インテレオン - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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インテレオン

No.0818 タイプ:みず
通常特性:げきりゅう(最大HPの3分の1以下で、水タイプの技の威力が1.5倍)
隠れ特性:スナイパー(攻撃が相手の急所に当たった際のダメージ1.5倍が更に1.5倍(=2.25倍)になる)
体重:45.2kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速特殊水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
インテレオン70856512565120530げきりゅう/スナイパー
ゲッコウガ72956710371122530げきりゅう/へんげんじざい
テツノツツミ568011412460136570クォークチャージ
ウネルミナモ99839112583109590こだいかっせい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第八世代のみず御三家。典型的な高速特殊アタッカー。
エースバーンをぴったり抜ける素早さと、みずタイプの一般ポケモンではアシレーヌに次ぐトップ2タイの特攻を持ち、一貫性の高い一致技を上から押し付けるのが得意。
攻撃種族値も最低限あり、先制技を豊富に習得するので両刀気味な運用にも向く。元より防御面は低く、割り切って下降補正をかけても確定数は変わりづらい。

一方で単タイプであるため、一致技以外の火力に少々不安が残る。またふるいたてるが没収されたため、特殊方面の積み技が存在しない。
サブウェポンの範囲もそこまで多くなく、良くも悪くもクセがない淡白なアタッカーになりがち。
ゲッコウガテツノツツミ等、水特殊アタッカーとしてのライバルも前環境より増えているため、それらとの差別化を考える必要がある。

第九世代ではキョダイマックスを失い、がんじょうばけのかわを貫けなくなった。
技方面ではちょうはつ、ひやみずを新規習得。エアカッターも習得したが、相性の良いきあいだめを失ったためスナイパー運用は厳しいか。
DLCではしんくうは、クイックターンを新規習得し、ねっとう、ウェザーボールを再習得した。
失った技は前述のきあいだめのほか、スケイルショット(技マシンで習得不可)、ふるいたてる。技による特攻の強化手段がなくなった。



特性考察

げきりゅう
HPが1/3以下になるとみず技の威力が1.5倍。お馴染み御三家の専用特性。ヒヤッキーは不在。
耐久が低いので、タスキやみがわりを使用して発動させる。
持ち物も組み合わせれば半減でも受けが成立しないレベルの火力が出る。
隠れ特性のスナイパーが専用構築向けなこともあり、普通の構成ならこちらが優先される。
スナイパー
隠れ特性。急所によるダメージを更に1.5倍に。つまり急所に当たると2.25倍。
急所に当たりやすい技はねらいうちとエアカッターのみ。
第九世代ではきあいだめを覚えられないため、能動的に生かすなら味方のサポートはほぼ必須。
藍の円盤で味方全体(使用者以外)の急所ランクを上げるドラゴンエールが追加。ダブルバトルでなら初動確定急所も容易となり扱いやすくなった。
ただしきあいだめとは重複せず、非ドラゴンタイプへの急所ランク上昇は+1止まりなので注意。
ちなみに確定急所にするには、きあいだめに加えて上記急所技またはピントレンズが必要。

