。
- くいしんぼう
- 隠れ特性。HP1/4で使用するきのみを1/2の時点で使える。
主に混乱実とちからをすいとるを持たせて耐久型で。
第九世代では相性の良いゲップが剥奪され、使い勝手が下がった。
またはらだいこ・リサイクル等ほかに相性の良い技も覚えない。
技考察
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソーラービーム | 草 | 120(180) | 100 | 溜め技 | タイプ一致技。晴れ下で溜めなし。晴れ型でのメインウェポン。天候上書きに注意。 |
| くさむすび | 草 | 20～120 (30～180) | 100 | 相手の体重依存 | タイプ一致技。相手によっては高火力だが、メインにするには不安定。 |
| ギガドレイン | 草 | 75(112) | 100 | HP吸収1/2 | タイプ一致技。威力は低いが、回復効果が魅力。 |
| ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10% | タイプ一致技。草技と相性のよいメイン技。ダブルでは周囲全体攻撃。 |
| ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。毒を狙うならこちら。ダブルでの単体攻撃にも。 |
| ウェザーボール | 無 | 50/100 | 100 | 天候で威力2倍 | 晴れ下で強力なサブウェポン。晴れ・雨状態では実質威力150の炎・水技に。 砂パなら炎氷飛の弱点を突ける。 |
| テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | タイプ変動 | テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃＞特攻なら物理技になる。 |
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
| パワーウィップ | 草 | 120(180) | 85 | - | タイプ一致技。物理最大火力。命中不安。ソーラーブレードは覚えない。 |
| リーフブレード | 草 | 90(135) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。安定した草技。期待値はタネマシンガンより上。 |
| タネマシンガン | 草 | 25(37)×2-5 | 100 | - | タイプ一致技。威力は不安定だがきあいのタスキ・がんじょう・みがわりに強い。 いかさまダイスで4発以上確定になる。 |
| どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。物理毒のメインウェポン。 |
| きゅうけつ | 虫 | 80 | 100 | HP吸収1/2 | 回復効果が優秀だが、範囲は微妙。 |
| とびかかる | 虫 | 80 | 100 | 攻撃↓100％ | きゅうけつと選択。追加効果は便利。 |
| はたきおとす | 悪 | 65/97 | 100 | 持ち物排除 ＋威力1.5倍 | 追加効果が優秀。一部の専用アイテム持ちには効果が薄い。 |
| ふいうち | 悪 | 70 | 100 | 優先度+1 | とどめに使える先制技。タマゴ技で再習得。 |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
| ちからをすいとる | 草 | 100 | 対象の攻撃実数値分自身のHPを回復した後、攻撃も1段階下げる強力な回復技。 | ||
| ねむりごな | 草 | 75 | 積みの隙を作れるが、草タイプやぼうじんなどに無効。 | ||
| しびれごな | 草 | 75 | 晴れ型以外での素早さ確保、妨害用。草タイプや電気タイプ、ぼうじんなどに無効。 | ||
| どくどく | 毒 | 90 (必中) | 耐久型対策に。毒タイプなので必中。 | ||
| アンコール | 無 | 100 | ようりょくそなら先制で変化技等を縛って積みの隙を作れる。 | ||
| リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理ダメージを軽減。ひかりのかべは覚えない。 | ||
| せいちょう | 無 | - | 晴れ時には攻撃・特攻を2段階上げる。強力な積み技だが、耐久が低く積むタイミングが難しい。 | ||
| つるぎのまい | 無 | - | 物理限定だが、非晴れ時でも使える積み技。ふいうちと相性がよい。 | ||
| こうごうせい | 草 | - | 決して打たれ強くはないが、晴れ時にはかなりの回復量が見込める。 | ||
