タギングル - ポケモン対戦考察まとめWiki|前世代(ソード・シールド)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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タギングル

No.0945 タイプ:どく/ノーマル
通常特性:かるわざ(持ち物がなくなると素早さが2倍になる)
     どくしゅ(接触技で攻撃した相手を30%の確率でどく状態にする)
隠れ特性:いたずらごころ(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する。)
体重  :27.2kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速物理毒HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
タギングル6395658072110485かるわざ/どくしゅ/いたずらごころ
オオニューラ80130604080120510プレッシャー/かるわざ/どくしゅ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/エスパー
いまひとつ(1/2)くさ/むし/どく/フェアリー
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

唯一のどく×ノーマル複合。半減以下5、弱点2と耐性は非常に優秀、しかし耐久は低い。
種族値だけ見れば物理寄りの高速両刀アタッカーで、一致技の威力も十分だが、抜群範囲が壊滅的に狭く純粋なアタッカーは荷が重い。
ミミッキュハバタクカミの一致技を同時に半減以下にできる貴重な存在ではあるが、こちらからも大した有効打が無い。
耐久が低いので半減でも小さなダメージで収まらず、サブウェポン次第で返り討ちに遭う危険も大きい。
なお、他に同様の特徴を持つのはカエンジシのみ。

最大の武器は隠れ特性のいたずらごころ。優秀な変化技も豊富なので相性良好。
専用技・うつしえは相手の特性を自身と味方に上書きするというもので、ダブルでのコンボパーツとして独自の需要を持つ。
特性に依存しない、或いはデメリット特性持ちのエースの隣に配置しておくと、相手の強力な特性を強く牽制できる。
変化技であり、かつ発動までは高速ないたずらごころ持ちのため、先制の集中攻撃で落とされる心配も小さめ。ねこだましには注意。
ケッキングリククラゲ等のデメリット特性を消しつつ、相手の強力な特性をコピーできれば理想的。