技考察

特殊技タイプ威力命中効果解説
ねらいうち80(120)100急所ランク+1
引き寄せ効果無効
タイプ一致専用技。よびみず?に妨害されないのでダブルで選択肢に。
水技無効化効果までは無視できないので注意。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高火力の水技。命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。ダブルでは周囲全体を巻き込む。
だくりゅう90(135)85命中↓30%タイプ一致技。追加効果が優秀だが、命中不安。
相手2体対象の範囲技なのでダブルバトルでの採用が主。
ねっとう80(120)100火傷30%一致技。追加効果が優秀。御三家で唯一再習得した。
みずのちかい80(120)100-ダブル向け。速いので虹・湿原の発動を狙いやすい。
ねらいうちと同じくよびみず?で引き寄せられない(無効化はされる)。
ふぶき11070凍り10%草・飛行・竜への打点。高威力だが命中不安。雪で必中。
れいとうビーム90100凍り10%命中安定。
こごえるかぜ5595素早↓100%追加効果が優秀。ダブルでは相手2体に命中するためより有用。
あくのはどう80100怯み20%対霊超。イダイトウドラパルトに。怯みを狙いやすい。
シャドーボール80100特防↓20%対霊超。悪が等倍であるハバタクカミブリムオンなどを意識するならこちら。
エアスラッシュ7595怯み30%対草・格闘・虫。怯みを狙いやすい。
エアカッター6095急所ランク+1スナイパーなら火力を引き上げやすい。ダブルでは相手全体攻撃。
しんくうは40100優先度+1珍しい特殊先制技。ゴーストに無効。
C188振り以上でテツノツツミが確定2となり、後出しを許さなくなる。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
テラスタイプがステラなら威力100・使用後AC↓に変化。
物理技タイプ威力命中効果解説
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ不利対面から撤退。火力は低いが、特性で無効化されない。
クイックターンと選択。
クイックターン60(90)100自分交代攻撃しつつ不利対面から撤退。少しでもダメージを稼ぎたいなら。
アクアジェット40(60)100優先度+1タスキ潰しやミリ耐えのとどめに。げきりゅうと相性が良い。
こおりのつぶて40100優先度+1威力は低いものの、相性や特性で無効化されず、氷4倍のスカーフ竜に刺さる。
ダブルでは味方のじゃくてんほけん発動にも。
ふいうち70100優先度+1先制技。威力はあるが、相手が攻撃技を選択していないと失敗する。
変化技タイプ命中解説
みがわり-相手の変化技の躱しに。げきりゅうとも高相性。HPを4nにしてサンのみ発動にも使える。
みずびたし100相手を単水タイプに変える。主にダブルでの支援用に。特性に依存しない水タイプでは最速の使い手。
水無効特性やテラスタルで無効化される点には注意。
ちょうはつ-変化技を封じる。耐久型対策の定番。速いので使いやすい。
リフレクター-物理攻撃を半減する壁。素早さが高いので多くのポケモン相手に先手で張れる。
ひかりのかべ-特殊攻撃を半減する壁。素早さが高いので多くのポケモン相手に先手で張れる。
+  採用率の低い技

テラスタル考察

タイプ主な技解説
ハイドロポンプ
ねらいうち
なみのり
アクアジェット
メインウェポンの強化。
ふぶき
れいとうビーム
テラバースト
くさドラゴン。水技との補完に優れる。
弱点は多くなるが、炎と岩は水技がある。
テラバーストみずひこう。高速アタッカー気質なのでまひで機能停止しなくなるのが強み。
弱点のじめんは水技で返り討ちにできる。
エアスラッシュ
エアカッター
アクロバット
対草。電気は一貫する。
シャドーボールしんそく対策。シャドーボールでハバタクカミを撃つなら。
あくのはどうゴーストエスパーいたずらごころ対策。C252振りで無振りドラパルト確1。
テラバーストでんき。草が一貫する。
テラバースト対地面・電気・草。水への打点も強化し粉技無効。
テラバースト草に耐性を得り電気も等倍に。炎・岩は呼びづらいが飛行だけには注意。
テラバースト対格闘及び一部のドラゴン。元のタイプとは弱点が大きく変わる。
テラバースト対草。
テラバースト対草。毒無効。
テラバースト
しんくうは
先制技の強化に
テラバースト電気、草半減。ダブルでドラゴンエールを受けてスナイパー型のお膳立てに。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。
+  使用率・採用率の低いテラスタル

型考察

特殊アタッカー型

特性:げきりゅう
性格:おくびょうorひかえめorむじゃき
努力値:CS252
持ち物:ヤタピのみ/しんぴのしずく/いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:ハイドロポンプorなみのり
優先技:みがわり/エアスラッシュ/れいとうビーム/あくのはどう
選択技:とんぼがえりorクイックターン/こごえるかぜorマッドショット/ふいうち/アクアジェット

基本的な特殊アタッカーの型。物理技も使いたい場合はむじゃきを選択。
単なる高速アタッカーとしての撃ち合いは勿論、きあいのタスキ発動や先手みがわり連打によってげきりゅうを発動できる。