| みがわり | 無 | - | ピンチ系きのみと併せて。しびれごなやアンコール、ふいうちとも相性がよい。 | ||
| いえき | 毒 | 100 | 相手の強力な特性を掻き消す。ダブルではデメリット特性の味方にも。 | ||
| 採用率の低い技 |
テラスタル考察
| タイプ | 主な技 | 解説 |
|---|---|---|
| 無 | のしかかり テラバースト | 解説 |
| 炎 | ウェザーボール(晴) テラバースト | 対氷鋼。晴れ下なら水は実質等倍。最有力。 |
| 水 | ウェザーボール(雨) テラバースト | 炎に対して攻防ともに有利。ただし晴れパではテラバーストの威力が半減するため相性が悪い。 |
| 電 | テラバースト | 麻痺無効。 |
| 草 | ソーラービーム パワーウィップ | タイプ一致技の強化。粉技耐性を維持する。 |
| 氷 | ウェザーボール(雪) テラバースト | 対ひこう。炎が一貫する。 |
| 闘 | テラバースト | 飛行とエスパーが一貫する。 |
| 毒 | ヘドロウェーブ ヘドロばくだん どくづき | タイプ一致技の強化。 |
| 地 | テラバースト | 一致技＋晴ウェザーボールを1/4以下にするヒードランに。氷が一貫する。 |
| 飛 | テラバースト | 氷が一貫する。 |
| 超 | テラバースト | 解説 |
| 虫 | きゅうけつ とびかかる テラバースト | 対エスパー。炎と飛行が一貫する。 |
| 岩 | ウェザーボール(砂嵐) テラバースト | 対炎氷飛。弱点と耐性がいくつか入れ替わる。 |
| 霊 | テラバースト | 対エスパー。フェイントやしんそくなどを無効化。 |
| 竜 | テラバースト | 炎を半減し、水草電への耐性を維持するが、氷が一貫する。フェアリーは呼びにくい。 |
| 悪 | はたきおとす ふいうち テラバースト | 対エスパー。いたずらごころ耐性の獲得。 |
| 鋼 | テラバースト | 炎が一貫するが、それ以外の弱点は半減になる。 |
| 妖 | テラバースト | 解説 |
| ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
ようりょくそ特殊アタッカー型
特性：ようりょくそ
性格：ひかえめorおくびょう
努力値：CS252
持ち物：いのちのたま/きあいのタスキ
確定技：ソーラービームorエナジーボール/ヘドロウェーブorヘドロばくだん/ウェザーボール
優先技：アンコール/ふいうち
選択技：せいちょう/ねむりごな/ちからをすいとる
晴れ下で上昇した素早さから範囲の広い特殊火力で制圧していくエースアタッカー。
種族値上はA＞Cだが、どく技の威力や、晴れと相性の良いソーラービーム・ウェザーボールの存在で勝る。
自分で晴らす余裕はないので、コータス・キュウコンら特性ひでりのポケモンとのセット採用が主。
確定技3種で等倍を取れないのは炎×毒?や炎×霊、ヒードラン、ドラパルト等。
また残り1枠がせいちょうやねむりごなだとほぼフシギバナの劣化となる。
ヘドロウェーブの威力だけではほとんど差別化できないので、あちらが覚えないアンコールやふいうち等を優先したい。
| 型サンプル |
物理型
特性：ようりょくそ
性格：いじっぱり
努力値：A252 S調整 残りH
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりハチマキ/ラムのみ/たつじんのおび/いかさまダイス
確定技：パワーウィップorリーフブレードorタネマシンガン/どくづき/ふいうち
攻撃技：はたきおとす/とびかかる
変化技：つるぎのまい/ねむりごな/アンコール/みがわり/ちからをすいとる
使いやすい物理技をメインにしたアタッカー。
ふいうちやつるぎのまいで晴れに依存せず戦える。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ウツボット
- 注意すべき点
- 晴れ下ではようりょくそにより倍速化。高い火力で殴ってきたり、豊富な搦め手でサポートを行ってくる。
初見ではアタッカーかサポーターか分かりづらい。
いずれもウェザーボール・ふいうち・ちからをすいとる等厄介な技を持ち、一致技や状態異常の対策だけでは不充分。
- 対策方法
- 種族値自体は低水準。晴れていなければ素早さが上がらず、耐久も低めなので先手で大打撃を与えやすい。
物理技の採用はふいうちなどごく一部なので、特防が高めのほうが安定する。
一致技の抜群範囲が狭く、はがねへの有効打はウェザーボール・テラバーストのみ。もらいびヒードランなら地面テラスでもない限りほぼ確実に受けられる。
ふいうちや粉技・ちからをすいとる等の妨害技はみがわりで躱せる。アンコールには注意。