ほかのいたずらごころとの習得技比較はイルミーゼのノートにあります。



特性考察

かるわざ
持ち物を失うと素早さが2倍。悪くはないが、変化技で先手を打つならいたずらごころの方が確実。
あくに変化技を通したい場合や、最低限はある火力も活用したい場合に。
なげつけるを習得するので能動的に発動も可能。その場合は隙を最小限にするために怯ませる道具を推奨する。
ダブルで使う場合はシード系+メイカー系特性で即座に発動するのが楽。
変則的ではあるが、いばる+ものまねハーブと組み合わせれば相手を混乱させた後にアタッカーになれる。
どくしゅ
直接攻撃を当てると、確率で毒状態にする。不安定かつ発動しても決定打としては弱い。
元々毒状態にする接触技を使用した場合、元の技による付与が判定されてからどくしゅが判定される。
よって、どくづきで毒状態にできる確率は51%、どくどくのキバは猛毒の確率が50%、毒状態は15%となる。
確率としては悪くないが、単に猛毒状態にするだけなら必中のどくどくを覚える。
耐久が低いので試行回数も稼ぎづらく、採用するならみがわりなどのお膳立てが必要。
いたずらごころ
隠れ特性。変化技を優先度+1で出せるが、相手のあくタイプに無効化されるようになる。
妨害系の技を豊富に習得し、抜群範囲の狭さなどの短所もカバーしやすくなるので基本はこれ。
特にすてゼリフとの両立は他にオーロンゲのみ。
どくどく、バトンタッチと両立可能なのはタギングルのみなので、他の同特性持ちと差別化しやすい。
あまり習得しないが、自分や味方を対象にする技の場合は対面があくでも無効化されない。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
ダストシュート120(180)80毒30%タイプ一致技。命中不安。
どくづき80(120)100毒30%タイプ一致技。命中安定。
どくどくのキバ50(75)100猛毒50%タイプ一致技。攻撃しつつ猛毒を狙える。
すてみタックル120(180)100反動1/3タイプ一致技。高威力で等倍範囲が広いが反動が痛い。
イカサマ95100-相手の攻撃力を利用してダメージ計算。物理型相手に。いばると相性が良い。
はたきおとす65/97100道具排除ゴーストに通るサブウエポン。サポート用にも。
じごくづき80100音技封じゴーストに通るサブウエポン。ダブルで強力な音技対策にも。
シャドークロー70100急所ランク+1貴重な霊妖複合への耐性を活かせる有効打。ただし威力は物足りない。
陽気A極振り+命の珠でようやく無振りハバタクカミが確定1。
けたぐり20-120100相手の体重依存対鋼。威力は相手依存で不安定。
シザークロス80100-対エスパー。
はいよるいちげき7090特攻↓100%対エスパー。攻撃性能はやや落ちるが追加効果が優秀。
とんぼがえり70100交代攻撃しつつ交代。一応いたずらごころ無効の悪に抜群。
とびつく50100S↓100%追加効果が優秀。後続の補助として。
アクロバット55/110100-消費アイテムやなげつけるとあわせて。
くさわけ50100素早さ↑100%バトン型ならとびつくやローキックよりも優先度が高い。
いかりのまえば-90-現在HPを半分にする。攻撃無振りでも削り用に使える。
がむしゃら-100HP依存削り技。タスキとあわせると使いやすいが呼ぶ霊に無効。
変化技ではない点に注意。
特殊技タイプ威力命中効果解説
ヘドロウェーブ95(142)100毒10%タイプ一致技。ダブルでは周囲全体攻撃。DLCで習得。
ヘドロばくだん90(135)100毒30%タイプ一致技。攻撃しつつ毒も狙える。
ベノムショック65/130
(97/195)
100相手が毒で威力倍タイプ一致技。いたずらごころ型のフォローに。
アシッドボム40(60)100特防↓↓100%特殊受けを流したり、火力の補強に。
テラバースト80(120)100-テラスタル時はタイプが変化。攻撃が高い場合は物理技に変化。
素がタイプ一致なので扱いやすい。
変化技タイプ命中解説
うつしえ100自身と味方の特性を、相手の特性で上書きする。味方をコピー元に選ぶことはできない。
自身がとくせいガードを持っていれば味方のみ特性を変更することも可能。
細かい仕様は後述。
ゆびをふる-運次第だが、いたずらごころだと攻撃技を先制技として扱える。
何らかの攻撃技が出る確率は約2/3。あくタイプにはどんな技が出ても失敗するので注意。
ちょうはつ100変化技対策。撃たれる前に撃てれば強力。
アンコール100起点作り。先制で発動できるため使いやすい。
みがわり-補助技対策や様子見。
バトンタッチ-上昇した能力値を後続に引き継ぐ。
つるぎのまい-攻撃強化。純粋なアタッカーとしては使いづらいので、バトン用。
わるだくみ-特攻強化。こちらもバトン用。
すりかえ-こだわり系などを押し付けて妨害。
どくどく90
(必中)
タイプ特性により必中。現環境のいたずらごころでは唯一の使用者。
すてゼリフ-相手の攻撃と特攻を1段階下げて手持ちに戻る。みがわりを貫通する。
まねっこ-直前に出た技を真似して使う。ふきとばしなど真似できない技もある点に注意。
いたずらごころ+まねっこは他にリオルのみ。
いばる85妨害技。みがわりやイカサマとあわせて。様々なコンボに使用可能。
専用技うつしえについて
  • 対象にできるのは相手のみ。ダブルでも味方は選択できない。
  • 対象がばけのかわなどのコピーできない特性の場合や、みがわり状態の場合は失敗する。
  • いたずらごころの場合、あくタイプ相手も失敗する。
  • 味方が上書きできない特性の場合やとくせいガードを持っている場合はもう一方のみ上書き。両者とも上書き不可の場合は失敗する。
  • まもる状態やマジックコート状態を貫通する。
  • おうごんのからだは対象にできない。ただし、味方のおうごんのからだを巻き込んで上書きすることはできる。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
テラバースト格闘が弱点になってしまう上、ノーマルは弱点を突けないので非推奨。
テラバースト火傷無効だが、元々アタッカー適性はあまり高くない。
テラバースト解説
テラバースト麻痺無効。地面弱点が一貫する。
テラバースト粉技無効。
テラバースト解説
テラバースト解説
ダストシュート
どくづき
ヘドロばくだん
アシッドボム
一致技の威力上昇に。アシッドボムの威力は60(120)に上昇。
毒・猛毒無効とくろいヘドロの恩恵を維持する。
テラバースト解説
アクロバット
テラバースト
地面を無効に。採用率はシングル・ダブル共に高い。
テラバースト解説
とんぼがえり
テラバースト
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
イカサマ
はたきおとす
エスパー無効。相手のいたずらごころも無効にする。
テラバースト解説
テラバースト解説