れいとうビームは4倍弱点の強豪が多く、水の補完としても優秀。
なお、カイリューに対してはマルチスケイルによりC252ふぶき@いのちのたまでも乱数1となり、ふいうち等よりも優先度が高いしんそくで上を取られるので分が悪い。

スナイパー型

特性:スナイパー
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:CS252をベースに調整
持ち物:ピントレンズ/しんぴのしずく/いのちのたま/きあいのタスキ/サンのみ
優先技:ねらいうち
攻撃技:なみのりorハイドロポンプ/エアスラッシュorエアカッター/れいとうビーム/あくのはどうorシャドーボール/ふいうちorアクアジェット
変化技:みがわり/バトンタッチ

急所命中時の高火力を活かし、相手の耐久ランク上昇や壁を無視して攻める型。
ねらいうちとピントレンズ(それぞれ急所ランク+1)・サンのみや味方からのバトンきあいだめ(それぞれ急所ランク+2)を併せて戦う。
急所ランク+1で12.5%、急所ランク+2で50%、急所ランク+3で確定急所となる。

ねらいうち+ピントレンズの場合、積みや起点作成なしにいきなり襲いかかれるため対処されにくい。
ただし急所率50%が信用できる数値でないことは忘れずに。

壁貼りサポート型

特性:げきりゅう
性格:おくびょう
努力値:HS252 でC調整
持ち物:ひかりのねんど/しめったいわ/きあいのタスキ
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
攻撃技:とんぼがえりorクイックターン/ハイドロポンプorなみのりorねらいうち/れいとうビーム/あくのはどうorシャドーボール/こごえるかぜorマッドショット
変化技:あまごい/みがわり/こうそくいどう/みずびたし

高い素早さを活かした先発壁貼りサポート型。
多くの相手の上を取れるが、スカーフによる奇襲に弱い。

退場技がとんぼがえり・クイックターンのみ。素早いため後続の無償降臨は狙いにくい。
そのため、ある程度Cに振って壁貼り後はアタッカーに転じるのも手。

耐久調整については、H236振りでHP実数値175となり、H16n-1調整が可能となる。
Hに220以上振っていると陽気ガブリアスのげきりんが確定耐えでき、対面で上からリフレクターが貼れるならあと2回動ける。

壁貼りついでに雨を降らせて相手の天候を妨害、自身も火力を発揮しつつ、ぼうふう・かみなりを使う後続のサポートができる。
みずびたしを覚えるが、テラスタル中の相手には無効化されるため、どうしてもテラスタルを強要したいでもなければ使い所が難しい。

物理アタッカー型

特性:げきりゅう
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:カムラのみ/しんぴのしずく/いのちのたま/きあいのタスキ
確定技:たきのぼりorアクアブレイク/とどめばりorつるぎのまい
攻撃技:とびはねるorアクロバット/とんぼがえり/ふいうち/アクアジェット/こおりのつぶて
変化技:みがわり

特殊受けを誘いやすいことを逆手に取った物理型。
アーゴヨン不在のため、とどめばりを覚えるポケモンでは最速。

死にかけの相手に繰り出し、とどめばりで一気に攻撃アップを狙いたい。
Aが3段階以上上がっていれば、ふいうちでドラパルトを確1。ただし無補正不一致イカサマで耐久無振りインテレオンが最低乱数以外で落ちる。
一応つるぎのまいでも、H4振りドラパルトが中乱数(56.2%)に。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対インテレオン

注意すべき点
典型的なみずタイプの高速アタッカー。
特性スナイパーを活かした急所戦法を使う型もおり、積むタイプの耐久型では受けきれない。
ダブルではねらいうちにより、このゆびとまれ戦法を破綻させてくることも。
対策方法
水技以外の威力は高くないので、水を半減以下にできるポケモンで受けると良い。麻痺にするのも有効。
耐久は低いので、弱点のでんきくさの技で反撃すれば簡単に倒せるだろう。
きあいのタスキの採用率が高めなので、事前にステルスロックなども撒いておきたい。
ゴリランダーならA特化グラススライダーでH252振りまでなら確1。

外部リンク