型考察

バトンタッチ型

特性:いたずらごころ/かるわざ
性格:しんちょう/おだやか/わんぱく/ずぶとい
努力値:HD252 or HB252
持ち物:くろいヘドロ/能力上昇実/じゃくてんほけん
確定技:バトンタッチ/わるだくみorつるぎのまい
選択変化技:みがわり/アンコールorちょうはつ/どくどく/おだてる/まもる
選択攻撃技:いかりのまえば/イカサマ/アシッドボム

数少ないいたずらごころバトンタッチの持ち主。
主要な動きは相手を対象に取らないため、悪タイプのいたずらごころ無効にかからず、仕事をしやすいのが強み。

耐久数値は低く、どちらかの耐久に特化して、ようやく等倍技を耐えて動く余裕が出てくる程度。

ダブルバトルでは、特性かるわざで違った動きができる。
味方のじならしによって攻撃・特攻↑↑+素早さ↑とアタッカー向けの上昇をするため、引き継ぐ相手次第では一考。

素早さは無振りで最速67族、準速78族と同速。
先制技が気になるなら多少素早さに振るのも手。

妨害サポート型

特性:いたずらごころ
性格:しんちょう/おだやか/わんぱく/ずぶとい
努力値:HD252 or HB252
持ち物:くろいヘドロ/レッドカード
選択変化技:みがわり/アンコールorちょうはつ/どくどく/すてゼリフorバトンタッチ/おだてる/まもる
選択攻撃技:いかりのまえば/イカサマ/アシッドボム

現環境のいたずらごころ持ちとしては唯一のどくどく使い。
他にもいたずらごころ持ちとしては現状唯一の技が多い。

実際の動きとしては、先発で出して対面にどくどくを撃ち、みがわりで様子見を行い、
相手が積む様ならアンコールで都度縛り、頃合いを見てすてゼリフで退散、という具合。
複数匹に毒を入れられれば儲けもの。
ただし毒無効のポケモン(毒タイプ、鋼タイプ、状態異常無効特性)や悪タイプには注意。

【ダブル】うつしえサポート型

特性:いたずらごころ
性格:しんちょう/おだやか/わんぱく/ずぶとい
努力値:HD252 or HB252
持ち物:だっしゅつボタン/メンタルハーブ/オボンのみ/とくせいガード
確定技:うつしえ
選択変化技:アンコールorちょうはつ/どくどく/すてゼリフ/おだてる/まもる/すりかえ
選択攻撃技:いかりのまえば/はたきおとす/アシッドボム

叩き台。
うつしえでデメリット特性持ちのポケモンをサポートする。
主にケッキングが相方として選ばれる。

うつしえを使った後は自分もいたずらごころを失う点に注意。
S無補正無振りの場合、実数値は130で最速67族(アーマーガアスリーパー)や準速イダイトウと同速。
引き続き先制サポートを任せたい場合はとくせいガードを持たせるとよい。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対タギングル

注意すべき点
いたずらごころ持ちでは最速。
積み技バトンに必中どくどく、アンコールやちょうはつなど多彩な補助技を使いこなす。
ダブルではうつしえで、こちらの強力な特性を自分と味方にコピーしてくることも。
対策方法
耐久は低く、火力も一致技の抜群範囲が狭いのでアタッカーとしては高い部類では無い。
いたずらごころからの搦め手を無効化出来ればほぼ問題無し。あくならイカサマも半減できる。
変化技を封じるサイコフィールドやサーフゴーでの対応もよいが、後者はあく技を搭載されていると落とされるリスクも。

外部リンク